桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

桐生鳴神山

2019-08-28 10:30:51 | 山歩き情報
2019年8月26日、桐生市の鳴神山へ行ってきました。
川内町5丁目を行き着いた所の駒形広土橋から桐生嶽
頂上までを往復してきました。ゆっくり歩いたので所要時間
は4.0hでした。


現地に着いて歩き出すとヤマアジサイが咲いていました。


こちらはちょっとはっきりしないですが、イワタバコです。
こんなに低い所でも咲いていたんですね!


登山口が見えてきました。登山口前の駐車スペースは満杯
(と言っても4台ほどですが)だったので少し離れた道路脇
に駐車したのでした。


前日の豪雨で荒れた道を歩き、第一石門にやってきました。
7月、8月と雨が多かったせいか、流れる沢の水量は増して
いました。


足元でヤマゼリみたいな花が咲いていました。


ずうっと上ってきて第二石門にきました。


岩場の地表に近い所でイワタバコが咲いていました。もう
終わっていてもおかしくはないのに、見られてよかったです。


その上の方にはイワコバギボウシも咲いていました。


また、この日のお目当てのレンゲショウマも見事に咲いて
いました。大汗をかきながら登ってきた甲斐があるという
ものです。


さらに歩を進めるとミヤマタニソバが小さな花を付けて
いました。


こちらは屏風岩傍の保護ネットの中で咲いていた
レンゲショウマ。網目の間から撮ったのでこんな
アングルになってしまいました。


こちらは別の保護ネットの中で咲いていたもの。斜面だった
ので見上げる形で撮れました。


さらに別の保護ネットの中では、ヒメシャジンみたいな花が
咲いていました。葉の形が違うとは思うのですが…


肩の広場まで上ってきました。頂上は右に見えている神社の
すぐ上です。


頂上へ上る急斜面にはミヤマママコナがたくさん咲いて
いました。


ミヤマママコナを撮っていると奥の方に何か花が見えました。
イワコバギボウシです。こんな所にも咲いていたいたかと驚き
ました!


桐生嶽頂上に着きました。


頂上から見た川内町方面(南方向)の景色です。雲に覆わ
れていました。


唯一青空を見ることができたのは武尊山の方向(北西)だけ
でした。


同じ道を戻りました。途中でミヤマカラマツらしい花を
見ました。


また、こちらは第二石門の岩場に咲いてた花。いくつか
咲いていたのですが、何の花か不明でした。


最後、登山口ちかくまで下りてきた所でミズヒキを撮りました。

鳴神山、今年もレンゲショウマを見られてよかったです。まだ
蕾も多かったので、これからもしばらくは咲いているかと思い
ます。また、レンゲショウマに限らず、いろんな花を鹿の食害
から護るため、保護ネット設置に努力されている方々に本当に
感謝申し上げたいと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

榛名沼ノ原湿原

2019-08-11 14:47:31 | 山歩き情報
2019年8月7日、榛名の沼ノ原湿原に行ってきました。
県営松の沢グランド前のゆうすげの道入口から沼ノ原湿原
を歩き始め、行き着いた所をUターンせずに相馬山麓まで
足を延ばし、折り返して戻ってきました。所要時間は約
3.0hでした。


ゆうすげの道入口です。


歩き始める前に入口付近の花を見て回りました。これは
ヒメジオンではないでしょうか。大きな群落になっていま
した。


その横にはマツヨイグサが。入口付近には多かったです。


一本だけあったミヤマシシウド。


チダケサシは湿原全般にわたっていっぱい咲いていました。


木道を歩き始めてすぐにクサレダマを見ました。この日は
これだけだったようです。


コウゾウリナもいっぱい咲いていました。


オオバギボウシが所々で顔を出しました。


これはシナノナデシコでしょうか。当日見たのはこれだけ
でした。


ツリガネニンジン。まだ早いのかもしれません。


この湿原の代表花ユウスゲ。名前の通り、花開くのは
夕方からで、このとき開いているのは前日のもの。


地面に這うようにしてテリハノイバラが咲いていました。


ネバリノギランが背伸びするように立っていました。


ヨツバヒヨドリ。まだ小さいですね。


こちらはクルマバナです。


ハクサンタイゲキ。変わった形の花ですね。この湿原には
多かったです。


ニガナが咲いていました。


オトギリソウ。かなり背が高くなっていました。


ユウスゲを真正面から撮ることができました。


こちらはノギランです。危うく見逃すところでした。


コウリンカ。独特な色合いをした花ですね。


マツムシソウもいっぱい咲いていたのですが、なかなか
形のよいものが撮れませんでした。


ノハナショウブもたくさん残っていました。


こちらはイタドリです。


未だ咲き始めたばかりのシラヤマギク。


シモツケは小さく咲いているものばかりでした。


いちめんにユウスゲが広がっていました。夕方になれば
一斉に花開くのでしょう。道はここら辺から右へ回り込み
ました。


こちらはちょっと分かり辛いかもしれませんが、白い花を
付けたヒメナミキ。


コオニユリをズームアップ。この日たくさん咲いていました。


まだ小さかったアザミ。


分岐点まで着ました。ここを右に曲がれば湿原を元に戻り
ます。帰りはこの道をとりました。左は相馬山への道で、
レンゲショウマを期待して、こちらへ向かいました。


その道に踏み出すと、花を付けたリョウブの木がありました。


こちらはノリウツギですね。


大きく湾曲してキンミズヒキが咲いていました。


ホタルブクロ。この花も至る所で見ることができました。


こちらはイヌトウバナ。


ウツボグサもいっぱい見ました。


東屋へ着きました。


その東屋の裏から榛名富士を撮りました。形がいいですね。


東屋を過ぎ、道は山間部になって出てきたトリアシショウマ。


ニガイチゴの赤い実もありました。


カラマツソウ。まだ小さかったです。


こちらはヤマブキショウマですね。


オカトラノオ。咲き始めたところです。


藪の中から顔を出すような感じでヤマユリが咲いていました。


相馬山の麓に着いてレンゲショウマを探したら、残念ながら
まだみんな蕾状態で花は開いていませんでした。この日は、
ここをゴールにして相馬山へは登らず引き返しました。


これはキオンですね。咲き始めたところでした。


ヤマアジサイも所々で見ることができました。


こちらはシモツケソウですね。でも、これ一つだけでした。


まるで撮ってくれといわんばかりにクロアゲハが寄って
きました。急いでシャッターを切りました。


ずうっと山道を下りてきて、東屋の向こうにスルス岩が
見えてきました。


湿原の戻りの道を歩いていると出てきたママコナ。


アキノウナギツカミもこれからです。


数は僅かでしたが、クガイソウも咲いていました。


この花は何かと思ったのですが、どう見てもコウゾウリナ
ですね。それにしても、あまりにも大きく咲いていました。


オミナエシもこれからいっぱい咲いてきます。


ヤマハハコ。きれいに咲いていました。


ハルジオンの中から顔をだしているのはオグルマでしょうか。

榛名沼ノ原湿原、こんなに手軽に行けて幾種類もの花が大量に
咲いているなんて本当に貴重ですね。チョウもたくさん飛んで
いて、それ専門に撮りにきている人もいました。猛暑日もなんの
その行った甲斐がありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前日光井戸湿原

2019-08-05 10:12:49 | 山歩き情報
2019年8月2日、鹿沼市の井戸湿原に行ってきました。
前日光ハイランドロッヂから歩き始め、井戸湿原へ下り、
象の鼻へ上って戻ってきました。所要時間は3.0hでした。


ロッヂ前から眺めた光景です。放牧地を囲む柵に沿って
歩いて行きました。


歩いていると花が付いた木がありました。ノリウツギです。


足元にはジシバリ(イワニガナ)が咲いていました。


こちらはネジバナで、道沿いにいっぱい咲いていました。
まさに真っ盛り、の状態でした。


ミゾホオズキみたいな花も咲いていました。ちょっと
はっきりしません。


この橋を渡り、山の中を湿原に向かって下りて行きました。


しばらく下りると湿原へのゲートが出てきました。


ゲートの先に東屋(湿原荘跡)があり、そこから下方の湿原
を眺めた景色です。


東屋の裏に咲いてた花、まだ若いアマニュウではないか
と思います。


東屋前の斜面を下って行くと、途中ニガイチゴの実が
いっぱいなっていました。


湿原の所々にノリウツギがあって、近くの花を大写し
しました。


オトギリソウもこの時季いっぱい咲いています。


湿原に渡された木道の端に着きました。ツツジの季節には
訪れた人で溢れていましたが、今は見かけません。


木道を歩き、花を見て行きました。最初はオオバギボウシ
です。


続いて、ウスユキソウ。きれいに咲いていました。


こちらはバイケイソウ。大きな花です。


トモエソウも咲いていました。


ミジチドリが、まだ若いのでしょうか、ちょっと形が
いまいちでした。


これは驚き!ハゴロモホトトギスが咲いていました。
まったく予想だにしていませんでした。


近くに寄って撮りました。ひょっとして、タマガワホトトギス
かもしれないのですが、ハゴロモに断定しました。


シモツケも数は少なかったのですが、咲いていました。


こちらはピンク色が鮮やかだったチダケサシ。


木道が行き着いた所の、湿原に流れ込む沢の傍に咲いて
いたミヤマシシウド。こちらもまだ若いですね。


湿原から象の鼻(展望台)に上り、目の前に広がる景色を
撮りました。遠くの山は霞んでよく見えませんでした。


展望台の横にはいっぱい花を付けた大きな木がありました。
リョウブみたいです。


象の鼻から柵沿いにロッヂに戻る途中、放牧された牛に
会いました。


道脇にヒメジオンみたいな花が咲いていました。


ハナニガナも咲いていました。


こちらはゲンノショウコでしょう。

井戸湿原、この日はちょっと花の種類が少なかったよう
ですが、それでも珍しい花を見ることができました。天気
を心配しながらも行った甲斐があった、ということになる
のでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日光小田代原・戦場ヶ原

2019-08-03 17:02:26 | 山歩き情報
2019年7月30日、日光の小田代原、戦場ヶ原に行って
きました。いつもの通り、赤沼から入って小田代原へ行き、
戦場ヶ原へ回ってきました。写真をたくさん撮ったので
所要時間は約4.5hとかかってしまいました。


赤沼から入ってしばらくすると出てくるこの湯川赤沼橋
を渡り、小田代原へ向かいました。この手前にある橋は
戦場ヶ原へ続き、多くの人はこちらへ行きます。


クマザサの道に咲いていたオトギリソウ。


鹿防止柵が見えてきました。ここを抜けると小田代原です。
この時少し雨がパラついてきたのですが、本降りにはなら
なかったです。


柵を抜けるとすぐ木道になり、傍らでヨツバヒヨドリが
咲いていました。


木道を行った先でいったん車道に出ますが、その柵の所
で咲いていたキツネノボタン。この日、いろんな所で咲いて
いるのを見ました。


こちらはミヤマカラマツ。この時季、多い花です。


いきなりホザキシモッケをアップで撮ってしまいました。


こちらはニガナ。いままでハナニガナと混同して掲載して
しまいましたが、こちらはニガナで間違いありません。


ウマノアシガタも咲いていました。でも数は少なかったです。


イタドリです。まだ咲き始めたばかりです。


頭上に花が、ノリウツギですね。


こちらはオニシモツケです。


クルマユリがいっぱい咲いていました。


草むらから顔を出すような形でヤマブキショウマが咲いて
いました。


こちらはシロヨメナ。これからたくさん咲いてきます。


コバギボウシがきれいに咲いていました。


ヒメジオンだと思うのですが、同じような花がいっぱい
あるので迷います。


ナンテンハギだと思うのですが、こちらもちょっとはっきり
しません。


ミヤコグサ。ちょっと変わった花の感じがします。


ヤマオダマキ。偶然、隣の花にトンボが止まっていました。


再度小田代原に入って、貴婦人(白樺)をズームアップして
撮りました。


目の前の湿原には、アザミがきれいに咲いていました。


こちらは群生しているアザミを撮りました。


展望台の柵際にヤブジラミが咲いていました。


木道桟橋を歩いて行くと、たくさんのハクサンフウロが
咲いていました。ところどころ交ざっているのは
イブキトラノオです。


こちらはマイセンカラマツです。この後、群生しているを
見ました。


イブキトラノオを接写しました。


男体山をバックに群生しているアザミを撮りました。


クガイソウがきれいに咲いていました。私の好きな花の
一つです。


これはコウゾウリナではないかと思います。


目の前いっぱいにホザキシモツケの花、花が…


こちらはイブキトラノオが、です。


ノハナショウブは殆どが終わっていて、見られたのは
これだけでした。


こちらはニッコウアザミです。


イブキトラノオやアザミの群生の向こうにポツンと
一つだけミズチドリが咲いていました。


ホザキシモツケが固まって咲いていたのを撮りました。


木道が林の中に入ってくると咲いていたサワギク。


これはマイセンカラマツの咲く前の状態なのでしょうか?


キツリフネ。この日、至る所に咲いていました。


トモエソウ。これも今が一番みたいで、よく見ました。


キオン。咲き始めた処で、これからいっぱい咲いてきます。


まだ蕾の状態でオオウバユリが残っていました。


イヌトウバナがきれいに咲いていました。


これはアキノウナギツカミといいます。まだ数が少なく、
これからいっぱい花を増やします。


ひっそりとズダヤクシュが咲いていました。


クルマバナも今が一番みたいです。


これはゲンノショウコだと思うのですが…


ミツモトソウ。以外ときちっと撮れることが少なく、
これは稀なことで、はっきり撮れました。


この柵を出ると戦場ヶ原です。まだしばらくは山道を
行きますが。


その山道に、ミヤマタニソバが米粒ほどの小さな花を
付けていました。葉の形がとてもユニークです。


道が湿原に変わって、木道を歩き始めた所でドクゼリが
咲いていました。


またチダケサシも咲いていました。


こちらは鮮やかなオレンジ色が目立つコオニユリ。


バイケイソウという大きな花です。


ワレモコウも咲いていました。どちらかというと秋の花
というイメージですが…


木道傍できれいに咲いていたアザミ。


湯川を渡った所でオオヤマサギソウを見付けました。


こちらはウツボグサ。木道の真上からでしか撮れません
でした。


戦場ヶ原ではミズチドリが何本かまとまって咲いていました。


これはサギスゲですね。


こちらでもハクサンフウロが固まって咲いていました。


また男体山を背にしてアザミを撮ってしまいました。


ネバリノギラン。気を付けていないと見落としてしまいますね。


緑の穂がぶら下がっているようなアゼナルコ。


ミヤマイボタは、もうだいぶ花が少なくなってきていました。


戦場ヶ原のホザキシモツケは咲き始めた処で、小田代原
より少し遅めの開花みたいでした。


湯川沿いの木道脇にホタルブクロが咲いていました。


こちらはベニバナチャクソウ。


男体山を最後に大写しで。


タカトウダイといいます。変わった花の付け方を
していますね。


ツリガネニンジン。まだ早いのでしょうか?


この橋を渡って左に行くと赤沼。最初の湯川赤沼橋の
手前の橋になります。


最後にキンミズヒキを撮りました。

小田代原、戦場ヶ原、本当に花が豊富ですね。今年は花の時季
が後にずれていて、まだしばらくはホザキシモツケ、アザミが
楽しめそうでした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする