桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

前日光横根山・井戸湿原

2015-05-29 16:17:54 | 山歩き情報
2015年5月28日、足尾町から前日光ハイランドロッジへ行き、
横根山、井戸湿原を歩いてきました。全行程2.5h位でした。


ハイランドロッジまでの道中でもツツジを多く見かけました
が、ロッジ前から牧場の柵伝いに歩き出すと、すぐに次々と
ヤマツツジを見ることができました。ただ、もう時期的には
終期に入っていました。


これはアズキナシみたいです。柵の傍に咲いていました。


タンポポかと思ったのですが、よく見るとミヤマイワニガナ
のようでした。


最初は歩く道に単独で咲いていたのですが、しばらくしたら
砂地の斜面にこんな群落が出てきました。


こちらはズミみたいです。辺り一帯にたくさん見かけました。


横根山への脇道に入って、幾らも行かないうちに、頂上が
見えてきました。ヤマツツジに囲まれていました。


横根山頂上(1,372m)です。後ろの方に、ドウダンツツジの
高い木があるのが分かりますか?


頂上付近にこんなに鮮やかな色をしたヤマツツジがあり
ました。


井戸湿原に向けて下りて行く道すがらにも、たくさんツツジ
は咲いていました。


シロヤシオも残っていましたが、もうほとんど花を落として
しまっていました。


井戸湿原の近くまで下りてくると東屋があります。その前
から湿原の方向に向けて撮りました。


湿原へ向かって歩いていくと、ヤマツツジの中にレンゲツツジ
が交ざるようになってきました。レンゲツツジは咲き始めた
ところです。


ちょっと背が高いように思うのですが、これはどうやら
マイヅルソウですね。湿原の周りで多く見かけました。


すぐに湿原へ出ず、周回コースを進んで反対側を前に歩く
ことにしました。湿原にもツツジはいっぱいありました。


反対側には、湿原固有のオクヤマガラシらしい花が咲いて
いました。


湿原中央の桟橋近くまできました。


桟橋は新しく付け替えられていました。桟橋の向こうが
先ほどふれた東屋があった辺りです。


こちらもツツジがたくさんありました。


これはウマノアシガタですね。桟橋から身を乗り出して撮り
ました。


桟橋から横手の方に、シロヤシオでしょうか、何本か
固まって咲いているのが見えました。


これはチゴユリですね。まだ咲いていました。


周回コースから上って象の鼻へ出たら、驚いたことに
展望台の屋根が取り払われていました。ベンチもなく
なっていました。


展望台から、北の方塞山の方向を撮りました。本当は奥の
方に男体山が見えるのですが、この日は視界が悪く見えま
せんでした。


西の方向を撮りました。皇海山や袈裟丸山、赤城山も見え
ませんでした。

横根山・井戸湿原、予想通りまだツツジは残っていました。
レンゲツツジはこれから本格化します。さほど時間も必要と
せず、いろいろな花が見られていいですね。当日も、宇都宮
の方から小学生がバスを連ねて訪れていました。静かな中
にも、人気のある山なのですね。
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日光鳴虫山

2015-05-25 09:28:42 | 山歩き情報
2015年5月22日、日光市の鳴虫山へ行ってきました。東武
日光駅傍の駐車場(有料)に車を置き、町中を歩いて登山口へ
行き、神ノ主(こうのす)山、鳴虫山と歩き、憾満淵(含満淵とも)
へ下り、町中を通って戻ってきました。全行程約5.5h位でした。


駐車場から、これから向かう山並みを撮りました。日光駅
の駅舎は右手になります。


登山口まであと僅かな所の、志渡淵川に架かる橋の手前
まできました。ここまで約10分位でした。結果として、
この橋の近くに駐車場らしきスペースがありました。


歩く道路脇にヤマオダマキみたいな花がありました。山で
は茶であるのに、紫と見た目の色が違っているので同種か
どうか、疑問でした。


登山口から急坂を上って、最初のピークを天王山と呼ぶ
らしいのですが、鳥居と社がありました。


さらに急坂を上って神ノ主山(842m)頂上に着きました。


そこから北の方向に女峰山や赤薙山などが見えました。


鳴虫山へつながる尾根道を上って行くと、ヤマツツジが
出てきましたが、もう半分位花を落としてしまっていました。


鳴虫山まで、木の根が張った尾根道のアップダウンが続く
のですが、ここは特にその特徴が露わになっていました。


上ったピークは、小さな木の札で陽明山(1,080m)と表示
されていました。


傍には、ミツバツツジらしいのが、まだ蕾の状態であり
ました。


鳴虫山が近づいてくると、道に落ちたシロヤシオの花を
見かけるようになってきました。もう、殆ど落ちてしまっ
ていました。


鳴虫山(1,103m)頂上へ着きました。


北側だけ視界が開けていて、女峰山に雲がかかっている
のが見えました。


下山は、来た道と反対方向(北西)の憾満淵への道を採り
ました。下り始めはヤマツツジがたくさん出てきました。


合峰(合方ともいうらしいです。1,084m)という場所へ出ま
した。ここまでアップダウンがきつかったので、大分下り
たと思ったのですが、まだ幾らも下りてなかったのでした。


さらに下っていくと男体山が見えてきました。


さらに進んだ所に、まるで盆栽のようなヤマツツジが
ありました。その脇の急斜面を上って行きました。


独標(925m)という所まで下りてきました。この先も急な
下り坂が続きました。


山道の終点まで下りてきました。この後は、林道を下りて
行きました。


林道の脇にフタリシズカが咲いていました。写真では一つ
ですが、群落で咲いていました。


これはキジムシロですね。


道が平らになった所では、低木の花が咲いていました。
ノリウツギと思えるのですが、それにしては余りにも早い
開花になるので違う木かも?


こちらはガマズミで、間違いはないようです。


一般道へ出ました。


憾満淵へ向かって歩いていくと、時代を感じさせる古い
水門みたいなのが出てきました。そのすぐ右が憾満淵へ
の道でした。


歩いて行くと、並び地蔵(化け地蔵とも)がすぐ出てきま
した。左は大谷川。


道端に、ウツギが咲いていました。


並び地蔵が続いています。


大谷川の急流。霊庇閣跡から撮りました。


霊庇閣跡です。360年位前に護摩供養をした護摩壇跡
みたいです。


並び地蔵はまだ続いていました。数を何度数えても間違う
といわれています。


慈雲寺の山門になるのでしょうか、ここが出口みたいで
した。


帰りの道筋にクリンソウが咲いていました。黄色は珍しい
と思い、思わず撮ってしまいました。

鳴虫山、もう少し早くくればアカヤシオやそれに続く色々
な花が見られたと思うと残念です。時期を合わせるのは
難しいですね。それにしても、高低差が以外にあって大変
な思いをしました。
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桐生柄杓山

2015-05-19 13:54:13 | 山歩き情報
2015年5月18日、桐生市梅田町の柄杓山、通称城山に
行ってきました。柄杓山は1350年桐生国綱が居城を築い
た所です。おりひめバスの城山バス停から本丸跡(頂上)へ
登り、日枝神社へ下りました。時間は約1.5hでした。


おりひめバスの城山バス停が柄杓山への入り口になり
ます。左の脇道を行きます。県道を真直ぐ(右)に行くと
梅田湖へ行きます。


バス停から見えた柄杓山を撮りました。なお、柄杓山は、
桧杓山と表記される場合もあります。


入口の所に、コースを案内する看板が立っていました。


アスファルトの林道を歩いて行くと、途中で駐車場が出て
きました。車でここまでくれば、歩く時間を20分位短縮
できることになります。


駐車場から林道をもう一段上がった所が、実際の登山口
でした。


登山道を歩いて行くと、コアジサイが咲き始めていました。


先を進むと、脇を少し上がった所に東屋がありました。
案内看板に表記されていた休憩舎ですね。


三の丸手前の分岐点です。右の細い道を下りて行くと
西芳寺(桐生氏の菩提寺)というお寺に出ます。


傍に、ハナニガナが少し固まって咲いていました。


さらに進んで、二の丸(と思われる所)を通りました。


これはミツバツチグリですね。あまり数はありませんでした。


ぐるっと回り込む形に歩いてきて、頂上(316m)の本丸跡に
着きました。毎年4月の初め頃には、すき間なくサクラに
覆われる所です。(当ブログの2014年4月9日桐生のサクラ
に掲載)


頂上には、柄杓山城址の碑が立っていました。


樹の合間から下の方に見えた梅田の町を撮りました。


下山口は、登ってきた道を少し戻る所にありました。周り
にはツツジがいっぱいありました。もう、かなり花を落と
していましたが…


ここが日枝神社に下りる分岐点(下山口)でした。


下りる道も、ツツジがいっぱいでした。


ホウチャクソウみたいです。


白い花が道一面に落ちていました。エゴノキでしょうか。
上を見上げたら、まだたくさんの花が残っていました。


これは驚きでした。何株も咲いてるアヤメに出会いました。


また、アザミがきれいに咲いていました。


大分下りてきて、日枝神社の奥宮と思われる祠のある
場所に出ました。辺りの様子が変わってきました。


さらに下る途中に、フタリシズカが咲いていました。


最後は、神社脇に下りてきました。


境内に、大きなクスノキが4本立っていました。桐生国綱が
献じたものみたいです。


正面に回って、日枝神社を撮りました。


そこから左へ行ったここが、日枝神社からの登山口みたい
です。最初のと同じ案内板が立っていました。

柄杓山、本当はサクラの時期に登りたかったのですが、今年も
タイミングを逃してしまいました。でも、ツツジが多いのは発見
でした。心がけて、今度は花の時季に訪れたいと思っています。
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倉賀野宿

2015-05-16 14:17:20 | ブラ歩き情報
2015年5月15日、高崎市の倉賀野町に行ってきました。
日光例幣使街道の倉賀野宿があった所です。


まず最初に、この二つの道が交わる下町交差点に行きま
した。左側の道が例幣使街道(県道136号線)、右が中山道
(同121号線)です。


そこにあつた閻魔堂です。昨年の大雪で損壊したため、
今年修復したみたいです。


中山道側から見て、閻魔堂左の先端に道標が立っていま
した。右江戸道、左日光道と表示されていました。
日光例幣使街道は、ここからはじまります。


道標の後には、200年前に建てられた常夜燈がありま
した。


閻魔堂の右側に回ってみると、何かの供養塔や石仏等が
残されていました。


中山道を左に歩いて行くと、丁寺堂という明治時代創業
のお菓子屋さんがありました。あいにく、この日は休業で
閉まっていました。


さらに進んだ、この辺りが本陣跡と思える所に標識が立っ
ていました。中山道倉賀野宿と刻まれていました。


これは、そこから少し行った所の向かい側にあった
脇本陣跡です。修復中みたいでした。


中山道から離れて、左の町中を進むと烏川に出ました。


その川縁に、戦国時代末期まで倉賀野城があったみたい
で、その碑が立っていました。川に沿って付近一帯が公園
みたくなっていて、木陰に恵まれ、吹く風が気持ちよく、散歩
をするのに最適な感じがする場所でした。


その後、中山道へ戻る方向にある倉賀野神社へ向かいま
した。


赤い鳥居をくぐって入った所の境内です。左に見えるのは
神楽殿で、真正面の木に隠れているのが神殿です。


神楽殿横左奥に、北向道祖神がありました。


中に入ると、しめ縄が懸った岩がありました。表面に何か
刻まれているのかとよく見たのですが、何もなく、自然の
状態のままで、意味するところは分かりませんでした。


お堂の横にも、双体道祖神が幾つかありました。こけし
みたいに彫られた、かわいげなのもありました。


これは冠稲荷社です。この他敷地内には、大黒天や天神社
など幾つかありました。


こちらが表参道というか正面でした。脇から入ってしまって
いたのですね。


拝殿です。


こちらが社殿です。


もういちど拝殿前に行き、彫刻を撮りました。真ん中に
琴を弾いている人がいて、何か物語があるのでしょうね。


倉賀野神社から中山道へ出て、左へ進んだ所に安楽寺が
ありました。


山門を入ってすぐ所の本堂。


これは、安楽寺に残されている室町時代の異形板碑です。


本堂すぐ裏は築山になっていたので、珍しいと思い撮って
きたのですが、これが安楽寺の名を知らしめている古墳
だったのでした。7世紀後半築みたいです。


古墳の前にキンカンでしょうか、花が咲いていました。

倉賀野宿、町の中を歩くとさすが宿場町、昔を偲ばせる家が
あちこちに見受けられました。例幣使街道の宿場町も玉村は
既に見ていますが、他の町も見て歩くのもいいな、と改めて
思いました。
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桐生鳴神山

2015-05-12 14:37:38 | 山歩き情報
2015年5月11日、鳴神山へカッコウソウを見に行ってきま
した。川内町の駒形から入って、肩の広場下と裏の肩下の
カッコウソウを見て、赤柴を回って戻ってきました。全行程
3.5hほどでした。当日は、月曜日にもかかわらず大勢の人
が入山していました。


登山口から入ってすぐの舗装道路脇に、ハハコグサが
咲いていました。


また、アカバナユウゲショウでしょうか、何本かまとまって
咲いていました。


反対側の沢沿いに、一株だけ咲いていたのは、ハルジオン
みたいです。


これは、サギゴケみたいです。珍しい感じがします。


これは、キンポウゲのような感じがするのですが、はっきり
しません。歩き始めた辺りは、はっきりしない花が多かった
ようです。


上を向くと、オオカメノキの枝が張り出していました。


しばらく花が見当たらない上りを続けると、ホウチャクソウが
目に入ってきました。


また、もう時季が過ぎたのでしょうか、すっかりスミレの姿
が見えなくなった中で、マルバスミレを一株だけ見付け
ました。


ニリンソウも終わって、代わりにヤマブキソウが沢沿いに
盛んに咲いていました。


同じく沢沿いの道に、ウツギが咲いていました。ウツギは
赤柴の道でもたくさん見られました。


高度が上がるにしたがい、ヤマツツジが現れてきました。
満開状態でした。


肩の広場への最後の急坂で、チゴユリを見ました。


同じく、ユキザサです。


目的のカッコウソウです。肩の広場に着き、すぐ大滝方面
の道を下ると、数は多くはなかったものの、きれいに咲い
ていました。


頂上へ向かう神社裏の道に、フモトスミレが群落で咲いて
いました。


桐生嶽頂上に着いたら、大変な混みようで座る場所もあり
ませんでした。


お昼を摂っている人の脇に立ち、頂上からの景色を撮り
ました。これは、北の日光方面です。男体山にもう雪は
見られませんでした。


ちょっと左に目をずらして、皇海山の方向を撮りました。
すぐ手前左に大きく見えているのが、双耳峰のもう一方の
仁田山嶽です。


これは桐生市街。真ん中に見えているのが川内町です。


桐生嶽頂上直下で、ヒメイワカガミを撮りました。藪の中
に手を伸ばし、ようやく撮ったのですが、割合よく撮れた
と思っています。


仁田山嶽を第一展望台へ向かう道に、ヤマツツジがよく
咲いていました。


第一展望台から桐生市街方面を撮りました。真ん中に
吾妻山への山並みが写っています。


第二展望台から赤城山を撮りました。形がくっきりと、
綺麗に見えました。


椚田峠の裏の肩へ着いたら、ここも人でいっぱい。普段は
閑散としているのに、びっくりしました。この峠を右に下りて
いくとカッコウソウの群落があります。


カッコウソウ、咲いていました。


それも、いっぱいです。


柵の近くには、あいにく形のよい株がなかったのですが、
手を伸びるだけのばし、それでも何枚も撮ってきました。


赤柴へ下りる途中の涸れ沢に、ヤマブキソウが何株か
咲いていました。


これは、ミヤマハコベではないかと思います。沢が流れる
反対側の杉林斜面にぽつんと咲いていました。


林道へ出た所で、ラショウモンカズラらしき花が咲いて
いました。晴天続きで元気がなさそうな感じがしました。


傍にはキジムシロが群落で、こちらは元気そうに咲いて
いました。


沢沿いの土が盛ったところに、タチツボスミレが幾つか
咲いていました。皆花の形がいびつになっていて、これが
一番良かったので撮りました。


ミヤマツボスミレみたいです。


登山口まで戻ってきたとき、フジの花がきれいに残って
いたのに気がつきました。大方は、皆花を落としていま
した。

鳴神山、この日は駒形だけでもバスが3台きていました。
カッコウソウ人気ですね。花はすっかり咲き切っている
ように思いましたが、まだ何日は見ることができそうで
した。
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