桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

赤城黒檜山・駒ヶ岳・覚満淵

2016-08-29 10:56:53 | 山歩き情報
2016年8月26日、赤城山の黒檜山、駒ヶ岳、覚満淵を
歩いてきました。いつものようにおのこ駐車場に車を止め、
大沼湖畔の車道を大洞登山口まで歩き、そこから黒檜山
頂上へ登りました。黒檜山から駒ヶ岳へ回り、下山後、
覚満淵を巡ってきました。所要時間は約4.0hでした。


大洞の登山口です。連日の雨の影響はなさそうでした。


登山口傍のオオカメノキが、真っ赤な実を付けていました。


急登を続けて尾根に出て、猫岩という所から下方を撮りま
した。心配した天気は何とか持ちそうで、地蔵岳もはっきり
見えました。


足元に小さなアキノキリンソウが咲いていました。


しばらくして、岩の陰にそれこそ小さな花を見付けました。
オトギリソウですね。


汗をかきかき、ようやく頂上手前の分岐まできました。
左へ曲がって行くと黒檜山の頂上です。真っ直ぐ進むと、
黒檜大神の社の前を通って、駒ヶ岳への道となります。


分岐点の傍にキオンが咲いていました。


黒檜山頂上へ着きました。晴れていて、視界は効きました。
写真には写っていませんが、何組か先着組がいて、この後
も続々と登ってきました。


黒檜頂上でお昼にしてから駒ヶ岳へ向かいました。写真は
黒檜大神の前を下りた所の分岐点。ここを、駒ヶ岳へは右に
下りて行きます。左は花見ケ原キャンプ場への道になります。


樹間の木段を下りて行き、視界が開けた所から前方を撮り
ました。左が駒ヶ岳、右奥が地蔵岳、間に小沼がかすかに
見えています。


駒ヶ岳頂上へきました。


傍にイタドリが咲いていました。


駒ヶ岳から下山の途中で、もう終わりかけのマルバダケブキ
を見ました。


最後の下り斜面、鉄階段の傍でシロヨメナを撮りました。
シロヨメナは、ここまでの道の所々でも見てはいました。


駒ヶ岳を下りて、覚満淵へ向かう途中でニッコウアザミを
撮りました。この後覚満淵では、いっぱい咲いていました。


覚満淵へ入ると、最初にワレモコウが目に付きました。


覚満淵の堰堤から鳥居峠の方向を撮りました。覚満淵は
満杯でした。


覚満淵では、シロヨメナが群生状態でした。


こちらはシシウド。大沼まで上ってくる車道の脇でも
たくさん見ました。


これはアケボノソウ。初めて見ました。ちょっと感動!


マツムシソウ。少し遠かったので姿がはっきりしません。


アキノキリンソウがきれいに咲いていました。これは撮らず
にはおられません。


オヤマリンドウが花開いていました。花が開いた処を見る
チャンスは少ないものですね。


サワギキョウも見ることができました。私の好きな花の
一つです。今日きて良かった、です!


こちらは、エゾリンドウ。いっぱい咲いていました。


これはアキノウナギツカミといいます。群生します。


ウコンギク。実際は薄い紫色をしています。覚満淵の駒ヶ岳
側にくると咲いています。


タムラソウ。こんなにきれいに咲いているのを見たのは
初めてです!

雨の日が続いて中々山に行けず日が空いてしまいました。
ようやく、条件が揃ったのでこの日の朝、思い切って出かけ
ました。大汗をかき、身体がなまったか辛い部分もあった
のですが、思いがけない花も見られて、大変良かった思い
でいます。早く天気が安定してくれないかなー、とも思って
いるところです。
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太田中島知久平邸他

2016-08-28 14:52:48 | ブラ歩き情報
2016年8月24日、太田市の中島知久平邸、今井酒造、
妙参寺沼に行ってきました。


最初に訪れたのは、日本のため池100選に挙げられる
妙参寺沼でした。新田大根町金井十字路の近くにありま
した。また、300m離れた所には、国史跡の矢太神水源
もあるみたいです。


沼の真ん中の浮島に架けられた橋の上から沼の奥の方を
撮りました。静かな佇まいをみせていました。


奥には蒲(ガマ)が生い茂げり、コウホネが咲いていました。


妙参寺沼へきたのは、このコウホネが咲くと知ったからで
した。もう、花はないだろうと思っていましたが、いっぱい
咲いていて驚いてしまいました。


こちらはガノの穂。童謡で歌われていたのを覚えていますか?


妙参寺沼の100m位先にはホタルの里公園があり、そこへ
向かう道です。道に沿って左の木の下に小川が流れていて、
そこにホタルが飛ぶのでしょう。


こちらがホタルの里公園です。


妙参寺沼へ戻ってきて、入口辺りでもう一度撮りました。春
にはサクラも咲いて、風情に恵まれたいい所だと思いました。


次に、鳥山中町にある慶応2年創業の今井酒造に行きました。
今井酒造は、今年登録文化財に認定されました。「神龍」、
最近は「風まかせ」がブランドみたいです。


門の中にちょっと入って撮りました。


塀の外を、時計と反対回りに行って横から撮りました。


さらに裏側へ回って撮りました。


そこから、蔵と蔵の間を進んで奥へ行った所です。


最初とは反対側の横からの光景です。手前右の建物は
カフェに利用されていました。


そのまま真直ぐ進んで中心辺りです。左の大きな建物が
主屋みたいでした。


何かの作業をする建物で、この右が一番最初に覗いた門
です。


この日の主目的であった中島邸にきました。昭和の飛行機王
中島知久平が、昭和の初めに建てた邸宅です。利根川が近く
に流れる押切町にあります。今年、重文指定になりました。


門を入って前庭からの景色です。


有名な玄関車寄せが見えました。


玄関です。


玄関の梁部に施された彫刻。家紋でしょうか。


玄関を入ったすぐの玄関広間から見えた中庭。燈籠などが
倒れたまま手つかずになっていました。奥にみえるのは両親
の居間。この邸宅は、知久平が両親に住んでもらうために
建てたとのことでした。


現在、玄関広間とそれに続く応接間だけが見学でき、こちら
は、奥の(右端)応接間。


こちらが広間と右端に挟まれた、中間に位置する応接間。


鴨居は織物で飾られ、優雅な感じが…


窓にはステンドグラス、天井には独自の形をした
シャンデリアがぶら下がっていました。


こちらは大理石の暖炉。中にあるのは、古色蒼然たる
電気ストーブ。


玄関広間に戻って上を見上げると格子天井が…
桟が互い違いに組み合わさっているのが珍しい
ですね!!


一旦表に出て、横庭に行きました。真ん中に見えている
のが先ほどの応接間、右は客間です。


客間を真横から見ています。


この横庭には、大きなヒマラヤ杉がありました。今まで
見た樹木の中で一番大きな木といっても過言ではありま
せん。これが、この日の最大の見物かもしれません。


横庭を奥に進んで、両親の居間を横から見ました。


最後に、車寄せを横から撮りました。


帰る段になって近くに青蓮寺があることを知って寄って行く
ことにしました。写真はその仁王門です。由良成繁によって
桐生に移された青蓮寺があった元々のお寺でしょうか?


門を入った所の境内。左にたくさんの墓がありました。


開かれていた戸のすき間から本堂の中を覗きました。何か
雑然とした雰囲気でした。住職は常住していないのかも?


お墓とは反対側に仏舎利塔、その裏に鐘堂があったの
ですが、鐘はぶら下がっていませんでした。

太田市といえば近くにありながら今まで余り歩いていません
でした。今回訪れた所は、その歴史といい、その趣といい
何れも味わいがあって、改めて太田を見直しました。



コメント (1)
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日光小田代原・戦場ヶ原

2016-08-13 11:23:51 | 山歩き情報
2016年8月9日、日光の小田代原、戦場ヶ原に花を見に
行ってきました。いつものように赤沼から入り、まずは
小田代原へ向かい、戦場ヶ原に抜けて戻ってきました。
所要時間は約4hでした。


歩き始めてすぐの所です。まだ咲いているかと期待して
いたホザキシモツケは十分残っていました。


道脇にキンミズヒキが咲いていました。いまが盛期みたい
で、この後も至る所で見ることができました。


クマザサの道にコウゾウリナが咲いていました。この花も
いっぱい咲いていました。


こちらはヨツバヒヨドリですね。ちょっと花が白いですけど…


キオンです。この花も、いまが盛期で至る所で咲いて
いました。


アキノキリンソウです。これからが本番です。


アザミ(実際はノアザミ)もまだ残っていました。


コバギギボウシは、もう終わりで元気がありませんでした。


シロヨメナ。この花も至る所で見ました。


一旦小田代原の外周部の車道に出ると、道沿いにソバナ
がたくさん出てきました。こちらも、終期に入っていますね。


これはクガイソウ。あのきれいな紫の花の姿は残って
いませんでした。


ヤマオダマキもぐうっと数が少なくなっていました。


バス停前で、イタドリにコウゾウリナが交じって咲いて
いました。


バス停前の見晴し場から貴婦人をズームして撮りました。


目の前の湿原では、もう終わってしまったアザミがいっぱい
残っていました。あぁー、もっと早くくれば良かったー!!


小田代原の木道を歩き始めるとコオニユリが咲いていま
した。色が鮮やかで、すぐ目につきました。


クサレダマです。普通はもっと咲いているはずなのですが、
ちょっと数が少ないような気がしました。


ハクサンフウロ。花期が長いのですが、さすがに数が
減ってきていました。


ワレモコウ。これから増えてきます。


遠くに男体山、手前はホザキシモツケの原、終わりかけの
イブキトラノオの姿も見えます。


ツリガネニンジン。ちょっと元気がありません。


ニッコウアザミはこれからが開花の季節になってきます。
小さな虫が吸い寄せられていました。


何気なく撮ってきたのですが、オトギリソウみたいです。


近くに寄ってホザキシモツケを撮りました。まだ、十分
きれいな状態を撮ることができました。


トモエソウ。この花もいまが一番みたいです。


キツリフネ。船の格好がよく分かります。


アキノウナギツカミという、へんてこな名前が付いた花で、
これから増えてきます。


小田代原の木道が樹間に入る所で、キオンが群生して
いました。


ちょっとピントがずれていますが、カリガネソウです。


こちらははっきりしないのですが、テンニンソウではないか
と思います。もう少し時間が経てば分かります。


マルバダケブキが咲いていました。この日見たのは、これ
だけでした。


こちらも迷うのですがセントウソウみたいです。それにして
は随分と長い間咲いていることになるのですが…


ミヤマタニソバ。葉の形、米粒みたいな花、独特ですねー。


戦場ヶ原の木道を歩き始めると出てきたのがドクゼリ。


リンドウも咲き始めていました。


戦場ヶ原でも、ホザキシモツケをたくさん見ることが
できました。


湯川の傍で咲いていたミツモトソウ。


最後、男体山の雄姿を撮ってきました。

小田代原、戦場ヶ原、心配していたホザキシモツケも見る
ことができ、またその他の花もいろいろ見られて、本当に
花が豊富ですね。今年は、これで3回きてしまいました。
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桐生鳴神山

2016-08-06 14:59:53 | 山歩き情報
2016年8月4日、桐生市川内町から鳴神山を登りました。
駒形の広土橋から鳴神山頂上へ行き、戻りは赤柴を回って
下りてきました。所要時間3.5hでした。


広土橋を渡ってすぐの所にピンク色した花が咲いていま
した。最初見た一株を撮ったのですが、この後いっぱい
出てきました。


こちらはダイコンソウですね。


山田川の源流になる沢沿いの道を上って行くのですが、
その沢は、この数日の雨の影響で、普段と比べようが
ないほど増水していました。


登山道にも川が流れているありさまでした。


一番の難所、沢の中の岩場も増水が激しく流れ落ちて
いました。真ん中に見える岩を乗り越え、左の岩場を
登って行きました。


頂上までの中間地点辺りで、両側にそそり立つ岩に
イワタバコがたくさん咲いていました。本当は、この
辺りに咲くレンゲショウマがこの日の狙いでしたが、
まったく姿は見えません。今年は花が早いので咲いて
いるかと思ったのですが、はずれてしまいました。


こちらはイワコバギボウシです。まだ一株だけでした。
この後、いっぱい咲いてくると思います。


保護柵の中で蕾状態のレンゲショウマ。この日見たのは
これだけでした。


頂上の桐生嶽に着きました。麓には何台か車が止まって
いたのですが、誰もいませんでした。皆どこに行ったの
でしょう?


頂上から川内方面を撮りました。雨が降った後なので
視界がよくありません。


まるで撮ってくれといわんばかりに、目の前で羽を広げた
モンキチョウ。


仁田山嶽直下の第一展望台から先ほどと同様に川内方面
を撮りました。


こちらは第二展望台からの景色。真正面に見えるはずの
赤城山は雲の中に…


椚田峠でも人の姿は見当たりませんでした。


椚田峠からの下りが一段落する所でも、普段の涸れ沢に
音を立てた流れが発生していました。左右の沢の中間
辺りを下りてきました。


赤柴から駒形へ下りる道沿いの沢も急流状態になって
いました。


沢の淵にヤマアジサイが咲いていました。ここまででも
たくさん見たのですが、これが一番形よく咲いていました。

鳴神のレンゲショウマ、この様子から判断すると例年通り
のお盆頃の開花になりそうです。また、その頃行ってみたい
と思っています。それにしても夏本番到来で、歩いていると
本当に暑く、まるで水を被ったみたいに汗びっしょりになって
しまいました。
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