桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

日光小田代原・戦場ヶ原

2012-06-26 16:39:11 | 山歩き情報
6月25日、奥日光の小田代原と戦場ヶ原に行ってきました。
目的はたくさんの花と戦場ヶ原のワタスゲを観ることです。
赤沼駐車場に車を置き、120号線を渡って歩き始めました。
最初は小田代原に向かい、その後、戦場ヶ原に回って戻りま
した。全行程3h位でした。


こういった樹間の道を通って小田代原に向かいました。ほぼ
平な気持ちの良い歩きとなります。小田代原に近づくにつれ、
花が多くなってきます。


歩き始めてしばらくしたら、カメラを据えた何人かの人に
出会いました。何をしてるのかと尋ねたらアカゲラを撮って
いるとのこと。私も加えてもらい撮ってきました。
これでも遠景写真を拡大して掲載したのですが、分かります
か?


ギンリョウソウです。この日観たのはこの株だけでした。


ツマトリソウです。いっぱい咲いていました。この花を撮る
のも目的の一つでした。


オオヤマフスマです。この花もいっぱいありました。


マイヅルソウです。こんなに花が大きいのはめずらしいと
思いました。


カラマツソウです。いったん舗装道路に出て、再度小田代原
に入るまでの間で撮りました。


ヤマオダマキ。まだ出たばかりで花が開いていません。後の
柵の向こうが小田代原です。


小田代原です。鹿よけの回転扉から再度入った所の見晴場
から撮りました。真正面に有名な白樺『貴婦人』がちいさく
写っています。真ん中に水たまりがあるのは珍しいことです。


貴婦人を撮ったあと、左手の木道を通って戦場ヶ原方面に
向かいます。この木道も、花をたくさんみられます。いまは
アヤメ、8月にはホザキシモツケがいっぱい咲きます。


アヤメです。例年ならいっぱい咲いている筈なのですが、
遅れています。まだ出たばかりでした。


ハナニガナです。木道を樹間に入った所に咲いていました。


同じ所に咲いていたヒメヘビイチゴです。


少し行くと、木道の脇にズダヤクシュが咲いていました。
漢字で書くと、喘息薬種だそうです。


やはり同じような所に咲いていたクルマムグラです。


小田代原が終わって、分岐点にでました。右は小田代原を
回って、赤沼へ戻ります。左は湯滝方面となっていますが、
戦場ヶ原へはこちらを行きます。


10分位歩くと、また分岐にでます。左が湯滝、右が戦場ヶ原
です。


右に曲がってすぐ、戦場ヶ原の端にでます。ここからは、まだ
一望できません。休憩のテーブルとベンチがいくつもあり、
ここで昼食を摂りました。


ウマノアシガタといいます。戦場ヶ原、小田代原両方にたくさん
咲いています。


白い棒状の花がイブキトラノオです。まだ僅かしか咲いていま
せんでしたが、この後、戦場ヶ原、小田代原ともにいっぱい
咲きます。隣の大きな葉っぱは、バイケイソウ。2m位になり、
同色の花も咲きます。


ハクサンフウロです。長い期間咲いています。


戦場ヶ原周辺には、こうした川が多く流れています。釣り人
がたくさんきます。おもにフライでマスを狙っています。


いよいよ広大に見渡せる戦場ヶ原に入ってきました。ワタスゲ
の白とレンゲツツジの赤が広がっているのが分かりますか。


レンゲツツシです。本当は、緑に映えるレンゲツツジの赤が
とてもきれいなのですが、写真ではそれを再現できていない
のが残念です。


ズミの花です。いたるところで見かけるのですが、大半はもう
花を落としていました。


カンボクです。こちらは、そんなにはありません。


戦場ヶ原が終わりかける所の樹の合間から撮りました。
一面に広がるワタスゲが分かるでしょうか?とにかく、
すばらしいのひとことです。

今回の小田代原、戦場ヶ原は花がたくさんあるので、毎年
欠かさず訪れています。この後も、いろいろ咲くので、長い
期間楽しめます。
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赤城山白樺牧場

2012-06-18 16:00:16 | ブラ歩き情報
6月18日、赤城山白樺牧場のレンゲツツジを観に行って
きました。例年より遅れていて、まだ最盛期とはいかず、
五分咲き、といったところでした。


新坂平から上って、赤城山総合観光案内所方面を撮りまし
た。まだ、満開には時間がかかりそうな状況でした。


中には、たくさん花を付けている木もありました。後には
鍬柄山、鈴ケ岳が見えます。


レンゲツツジをアップで撮りました。


総合観光案内所から撮りました。


総合観光案内所の先にある見晴山にも、たくさん咲いて
いました。レンゲツツジの咲く範囲が、だんだん広がっ
てきたのが実感できます。


見晴山頂上もたくさんツツジがあって、黒檜山をバック
に撮りました。


見晴山を下りる途中から撮りました。こちらは、かなり
密度が濃く咲いていました。


せっかく赤城にきたので、大沼にも寄り、赤城神社に渡る
赤い橋から撮りました。中央に見える山は、小地蔵岳です。


覚満淵も、鳥井峠から眺めていきました。


最後に小沼へ行き、ヤマツツジを前に湖面を撮りました。

この日は、梅雨の合間の晴れに恵まれたせいか、月曜日で
あったにもかかわらず、たくさんの人が訪れて、さかんに写真
を撮ったり、お弁当を摂ったりしていました。
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桐生吾妻山

2012-06-15 11:42:04 | 山歩き情報
6月14日、吾妻山へ行ってきました。菖蒲まつり開催中の
吾妻公園から、とんび岩を経て、吾妻山頂上へ。
戻りは、水道山へ回り、小曾根幼稚園に下りました。全行程
2hちょっとでした。


吾妻公園に入った所の池では、蓮の花が咲いていました。


池の先の菖蒲畑です。この日も、菖蒲をご覧にこられた方の
姿が見られました。


いつものように、とんび岩から市街地を撮りました。梅雨の
合間で霞んでいて、はっきりはしていません。
ここで、また、いつものようにF氏に会いました。毎日登ら
れていますので、きっとお会いするだろうと思っていました。


ギンリョウソウです。葉緑素のない白い姿が特徴で、高山の
山奥でよく見かけられます。
長年吾妻山に登っていますが、初めて観ました。頭をかしげ
て、何か考え事でもしているのでしょうか?


吾妻山頂上から撮った写真です。


頂上に咲いていた、名前の知らないピンクの花です。


吾妻山下山の途中で咲いていたシモツケ。これ一本だけで
した。


吾妻山から尾根道を真直ぐ向かい、自動車道に出て、水道山
頂上ちょっと手前から振り返り撮りました。吾妻山が男吾妻
(左)、女吾妻(右)並んで勇壮に見えます。


水道山頂上の見晴台から撮りました。この景色も桐生を代表
する景色ですね。


水道山頂上にオオバギボウシが咲いていました。街中でも、
よく見かけられます。この日、最後の花でした。

この時季は花は少ないと思いながら出かけたのですが、吾妻
公園の蓮や菖蒲はとてもきれいで、十分満足しました。
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赤城黒檜山

2012-06-09 10:33:49 | 山歩き情報
6月7日、赤城山の黒檜山へ行ってきました。下界は快晴
だったのですが、赤城山は全体が雲にすっぽり覆われ、まさ
に暗雲立ち込めるような感じで、ちょっと心配しながら向か
いました。
大沼湖畔に車をとめ、大洞登山口まで歩き、そこから黒檜山
頂上をめざし、さらに駒ヶ岳へと回り、駒ヶ岳を下山後、覚満淵
を巡って車に戻りました。全行程4h位でした。


大洞登山口です。すぐ、岩場の急登が続きます。


ミツバツツジが最盛期でした。いっぱい咲いていました。
大沼へ向かう途中の白樺牧場のレンゲツツジは、まだ蕾状態
で、見頃まであと1週間以上は必要とされそうでした。


猫岩という尾根道の岩場から下の大沼を撮りました。左の
駒ヶ岳方面からのガスで、正面の地蔵岳が霞んでいます。


シロヤシロ(ゴヨウツツジ)もよく咲いていました。実は黒檜山
には毎年登っているのですが、こんなに花が咲いている時季
は初めてで、見直しました。


行く手に、黒檜山の頂上が見えてきました。


右を見れば、駒ヶ岳はガスに覆われていました。


黒檜頂上へもうすぐという所にマルバスミレが咲いていました。
この日も、たくさんスミレを観ました。


黒檜山頂上です。ガスが巻いていて視界がまったく効きま
せん。写真には写っていませんが、頂上へ着いたら、平日に
もかかわらず人がたくさんいて(50人位)びっくりしました。
その約7割が女性です。これにも…!!


頂上を少し戻った分岐点の一方の道に、黒檜山大神の社が
あります。


お参りをして、ふと足元を見ると、シロバナノヘビイチゴが
咲いていました。名前から受ける印象よりは、可愛らしいで
すよ。


社を横切り、下りるとすぐ分岐点に出ます。真直ぐは花見ケ原
キャンプ場へ出る道で、少し行くと小沼を見下ろす絶景ポイン
トがありますが、この日はまったく見えませんでした。
右斜め下が、駒ヶ岳に通ずる道です。こちらを行きました。


サクラスミレです。これもたくさん咲いていました。


駒ヶ岳頂上です。着いたら、6~7人の人が大きな虫捕り網や
カメラを持って、盛んに何かしていました。何をしているのか
聞いてみたら、何とかクワガタという虫を捕まえ、写真を撮っ
ているとのことでした。5mm位の大きさで、初めて観ました。


駒ヶ岳頂上を少し下りてきた所で視界が開け、前方に小沼が
かすかに見えます。


もうすぐ大沼に下りる所で覚満淵が見えてきました。その向
こうは小地蔵岳です。


駒ヶ岳登山口に下りてから、覚満淵へ歩き撮りました。この
時季は、花が咲いていません。


僅か、覚満淵の山際の道端に咲いていた、ミヤマツボスミレ
です。

黒檜山上部は6月というのにやっと芽生えてきたところで、これ
から春本番を迎え、赤城山の花々に期待が集まってきそうでした。
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桐生市内史跡散歩

2012-06-03 15:42:00 | ブラ歩き情報
6月2日、桐生文化史談会・北公民館主催の「史跡散歩」に
参加しました。
内容は「国境に遊ぶ」と銘打って、桐生市東三丁目から菱町、
東久方町の史跡を4hかけて、観て歩くものでした。


北公民館を出発して、最初に訪れたのは「金谷(因幡)稲荷
神社」でした。この神社は、由良成繁の重臣金谷因幡守が
創建したもので、隣にある金谷家の屋敷神社になっている
そうです。


金谷神社から、養泉寺の塀に沿って西側に少し歩いた四つ
角にある碑で、「青面金剛」というのだそうです。子供の頃、
ここは非常に暗く、不気味な感じがして、こわごわしながら
通った記憶があります。
三猿が刻まれているとの説明があって、よく観たら確かにあ
りました。いままで、全然気がついていませんでした。


養泉寺の「豊川稲荷」です。豊川稲荷は神社がつかない豊川
稲荷であって、稲荷神社とは違うのだそうです。当然ながら
祭神が違います。これも、まったく知りませんでした。


「養泉寺」です。ここは、元々は裏の金谷因幡守の従医で竹本
養意という人の庵(水竹庵)があった所で、江戸時代中頃同じ
桐生の鳳仙寺の末寺になった、と住職から説明がありました。


養泉寺から東に歩いて桐生川にでた所で、ここに以前は
「二州橋」という橋がありました。昔、菱町は野州で、上州
の桐生との間に架けられた橋故、二州橋と呼ばれたみた
いです。子供の頃、よく通って、いまでいうガッチン山へ
行きました。
写真、右手前がガッチン山、左が観音山。


桐生川の幸橋を渡って、ガッチン山麓にある「機神神社」
です。西陣から桐生にきて、高機を伝えた中村弥兵衛という
人を祭った神社です。


機神神社から北へ向かい、観音山の麓にある「普門寺」です。
由良成繁によって、天正年間世良田から移設された寺で、
江戸時代にやはり鳳仙寺の末寺になったそうです。本堂に
「畏無施」という額が架けられています。おそれがないよう
にする、といった意味らしいです。このお寺で、毎年一月に
ダルマ市が開かれています。


普門寺の山門登り口のところに「橋供養」の碑があります。
大変めずらしい碑で、247年前の建立だそうです。
橋は、近くの稲荷橋のことでしょうか?


普門寺からさらに北へ向かい、山菱屋といううどん屋さんに
行く路地の途中にある「行人塚」です。由良成繁軍と戦った
桐生氏の戦死者を葬った跡です。


行人塚からすぐの所で、桐生工業高校グランドの道を挟んだ
反対側で、今は駐車場になっている「伊豆田遺跡(弥生時代)」
と、ちょっと高台の「東光台遺跡(縄文時代)」です。


この後、中里橋を渡って、天神町の群馬大学へ行きました。
同大キャンパス内にある「群大工学部同窓記念館」です。
大正5年に建てられました。映画等の舞台に使われたりもして
います。


この日最後の見学場所でベーカリーカフェ・レンガの隣の
「大蔵院」です。江戸時代始め頃の創建らしく、八丁撚糸機
を発明した岩瀬吉兵衛、シイタケ種駒の森喜作博士などの墓
があります。

4時間と長丁場でしたが、いろいろ細かく説明が聞けて、暑さ
もものとせず回ってこられました。

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