桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

魚沼・南魚沼

2016-10-24 11:12:52 | ブラ歩き情報
2016年10月20日、新潟県の魚沼市、南魚沼市一帯を
見て歩きました。


最初訪れたのは紅葉目当てに南魚沼市の八海山。群馬県
は雲一つない絶好の行楽日和だったのが、関越トンネルを
抜けたら雨で、八海山はガスに覆われていました。それでも
ロープウェイで上に着く頃にははれるかと期待して乗った
のですが、願いは叶えられませんでした。写真は、その
ロープウェイから撮ったものです。紅葉は少し進んでいました。


ロープウェイの山頂駅前の景色です。鳥居を潜って上に
行くと遥拝所のある小山頂上部へ出、右は八海山へ向かう
道でした。


ここは鳥居の道とは反対の左の道で展望台へ繋がってい
ました。ここは紅葉していました。上に行って、展望台に上が
ったのですが、そのとき視界はまったく効きませんでした。


展望台から頂上部を右に行くと避難小屋がありました。


その先にあったここが遥拝所でした。


その傍の八海山へ向かう道。さきほどの下からの道と先に
いって合流するみたいでした。


下りのロープウェイから撮ったものです。晴れていれば
紅葉が映えたことでしょう。


八海山ロープウェイから次に坂戸城跡へ向かいました。
坂戸城は上田長尾氏ゆかりの城で、長尾政景・上杉景勝
親子の居城でした。国史跡です。写真は坂戸城址駐車場
近くにあった、八百万の鳥坂神社。


駐車場横の坂戸山登山道を歩いて行くと出てきた、家臣
屋敷跡。


さらに歩いていくと、史蹟坂戸城跡の碑が立っている
だけの本丸跡に着きました。広い敷地になっていました。


碑の後にあった石垣。当時のものと思われ、この他にも
幾つもの石の山があって、いずれ城を復元するときに
使用する目的で保存しているようでした。


駐車場に戻って、傍の崖の上に社みたいのが見えたので
行ってみました。それは、薬師堂でした。ただ、お寺その
ものは近くには見当たりませんでした。


薬師堂の軒下に吊るされていたこの柱みたいなものは、
一体何なんでしょう?


続いて雲洞庵に行きました。上杉景勝と直江兼続が幼少
の頃勉学した所です。前のNHK大河ドラマ天地人にも
出てきましたね。写真は、その赤門です。


赤門を過ぎて、先に進む参道。境内は広々とし、静粛な
雰囲気に包まれていました。


参道を歩いていくと脇に、これも磨崖仏になるのでしょうか、
立体的な仏像ではなく、岩に彫られた状態のものが立って
いました。 


雲洞庵の本堂です。縄張りがしてあって、真っ直ぐ本堂前
までは進めず、手前で右に廻って本堂内へ入れるように
なっていました。


脇には、まるで地を這うように幹を伸ばしたカエデの木が
ありました。雪の重みの影響でしょうか?後に見えている
のは客殿(左)と観音堂(右)です。


右の方へ曲がると苔に覆われた石像が現れました。
後は本堂。


本堂内へ入ると、大きな魚板がぶら下がっていました。
2m近くあったように思います。


内陣を撮りました。雲洞庵では、ありがたいことに、どこで
も撮ってよいとされていました。両側の彫刻もすばらしかっ
たです。


こちらの部屋(庫理)の柱は鴨居までで、天井まで延びて
いません。珍しい造りですね!!


宝物館入口に置かれた円空仏です。冥界十王像。


伊藤若冲の絵もありました。ちょっと色が若冲らしくなかった
のですが…


雲洞庵を後にし、南魚沼市穴地地区の総鎮守である
穴地十二大明神に行きました。、一見何処にでも見られ
そうな神社ですが、そうではないのです!!


神社正面に行き、撮りました。向拝部に注目です。


向拝部に飾られた龍の彫刻、幕末の彫刻家で、日本の
ミケランジェロと称される石川雲蝶の作です!!


柱左には獅子。


こちらは右の獅子。何れも迫力がありました。


続いては、浦佐の普光寺毘沙門堂に行きました。日本三大
奇祭の一つ、裸押合大祭が行われる所です。


日光の陽明門に似た山門。堂々たる姿に、荘厳な感じが
しました。


その山門に入って、天井を見上げると、そこに龍が描かれ
ていました。谷文晁の双龍図「八方ニラミの龍」です。


こちらは奥の方の龍図。


柱部の象の彫刻。何か龍か獅子と見紛うほどの荒々しさで
迫力がありました。この山門の至る所にたくさんありました。


山門を潜って出た所の境内。真ん中に見られるのが
毘沙門堂。右の唐破風屋根のお堂は別行殿です。


回廊。両側に立つローソクは裸押合大祭で使われる
ローソクのレプリカで、奉納されたもの。


回廊を行き着いた所の不動明王。手前はうがい鉢で、
裸祭りの前にここへ入って身を清めるのだそうです。


普光寺を後にして魚沼市大浦の西福寺にやってきました。


境内へ入る前に駐車場から開山堂と鐘楼を撮りました。


鐘楼にも彫刻がありました。雲蝶同時代の小林源太郎
(熊谷源太郎)作ですね。


境内に入ると製作の現場を模した石川雲蝶の像があり
ました。


開山堂を正面から撮りました。


向拝部に雲蝶の彫刻を見ることができました。中央部に
いる烏天狗がわかりますか?


柱には獅子と象と遊ぶ童子(と思う)の彫刻。
開山堂内部には、道元禅師猛虎調伏の天井彫刻や
鬼退治仁王像、襖絵などたくさんの雲蝶作があった
のですが、撮影禁止のためお目にかけることができ
ません。残念です。


堂内を見終ってから庭園に廻りました。


庭園の端の方に大きな石が並べて置かれていました。
きっと、奥の方状の石は、その表面をじっと見ていると、
いろんなものに見えてくるので、何とか石と言われている
石ではないかと思いました。


次に、佐梨の円福寺に行きました。小出地方最古の寺で
奈良時代北越鎮護の道場として創建されたお寺です。着いた
時、すでに拝観時間が終わっていて、中に入れませんでした。


横に中へ続く道が付いていました。


この日最後となった根小屋の永林寺です。本堂屋根修復
中とのことで、ここも境内に入れませんでした。ただ本堂の
内部は拝観でき、そこはまさしく雲蝶の世界でした。欄間の
透かし彫り天女や孔雀など感嘆させられる数多くの作品を
見て廻ることができました。圧巻です。


こちらは外にあった雲蝶の手形です。

新潟魚沼・南魚沼地区、まだまだ見るべくものはたくさん
あって、この日も時間の関係で見送ったものが幾つかでて
しまいました。皆この地方独特の味わいがあるような気が
します。いつの日か再訪したいですね!!







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高崎浅間隠山

2016-10-17 11:03:53 | 山歩き情報
2016年10月14日、高崎市と長野原町境の浅間隠山へ
行ってきました。二度上峠手前の駐車スペースに車を置き、
少し下った所の登山口から浅間隠山頂上までを往復してき
ました。所要時間は3hでした。


登山口です。山頂まで約90分、2.1kmの表示があり
ました。


ジグザクの急坂を上って最初に現れた分岐点です。ここの
尾根道を左に向かいました。


木の切れ間から見えた斜面で、紅葉が始まりかけている
のが分かりました。


尾根道の木の間から左手に浅間隠山が見えてきました。


尾根道をしばらく行ってから再度上りにかかり、荒れた
急坂を上り切って浅間隠山頂上へ繋がる尾根道に出ま
した。右の枝道は、隠山手前に位置する南峰のピークに
出ます。


頂上へ向かう道の途中で、一本だけ色鮮やかに紅葉した
カエデの木がありました。


また、浅間山も見えてきました。


頂上直下の所に、丈の短いアザミが咲いていました。


浅間隠山の頂上に着きました。360度の眺望です。


真っ先に目の前(南西方向)の浅間山を撮りました。


少し左へ向きを変え、浅間山の裾野の向こうに見える
八ヶ岳の方向を撮りました。


反対の後ろ側(北東)へ移り、本白根山の方向を撮りました。


さらに右へ目を移して、(東南)撮りました。皇海山や
袈裟丸山が見えました。


頂上に、こちらも小さなリンドウが咲いていました。


これは、頂上を下り始めた所で撮ったもので、富士山が
かすかに見えていたのですが、写真からは判別できません。


こちらは、下りる先の南峰。この南峰を上り下りした(する)
ことになります。左の向こうに鼻曲山が見えています。


最後の尾根道まで戻ってきて、樹間から見えた浅間隠山
(左)と南峰(右)を撮りました。

浅間隠山、良く晴れて360度の眺望を楽しむことができ
ました。比較的安易に登れることもあって人気があり、この
日も遠くからの登山者も含め何組もの人が訪れていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桐生吾妻山

2016-10-12 15:16:39 | 山歩き情報
2016年10月11日、桐生市の吾妻山に行ってきました。
吾妻公園駐車場から公園内を歩き登山口へ。登山口から
男吾妻を登り、さらに女吾妻へ足を延ばし、同じルートを
辿って戻ってきました。所要時間は2hでした。


吾妻公園の山道を歩いていると、何やら花が。ツツジ
みたいでした。


さらに、切り株の中から背伸びをしている幼木を見ました。
面白いですねー!!種が飛んできて発芽したのでしょうか?


登山口へきました。ここからまずはトンビ岩へ上がります。
傍の温度計は15℃でした。


トンビ岩へは、この男坂といわれている急な岩場を登り
ました。


トンビ岩から桐生市街を撮りました。左中央が桐生が岡公園
です。


足元にニガナ系のように思える黄色い花が咲いていました。


さらに上に向かって歩いて行くと、ゴマナみたいな花が
咲いていました。


頂上近くまできたら、オトギリに似た花が咲いていました。
ちょっとはっきりしませんでしたが、花の季節が過ぎた
この時季に皆頑張って咲いていました。


(男)吾妻山頂上へ着いて、そこから見えた景色を撮りま
した。普段はここから引き返すのですが、この日は女吾妻
まで行くことにしました。


頂上からは、この急な階段を下って女吾妻に向かいます。
春にはカタクリがいっぱい咲く所です。帰りは、ここを
上らなくてはならず、いい訓練になります!!


女吾妻頂上部に設けられた東京電力の電波反射板が見えて
きました。市内から吾妻山を仰いだとき見える板状のもの
は、この反射板です。


身体を回して頂上を撮りました。


頂上を示す標識。ここでは、冬から春にかけてはいつも
赤城おろしの強い風に吹かれますが、この日はまったく
の無風で、何か違った場所にきたような感じを受けました。


男吾妻の頂上へ戻ってきました。ここまでの急坂は、危惧
したほど苦労はせずに上ってこられました。


男吾妻を下り、トンビ岩まで戻ってきました。もう吾妻公園
は近くです。


吾妻公園内に、日々草が咲いていました。


こちらは花壇がたくさんの花できれいでした。サルビアと
それを囲むようにトレニアですね。


トレニアをアップで。


こちらは、色違い。

吾妻山、長雨の影響は残っておらず、道は乾燥していました。
登ったのが午前中だったので、老若男女たくさんの人の登る
姿を見ました。期待はしていなかった、また、名も知らない
にもかかわらずたくさんの花を見られたのも良かったです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤城荒山~鍋割山

2016-10-10 14:07:22 | 山歩き情報
2016年10月7日、赤城山の荒山、鍋割山へ行ってきま
した。今回は山の本で通常紹介されているコース、すなわち
姫百合駐車場から荒山高原に登り、そこを基点に両側に聳え
る荒山、鍋割山を登って駐車場へ戻ってきました。所要時間
は5hでした。


姫百合駐車場から道路を挟んだ反対側が登山口です。


階段状の道を上っていくと、最初に現れた分岐点。ここを
左斜前に進みます。当ルートは最初の段階で幾つか分岐点
が出てきてちょっと迷いますが、しっかり標識を確認すれ
ば問題なしです。


歩いて行くと、木々の間に荒山高原の辺りが見えてきま
した。中央の斜面が交わる所です。


荒山高原近くまでくると、ご覧のような岩がゴロゴロした
道になってきます。


風穴もありました。傍らの温度計は11℃でした。そんなに
冷たい風が出ていた訳でもなかったです。


荒山高原に出ました。ここから左へ行くと荒山、右が
鍋割山になります。


ズミでしょうか? 赤い実がいっぱいなった木がありました。


荒山への道を歩いていて、視界が開けた所へ出て振り
返って、縦に並んで見えている鍋割山系を撮りました。


リンドウが咲いていました。陽がよく当たる所なので
辺りにたくさん咲いていました。


なお先へ進むと、荒山の頂上部が見えてきました。


こんどは黄色い実を付けた木がありました。これもズミかな?


ツツジ系の木でしょうか、紅葉が始まりかけていました。


この岩場を越えれば頂上はすぐです。


荒山頂上へ着きました。


頂上の一角に平らな岩があってその上から、北西方向の
鈴ケ岳、さらにその向こう見えた渋川市を撮りました。


頂上から東側へ下りてしばらくすると出てくるひさし岩。
視界が大きく開けた展望台になっています。


避難小屋まで下りてきました。左は小沼、右は棚上十字路
になります。


棚上十字路に着きました。ここを真直ぐ進むと森林公園の
荒山登山口へ下ります。右へ行くと荒山を横切って荒山高原
に戻ります。真ん中の標識のすぐ向こうに芝の広場があり
ます。


その芝の広場です。ここでもリンドウが咲いていました。


芝の広場を後にして、荒山高原に戻ってきました。右端に
先ほど登ってきた荒山が見えました。この後、左に鍋割山
へ向かいました。


陽の当たる道端にセンブリが咲いていました。このブログ
初登場です。


同じ場所にまだ残っていたワレモコウ。もう終わりですね。


火起山、竃山と歩いてきて、竃山を少し下りた所から前方に
鍋割山が見えてきました。


道脇にリンドウが。鍋割のリンドウの方が紫色が濃いように
感じました。荒山より早く咲くのでしょうか?
この後、鍋割山を下りてきた人からクマが出たとの情報が
ありました!! 実際は姿を見たわけではなく、ガサゴソ音が
したとのこと。それを聞いて、慎重に目配りして頂上へ
向かいました。


鍋割山頂上に着きました。誰もいませんでした。勿論クマも!!


頂上周辺はススキがいっぱいでした。その向こうに見える
のは粕川辺りでしょうか。


頂上から戻る途中で、まだ青々としたトリカブトを見ることが
できました!!


こちらはハナラッキョウですね。小さくて、気が付かず
通り過ぎる処でした。


竃山まで戻って、前方に広がる赤城の山々を撮りました。
右から、荒山、地蔵岳、鍬柄山、鈴ケ岳がくっきりと見え
ていました。


火起山を過ぎて道が下り始めた所に、リュウノウギクが
固まって咲いていました。

晴れの日が二日続いたので、これを逃してはならじと出か
け、ひさびさの快晴を味わいました。みんな思いは同じと
みえて、結構たくさんの人が登っていました。リンドウも
きれいにいっぱい咲いていて、気分よく歩けましたよ!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都社寺歩き2

2016-10-04 14:41:42 | 旅行
2016年9月26日から27日にかけて、京都の社寺めぐり
をしてきました。今回はその2、27日について記します。


前日はバスで京都市内を移動しましたが、この日はJRや
地下鉄など電車での行動がメインでした。最初に訪れた
のは東福寺です。JR奈良線の東福寺駅から歩いて、この
六波羅門まできました。途中日下門があったのですが、
工事中で通れませんでした。


六波羅門を抜け、境内に出ました。前日は雨まじりの一日
でしたが、この日はひさびさに太陽を見ることのできた、
良い日でした。その分、暑かったです!!


進行方向右手に位置した三門、国宝です。裏から撮って
います。どっしり構えた門でした。


振り返って(すなわち進行方向)、こちらは本堂(仏殿兼法堂)
です。左にチラッと見えている木は、東福寺のイブキです。


本堂の左にあった禅堂。わが国最古最大となります。


六波羅門からずうっと真直ぐ進んできて突き当たった所の
通天橋。時間が早かったので、まだ通れませんでした。


時間になったので料金を払い、歩いて行き展望台から
目の前に広がる渓谷・洗玉澗(せんぎょくかん)を撮り
ました。東福寺を紅葉の名所たらしめる所ですね。


通天橋をずうっと歩いてきて木々の中に見えた愛染堂。
南北朝時代の八角円堂です。


通天橋の回廊が行き着いた所の開山堂。ここが最奥部
でした。


戻って六波羅門近くにあった東司(トウス)。通称百雪隠。
わが国最古のトイレです。中は覗きませんでした。
この後東福寺を出て、伏見稲荷へは歩いて行けると聞いた
ので、歩き出しました。伏見稲荷大社は今、外国人旅行者
の間で人気第一位ですね。


歩いてきて伏見にきたら、いなりのいもや、という焼き芋屋
さんがありました。この時期実際に販売しているのは珍しい
と思い、撮ってきました。お店もちょっと歴史を感じさせて
くれましたしッ!!


鳥居が出てき、お土産さんもあって伏見稲荷大社にきたと
感じました。


楼門らしきものも見えてきました。どうやら脇から入って
きたみたいです。


一度楼門の外へ出て、振り返り撮りました。


楼門前には狐も。こちらは、カギを咥えていました。


楼門を入った所の真正面に外拝殿。


その後に内拝殿がありました。もっと人で溢れていたので
すがたまたまこの写真を撮ったときは、ちょっとすきました。


左へ回り込んで後方部へ行った所にあった玉山稲荷社。
伏見稲荷大社の末社ですね。


玉山稲荷社の右奥へ行った所が千本鳥居の始まりみたい
でした。人で押し合いへし合い、の感じでした。


TVなどでよく見かける二股に分かれる所。このとき左側は
工事中で通れませんでした。


千本鳥居は山の上まで続いていましたが、奥社奉拝所
まで行ったところで戻ってきました。写真は内拝殿(右)と
本殿(左)です。


表参道を歩いてきて、JR稲荷駅へ着いたところで振り
返って撮りました。写真で分かりますように、伏見稲荷
へは稲荷駅を降りてすぐに行けます。


駅前にも狐がいました。こちらが咥えているのは稲穂です。


JR稲荷駅から世界遺産平等院に行くべく宇治駅まで行って、
降りて真直ぐ歩いて突き当たった所にあったお茶屋さんです。
平等院へは、ここを左に進みました。


そのまま真直ぐ進むと宇治橋に出ました。袂に紫式部の
像がありました。傍にいた子守の男性は、なかなか動いて
くれなかったので、そのまま撮ってしまいました。平等院
はここを右の方へ行きました。


平等院の入口(表門)にきました。


中へ進みました。チラッと鳳凰堂が見えました。


国宝の鳳凰堂。修復され、鮮やかな色合いをみせ、屋根の
鳳凰もキラッと輝いていました。


ちょっと引いた所から全体を撮りました。


鳳凰堂裏手に当たる浄土院。最勝院と交互に平等院を
共同管理しています。


隣の鳳翔館へ行って国宝の鳳凰や梵鐘、雲中供養菩薩像
などを見てからもう一度浄土院に戻り、塀越しに鳳凰堂を
撮りました。


表門近くの庭。ここもモミジが色付いていました。


JR宇治駅から六地蔵駅へ戻り、地下鉄東西線に乗り換え
醍醐駅で降りて、世界遺産醍醐寺まで歩いてきました。
はたして秀吉の醍醐の花見が、何か感じられるでしょうか?


総門を過ぎ、参道を歩いていると出てきた左の三宝院の
唐門。国宝です。


秀頼再建の西大門。仁王門です。色あせたところが時代を
感じさせます。醍醐寺はみなこんな色合いをしていました。
いつかは修復されて当初の姿によみがえるのでしょうか。


真っ直ぐきた所の金堂。これも国宝です。


金堂と対角線状に位置する五重塔。おなじく国宝です。
今年2月に見た羽黒山の五重塔とどこか似ているような
気がしました。歴史の重みを感じさせてくれました。


金堂と隣接する不動堂。


さらに上部へ行った所の観音堂。


その先の弁天堂。紅葉が映えそうですね。さらに上があっ
て、資料によると秀吉の醍醐の花見は上醍醐で行われた
みたいです。この日は、ここから戻りました。


五重塔前まで戻ってくると、片隅の方にひっそりと佇んで
清瀧宮がありました。


付属の霊宝館を見てから醍醐寺を後にし、電車を使って
京都駅に戻り、そこから世界遺産東寺へ行きました。
ここは東寺の慶賀門です。


慶賀門から広々とした境内に入ると駐車場になっていて、
写真に見えている建物は食堂(じきどう)。納経所であって
御朱印もいただけます。


食堂から奥に見えたのは、本坊(中央から左)と修復中の
国宝大師堂。


写真を撮った左が有料拝観域で、入って左側の瓢箪池を
前に国宝の五重塔をとりました。先の醍醐寺の五重塔と
比べ、斬新な感じがしました。それと、大きかったです!!


五重塔の反対側に位置した金堂。これも国宝です。内部
には、両脇に日光・月光菩薩、台座に十二神将を配した
薬師如来がおられました。大きく、厳かなお姿を拝し、
感動しました!!


金堂と並立した講堂。中には立体曼荼羅の形で大日如来
を中心に五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天などが
安置されていました。大方の像が国宝に認定されたもので
その数に驚きです!!


拝観域の出口辺りまで戻って域内の景色を撮りました。
した。右の建物が講堂、金堂です。


慶賀門近くに戻ってくると柳の木がありました。小野道風
ゆかりの柳だそうです。池にはカエルの石像もあったらしい
のですが、気がつきませんでした。後方にぼんやり見えて
いるのは宝蔵です。現存最古のものみたいです。


東寺を後に、この日最後の西本願寺にきました。やはり
世界遺産です。写真は堀川通りに面した御影堂門です。


御影堂門を潜ると真正面に国宝の御影堂が見えました。


右手に写っていた大銀杏。本願寺に火災があったとき、
水を噴き出して消し止めたという伝説から「水吹き銀杏」
と呼ばれているみたいです。


御影堂の天の邪鬼。樋から落ちる雨を受ける枡を背負って
いる姿が愛らしいですね。


こちらは沓石。向拝の柱を支える柱石。かっては柘榴の木
で造られていたそうです。


蔀戸(しとみど)。つい最近NHKで修復の様子を放映して
いました。


御影堂と渡り廊下で繋がった阿弥陀堂。こちらも国宝です。
御影堂からその廊下を歩いて行って、阿弥陀様をお参り
してから外へ出て撮りました。


阿弥陀堂から真直ぐの所の阿弥陀堂門。潜って外から
撮りました。


その門の右手角の所にあった太鼓楼。ここが最後になり
ました。

二日間京都を急いで回りました。見る所が多く、掲載した
以外の写真もいっぱい撮ってきたのですが、すべて紹介す
るとのは冗漫になると思い選びました。次回があるか分かり
ませんが、的を絞ってじっくりと観て回るのも良いと思って
います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする