桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

佐野熊鷹山・丸岩岳

2015-11-30 14:49:38 | 山歩き情報
2015年11月27日、佐野市の熊鷹山から丸岩岳に行って
きました。県道201号線から小戸川沿いの林道に入って、
行きついた所の登山口から熊鷹山へ登り、尾根道を丸岩岳
へ回って戻ってきました。全行程4hでした。


登山口です。車が何台か置けるスペースがありました。
実は、201号線から曲がるのを間違え真直ぐ進んで
しまったり、ここまでの林道が相当荒れたりしていた
こともあって、1hも時間ロスをしてしまいました。


登山道は小戸川という渓流に沿って続いていました。その
川には幾つも滝があって、ここは「まな板の滝」と表示され
ていました。


また、川の淵にはワサビ田がありました。ただ、柵を越えて
入った鹿に食い荒らされている所が幾つもありました。


これは「五段の滝」。右側の断崖に道が付いてているのが
分かりますか。


これは、「十一本杉」と名付けられた、杉の大木が並んだ
所です。


「小坂の滝」という所で、かなりの高所から下を見下ろす
形で、恐々な思いで撮りました。


こちらは「さらさ釜の夫婦滝」と名付けられた、静かな
滝でした。


これは「夫婦杉」。この後、谷間の急斜面を尾根に
向かって上っていきます。川も気が付かない内に
消えていきました。


周りは皆葉を落としてしまった木々ばかりの中で、僅かに
黄葉を見せている木に会いました。


斜面を上る途中、木々の間に丸岩岳が見えてきました。


やっと熊鷹山と丸岩岳を結ぶ尾根に出ました。ここを右に
行くと熊鷹山、左が丸岩岳になります。冷たい風にもの
すごく吹かれました。


尾根の分岐点から急坂を上って熊鷹山頂上(1,169m)に
着きました。風は強かったですが、いい天気でした。後は
袈裟丸山の方向。その右は日光方面で、前日に見舞われ
た雪で白くなっていました。


目を少し左に向けると、赤城山が見えました。この後、
尾根道を下りて、丸岩岳に向かいました。


丸岩岳頂上(1,127m)にきました。周りは木々に囲まれ、
視界が開けていませんでした。


丸岩岳からの下りの道も相当勾配があって、その上木の葉
が積み重なり、大変でした。


ずうっと下ってきて小戸川が見えてきました。もうすぐ
分岐点に出ます。


分岐点まで下りました。左が丸岩岳からの道、往きは
真直ぐ進んで熊鷹山へ向かいました。


「五段の滝」がよく見えたので、もう一度撮ってきました。

熊鷹山、今まで根本山から何回か行きましたが、今回初めて
佐野側から登りました。距離はさほどありませんが、道が
上下とも急で、荒れてもいてちょっと大変な思いをしました。
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大田原市御殿山紅葉まつり

2015-11-18 15:52:55 | ブラ歩き情報
2015年11月16日、大田原市の佐久山地区の御殿山公園
で開催していた紅葉まつりを見に行ってきました。


県道52号線から少し入った所の御殿山公園入口です。
たくさんの人が次から次へと訪れていました。


城跡が公園になっていて、そこにカエデの木がたくさん
ありました。


カエデの木の下を上って行きました。


上り切った本丸跡みたいな広場から下に向かって撮りま
した。


この地は、赤いカエデが多かったです。
紅葉まつりの後、せっかくきたので付近を見学していく
ことにしました。


国道461号沿いの「道の駅那須与一の郷」に並行する
形であった重文那須神社にきて、参道を歩き始めました。


楼門近くまできました。


色鮮やかです。


社殿、その前の燈籠は時代を感じさせるものでした。


庇の所には、壺を挟んで人が何かをしている彫刻があり
ました。どんな意味があるのでしようか?面白いですね。


戻りに楼門を通った時天井を見上げたら、天女の絵があり
ました。


次に黒羽エリアの紅葉の名所雲厳寺に行きました。寺が
近くになったら紅葉がいっぱい出てきて、たいへんきれい
でした。ここも、たくさんの人が訪れていました。


山門の前に川が流れていて、赤い橋が架かっていました。


橋の上から川の流れを撮りました。


いかにも禅宗(臨済宗)のお寺らしい山門でした。


仏殿です。背景の紅葉がきれいですね。


これは、左手奥にあった平和観音堂です。


平和観音から戻る形で境内を撮りました。右が通ってきた
山門です。立派です。


右の方へ歩いて行き、庫裏の前にあったカエデ。それこそ
真っ赤に染まっていました。


さらに右奥、裏門の方へ歩いて行くと静かに佇んでいる
三仏堂を見ることができました。


寺の前の道路近くまで下りてきました。


道路から裏門を撮りました。この辺りも紅葉がいっぱい
でした。


雲厳寺を後にして道を戻る形で芭蕉公園にきました。
そして、写真の真ん中辺りを左に入ってすぐの所の
芭蕉の館に行きました。


芭蕉の館の庭園です。


館の前の道を歩いてきて振り返って撮りました。


左の方へ回り込んで撮りました。カエデの葉が赤い
絨毯状に広がっていて、とてもきれいでした。


戻りかけて館の傍を通ったとき、ツツジみたいな花が一つ
だけ残っていたのに気が付きました。何の花でしょう?


次に、芭蕉公園に隣接して手前にあった大雄寺に寄りま
した。


参道途中で童子を抱いた観音様を見ました。珍しいですね。


こちらは十六羅漢様です。


境内近くまできました。


境内に入る所です。


本堂は藁葺屋根の質素な、飾り気のない佇まいを見せた
ものでした。


境内に、ハンカチの木と表示されている木がありました。
葉を全部落としてしまい、丸い実のみ残っていました。


これは本堂横手にあった禅堂へつながる回廊。行く手に
魚板がぶら下がっているのが分かりますか?


境内の紅葉。


駐車場へ向かう外周道路の紅葉。

今回御殿山の紅葉に出かけたのですが、思いかけず雲厳寺
もすばらしかったので、何だか得をしたような気分になりまし
た。大田原市、芭蕉にまつわる史蹟など、まだまだ見る所も
あくさんあるみたいで、興味がわきますね。
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桐生鳴神山

2015-11-14 13:33:51 | 山歩き情報
2015年11月11日、桐生市川内町の鳴神山へ行ってきま
した。駒形から鳴神山頂上へ上り、赤柴回りで下りてきました。
所要時間3.5hでした。


登山口の広土橋手前では、付近がすでに紅葉に染まって
いました。


反対側の道端には、不動明王でしょうか、ひっそりと
古い石像が佇んでいました。


広土橋を渡った所の風景です。前方の山も紅葉していま
した。


杉林の間をずうっと上って、それが尽きる辺りから周りに
紅葉した木々が増えてきました。


写真に見えている岩の間を上ってきて、振り返って撮りま
した。今年8月にレンゲショウマを撮った所です。


肩の広場に出る、最後の急坂を上っているとき、足元に
大きなモミジが落ちていました。それこそ、天狗のうちわ
ですね。


道の上から紅葉を撮りました。この急斜面には、特に赤い
カエデが多く集まっているいみたいでした。


桐生嶽頂上に着いて、東南の川内町方面を撮りました。


反対方向を撮りました。皇海山が見えています。


双耳峰の一方の仁田山嶽先にある第一展望台へ行って、
そこから撮った景色もすばらしいものでした。赤城山が
くっきりと見えました。


こちらは少し下った第二展望台からの赤城山です。


裏の肩近くまで下りてくると、黄葉のモミジを見ました。


裏の肩、椚田峠見えてきました。ここを、左へ折れて
赤柴へ下りていきます。


下り始めてすぐの左手谷間にすばらしい紅葉が…


ずうっと下りてきて杉林の道になると、杉に覆われた暗い
斜面の所々でこの黄色の葉を見ました。陽が差さないため
他には余り直物が育ったずこの木しかないので、ちょっと
異様な感じがしました。


最後、広土橋に戻って傍の紅葉を撮りました。

この日は、頂上へ着いたとき先着の人たちが盛ん山談義を
していました。話しが余りに面白かったので、思わず黙って
聞いてしまいました。それにしても、皆さん鳴神山が好きで
年に何度も登っているみたいでした。本当に好かれている山
ですねー!!
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赤城荒山・鍋割山

2015-11-08 10:53:17 | 山歩き情報
2015年11月6日、赤城山の荒山・鍋割山に行ってきま
した。オートレース場上の荒山登山口(森林公園南面登山口)
から、柴ノ広場・棚上十字路、避難小屋、荒山頂上へと上り、
荒山高原へ下り、鍋割山へ往復、荒山高原から南面を横切って
棚上十字路へ回り、元へと戻ってきました。約4.5hでした。


荒山登山口駐車場から、この日の終着点である鍋割山が
よく見えました。


駐車場傍の紅葉。出発前に見てから行きました。


進む内に、松林などの木々が途切れて鍋割山系の一つ
竃山でしょうか、進行左手に見えてきました。


前方に荒山が姿を現しました。棚上十字路はもうすぐです。


芝ノ広場にきました。ここを行き着いた所が棚上十字路
です。


棚上十字路です。右へ行くと赤城温泉、左は荒山高原。
直進が荒山へ向かう道になります。


荒山南面を東に回り込む形で上っている途中からの景色。
真ん中に鍋割山が見えていて、その向こうに榛名山、さらに
その奥に浅間山が見えました。


荒山東面の避難小屋へ着きました。ここから左へ、頂上を
目指して本格的に上って行きます。真直ぐは、小沼へ通じる
道です。


途中で「ひさし岩」と表示された視界が開けた岩場に出ます。


ひさし岩から、北東方面、桐生の方向でしょうか、目の前
に広がる空間を撮りました。


ひさし岩から少しばかり歩いて荒山頂上に着きました。


荒山頂上は木々に囲まれて見通しがよくありません。唯一
開けた北面方向を撮りました。左が地蔵岳、右が長七郎山
です。


荒山高原へ下りる途中で見えた鍋割山。この後、この
稜線を歩くことになります。


荒山高原から鍋割山を上り始めたら、たくさん生っている
木の実を見ました。ピンクはマユミみたいですが、黄色は
何でしょうか? 後に見えているのは荒山です。


上りの途中から下方にカラマツの群生がよく見えました。


火起山まで上ってきて、そこから西方の景色を撮りました。
真ん中の山が鈴ケ岳です。


竃山を過ぎると、ようやく鍋割山が見えてきました。


階段を下りかけた所で見た、この日最小の紅葉。小さい
ながら真っ赤に色づき、きれいでした。


鍋割山頂上に着きました。


頂上から南面の前橋方向を撮りました。逆光の中、キラキラ
と光っていました。


戻る途中、火起山手前で見た紅葉。殆ど皆葉を落として
しまった中、かすかに残ったものです。


駐車場へ下りる途中での紅葉。こちらは、この日最大の
紅葉でした。

この日は、快晴続きの三日目。紅葉はもう過ぎてしまい
ましたが、絶好の山日和。たいへん気持ちよく歩いて
こられました。こんな日は年間を通じてそんなにはあり
ませんね!!

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海野宿と信州の鎌倉

2015-11-01 10:41:33 | ブラ歩き情報
2015年10月29日、東御市の海野宿と信州の鎌倉と
称される上田市の塩田平および別所温泉へ行ってきま
した。


最初に海野宿に行きました。手前に鎮座する白鳥神社に
向かうと大きなカシノキが目に入ってました。


白鳥神社です。木曽義仲挙兵の地です。境内にも、神木
となる胴回り7mを超える大きなクスノキがありました。


社殿の横には、だいこく様・えびす様の祠がありました。


白鳥神社を出て、海野宿の始発点に立ちました。重伝建
の町並みです。


歩き始めのすぐ右側にあった媒(なかもち)地蔵尊。
縁結び地蔵ですね。


いよいよ本格的に重伝建を歩き始めました。こちらは
右側。


こちらは、左側。この風景を見たとき、ちょっと群馬の
小幡と感じが似ているかな、と思いました。あるいは、
白井宿とも。


屋根の「うだつ」、「気抜き」をご覧ください。


風情がありますね。まるで屋敷が結合して連続している
ように見えました。


雪に備えたのでしょうか、傾斜のある大きな屋根ですね。


町並みが行きついた所で折り返し撮りました。また趣が
異なりますね。
海野宿を後にして、次に上田市の塩田平の前山寺に向かい
ました。


前山寺駐車場に着いて、参道横手から前山寺に進むと
紅葉がきれいでした。


重文指定の三重塔です。


こちらが本堂みたいです。謂れの通り鎌倉のお寺の
雰囲気を醸しています。


こちらは参道を下りて行く途中にあった信濃デッサン館
です。


前山寺の入り口。本当はこちらから入って行くべきだった
のですね。横から行ってしまいました。


前山寺の次に塩田城跡に行きました。小さな山(茸山?)城
で、斜面を上って行くと「私有地につき立ち入り禁止の紙」
が。で、道別れした所の先にあった三島社を撮って、終わり
にしました。


次は、北条氏ゆかりの龍光院に行きました。山門の間に
見えている狭くて長い階段を上っていきました。後で分かっ
たことですが、寺前に駐車場があって、車で行けたのでした。


辿り着いた山門脇には、八角形をした羅漢堂がありました。


本堂横には、このような干支を絡めたお地蔵様がその数
だけあって、何となく心和ませてくれました。


これは、龍光院の脇の山中にあった風穴。「風穴まで
430m」の表示に気軽な気分で登ったのですが、これが
全くの登山道。ちょっと大変な思いをしました。


世界遺産の荒船風穴と同じような作りでした。ちょっと
小振りかな?


これは、その次ぎに行った塩野神社。鳥居の間に見えて
いるのは神橋。小さな流れの上に渡されていました。


二層の拝殿は珍しいと思いました。


塩野神社近くの中禅寺。こちらも北条氏ゆかりのお寺です。


仁王門を過ぎて、目の前にあった重文の薬師堂。


薬師堂裏には、石造五輪塔がありました。


京都の竜安寺を思わせる石庭もありました。
信州の鎌倉、塩田平はここまでで次に青木村の大法寺に
向かいました。


大法寺の本堂への道です。


本堂横から一旦車道へ出て、国宝の三重塔に向かう
のですが、その道脇にはいろいろな形の羅漢さまが
立っていました。


これが、国宝の大法寺三重塔。


裏の斜面に回ることができたので、逆光ですが撮りました。
大法寺の後、別所温泉に向かいました。


別所温泉の最初は、狭い道を上った所の常楽寺でした。
茅葺の本堂、いいですね!!


本堂脇にきれいな紅葉が。ここを通って奥へ進みました。


行った所の重文石造多宝塔。


常楽寺近くの別所神社へ行こうとしたのですが、
「スズメバチ危険」の通行止めで断念。


こちらは、その後向かった安楽寺。


やはり国宝の八角三重塔が見えてきました。


途中にあった、開山禅師の樵谷和尚と二代目幼牛和尚
の像(重文)。


こちらが、国宝の八角三重塔。全体を撮るのが難しく、
少し離れて撮りました。


安楽寺から近くの北向観音へ行きました。途中土産店
などが並び、観光気分が味わえました。


北向観音本堂前まできました。


こちらは「愛染カツラ」です。


こちらは医王尊瑠璃堂です。


北向観音の後、上田電鉄の別所温泉駅へ行き展示用に
留めてあった電車を撮ってきました。走っている電車も
遠くに見ましたが、なかなかいいもんでした。


その後、大湯地区へ回りました。これは、外湯の「大湯」
で、「木曽義仲ゆかりの葵の湯」の碑が立っていました。


その裏側の大湯薬師堂へ向かうところです。


大湯薬師堂です。歌碑公園になっていました。


横の池には仏像が佇んでいました。


最後に、戻る形で北向観音近くの「湯かけ地蔵」見て
きました。

今回たくさんの所を見てきましたが、同地まだまだ見所は
たくさんあるみたいです。機会あれば、また訪ねてみたい
と思います。

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