桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

赤城長七郎山・覚満淵

2020-07-27 09:40:09 | 山歩き情報
2020年7月24日、赤城山の長七郎山・覚満淵に
行ってきました。時おり小雨の降る中、鳥居峠から
長七郎山を登り、小沼へ下り、鳥居峠へ戻ってから
覚満淵を歩いてきました。所要時間は3.5hでした。


歩き始める前に鳥居峠から眼下に広がる覚満淵を
撮りました。大沼も少し見えています。


鳥居峠の端の登山口です。ここから小地蔵岳の裾を
巻いて長七郎山へ向かいます。この登山口周辺には
花がたくさん咲いています。


まずはウスユキソウです。日本版エーデルワイス。


こちらはダイコンソウ。


ヤマブキショウマ。いっぱい咲いていました。


ナツノタムラソウもこの時季さかんに咲いていました。


ホタルブクロは一つだけ咲いていました。


シモツケ。この時季、赤城山全体で見られます。


ウマノアシガタ(キンポウゲ)はもうそろそろ終わりですね。


ハゴロモホトトギス!驚いたことに幾つも咲いていました。
今までは、数年に一度見られれば良い方だったのですが。


こちらはハナチダケサシ。


コメツツジももう終わりですね。ここまで撮ってから
登り始めました。


歩き始めると、ヒロハヤマトウバナが咲いていました。


ミヤマカラマツ。歩く道筋でずうっと咲いていたのですが、
皆小さいものばかりでした。


分岐点まで上ってきました。ここを右へ行くと小沼。
長七郎山へは左を行きました。


ニガナが風に煽られて咲いていました。


頂上の端でノハナショウブが一つだけ残っていました。
もう終わりですね。


長七郎山頂上に着きました。頂上では、先ほどの
ノハナショウブとニガナくらいしか花はありませんでした。


すぐに登ってきた道とは反対方向の小沼側へ下り始めま
した。前方にガスに巻かれた荒山が見えました。


下りる途中で広いザレ場に出ます。「赤長の賽の河原」の
表示がありました。この時荒山はくっきりと見えました。


ザレ場の中に、花が咲いた木がありました。ノリウツギで
しょう。


小沼まで下りてきました。丁度対岸が一般的な小沼への
入り口で、いつもは人で賑わうのですが、この時は雨の
ためか静かでした。この後、左回りでそこへ向かいました。


大分歩いてきて、道が砂浜になるとシロバナニガナが
咲いていました。


ネバリノギランが幾つも見られました。水際で湿原に近い
環境ゆえですかね。


こちらはホソバノキソチドリ。珍しいですね。


オトギリソウも幾つか咲いていました。


小沼を後にして、最初の分岐点手前までもどってくると
視界が開けて、黒檜山、駒ヶ岳、大沼が見えました。


分岐点から鳥居峠へ下りる道で、シロバナイチャクソウを
見付けました。往路のときは気が付きませんでした。


鳥居峠に戻ってから、雨の中覚満淵へ下りました。
最初に撮った花はクルマユリでした。


すぐ近くで咲いていたのはトリアシショウマでしょうね。


周回路まで下りてきて、大沼方向の景観を撮りました。


足元で咲いていた、こちらはチダケサシですね。


オトギリソウも咲いていました。


こちらはニッコウアザミです。


シモツケもクマザサの中で咲いていました。


ナツノタムラソウが固まって咲いていました。


ニッコウキスゲはもう終わりですね。開いている花は
ありませんでした。


クガイソウ。今がまさに旬といったところでした。


こちらはカワラマツバといいます。葉の形が松葉のように
細いから、そのような名前が付いたのでしょうね。


イタドリ。咲き始めた処みたいです。


オカトラノオ。元気一杯の感じでした。


その隣で咲いていたクルマバナ。雨に濡れてきれいな
色をしていました。


背丈が高いマイセンカラマツ。2m位あったのでは。


イヌトウバナ。この日見たのはこれだけでした。


ちょっと遠くてはっきりしなかったのですが、トモエソウでしょう。


クガイソウ。いっぱい咲いていました。


こちらはキンミズヒキ。この後、どこででも見られます。


ウツボグサ。大きく咲いていました。


こちらはミツモトソウだと思います。こんなに大きくなる
のですね。


ノハナショウブも皆終わりかけのものばかりでした。でも、
こちらは雨に濡れてきれいでした。


覚満淵でもハゴロモホトトギスを見ました。驚きです!


チダケサシに白い蝶が止まっていたので撮ったのですが、
撮った瞬間羽ばたいてしまいました。


こちらはタカトウダイ。いつも思うのですが、本当に変わった
花ですね。


シロバナヤマオダマキを見ました。こちらも珍しい部類に
入るのではないですか。


何かダイコウソウに似ていますが、キツネノボタンです。


大沼側から鳥居峠の方向を撮った覚満淵です。


シシウドだと思います。赤城山へクルマで登ってくる
道沿いでたくさんみられます。


水際でネバリノギランがたくさん咲いていました。


ノリウツギの花です。


ヒヨドリバナ。まだ若いです。


乱立するクガイソウ。まさに旬。


オオヤマサギソウを撮ることができました。


こちらはヨツバヒヨドリですね。

長七郎山・覚満淵、天気が何とかもちそうなので急遽出かけ
ました。時おり、最後は本格的に雨に降られはしたものの、
長七郎山、特に覚満淵でたくさんの花を見ることができ、満足
しました。やはり、思い切って出かけることが必要ですね。































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日光小田代原・戦場ヶ原

2020-07-23 10:33:33 | 山歩き情報
2020年7月20日、日光の小田代原と戦場ヶ原に
行ってきました。赤沼から入り、小田代原、戦場ヶ原
の一部を歩いてきました。所要時間は4.5hでした。


赤沼の入り口です。前回(6月)と違って訪れている
人が極端に少なかったです。


歩き始めてすぐにダイコンソウが目につきました。この日
至る所で目にしました。


こちらはヒメジオン。ハルジオンとそっくりで紛らわしい
ですね。


戦場ヶ原の木道工事は終わってなく、この日も通行止め
になっていました。後で工期を確認したら11月末までと
なっていました。今季中はもう通れませんね。


そのすぐ先の赤沼橋を渡って小田代原に向かいました。


歩く道の傍らでオトギリソウが顔をのぞかせていました。


戦場ヶ原展望台の所でクルマユリが咲いていました。まだ
早いのか、ちょっと小ぶりでした。


同じ所でコバギボウシも咲いていました。こちらも、これから
が本格化します。


小田代原に入るシカ防止柵へやってきました。このゲート
を抜けて小田代原を歩いて行きました。


小田代原へ入るとイブキトラノオが現れてきます。


ニガナです。この日はそんなに見ることはありません
でした。


こちらはシロバナニガナです。同様に、見たのはここだけ
でした。


ヤマオダマキ。行く先々で咲いていました。


キツリフネです。花の形が舟に見えますでしょうか。
この花もいまが旬といった処みたいでした。


一旦小田代原の外へ出て、沿線の車道を歩いて行くと
いろんな花に出会えました。写真はミヤマカラマツです。


ハクサンフウロもいっぱい咲いていました。


この時季を代表する花、ホザキシモツケです。この日の
目的の一つです。


イタドリは咲き始めた処でした。


こちらはハナニガナです。


小田代原の湿原の中で群生しているホザキシモツケを撮り
ました。こうした群落はあちらこちらにありました。


ヨツバヒヨドリ。まだ出たばかりで、この後花はピンク色
になってきます。


ハナチダケサシ。道脇の斜面から突き出すようにして
咲いていました。


シシウドだと思うのですが。まだ先始めたばかりで確定
できませんでした。でも、いっぱい咲いていましたよ。


こちらは撮ったときは何の花か分からなかったのですが、
すぐにシモツケと気が付きました。この後、花が綿菓子
みたいになってくるのですね。


ミヤコグサです。花の形が独特で、まるで多肉植物みたい
な感じがします。


再度小田代原に入って、展望台から貴婦人(白樺)を拡大
して撮りました。


木道を歩き始め、アザミを撮りました。このアザミも
この時季の代表的な花ですね。でも、この日群落は
見当たりませんでした。


ノハナショウブがハクサンフウロに囲まれて咲いていま
した。この花ももっと数多く咲いていていいと思ったの
ですが、少なかったです。


クガイソウが咲いていました。まだ早いのか、すこし細い
ですね。


木道から少し離れた所でニッコウキスゲが咲いていました。


男体山を背景に、ホザキシモツケの群落を撮りました。


木道反対側はイブキトラノオがいっぱいでした。


こちらはニッコウアザミですね。


木道が林間部になってきた所でヤグルマソウが咲いて
いました。


ヒロハヤマトウバナ。花が小さく、何枚撮ってもはっきりせず、
これが見られる方かなと思います。


ミツモトソウ。木道脇の刈り払いから免れて残っていました。
あるいは、故意に残してもらったのかもしれません。


サワギク。この花もこれから増えてきます。


ミヤマタニソバです。ちいさな白い花を付けています。


小田代原と戦場ヶ原の境いある防護柵。戦場ヶ原が
通行止めになっているので、ここから赤沼へ引き返し
てしまう人も多かったです。


ゲートを過ぎてすぐの所で咲き始めていたハゴロモホトトギス。
もう少し時間がたてば、あの噴水みたいな花の形になってくる
と思います。


これはドクゼリですね。出たばかりの処みたいで、花の形が
しっかりしていません。


大きな形のホタルブクロを見ました。色がきれいでした。


これはコオニユリです。花の数に驚きました!今まで見た
うちで一番と思います。


そのコオニユリを撮っている足元でオオヤマサギソウが
咲いていました。初めてです。この後も何株か見ること
ができました。


こちらはウマノアシガタでしょう。もう終わりの時期にきて
いますが。


ノハナショウブがきれいな形で咲いていたので、また撮って
しまいました。


チダケサシ。湿原には多い花ですね。


撮ったときはよく分からなかったのですが、あとで調べたら
ゲンノショウコみたいです。


戦場ヶ原でもホザキシモツケは群落をつくっていました。


ミズチドリです。ちょうど見頃でした。


いまが盛期みたいでいくつも咲いていました。


マイセンカラマツ。こちらもこの後小田代原で、大きな群落
をつくります。


男体山をバックにアザミを撮って、ここらから引き返しました。


ハクサンフウロは戦場ヶ原でもいっぱい咲いていました。


ホザキシモツケ、この日最後の一枚。


トモエソウです。形がはっきりしていました。


こちらはこの日アザミ最後の一枚。


コオニユリ。何~んか、クロズアップが続いてしまいま
したね。


ヤマブキショウマ。往路のときは気が付きませんでした。


防護柵から真っ直ぐに木道を戻る途中に、ノハナショウブ
がよく咲いていた所がありました。ちょっと遠かったので
はっきりしませんが。

小田代原と戦場ヶ原、雨が続いていたのでその影響を心配
したのですが、よく咲いていました。前回より人も少なく、
その分ゆっくり見たり、撮影できたりしました。まだまだ
花の時季は続きます。できたらもう一度、は欲張り過ぎで
しょうか!?


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赤城黒檜山・駒ヶ岳・覚満淵

2020-07-02 10:26:18 | 山歩き情報
2020年6月29日、赤城山の黒檜山・駒ヶ岳・覚満淵に
行ってきました。大沼大洞登山口から黒檜山へ上り、駒ヶ岳
へ回って、下りてから覚満淵を歩いてきました。所要時間は
4.5hでした。


おのこ駐車場から歩き始めるとき、黒檜山(中央)を撮り
ました。


大洞登山口までの車道を歩いているとムラサキサギゴケ
が咲いていました。数が少なかったので気が付かない
場合が多そうでした。


こちらはノイバラですね。道路上にはみ出して咲いて
いました。


マムシグサもいまが一番の盛期みたいで、たくさん
見られました。


大洞登山口に着きました。ここから急坂を登って行き
ました。


急坂を登って、視界が開けた尾根の猫岩と名付けられた
所から眺めた景色を撮りました。正面が地蔵岳、その手前
が大沼で、大沼湖畔の赤城神社もよく見えました。


息を切らせながらようやく分岐点まで上ってきました。
ここを左が黒檜山頂上、右が黒檜大神の社前を通って
駒ヶ岳への道になります。


黒檜山頂上へ着きました。たしかたくさん人が登っていた
はずなのに人影がまったくありませんでした。後で分かった
のですが、皆この先の絶景スポットへ向かっていたのでした。


ここがその絶景スポット。頂上から2分位の所です。
前面の景色が大きく広がっています。写真は渋川・
沼田の方向です。


頂上へ戻って、駒ヶ岳へ向けて上りとは反対方向を下りて
行く途中、木々が途絶えると小沼が見えてきました。


先へ進んだ所で、これは最後のヤマツツジですね。
ツツジはもうすべてが終わっていました。


クサタチバナが咲いていました。この日、黒檜山から駒ヶ岳
にかけて、このクサタチバナをたくさん見ることができま
した。黒檜上りの道ではまったく花はなかったのですが…


こちらはハナニガナですね。所どころで咲いていました。


駒ヶ岳を上ってきて、その頂上前から大沼を撮りました。
大沼の向こう中央の三角形をした山は鈴ケ岳です。


駒ヶ岳頂上です。そんなにスペースはありません。


駒ヶ岳をずうっと下りてきて、眼下に覚満淵が見えそうな
所まできたらクサタチバナが固まって咲いていました。


こちらはミヤマカラマツです。まだ出始めですね。


駒ヶ岳登山口まで下りてきました。この後、左の覚満淵へ
向かいました。


覚満淵では、まず最初にニガナを見ました。このニガナ、
またハナニガナは覚満淵の至る所で咲いていました。


大沼側から鳥居峠の方向を眺めた覚満淵です。季節柄
ほぼ満杯状態でした。


時計とは逆回りで歩き始め、木道の上からモウセンゴケを
撮りました。


こちらはツボスミレ(だと思うのですが…)。


ネバリノギランも木道すぐ近くで撮ることができました。


ずうっと歩いてきて、こちらは最初とは反対側の鳥居峠から
大沼方向の景色を撮りました。


この後、反転して木道対面の山側の道を歩いて行くと、
シロバナニガナが固まって咲いていました。まだ完全には
花が開き切ってはいませんでしたが。


草の中にニッコウキスゲを見付けました。咲き始めたばかり
で、ポツン、と一つ切りでした。


ニシキウツギがきれいに咲いていました。ここまでもたくさん
見たのですが、これが一番でした。もう少しで終わりですね。


ノハナショブも見ることができました。ニッコウキスゲ共々
これからが本番ですね。


やはり同じように草の中からウマノアシガタ(キンポウゲ)が
顔を出していました。


ノイバラも今が一番の盛りみたいでした。


こちらはミヤマイボタだと思います。こちらはまだ蕾の
状態で、この後開花してきます。

赤城山の黒檜山、駒ヶ岳、覚満淵、花は春夏切り換えの時期
でちょっと少な目でしたが、それでもいくつか見ることができ
ましたし、歩きでのあるコースなので、梅雨の晴れ間出かけた
かいがあったと思います。この後も、特に覚満淵は秋口の
リンドウまで色んな花が咲いてきますので楽しみですね。
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