桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

赤城荒山

2017-10-26 10:01:02 | 山歩き情報
2017年10月24日、赤城山の荒山に行ってきました。
姫百合駐車場に車を置き、荒山高原を経て荒山を歩いてきま
した。所要時間は約4hでした。


車を置いた姫百合駐車場。周囲は紅葉が進んでいました。


山道のヒノキ林を過ぎると、薄らと紅葉し始めた木々の
向こうに鍋割山系の第1ピークが見えてきました。


荒山高原が近くになってくると、それまでの整備された
道から岩場が続く道へと変わってきました。


風穴がある所まできました。備えてあった温度計は8℃
を示していました。


荒山高原に出ました。


荒山高原から見た荒山です。


同鍋割山系の最初の山(第1ピーク)です。


荒山頂上への道を歩き始めると、紅葉を間近に見る
ことができるようになりました。


荒山高原からしばらく歩いた所に展望の広場がありました。
広場といっても分岐点程度の広さで、見通しもききません。
ただ、姫百合駐車場から歩き始めて最初の分岐点で「展望
の広場」となっていた矢印を上ってくると、ここに出るのかと
気が付きました。一度確かめてみたいですね。


この荒山の道ではカエデ系の紅葉が多かったです。


シラカバと紅葉、いい景観ですね!


木の間から鈴ケ岳が見えました。その右は鍬柄山ですね。
このときは、雲間に青空も見えました。


荒山頂上に着きました。ガスが巻いていて頂上からの
景色は殆ど何も見えませんでした。


頂上からの下りは南東の避難小屋方面の道を行き、
ひさし岩まできました。本来は広々とした空間が見える
はずですが、まったくのガスの中でした。


避難小屋の所まで下りてきました。ここを右に曲がって
棚上十字路へ向かいます。因みに左は小沼方面です。


普段は涸れている岩場に水が溜まっていました。岩の上を
歩いて渡りました。


道の上を覆うようにのびたカエデの紅葉がきれいでした。


沢の水も、台風と長雨の影響で増えていました。何とか
足場を選んで渡渉。


棚上十字路に着きました。ここを真直ぐ下りると森林公園
駐車場、左は赤城温泉、荒山高原は右になります。


十字路角の芝の広場。ミズナラでしょうか、一本だけ紅葉
した木が印象的でした。


荒山高原に向かう道の途中にあった沢も増水。でも、難なく
渡れました。


歩く道は水が溜まってグチャグチャにぬかるんだ状態でした。


荒山高原に戻ってきました。本来は、この後鍋割山も行こう
と考えていたのですが、足元が悪くガスも発生していたので、
止めて、そのまま下山しました。


最後に、まるで花が咲いたように実を付けたズミの木を
撮って下りました。

荒山、この日は台風が通過した二日後ということで、その名の
通り荒れた山になってしまいました。一日間を空けたので大丈夫
かと思って出かけたのですが、影響は残っていました。自然を
甘くみてはいけませんね!!
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桐生鳴神山

2017-10-21 15:44:46 | 山歩き情報
2017年10月18日、桐生の鳴神山へ行ってきました。
梅田町木品の樹徳高校山荘の大滝登山口から登り、下りは
コツナギ沢を回って戻ってきました。全行程約4hでした。


樹徳高校山荘の入口に大きな鳥居が立っていて、掲げ
られた額の表示は「鳴神山御嶽神社」となっていました。


山荘敷地に立つ、今は珍しくなってしまった二宮尊徳の銅像
を脇目に奥へ歩いて行きました。


沢に沿った登山道が始まりました。沢は頂上近くまで
続いていました。


しばらくして大滝が見えてきました。ここ何日か雨の日が
多かったせいか水量がありました。


歩く道脇にシロツバキの花を見ました。大方は散って
しまって、残り僅かな状態でした。


中間点の表示のある、少し平らな場所が出てきました。
これから本格的な上りになるような感じがしました。


上に行くにしたがい岩場が多くなり、道も岩の道が続き
ました。


頂上近くにまできた所で沢は地中へとなり、地上から消え
ました。何か動物が荒らしたような跡が残っていました。
熊か猪か、よく分かりません?


頂上直下の稜線が見えてきました。付近はカッコウソウの
保存地帯です。


肩の広場に着きました。神社も見えていますし、今年7月
に完成した山小屋も見えています。


立派な山小屋ができていました。「なるかみ小舎」の表示
がされていました。


小屋の中も覗いてみました。ベンチ、テーブルも設えられ、
きれいになっていました。


広場の裏を少し上って頂上に着きました。何か違和感が
したのは、鳥居の色が、赤からグレーに塗り替えられて
いたからでしょうか?


頂上から桐生市街を眺めた景色です。この頃になると大分
雲が厚くなってきました。


こちらは反対側の日光方面。男体山は雲に隠れて見え
ませんでした。


頂上のツツジが紅葉していました。


すぐ隣の仁田山嶽も紅葉に染まり始めていました。


仁田山嶽頂上先の第一展望台から赤城山方面を眺め
ました。姿形は見えませんでした。


こちらは第二展望台からの同様の景色ですが、赤城山
は何となく感じられました。


裏の肩、椚田峠にきました。いつもは左の赤柴方面の道
をとるのですが、この日は右のコツナギ沢へ下りました。


カッコウソウが咲く斜面を抜け、沢が始まる所まで下りて
きました。写真が少しボケてしまいはっきりしませんが、
ここから水が流れ始めていました。


これは、しばらく下りてきた所のワサビ田跡です。


いつの間にか沢は大きくなり、大きな音をたてて流れて
いました。


途中には幾つか滝状態になる個所もあり、ダイナミックに
流れ落ちていました。


コツナギ沢登山口が見えてきました。横に走る林道は
県道343号線です。この林道を歩き、出発点の大滝口
へ戻りました。


戻り始めコツナギ橋を渡った所で振り返り登山口付近を
撮りました。手前がコツナギ橋、左に丸太小屋の建物が
見えています。


林道傍を流れる高沢川。山間部を滔々と流れて行きます。
スメタナのモルダウが聞こえてきそうでした。


林道脇にゴマナ、ヤクシソウが咲いていました。


やがて山側斜面裾の岩の窪みに小さな石像が現れました。


その先の岩場にはいっぱいありました。宝暦の文字を
みつけ、江戸末期の石仏群みたいであることが分かり
ました。


こちらは皆頭部が欠けた石像が並んでいました。廃仏毀釈
によって落とされてしまったのでしょうか?


岩場の上の方には落石防止用ネットで塞がれていました
が洞窟みたいなのが見え、あの中にもあるのではないか
と想像をめぐらせてしまいました。


岩のすき間には板碑みたいなものもありました。
この後、しばらく林道を歩き大滝口へ着きました。

鳴神山、いつもは川内側の駒形から登るのですが、この日は
久しぶりに大滝口からにしました。雨の日が続いた中のほんの
僅かな晴れ日を選んで行ってきました。鳴神山は色んなルート
で登れて、本当に楽しめますね。




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榛名掃部ケ岳

2017-10-11 10:56:23 | 山歩き情報
2017年10月9日、榛名山の掃部ケ岳に行ってきました。
旧国民宿舎吾妻荘傍の登山口から掃部ケ岳に向かい、
途中硯岩に寄ってから頂上へ。頂上から杏ケ岳へのルートを
杖の神峠まで歩き、林道を湖畔へ下りて、戻りました。所要
時間は約4hでした。


吾妻荘手前の市営駐車場にクルマを置き歩き出すと、
硯岩が見えてきました。道路脇に旗が立っている所
が登山口でした。


登山口です。ここから掃部(かもん)ケ岳に登りました。


最初に出てきた尾根の分岐点。右が硯岩、左が掃部ケ岳
です。


硯岩へ出ました。名前からは鏡面の岩があると思っていま
したが、ゴツゴツした岩が並んでいました。


その硯岩から真正面の榛名湖、榛名富士を撮りました。
湖面にはボートが幾つも浮かんでいるのが分りますか?


掃部ケ岳の道はご覧のようなクマザサに覆われていました。
当日歩いたルートは一部を覗いて、殆どがクマザサをかき
分けて歩く道ばかりでした。


掃部ケ岳頂上へは木段の道も長く続いていました。階段の
間隔が狭くて歩き辛かったです。


木段が切れて、頂上かと思ったのですが左側の上り道と
合流する分岐点でした。ここから頂上までは結構かかり
ました。


頂上が近くになってくると、紅葉(黄葉)が見られるように
なりました。


なかなか頂上へ着かなかったのですが、もうそろそろの
感じがしてきました。


掃部ケ岳頂上(1,449m)に着きました。


頂上からの景色です。このときになると雲が大分出てきま
した。榛名湖は左になり、ここからは見えませんでした。


杏(すもん)ケ岳へ向かう標識が立っていました。


この方向が杏ケ岳へ歩くルートです。実際は見えている
三つの山を越えた所が杖の神峠で、杏ケ岳はその先でした。


やはりクマザサの道が続いたのですが、その中にアザミが
咲いていました。


地蔵岩と呼ばれる所があって、そこから見えた榛名湖を
撮りました。


一つ目のピークを過ぎ、二つ目の西峰へ行く途中、道を
間違え完全に行く手が不明な状態になってしまいましたが、
結局稜線まで戻り、二つ目のピークの西峰に辿り着きました。


西峰を下り、三つ目のピークを経て杖の神峠へ向かう分岐
に出ました。ここからの道は唯一クマザサがなく歩きやすい
ものでした。


三つ目のピークを過ぎた所で耳岩と呼ばれる、まるで壁の
ような大きな岩の下を通りました。


また分岐になり、ここを左に曲がって再度出てくる分岐点
から急降下の道になりました。


下り始めてすぐに、木の間に杏ケ岳(右、1,292m)が
見えてきました。


反対側には、いままで歩いてきた掃部ケ岳の稜線が見え
ました。榛名湖もチラッと顔を覗かせていました。


杖の神峠近くまで下りてくると、背中に天保年間の字が
刻まれているのが読める石仏が立っていました。


杖の神峠へ着きました。向かいが杏ケ岳の方向になります。


杏ケ岳の登山口です。当初の計画では、杏ケ岳への往復
も入れていたのですが時間不足のため断念し、ここから
林道を歩き湖畔へ下りることにしました。


林道に黄色い花が咲いていました。ヤクシソウみたいです。


また、ゴマナもまだしっかり咲いていました。


歩いてきた稜線も見えました。


こちらはイタドリですね。


それにしてもこの林道は時間がかかり、途中何度も間違っ
ていないか考えてしまいました。写真はその林道を1h
かかり下り切って湖面近くに出た所です。


前面に榛名湖、榛名富士の景色が広がっていました。手前
は市営の駐車場(クルマを置いた所とは別)です。


その駐車場横には「湖畔の宿記念公園」がありました。
いままで知らず初めて見ました。写真は、そこに置かれ
ていたた高峰三枝子の「湖畔の宿」の歌碑です。


さらに上に行くと湖面を見渡すようにして銅像もありました。


最後、駐車場へ戻る道筋にアザミが咲いていました。
さしずめハルナアザミとでもいうのでしょうか?

榛名掃部ケ岳、この日は前週の赤城山のときと比べて気温が
高く、暑さに参ってしまいました。できれば杏ケ岳にも行き
たかったのですが、次の機会に譲ります。
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赤城黒檜山

2017-10-07 14:25:01 | 山歩き情報
2017年10月5日、赤城山の黒檜山に行ってきました。
大洞登山口から黒檜山を登り、その後駒ヶ岳へ回って下り、
最後覚満淵を巡って戻りました。全行程5hでした。


赤城大沼湖畔のおのこ駐車場に着いたとき、気温は9℃
でした。ある程度の寒さは予想していたのですが、こんな
に冷えるとは驚きです。歩き始めに眺めた黒檜山(中央)は
紅葉が始まっていました。


大洞登山口では、まだ秋の気配は感じられませんでした。


岩場の尾根の猫岩という所まで上ってきて、眼下の
大沼を撮りました。このときは、陽射しがあって
すっきり見えました。


岩場の道にだんだんと紅葉した木が増えてきました。
ベニサラサドウダンがすっかり色づいていました。


こちらはカエデみたいで、ひときわ鮮やかな真っ赤な色に
染まっていました。


駒ヶ岳が見えてきました。頂上付近が紅葉していました。


黒檜山も全容を現わしました。これからあの頂を目指します。


黒檜山も頂上が近くになってくるにしたがい、紅葉が
増えてきました。


頂上稜線の分岐点が見えてきました。左が頂上です。


黒檜山頂上へ着きました。この後、さらに左の展望台へ
向かいました。


途中の木々の間から見えた大沼、鈴ケ岳を撮りました。


切り立った断崖の展望台からの景色です。少し霞がかって
いますが渋川から沼田の方向になります。


黒檜山頂上を少し下りて、駒ヶ岳へ向かう所の分岐です。
左へ行くと花見ケ原、右を下りて行くと駒ヶ岳です。


この分岐点周りもすっかり紅葉していました。


黒檜山を下りてきて前方の視界が開くと、左から駒ヶ岳、
小沼、地蔵岳の連なりを見渡すことができました。


黒檜山を下りて鞍部の稜線を歩きながら後を振り返って、
いま下りてきた黒檜山を撮りました。このときには、少し
ガスが巻いてきました。


傍のクマザサの中にリンドウが咲いているのに気が付き
ました。


駒ヶ岳頂上に着きました。頂上下の視界はガスで閉ざされ
て何も見えませんでした。


こちらは、駒ヶ岳下山中に見えた紅葉。


駒ヶ岳を下りて覚満淵に向かいました。湿原の木道脇に、
最初に出てきたのはハナラッキョウ。


リンドウも咲いていました。


覚満淵の大沼側堰堤に出て、鳥居峠の方向を撮りました。
覚満淵は、すっかり秋景色に染まっていました。


何か取り残されたような感じのトリカブトをすぐ傍に見ました。


ゴマナは至る所で名残りを留めていましたが、もう完全に
終わっていますね!


ワレモコウも、吾も終わりの状況でした。


一方で、アザミが所々に小さな花を可憐に咲かせていました。


木道桟橋の上から対岸に見えたクサモミジを撮りました。


鳥居峠側まで来て、大沼方向を眺めた景色です。
クサモミジがいっぱいに広がっていました。

赤城山、特に紅葉を目指して出かけたわけではないのですが、
もうしっかりと始まっていました。これから本格的になって
きます。また、見にこられたらいいですね。色んな花を見せて
くれた覚満淵はもう終わりですね。また来年を期待します。
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