桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

前日光井戸湿原

2020-06-20 11:20:54 | 山歩き情報
2020年6月18日、前日光の井戸湿原に行ってきました。
足尾町から粟野町へ繋がる県道15号線の途中にある粕尾峠を
左折し、古峯神社へ向かう県道58号線を進み、途中で分岐する
支線に入り前日光ハイランドロッジへ到着。そこから横根山、
井戸湿原、象の鼻と歩いてきました。所要時間は3.0h弱でした。


出発点の前日光ハイランドロッジ前の風景です。


放牧地の柵沿いの道を歩き出すとすぐにニシキウツギが
咲いていました。ニシキウツギはこの後もいっぱい出て
きて、こんなにあるとは今まで気が付きませんでした。


足元でイワニガナが咲いていました。この日、至る所で
咲いているのを目にしました。


こちらはハルジオン。実際はもう少しピンク色に見えました。


横根山への登り口まできました。ここを右に入って行きます。


足元を見ればムラサキサギゴケですね、点々と散らばって
咲いていました。


20分足らず位で横根山頂上へ着きました。ツツジの時季は
ツツジでいっぱいの頂上ですが、今はもうまったくありません
でした。


そんな中、ハナニガナが咲いていました。


横根山頂上からずうっと下りてきて湿原入り口まで
きました。湿原はシカの防止ネットで囲まれています。


湿原内に入るとすぐに東屋(湿原荘跡)があって、そこから
眺めた景色です。坂を下りた底が湿原となっています。


キジムシロが咲いていました。


ニシキウツギも。きれいに咲いていたので近くに寄って
撮りました。


分岐まで下りてきました。標識の後ろに左への道があって、
それを行くとすぐ湿原中央の木道になるのですが、真っ直ぐ
の湿原外周の道を行きました。


大きな葉のバイケイソウがいっぱい出てきました。もう少しで
花が開きます。


こちらは沢の水辺に咲くオクヤマガラシです。


湿原中央を貫く木道に着きました。


木道の下にウマノアシガタ(キンポウゲ)が咲いていました。
その他の花はありませんでした。切り替わる時期ですので
しょうがありませんね!


木道が行き着いた所にタツナミソウが咲いていました。ここ
までも幾つかは見てはきていましたが。


少し行くと最初の分岐点です。ここから、また木道に戻って
象の鼻へ向かうことにしました。


最後の一輪だけレンゲツツジが残っていました。


こちらは同じく最後のワタスゲです。大分綿毛が飛んで
しまっていました。


湿原から上ってきて、この仏岩までくると象の鼻はもう
すぐ近くです。


イワニガナが固まって咲いていました。


象の鼻に出ました。展望台があります。


場所名の由来になった象の顔をした岩です。どうです、
そう見えますか?


展望台からの真正面の景色。皇海山や袈裟丸山の方向
です。


その右の景色。目の前に見えている山は方塞山、その
右奥の日光男体山は雲に隠れています。ハイランドロッジ
も僅かに見えました。


左の赤城山の方向です。同じく雲で見えませんでした。


ハイランドロッジへ戻る途中、午前中にはなかった牛の放牧
がされていました。傍を通ると、牛は近寄ってくるのでね。
ちょっと驚きました!

井戸湿原、花は切り替えの時期なので余り期待はしないで
出かけました。実際、その通りになったのですが、これから
しばらくすれば夏花が咲いてきます。できたら、またきたい
と思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤城荒山・鍋割山

2020-06-17 14:29:39 | 山歩き情報
2020年6月15日、赤城山の荒山・鍋割山に行ってきま
した。姫百合駐車場の登山口から荒山高原へ行き、そこから
荒山を上り、反対側へ下りて、荒山麓を回って荒山高原に戻り
ました。その後、鍋割山まで往復してきて、駐車場へ下山し
ました。所要時間は、5.5hでした。


姫百合駐車場傍の登山口です。ここを登り始めました。


登山口を一歩踏み込むと、いきなりマムシグサの姿があり
ました。カントウマムシグサでしょうか。


その先ではフタリシズカが咲いていました。


昨年の台風で荒れた道がすっかりよくなった、と感謝しな
がら歩いて行くと、(別の花の)保護ネット脇にササバギンラン
が咲いていました。


やがて岩場の道になり、風穴が出てきました。荒山風穴で、
風の出口の温度は15℃でした。桐生を出てくるときは既に
31℃もあったというのにです…


こちらは珍しい花、ツクバネソウです。


こちらは花が咲き始めたばかりで、小さく判別しづらい
のですが、多分ミヤマカラマツ。


荒山高原に出ました。右が鍋割へ続く山並み。荒山へは
左を登って行きます。


足元でウマノアシガタ(キンポウゲ)が咲いていました。


荒山が中腹を過ぎたころになるとレンゲツツジが現れました。
ちょっと花の数が少なく、咲き始めた処みたいです。


道の脇にちょっと視界が開けた展望広場があって、目の前
に鍋割山が大きく見えました。


道を先に進むとクサタチバナが咲いていました。荒山では
見るのは初めてでした。


道脇の樹木が途切れて荒山頂上部が見えてきました。


こちらはヤマツツジ。もう殆ど終わりを迎えています。


木の合間から三角形をした鈴ケ岳が見えました。


最後の岩場を慎重に上り切り、荒山頂上に着きました。


荒山頂上はそんなに見通しは良くないのですが、大きな
岩の見晴台があって、そこから景色です。霞に包まれて
子持山、小野子山が見えました。


頂上部はレンゲツツジが多く咲いていて、傍に寄って
大きく撮りました。


下山は上りと反対側(東側)へ下り、しばらくすると「ひさし岩」
という視界の開けた岩場に出ます。そこからの景色です(粕川
方面)。


岩にへばりつくようにしてキジムシロが咲いていました。


避難小屋のある十字路まで下りてきました。左は小沼方面
で、ここを右に曲がり棚上十字路へ向かいました。


荒山を横切るような形でずうっと歩いてきて、棚上十字路
へきました。ここをまた右へ行くと荒山高原へ戻ります。
真っ直ぐは芝の広場横を通って、赤城森林公園の駐車場
登山口まで下ります。


その芝の広場です。一回りしてきましたが、花はありません
でした。この後、荒山高原へ戻り、鍋割山へ向かいました。


鍋割山への道脇にニガナが咲いていました。


こちらはハナニガナです。


小さな花、アブラツツジが風に揺れていました。


ササバノギランが小枝に囲まれて保護されていました。


鍋割山頂上近くで、クサタチバナが群落を作っていました。


鍋割山頂上に着きました。


頂上から眺めた南の前橋方面の景色。真ん中を通る道は
赤城国際カントリークラブから登ってくる道です。


頂上中央のマユミの花を撮ったのですが…


荒山高原に戻る途中、竈山から赤城の山々を撮りました。
左から鈴ケ岳、鍬柄山、地蔵岳、荒山です。


最後に、咲き始めたばかりのニシキウツギを撮りました。

赤城山、姫百合駐車場から荒山高原までの道は花が
多いですね。この日、夏花はまだ葉が出たばかりで
したが、これから一斉に咲いてきます。楽しみですね!














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日光小田代原・戦場ヶ原

2020-06-12 14:52:48 | 山歩き情報
2020年6月9日、日光の小田代原と戦場ヶ原に行って
きました。赤沼から小田代原へ向かい、戦場ヶ原へ回って
戻ってくる予定でしたが、戦場ヶ原から赤沼へ繋がる木道が
工事のため通行止めになっていて、小田代原へ戻り、元来た
道を辿って帰ってきました。所要時間は4.0hでした。


この日、駐車場沿いの道もズミの花が満開でした。


小田代原・戦場ヶ原への入口です。大勢の人が訪れて
いました。


湯川に架かる赤沼橋が小田代原への道になります。
普段は手前の戦場ヶ原への道を行く人が殆どですが、
通行止めのためこちらの道を皆選んでいました。


クマザサの道にニシキゴロモが咲いていました。


ツマトリソウが咲いていました。これを見たことで、
来た甲斐があったと思いました。


レンゲツツジが咲き始めていました。この日、他は皆
蕾状態でした。


マイヅルソウです。何か、まともに咲いている処を見るのは
久しぶりみたいな感じがしました。


ツマトリソウが二人仲良く並んで咲いていました。


オオヤマフスマ。小さな花です。


道の途中に戦場ヶ原を眺める展望台があって、そこに
マイヅルソウが群落を作っていました。


シカの防護柵が見えてきました。この先が小田代原になり
ます。ゲートの回転扉が外され、かわりに出入口にネット
の扉が下がっていました。


ゲートを潜った所の分岐点。木道左を時計回りに歩いて
行きました。右は普段は使わないのですが、戦場ヶ原が
通行止めなので、ここを戻ってきました。


木道脇にツボスミレが咲いていました。


こちらはキジムシロ。この日、至る所で目にしました。


小田代原から一旦車道に出て歩いていると、何やら白い
花が。シロバナヘビイチゴでした。


こちらはウマノアシガタ。キンポウゲです。


バス停前から再度小田代原へ入り、前方の貴婦人
(シラカバ)を撮りました。バックの緑に溶け込んで
はっきり判別できないかもしれませんが…


木道を左側に回り込んで歩いていくとオニタビラコが
咲いていました。


やがて林間部に差し掛かり、そこではズダヤクシュが咲いて
いました。


こちらはカキドオシですね。桐生の観音山ではとうに
終わっていますが。まだこれから、の感じでした。


分岐へきました。左は戦場ヶ原あるいは湯滝、右は最初の
分岐点へ戻ります。戦場ヶ原を少し見て行こうと思い左の
道を撮りました。


湿原近くに通行止めを告げる立て札が立っていました。
この反対方向(後ろ側)が湯滝への道になります。


戦場ヶ原ではウマノアシガタがいっぱい咲いていました。


ワタスゲがかろうじて残っていました。


草陰に一つだけ咲いていたハクサンフウロ。この後、
いっぱい咲いてきます。


木道頭上を覆うようにして広がるズミを近撮しました。


湿原が目一杯広がる所まで行き男体山を撮りました。
ここから引き返しました。


トンネル状になったズミの間を抜けて戻りました。


二番目の分岐点へ戻る途中で咲いていたニガイチゴ。
往きのときは気が付きませんでした。


一番目の分岐点への木道脇にスミレらしき花が…
サクラスミレでしょうか?


駐車場へ戻って、帰りの道を辿る途中、竜頭の滝近くの
中禅寺湖畔でクリンソウを撮ってきました。千住ケ浜が
有名ですが、ここも結構な数咲いています。


近くに寄って撮りました。


少し白みがかった花も咲いていました。


こちらはまったくの白花でした。

小田代原・戦場ヶ原、ようやく出かけることができました。
思いは皆同じとみえ、駐車場は着いたときは既に満杯状態で
した。花は丁度端境期で少ないかと思い出かけたのですが、
時季が遅れているのかツマトリソウやマイヅルソウが最盛期
といった状態で、少し満足して戻ってきました。これからの
夏花が待ち遠しいですね!















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする