桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

みなかみ町三国山

2018-07-27 15:07:09 | 山歩き情報
2018年7月24日、群馬県と新潟県の境にある三国山へ
行ってきました。三国トンネル脇の登山口から登って、三国峠、
頂上までを往復してきました。所要時間は約3.5hでした。


三国トンネル前の駐車場に車を置き、国道17号線を歩いて
トンネルへ向かいました。道路に歩道はなく、車道の端を
歩かねばならずちょっと注意が必要でした。


上越橋を渡って、トンネルの入口すぐ横が登山口でした。


気が生い茂る道を歩き出すとすぐにミヤマカラマツが咲いて
いました。


こちらはヤマアジサイで、この後もしばらく出てきました。


生い茂る木のすき間から、ちらっと三国山が見えてきました。


サワオトギリが咲いていました。


最初に出てきた分岐で、右に行くと長岡藩士なだれ遭難の
墓などがあります。三国山へは左を行きました。


三国峠に着きました。上越国境の難所だった所です。神社
は御阪三社神社で、上野、信濃、越後の総鎮守であるため
三国権現といわれているとの説明がありました。


神社前で咲いていたノリウツギ。山の至る所で見られました。


こちらはシモツケソウ。いま一番咲いている花みたいでした。


視界が広がる所に出て、遠くまで見渡せました。ここまでに
至った17号線が山の中を走っているのが見えました。


大分上ってきて、三国山の全貌が見えてきました。


ツリガネニンジンもいっぱい咲いていました。


ウツハホグサはここだけでした。


こちらはシモツケです。花の色がシモツケソウと違っていま
した。数は圧倒的にシモツケソウの方が多かったです。


ホタルブクロは何だか元気がありませんでした。


ヨツバヒヨドリ、もっと背が伸びてもいいはずなのですが。


クガイソウ、もうほとんどが花が枯れ始めていました。
その中で一番見栄えがいいのを掲載しました。


こちらはソバナですね。久し振りに見ました。


たくさん咲いていたハコネギク。ミヤマコンギクとも。


ホツツジ。登って行く道筋にいっぱい咲いていました。


上ってきた尾根を振り返って撮りました。ちょうど真ん中
辺りが神社のある三国峠です。


目を右に移すと、苗場山をはじめとする新潟の山々がよく
見えました。


キオンが咲いていました。もう夏を実感します。


ミヤマシシウドだと思います。草原の斜面に幾つも咲いて
いました。


こちらはオオバギボウシ。自然の中に咲いている姿を見る
のは珍しい気がします。


ニッコウキスゲが咲いててくれました。まだあるかな、
と期待してきたのですが、希望が叶いました。


こちらは、少し固まって咲いていました。


シモツケソウがお花畑状に咲いているのが分かりますか?
バックの山もいいですね!


ずうっと上ってきて、一段上に出て、これから頂上に
向かって最後の上りとなります。


クガイソウが何本か固まって咲いていました。


分岐が出てきました。左は大源太山を経由する平標山へ
の道。三国山頂上へは真っ直ぐの階段を行きました。


うわー!こんなにもヤマハハコが…


ガレ場になりました。石を敷き詰める木枠が浮いた状態に
なっていました。


左手に、スキーで昔から有名な苗場スキー場が見えました。


木道脇に咲いていたコキンレイカ。


最後の木段。この長くて、急な階段を汗まみれになり
ながら上って行きました。


三国山頂上(1,636m)に着きました。


頂上には、「平和の鐘」があり、私も鳴らしました。


頂上から真正面(上ってきた方向)の景色。遠くに榛名山
が見えました。画面右上にはトンボが飛んでいました。


こちらは左の方向で赤城山が見えました。


頂上直下の木陰で休んだのですが、そこに咲いていた
チダケサシ。たいていのものが枯れ始めていたのですが、
涼しいせいか、生気を保っていました。


周辺では、コオニユリがクマザサから首を出して咲いて
いました。


こちらはイタドリですね。まだ若い感じがしました。


ガレ場まで下りてきました。この斜面を滑らないよう慎重さ
を増して下りて行きました。


こちらはアオヤギソウですね。上りでは気が付きません
でした。


最後、お花畑をもう一度撮りました。


登山口の所にはこんな標識が立っていました。

三国山、山を上るにつれて色んな花が出てきて、こんなにも
豊富かとちょっと驚きました。ニッコウキスゲもギリギリ間に
合いました。次回は、もうちょっと早めにきて、その群生を
見たいですねー!!
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尾瀬沼・大江湿原

2018-07-20 10:27:55 | 山歩き情報
2018年7月17日、大清水から一ノ瀬休憩所まで低公害
のシャトルバスで行き、三平峠、尾瀬沼、ビジターセンター、
大江湿原と歩き、同じコースを辿って戻ってきました。バス
の時間も入れて全行程5.5hでした。


一ノ瀬の登山口です。ここから歩き始めました。


沢沿いの道を歩いて行くと出てきたハナウド。


その反対側には、沢に身を投げ出すようにして
トリアシショウマが…


いまの時季に多いハナニガナ。


これは珍しいサワオトギリです。木段脇で咲いていました。


大分上ってきて、視界が開けた所に着ました。遠くの山が
よく見えました。


三平峠が近くになって、シラビソの林の中でよく見られる
ギンリョウソウ。ただ、雨が少なかったみたいで土が
乾燥していて、色合いが変な感じでした。


三平峠に着きました。往きの上りはここ迄で、この後
尾瀬沼へ下りて行くことになります。


辺りに花はないかと探したら、ちょうどスポットを当てた
ように陽が射して、オオバノヨツバムグラが咲いていました。


尾瀬沼畔の三平下に下りて、湖畔の木道をビジターセンター
へ向かって歩き始めた所にバイケイソウが咲いていました。


こちらはそのすぐ傍に咲いていたセントウソウ。


木道を歩いてすぐの所にある展望台から燧岳を撮りました。
ただ、手前の湿原に花が全然見られないのは、かってない
ことでした。普通なら、この辺りでもニッコウキスゲが
見られるのですが、どうなったのでしょうか?


唯一展望台脇に咲いていたのはキンコウカ。これだけ
でした。


でも、ちょっと木道を歩くとオトギリソウが…


その後出てきたモミジカラマツ。


これはズダヤクシュを撮ったのですが分かりますか?
背景に埋もれてしまっています。


長蔵小屋近くになった所で咲いていたネジバナ。


長蔵小屋前、ビジターセンター横で大がりな工事をしていて、
防災ネットのすき間から撮った一枚。後で、工事関係者から
聞いたところの話しでは、また新たにビジターセンターを
作るのだそうです。


長蔵小屋前のヒメサユリはもう終わっていました。


ビジターセンター前を抜けると大江湿原が広がります。
期待したニッコウキスゲは数が少なく、疎らな状態でした。


バリバリと大きな音がしたので上を見上げたら、工事の
資材を運んできたヘリコプターが見えました。


カラマツソウが他の草に埋もれるようにして咲いていました。


こちらはコバギボウシ。


モレモコウもありました。これを見ると花の時季が早まって
いると思いました。


大江湿原を、沼山峠方向に向かって少し歩くことにしました。


燧岳をバックに何やら大きな花がかたまって咲いていました。


ミヤマシシウドです。


木道が左に分岐していて、その先にあるヤナギランの丘。
ひょっとしたら咲いているかと思い、そこへ行くことにしました。


途中で、尾瀬沼の方向を撮りました。前面の湿原には、
ワタスゲやニッコウキスゲがちらほら見えましたし、空には
ヘリコプターも飛んでいました。


ヤナギランは咲き始めた処でした。


ヤナギランの丘は、長蔵小屋を建てた平野氏の墓所でした。


墓所の横手では、クマザサの上に首を出す形で
マルバダケブキが咲いていました。


戻りかけた処で、一番咲いていたヤナギランを接写で
撮りました。


戻る木道の真ん中に、一つだけ残っていたヒオウギアヤメ。


こちらはシロバナニガナ。花が二つ見えていたはずが、
結果は一つだけしか写っていませんでした。よく見たら
重ねて撮ってしまったみたいですね!?


アザミも所々で見られたのですが、数が少なかったです。


ワタスゲももう終わりですね。


ニッコウキスゲ、三つ形よく咲いていたのを掲載することに
しました。


ビジターセンターに戻る途中で撮りました。これでも、この
辺りがニッコウキスゲの多い方なのですよ。


こちらはオタカラコウです。今が一番みたいでした。


ビジターセンター手前に分岐した木道があって、その先に
は展望台が設けられていました。いつの間にできたので
しょうか?


その展望台から目の前に見えた燧岳を撮りました。


あまりにも視界がクリヤーだったので、少し時間が経って
から再度戻って大きくズームして撮ってしまいました。


こちらはイヌトウバナでしょうか、長蔵小屋の後で咲いて
いました。


三平下へ戻る途中で、木道脇にタニギキョウが咲いて
いました。


同じくオククルマムグラを撮ったのですが、分かりますか?


三平下近くの展望台まで戻って、手前に咲いていた
サワランを撮りました。往きのときには別のサワラン
を撮ったのですが、こちらの方が良かったので掲載し
ました。


三平下の尾瀬沼山荘前で咲いていたヒオウギアヤメ。


こちらは近くで咲いていたネバリノギラン。


三平峠を過ぎて、途中で撮ったケナツノタムラソウ。


こちらはカラコギカエデではないかと思っています。


こちらは葉の形からチダケサシ。


最後に、ヤマオダマキを撮りました。

いままでいつきても花に溢れていた尾瀬。何か今回たいへん
少なく、異様な感じがしました。少雨、早い梅雨明けが影響
しているのでしょうか!?このまま、この状態が定着して
もらっては困ってしまいます。一過性であってくれればいいのだが、
と祈っています。
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赤城長七郎山・地蔵岳・覚満淵

2018-07-13 11:32:11 | 山歩き情報
2018年7月10日、赤城山の鳥居峠から歩き始め、長七郎山、
小沼、地蔵岳、覚満淵を巡ってきました。所要時間は約4.5h
でした。


鳥居峠端の長七郎山への登山口です。実際は小地蔵岳
の麓になると思いますが。周辺には花がいっぱい咲い
ていました。


シモツケです。今赤城山で一番咲いている花ですね!


これは何かと思ったら、ナツノタムラソウみたいです。


ニッコウキスゲがよく咲いていました。


ウスユキソウです。日本のエーデルワイスといわれて
います。


コメツツジも至る所で咲いていました。


チダケサシ。シモツケと双璧をなして、今一番咲いて
いました。


ウマノアシガタは、そんなに数が見られませんでした。


ハナニガナも色んな所で見られました。


登り始めた道では、カラマツソウが殆どでした。


最初の上りが一段落する手前の木段脇にギンリョウソウ
の群落がありました。こんなに固まって咲いているのは、
初めてです。


そして、最初の分岐点に出ました。右が小沼への道、
長七郎山へは左斜の道を上って行きました。


その分岐点から見えた地蔵岳。鳥居峠に着いた途端に
巻いてきたガスの中を歩いてきたのですが、この時地蔵岳
の上には青空が見えました。


歩いて行く道の先に花を付けた大きな木を見ました。
はっきりしないのですが、ノリウツギだと思います。


ガスで視界がおぼつかないですが、ここが実際の長七郎山
の登山口に当たります。(今までは小地蔵岳を歩いてきた
ことになります)


ゆるやかな稜線を上って長七郎山頂上に着きました。


長七郎山頂上ではハナニガナくらいしか咲いていなかった
中で、これは木の下の草地で見つけたネバリノギランです。


また、これはハンノキでしょうか黒い実と青い実が混在
していました。


ヤマオダマキもなんだか寂しそうでした。


長七郎山を小沼側へ下りる道は、上ってきた道と異なって、
このようなガレ場状で、所々に大きな広いスペースがあり
ました。


その道で黄色い花が咲いていました。これ一つだけでした。
はっきりしないのですが、キンバイ系の花ではないかと
思います。


また、オトギリソウはよく咲いていました。


長七郎山を下り切った所の分岐。左へ行くとオトギの森、
右が小沼となります。


その小沼への道の途中で咲いていたタツナミソウ。


小沼に着きました。対岸の砂浜で遊ぶ子供たちの声がよく
聞こえました。


そこから左岸沿いに歩いて県道16号に出て、八丁峠
から地蔵岳登山口に行きました。


長い木段を上り、結構傾斜のあるジグザグ道を歩いて、
高い木が尽きるころになるとニッコウキスゲが咲いて
いました。


その後、巻くような形で斜面を上って行くと、道脇に
ハクサンタイゲキを見付けました。いつも思うのですが、
変わった草花ですね。


シロバナニガナは、この地蔵岳にたくさん咲いていました。


ハクサンフウロが、コメツツジの木の下に隠れるように
して、咲いていました。


地蔵岳を大分上ってきて視界が開けると小沼とその後の
長七郎山がよく見えました。一番左が小地蔵岳です。この
稜線を歩いてきた訳です。


これはキジムシロだと思うのですが、それにしてはちょっと
大きいのですが…


地蔵岳の特徴のアンテナが見えてきました。頂上はもう
すぐそばです。


シモツケも僅かに咲いていました。


地蔵岳頂上に着きました。こちらでは、夏の陽が注いで
いました。


頂上から大沼方面を眺めました。駒ヶ岳、黒檜山は雲に
覆われていました。


頂上直下の展望台。中央のケルンの向こうで視界が開け
ています。


そこから眺めた小沼、長七郎山、小地蔵岳。小沼左に
見えているのは小沼駐車場。


少し左に目を移すと、中央に小さく鳥居峠、その左下に
覚満淵が見えました。


地蔵岳を下りて、八丁峠から小沼へ県道を歩いて行くと
道路脇にシモツケがたくさん咲いていました。


こちらはそのすぐ傍で咲いていたヤマオダマキ。


小沼駐車場前から、最初の分岐までの小沼外周部の道
を歩いて行くと、ポツンと一つだけノハナショブが咲いて
いました。


分岐の手前まできたら大沼が見えました。


最初に登ってきた道を辿って鳥居峠に戻り、眼下に見え
た覚満淵を撮りました。この後、ザックを車に置き、身軽
になって、そこへ下りて行きました。


途中でクルマユリが咲いていました。オレンジ色が鮮やか
でした。


覚満淵の端に着き、大沼の方向を撮りました。


右回りに歩いて花を撮って行くことにしました。これは、
ナツノタムラソウ。いっぱい咲いていました。


ノアザミでしょうか、きれいに咲いていました。


ミヤマイボタの木が並んで出てきました。


これはカラマツソウが大きくなったものでしょうか?
背伸びして何本も咲いていました。後の山は小地蔵岳。


こちらは、葉が松葉みたいな針状の形をしたカワラマツバ。


ノハナショウブが所々で咲いていました。


ニッコウキスゲもそうです。ともによい形の花を撮るのが
難しいですね。


これはダイコンソウですね。


大沼側の堰堤の上から鳥居峠の方を撮りました。


木道桟橋を歩いていると、小さな白い花がちらほらと
見えました。ツボスミレですね。


水際で咲いていたネバリノギラン。


これはトネアザミでしょうか。まだ小さかったです。


ヨツバヒヨドリはまだ花開いていませんでした。


覚満淵から鳥居峠に戻って、ふと下の斜面を見たら、
バイケイソウが咲いていたので望遠で撮りました。

今回の鳥居峠から長七郎山、地蔵岳、覚満淵のコース、
予想外に花が多いのにちょっと驚ろかされました。実
にいろいろな花が咲いていました。これは定番コース
に入りそうだな、と思いながら帰ってきました。
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