桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

足尾庚申山

2015-10-26 15:51:46 | 山歩き情報
2015年10月23日、日光市足尾町の庚申山に行ってきま
した。銀山平のかじか荘の少し先にある駐車スペースに車を
置き、庚申渓谷の林道を一の鳥居まで歩き、そこから庚申山荘、
庚申山頂上へ登り、同じ道を元へと戻ってきました。所要時間
は、予定の7hを大幅に超えて9hでした。


すごいガスに包まれ、加えて霧雨も混ざった中、林道を
歩き始めてしばらくすると、行き手右脇に滝が流れ落ちて
いました。


林道沿いは紅葉が真っ盛りで、晴れていれば色鮮やかさが
映えたことでしょう。


「天狗の投石」と呼ばれる不思議な場所を通り過ぎました。
同じ形、大きさの石が斜面に重なり合っていました。


一の鳥居に着きました。ここが庚申山への登山口になり
ます。付近には庚申七滝が流れ、また公園みたいな広場
もありました。


入口に、「従是庚申山入口 行程十八丁」と書かれた碑が
建っていました。


沢沿いに登って行くのですが、最初の段階では幾つもの
橋が交互に出てきて、その渡る途中で撮りました。


こちらは下流方向です。


ガスの合間に紅葉がきれいに見えてきました。


突然の感じで、「百丁目」と書かれた標識が立っていまし
した。傍に、文久3(1863)年の道標がありました。


道筋に鮮やかな色をしたモミジがありました。


「鏡岩」と名付けられた岩が出てきました。別名、この所を
「孝子別れの場」とも表示されていました。この後、同じよう
な大きな岩がゴロゴロと出てきました。


「百六丁目」の道標」です。


これは「夫婦蛙岩」と表示されていました。後から見ると
岩が重なり合っているのがよく分かりました。


「仁王門」では、岩の間を通り抜けて行きました。


日光一帯を開山したといわれる「勝道上人」の碑が建って
いました。


その上のここが旧猿田彦神社跡でした。この後、左側の
道をとって庚申山荘に向かいました。


庚申山荘に着きました。有料(2,050円)で素泊まりできます。


戸が開いていたので中を見せてもらいました。中は、きれい
だったですよ。昔は、ここに泊まって皇海山に登ったみたい
です。


山荘裏が庚申山頂上になります。ガスが少しはれてきて、
険しい岸壁がちらっと見えてきました。


こんな所登れるのかと思う位高く聳え立つ岸壁近くまで
やってきました。この岸壁を左に巻いて上って行きました。


クサリ場多数、ハシゴは7つ。上る道は危険個所が
いっぱい。写真は、岩のすき間を屈んで通り抜ける処。


「一の門」と呼ばれる岩場の間を潜り抜けてきました。


こちらは「大胎内」と名付けられた岩場。この先で、道は
山巡りコースと普通のコースと二つに分岐していました。
勿論普通のコースをとったのですが、それでもたいへん
きつい上りでした。


やっとの思いで山頂に着きました。予定を2hもオーバー。
周りの視界はありません。


頂上から少し先へ行くと、視界がよく開けた見晴しのよい
ピークへ出ました。空はすっかり晴れて、前方に皇海山が
見えたのですが、山頂を覆う雲ははれませんでした。


少し右へ目をずらした稜線。


「大胎内」の所の分岐まで下りてきました。ただ、山巡り
コースは通行禁止になっていました。


「鏡岩」まできて、横手の滝を撮りました。この水が登山道
沿いの沢となって流れていきます。


歩く道にはモミジの葉がいっぱい落ちていました。


林道へ戻って、渓谷の紅葉を撮りました。ああー、晴れて
いればなぁー!!です。


紅葉はずうっと続きました。

庚申山、こんなにきびしいとは思いませんでした。前回
(10年前位)登ったときは、そんなには苦労しなかったような
気がします。でも、紅葉はすばらしいですね。紅葉だけを
見にきてもいいのではないか、と思いながら帰ってきました。
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奥利根ゆけむり街道

2015-10-16 14:16:34 | ブラ歩き情報
2015年10月15日、奥利根ゆけむり街道の紅葉を見に
行ってきました。水上の国道291号線から、県道63号線、
国道401号線を通って片品の鎌田までつながる奥利根
ゆけむり街道沿線には、照葉峡をはじめとして今が旬の
紅葉の名所がいっぱいありました。


最初に湯ノ小屋温泉手前の奈良俣ダムに寄りました。


奈良俣ダム周辺の山も、紅葉が始まっていました。


照葉峡両側は紅葉真っ盛りでした。


所々に駐車スペースがあって、車を止め道路沿線を流れる
沢へ下りました。


沢には幾つもの滝があります。


清冽な流れと紅葉がうまくマッチングして、とても綺麗でした。


道路の上から上流を狙って撮りました。


紅葉園地と名付けられた所で、道路沿いに紅葉が続いて
います。こちらは走ってきた方向。


同じ場所から、進行方向を撮りました。


水源の森へ車で入って山の中を走り、ブナの森へきま
した。ここら辺は標高が高いので、紅葉はもう晩期でした
が、それはそれで趣がありました。


飴色に染まったブナの紅葉。青空に映えてきれいでしたよ。


照葉峡紅葉が尽きる辺りの奥利根水源の森と名付けられ
たキャンプ場に着き、付近のハイキング道を少し歩くことに
しました。ここも紅葉は終わりかけていました。


少し葉が落ちている木が多かったです。


でもまだ見られましたよ。


照葉峡を出て、63号線を上方へと進み、尾瀬との境の
坤六峠(1,620m)にきました。


こちらが照葉峡から走ってきた方向です。


峠には記念碑が建っていました。


坤六峠からつづら折りの道を下りて、尾瀬への道に合流
しました。左の車が走っている道が坤六峠からの道。その
上が尾瀬の鳩待峠へ向かう道です。


戸倉へとつながる方向です。


モミジが真っ赤でした。


こちらもです。傍にいた人が「蔵王からずうっと紅葉を見て
きたが、ここが一番だ」と言っていました。

奥利根ゆけむり街道、真っ青な空の下、至る所紅葉だらけ
で気分よくドライブしてきました。こんなにも晴れたのは久し
ぶりな感じがしました。


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日光小田代原・湯滝・戦場ヶ原

2015-10-10 10:02:34 | 山歩き情報
2015年10月8日、日光の小田代原・湯滝・戦場ヶ原に
行ってきました。赤沼からそれぞれを歩いて元へ戻り、
帰りは金精峠へ向かい、湯滝の流れ落ちる所に寄りま
した。歩きの行程は、4h位でした。


赤沼から入ってしばらくした所の分岐点で、写真の橋を
渡って小田代原に向かいます。もう紅葉は完全に始まって
いました。


周りの木々は、見渡す限り色づいていました。


シロヨメナが咲いていました。この日、至る所で目に
しました。


小田代原の外周の車道に出ました。クサモミジが広がって
いました。


貴婦人(白樺)がはっきり見えました。


いつもの見晴場から貴婦人を撮りました。この日は時々
小雨が降り、この時も少し強くなり遠くが霞んでしまい
ました。


木道を回り込んで歩いてきて、夏にホザキシモツケが
群生する所まできました。遠く、男体山や大真名子・
小真名子山を眺めました。


ホザキシモツケの花の咲いた跡です。


カラマツも独特の彩に染まっていました。


木道の傍にニッコウアザミがまだ花を残していました。


小田代原から鹿除けの防護柵を越えて、戦場ヶ原へ向かう
道を歩いてきました。この後、突き当たった分岐点を左に
曲がって湯滝を目指しました。


曲がってすぐの所の泉門池です。男体山が微かに見えます。


湯滝へ向かって木道が続きます。道沿いにモミジなどの
紅葉を見ることができました。


湯滝へ着き、見晴台から撮りました。


戻りは湯川の反対岸を歩るくことにしました。途中で
こんなにも鮮やかな紅葉を見ました。


これは小滝と名付けられた所です。写真を撮っている橋を
渡って、元きた道に合流します。


赤・黄・緑と色が混ざり合って、とてもきれいでした。


また泉門池に戻ってきて撮りました。こんどは男体山が
はっきり見えました。


戦場ヶ原へきて、大勢が何かを見ていました。虹が出て
いたのでした。地表すれすれの低い位置にかかり、珍しい
ですね。


戦場ヶ原のクサモミジと男体山。いいですね!!


戦場ヶ原沿いに流れる湯川も秋の気配に包まれていました。


最後に男体山を大きく撮ってきました。


湯川にカモが泳いでいました。


赤沼へ戻り、その後120号線を金精峠方面に走り、
湯滝の上部にきました。湯ノ湖から水が流れ落ちる
所です。真ん中辺りに下の展望台とたくさんの人が
見えています。


流れ出す手前の湯ノ湖の景色です。


山側の道路沿いもすっかり紅葉に染まっていました。

奥日光、すでに紅葉は始まっていました。普段は、余り歩く
人がいない小田代原への道も紅葉見学者がたくさん訪れて
いました。つくづく日本人は紅葉が好きなのだ、と感じま
した。
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湯沢町平標山

2015-10-06 10:23:52 | 山歩き情報
2015年10月4日、新潟県湯沢町の平標山へ行ってきま
した。国道17号線の三国トンネルを抜け、苗場スキー場を
過ぎた辺りの沿線にある町営駐車場に車を止め、平元新道と
いう林道を歩いて登山口へ。そこから、平標山の家、平標山
頂上へと登り、同じ道を辿って戻りました。全行程6hちょっと
でした。


駐車場(980m)から出発するとき脇の方を見たら花が
咲いていました。ノコンギクみたいです。


いままでは平元新道を歩いていったのですが、その林道
沿いに流れる河内沢傍に道がつけられていたので、そちら
を歩いて行くことにしました。写真は、途中で見かけた
トリカブトです。


河内沢の流れです。ここを過ぎてしばらくすると歩く道は
平元新道に合流しました。


平元新道の両脇に、ずうっと続いてアキノキリンソウが
咲いていました。


木に絡んだ蔓が、もうきれいに紅葉しているのを見ました。


緩い勾配の林道を進むうちに、段々と秋の気配が濃くなって
きました。


約1hで登山口に着きました。ここから本格的に登りが
始まります。


こういった階段状の上りがずうっと続きます。階段が苦手
な人には、ちょっと不向きなコースですね!?


こんなに色づいた紅葉も出てきました。


平標山の家が近づいた辺りで、アカモノみたいな花が咲い
ていました。アカモノにしては、もう時季的には遅いですね。


平標山の家(1,658m)に着きました。やっと着いた、という
感じです。


山の家から平標山を仰ぎ見ました。写真中央奥の方が
頂上です。そこまで、また階段を上ります。


山の家を出発したとき、黄葉を見ました。


こちらは、クサモミジです。


これはヤマラッキョウですね。


平標山頂上(1,984m)に着きました。ガスが巻いて、強い風
が吹いていました。


頂上から登ってきた方向を眺めました。馬の背状の稜線
に山の家が小さく見えています。


これは仙ノ倉山へ向かう道です。往復2h位かかります。
ガスで先の方がまったく見えませんでした。


頂上には余り留まらず、すぐ下り始めました。


クサモミジがきれいですね。


山の家近くまで下りてきました。


山の家に着いて、朝と同じ位置から青空が出た平標山を、
もう一度撮りました。


家の反対側に設けられたテラスから、右側の景色を撮り
ました。見えていませんが左の山の先に仙ノ倉山があり
ます。その右の尖った山は、エビス大黒の頭といいます。
その先をずうっと行くと谷川岳へと繋がっています。


テラスの先に、大源太山、三国山への道がありました。


山の家越しに平標山を撮りました。左からここまで上って
きました。


下山して、平元新道を歩いてきました。ここが河内沢沿い
の道に下りる分岐点です。帰りは、そちらの道をとらず
林道をそのまま進みました。


道脇にアザミが咲いていました。


ツリガネニンジンも咲いていました。


こちらはマツムシソウ。


同じ所にオヤマリンドウが固まって咲いていました。


これはどう見てもアジサイに見えるのですが、不思議な
ことに地面に張り付くような高さで咲いていました。


これは、マユミの実ですね。

苗場山と17号線を挟んで反対側に位置する平標山、これ
まで何回か登っていますが簡単ではありません。でも、この
日は日曜日だったせいか、たくさんの、それも若い人が登っ
ていました。本当はもっと早い時季にきたかったですね。
たくさん花が見られたことと思います。
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大谷観音

2015-10-03 14:27:58 | ブラ歩き情報
2015年9月30日、大谷石で知られる大谷観音を見に
宇都宮市大谷町へ行ってきました。


国道293号から県道70号へ、さらに県道188号へ
入り、道沿いの市営駐車場に駐車し、走ってきた県道を
横切って真直ぐ進むと、上の方にいまにも落ちてきそう
な岩が…。天狗の投石と表示されていました。


道を進むと、道脇に大谷石でてきた家や倉が。さすが
大谷と思いました。


道が突きあたる所に観音様が見えてきました。いままで
この観音様を大谷観音と思っていたのですが、実際は
平和観音というみたいです。


この観音様のある所を大谷公園といい、周りは大谷石を
切り採った景色になっていました。


近くまできて、観音様を仰ぎ見て、大きく撮りました。


傍に「親子がえる」の表示が。どれかと見回したら、これ
でした。言われてみれば、それらしく見えますねー!?


観音様の裏側は展望台の高台になって、そこへ上りさらに
後方下の景色を撮りました。こちらが大谷寺・大谷観音
でした。


展望台から観音様の横顔を撮りました。


前方の大谷公園です。真ん中の道を歩いてきました。


高台を下り、後側へ回って大谷寺・大谷観音前まできま
した。中へ入ることもできますが、そのまま進みました。


行った先を右へ曲がって進むと大谷景観公園に出ました。
大谷石が断崖状になって続いています。この山を御止山と
いうみたいです。


さらに先に進んで、大谷資料館にきました。こちらも
切り立った大谷石に囲まれていました。資料館は、この
写真を撮っている所から反対の位置にありました。


資料館に入ってすぐの所に展示室がありました。石を切り
出す道具などが展示されていました。


展示室を出て、横の入り口から採石場跡へ下りていきま
した。


しばらく進んだ所で何やら人工の作品らしきものが…
假屋崎省吾氏の作品だそうです。


採石場の中はとても広く、また水が湧き出るのか、落ちる
のか床は濡れていました。温度も12℃と、ひんやりして
いました。


坑内は所々アップダウンして進みました。


資料館を出て、戻る道路脇に古びたトラックが展示されて
いるというか、放置されているの分かりませんが置かれて
いました。その昔、石を運んだトラックですね。


大谷観音を大体見終った後、近くの多気(たげ)不動尊に
寄っていくことにしました。


多気山中腹にある本堂へは、長い階段が続きました。


階段途中には、弘法大師像がありました。


上り切った所正面が本堂でした。この日は静かで、心穏や
かな気分に浸りました。


戻りは階段ではなく、山側の迂回路を下りました。途中で
たくさんの水子地蔵を拝むことができました。

大谷観音、大谷石、いままでいろいろ話を聞く機会はあった
ものの、実際に拝見するのは今回初めてのことでした。その
規模の大きさに驚くとともに、自然の力みたいなものを感じ
ました。






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