桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

赤城黒檜山

2015-08-29 10:43:50 | 山歩き情報
2015年8月27日、赤城山の黒檜山へ行ってきました。
大沼湖畔のおのこ駐車場に車を置き、大洞登山口から黒檜
を登り、駒ヶ岳へ回って、下山後覚満渕を見て戻りました。
この間4h位でした。


大洞登山口では、傍のオオカメノキに赤い実がたくさん
付いていました。


最初に出てくる尾根の開けた場所から下方を撮ったので
すが、ガスが濃く発生、赤城神社も対面の地蔵岳も隠れ
てしまっていました。


黒檜山頂上へ着きました。この時、ちょっと陽射しがあった
ものの周りの視界はまったくききませんでした。


駒ヶ岳へ向かい階段を下りていると、小さなオニアザミが
かわいらしく咲いていました。この後、大きく背を伸ばす
のでしょう。


周りにはもう、ススキがいっぱい出ていました。


駒ヶ岳頂上に着きました。辺りをガスがまいていて、景色は
まったく見えませんでした。


足元に花が咲いていました。リュウノウギクでしょう。


同じく、ハナニガナが一輪だけ咲いていました。


これはイタドリで、これから大きくなるでしょう。


駒ヶ岳から下山の途中、ツリガネニンジンがクマザザの
中に隠れるように咲いていました。


もう終わりかけたマルバダケブキがひっそりとした姿で
残っていました。


急斜面を下りる鋼鉄製の階段傍に、ゴマナが群生して
いました。


下山後覚満淵に回ったのですが、近づくにつれアザミが
たくさん出てきました。


覚満淵はご覧のように厚くガスに包まれていました。
普段なら、桟橋を回って一周するのですが、付近を
少し歩くだけにしました。


これはタムラソウですね。アザミに似ています。


ワレモコウもたくさん咲いていました。


キンミズヒキみたいです。


これは、アキノキリンソウでしょう。


こちらは、アキノウナギツカミです。

この日、桐生を出る時27℃で、赤城大沼に着いたら
18℃。あの連続した酷暑との寒暖差、いったいどう
なっているのでしょうか。そのせいか、登っている人
も少なく、静かな山歩きができました。
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桐生観音山

2015-08-24 15:15:25 | 山歩き情報
2015年8月23日、厚い雲が真夏の照りつける日差しを遮り、
気温も下げたことから、近場の観音山に行ってきました。いつも
の通り、泉龍院登山口から中尾根、展望の丘を歩き、菱四へ
下り、桐生川土手を歩いて戻ってきました。2h位でした。


予想していた通り、登山口からの道は草に覆われていま
した。でも、ちょっと登った先からはいつもの道になっていま
した。


中尾根手前の上り坂にキキョウが咲いていました。ここで
見たのは、初めてのことです。


ちょっと上がった所では、大きなキノコを見ました。何という
名のキノコなのでしょうか?


展望の丘の上り坂途中に、ヤブランが咲いていました。
いままでも咲いていたかもしれませんが、初めて見たよう
な気がします。


展望の丘まできて、東屋のデッキからいつものように前方
に広がる景色を撮りました。右側の吾妻山の向こうは雲に
隠れて何も見えませんでした。


少し目を左にずらして観音山方面を撮りました。


東屋を出た所に小さな花が。ヘクソカズラという蔓状の
草みたいです。


これはゴマナみたいです。出たばかりで、これからいっぱい
咲いてきます。


管理道路を下りて行くと道端に、ネジバナが一本だけ
ポツンと咲いていました。ピントが合っていませんね!?


この花が咲いている木は何というのでしょうか?下りて行く
道すがらいっぱい出てきました。


これはオトコエシだと思いますが…


最後、出口近くにミズヒキが咲いていました。

観音山山系、いつも思うのですが意外な花に出会います。
この日も、上記の外にいろんな花が咲いていました。それに
しても、今年の暑さは異常でした。少し温度も下がってきた
ので、これから山への回数を増やしたいと思っているところ
です…
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尾瀬沼・大江湿原

2015-08-01 15:31:24 | 山歩き情報
2015年7月29日、尾瀬沼と大江湿原に行ってきました。
大清水から一之瀬まで、今年から本格的に運用開始(片道
\700)された低公害車に乗って行き(帰りも利用)、そこから
尾瀬沼、大江湿原までを往復してきました。歩いた時間は
5hでした。なお、低公害車は今まで片道1時間かけて歩い
ていたのが、10分位で行けるようになり大変楽でした。


一之瀬茶屋から歩き始めると、すぐ傍にミヤマシシウドが
咲いていました。


すぐ先の橋の袂には、似たような姿がありましたが、こちら
はオオカサモチですね。


その前を通り過ぎてすぐの登山口では、ヨツバヒヨドリが
咲き始めていました。これからもっと咲いてきます。


登山口から沢沿いの道を進むと、ヤマブキショウマが出て
きました。


傍にはハナウドも咲いていました。


沢の水は心持ち少ないような感じがしました。でも、こう
いう景色は見ていて気持ちがいいものですね。


これはズダヤクシュ。この日、道中いたるとこで見ることが
できました。


沢に架かる小さな橋を渡って本格的な上りが始まる所では
人の背丈以上にもなるオオバセンキュウを見ました。


これはチダケサシ。意外と少なく、この日見たのはこれだけ
でした。


オオカメノキの実が、もう赤く色づいていました。


こちらはウメガサソウといいます。珍しいですね。見たのは
初めてです。


大分上ってきて視界が開けた所に出て、遠景を撮りました。
ここまできたら、三平峠まであと少しです。


ゴゼンタチバナ。三平峠が近くなると現れてきます。


三平峠へきました。往路の上りはここまでで、この後は
尾瀬沼に向かって下りになります。


モミジカラマツ。ここまでくる間に幾つも咲いていたのです
が、なかなか形のいいものがありませんでした。


尾瀬沼傍の三平下に着いたら、木道際にヤマオダマキが
咲いていました。


長蔵小屋方面への木道が始まる所では、マルバダケブキ
が群れをなして咲いていました。ここで、この花を見たのは
初めてのような気がします。


同じ所で、ヤグルマソウがこれから咲こうとしていました。


こちらはイブキボウフウ。果たして名前が合っているのか
いつも迷ってしまいますが…


木道を歩きはじめると、ヒオウギアヤメがひっそりと咲いて
いました。時季的には、もう終わりですね。


草の中に、きれいに咲いているオタカラコウを見付けました。


アザミもきれいでした。


ミタケスギ。燧岳を眺める展望台が設けられている小さな
湿原にいっぱい出てきます。日光の戦場ヶ原でも見られ
ますね。


展望台から燧岳を撮りました。少し雲が出てきました。


キンコウカ。この湿原にいっぱい咲いていました。


これは撮ったとき何か分からなかったのですが、どうやら
シロバナニガナみたいです。


サワラン。この湿原でよく見かけます。本当はもっと
赤紫の色が鮮やかなのですが、写し撮れていません。


展望台から木道をさらに進むと、傍らの陽射しの当たる
所でギンリョウソウがこんなにも固まって咲いていました。


木道の途中から、以前の古い木道を撤去して歩道が作ら
れていました。何故このような道にしたのでしょうか?


木道から長蔵小屋へ向かう分かれ道に入った所で撮りま
した。どうもミズチドリみたいです。もう少し時間が経てば
はっきりするでしょう。


長蔵小屋の近くでハナニガナが固まって咲いていました。


ヒメサユリはもう終わりで、僅かしか花が残っていません
でした。


大江湿原にやってきました。ニッコウキスゲはあったので
すがご覧の通り少なくなっていました。


代ってこのコオニユリがいっぱい咲いていました。予想外
でした。


ワレモコウもちらほらと咲いていました。


オタカラコウがいっぱい。これも驚きでした。


オニシモツケです。何ともいえない色合いです。


カラマツソウ。もう少なくなっていました。


尾瀬沼を離れて、沼山峠へと延びる道です。


そちらへは行かず、尾瀬沼沿いに沼尻へ向かう道へ
曲がるとすぐに、ホソバノキソチドリを見付けました。


その先の橋が折れて、仮橋が付けられていました。


コバギボウシ。橋の近く川沿いにいっぱい咲いていました。


道を戻ることにして歩き始めたとき、アオヤギソウを
撮りました。くるときは気づきませんでした。


ニッコウキスゲがちょっと寂しげな感じです。


これはネジバナを撮ったのですが、分かりますか?


オトギリソウ。この日見た中では一番。


オオバノヨツバムグラ。三平下へ戻り始めた古い木道の
狭間で咲いていたのを撮りました。


これはオオレイジンソウです。まだ出始めた処で、これから
大きくなります。


展望台のある小湿原へ戻ってきました。ワタスゲが最後の
名残りの姿を風になびかせていました。


これは何の花だと思いますか? どうもモウセンゴケでは
ないかと思います。


これもちょっと変わっていて、マイサギソウみたいです。


ぽつんと一つだけ、ヒメシャジンのようです。三平峠から
下りの道を歩いているとき咲いていました。

尾瀬沼・大江湿原、ニッコウキスゲには遅れてしまいましたが
代りにコオニユリやオタカラコウなどが、今まで見たこともない
数で咲いていて、本当に花が豊富であることを改めて感じました。
その時々の花をいつも鑑賞できますね。
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