桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

桐生観音山

2016-06-28 10:49:32 | 山歩き情報
2016年6月26日、桐生市菱町の観音山に行ってきま
した。泉龍院登山口から中尾根、展望の丘、菱四登山口
といつものコースを歩いてから、今回はもう一度山へ入り、
片栗山から観音山へ登り、中尾根に下りて、戻ってきました。
所要時間は3hでした。


泉龍院登山口です。ここから中尾根に上りました。


中尾根に近づいた所で、テルハノイバラが咲いていました。
この後、何か所かで見ました。


中尾根の寝釈迦の付近でオカトラノオがきれいに咲いて
いました。


休憩のベンチが設けられた所から見えた吾妻山を撮り
ました。手前の低山で木が切り払われ山肌が見えている
のが、気になりますねー。何のためか?ソーラパネル設置
でしょうか?


その写真を撮った位置から後を振り返れば、木の間に
前仙人岳が見えました。


トンボが、早く撮ってくれと言わんばかりにじっと止まって
いました。もう、トンボが飛んでいるのですねー!?


これは、キイチゴの一種、クサイチゴでしょうか?赤い
実が目立ちました。


展望の丘の東屋までやってきて、桐生市街を撮りました。
左に見えている山が観音山です。


管理道路へ下りて歩いていると、道脇にヘビイチゴが
いっぱい出てきました。


管理道路沿いには、このハギみたいな木が幾つも続き
ました。


管理道路を下り切った辺りでヤマアジサイが咲いて
いました。


普段ならそのまま桐生川堤防へ出て帰ってしまうので
すが、この日は砂防ダム手前に架けられたこの橋を
渡って、観音山を登って行くことにしました。


これはどうにもカラマツソウに見えるのですが、それに
しては葉がやけに大きいのが不思議な感じです。


こちらでもオカトラノオが咲いていました。結果として、
この日歩いたコースの至る所で見ることができました。


片栗山を過ぎた辺りに、これから咲こうとしている
コアジサイがありました。


杉林の間から、これから登る観音山が見えてきました。


沢に架けられたこの橋を渡ると、観音山への上りが
始まります。


ジグザクの急坂を上って、観音山頂上へきました。
左へ行くと中尾根へつながります。右は頂上広場。


観音山頂上はちょっとしたスペースの広場になってい
ます。ただ、周りは木立に囲まれ視界はよくありません。
このまま真直ぐ進むと、雷電山へ下りて行きます。


観音山頂上から中尾根に下りて行く坂は、かなり急に
なっています。


坂の途中で、でんべい山から仙人ケ岳へ連なる山々が
よく見えました。


中尾根に着きました。奥の方に寝釈迦も見えます。往路の
展望の丘へは真直ぐ行きました。戻りの泉龍院登山口へは
寝釈迦の前を右に下りました。

この日、至る所でオカトラノオを見ることができました。
観音山のハイキングコースは、低山ながらも季節ごとに
いろんな花が見られて、楽しみなコースだと改めて感じ
ました。
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赤城黒檜山・駒ヶ岳

2016-06-22 13:50:16 | 山歩き情報
2016年6月19日、赤城山の黒檜山、駒ヶ岳へ行って
きました。大沼大洞登山口から黒檜頂上、駒ヶ岳へと
歩き、下山後覚満淵を巡って戻りました。所要時間は
約4hでした。


大沼湖畔のおのこ駐車場へ車を置き、大洞登山口
へ向かって歩いていると、黒檜山の上にガスが厚く
覆っているのが見えました。


歩道の傍にクロミノウグイスカグラみたいな花が
咲いていました。


また、背の高いマムシグサがいっぱい出てきま
した。


登山口へ着きました。ここ二、三日晴れが続いた
ので、道は乾いていそうでした。


最初の尾根道へ上ると、頭上にサラサドウダンが
まだ花を残していました。


猫岩という岩場から大沼を撮りました。対岸の
地蔵岳はすっぽりとガスの中に納まっていました。


黒檜山の登山道は、中腹までこのような岩場の
道が続いています。


頂上少し手前の分岐点まで上ってきました。左が
頂上、斜め右へ行くと黒檜大神の石宮になります。


黒檜山頂上に着きました。ご覧のようにガスで
まったく見通しが効きません。


この後は、お宮を通過して駒ヶ岳へ向かうのです
が、お宮の前までくると、草むらの中に何やら花
が… シロバナノヘビイチゴでした。


道を下りて行くと、ベニサラサドウダンが目の前に…


すぐ分岐点が出てきて、左の道をとると花見ケ原
キャンプ場登山口へ行きます。駒ヶ岳へは右の道
を下りて行きました。


駒ヶ岳へ通じる道は、しばらく木製階段が続きます。


まだヤマツツジが残っていました。


こちらはレンゲツツジです。やはり、もう終期に
入っていますね。


クサタチバナが咲いていました。丁度見頃と
いった処でしょうか。


駒ヶ岳頂上へ着ました。こちらもガスに包まれて
いました。


駒ヶ岳を下り始めた辺りから雨がぽつりぽつりと
落ちてきました。登山口までもう少しの所へ下りる
と、ここでもクサタチバナが咲いていました。道から
外れた所には大群落もあって、ちょっと驚きました。


車道まで下りてから覚満淵へ行きました。覚満淵への
木道へ入るとすぐに、タカトウダイを見ました。


大沼側の堰堤から見た覚満淵です。


脇の方には、石の上に乗ったかもカモがいました。


覚満淵でもレンゲツツジが咲いていました。


こちらはナナカマドでしょう。歩いて行った木道
の傍に一本だけありました。


鳥井峠側から撮った覚満淵。何だか水面がやけに遠く
に行ってしまったような感じを持ちました。


駒ヶ岳側の沿道を歩いて行くと、シロバナニガナが
咲いていました。ちょっと珍しい気がしました。


こちらは、よく見かけるハナニガナですね。


覚満淵でもクサタチバナが咲いていました。この日は
大発見です!?


最初分からなかったのですが、これはオオヤマフスマ
ですね。


こちらはキンポウゲの一種、ウマノアシガタみたいです。

この日、桐生を出発したときは晴れていましたが、現地に
着いたら曇っていて、おまけに山の上はガスが巻いていま
した。それで、涼しいかと思ったら汗だくで、おまけに雨に
も降られ、ちょっと不快指数が高まってしまいました。でも、
花もいろいろ見られ、まあーいいか!?でした。


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壬生町

2016-06-20 14:48:33 | ブラ歩き情報
2016年6月17日、栃木県の壬生町に行ってきました。


栃木市を抜けて県道2号線を走り壬生町へ。
最初に訪れた所は雄琴神社でした。


両側の木立に陽射しを遮られた参道を行きつい
た所に社殿がありました。約1,000年前に創建
された雄琴神社は、壬生の総鎮守として信仰を
集めているようです。


雄琴神社の後に黒川という川が流れていて、そこ
にしののめ桜橋という吊り橋が架かっていました。
この橋を渡って、しののめ公園に行きました。


しののめ公園の黒川沿いはしののめ桜堤と
いって、サクラの名所になっているみたいです。


川とは反対側にアジサイがきれいに咲いた小路
があり、写生をしている方を何人か見ました。


東武線沿いを北東方面に歩いていると古い木造
の家の軒先に、写真のような電話№のプレート
が架かっていました。十二番と、二桁の電話№、
いったいいつ頃のものなのでしょうか?


着いた所が、愛宕塚古墳という前方後円墳。国
史跡に指定されています。写真では分かり辛い
ですが、ちゃんと墳丘になっていて、周りには
堀の跡も残っていました。


そこから700m位東に行った所の牛塚古墳。
帆立貝型の前方後円墳で、こちらも国指定史跡。


牛塚古墳の対面にあった車塚古墳。同じく国
史蹟。大きな円墳でした。丸い形がよく分かり
ました。


周りに巡らされた堀(周溝)部分。


次に、2号線を西に向かい壬生寺に行きました。
壬生寺は慈覚大師生誕の地です。


山門を潜って境内へ入りました。前方の赤い
お堂は大師堂です。


大師堂の左にある慈覚大師産湯の井戸。


大師堂の右隣に本堂がありました。中に入って、
住職から大師が唐から持ち帰った白檀で作られた
大師像にまつわる説明などをしてもらいました。


壬生寺から南へ行った所の精忠神社。鳥居家初代
鳥居元忠を祀った社です。次男の忠政が初代山形
藩主。四月に山形へ行った際にその名を記憶し、
その関係から今回興味を持って訪れました。


本殿裏にあった畳塚。元忠が関ヶ原直前、家康の
命で死守した伏見城で自刃した際血を流した畳が、
江戸城伏見櫓階上におかれていたが、明治維新に
より城を明け渡されるときに、その畳を埋めたと
されているものです。


精忠神社近くにある筈と探したがなかなか見つ
からず、ようやく探し当てた常楽寺。山門前に
白象が置かれていました。壬生初代城主・壬生
筑後守胤業が、室町中期に創建した曹洞宗の寺。
江戸中期から、壬生城主・鳥居家の菩提寺と
なったお寺です。


常楽寺西の城址公園にやってきました。壬生城の
あった所。


門から中へ入った所。土橋の両側には掘が残って
いました。


橋を渡って、左の土塁の中にあった壬生領榜示杭
(ぼうじくい、石標)。左の榜示杭には「従是南
壬生領 下野国都賀郡家中村」と刻まれていました。


城址公園の東口でしょうか、そこから公園内を見た
所です。公園内には中央公民館や、図書館、歴史
民族資料館などもありました。


城址公園の隣に精忠神社の大鳥居がありました。
ここが本来の入口になるのでした。


公園前の道路(大手前通り?)を歩いて行くと
歴史を感じさせる建物が出てきました。


敷地は交差点角まで続いて、肥料店になって
いました。


その店の前の道路は、昔の街道筋みたいな風情で、
現在は蘭学の道と呼ばれているみたいです。写真は
その道路を北へ少し行った所にあった長屋。


長屋の隣の興光寺。徳川初期、本陣松本家の
隠居地であった所みたいです。


長屋の真ん中に入口が設けられていて、覗いて
みたら奥には何やら趣のある家がありました。
ここの電話№は四十六番でした…


先ほどの肥料店角まで戻って、丁度対角線の
角にあったおとうふ屋さん。なかなか雰囲気
がありますねー!! 左の道路を真直ぐ行くと
雄琴神社へ出ます。


蘭学の道を南へ歩くと脇本陣だったらしい家が
ありました。蔵が三つも並んで、奥まで家が
ずうっと続いていました。


最後に、興生寺に寄って帰りました。大きなカヤ
の木が目を惹きました。

この日は梅雨の間の晴れ間というか、本格的な夏の
陽射が照りつけ、歩いて見て回るには少し不向きな
日になってしまいました。それでも、歩いている間
は、そんなことは忘れてしまい、次から次へと歩き
続けてしまいました!!




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名胡桃城址・吉祥寺

2016-06-15 14:49:42 | 山歩き情報
2016年6月9日、みなかみ町の名胡桃(なぐるみ)城址、
川場村の吉祥寺を見に行ってきました。


名胡桃城址は関越自動車道月夜野ICを下り、
17号線を新潟方面に少し行った所の道際に
ありました。越後から関東へ出る要の位置を
占め、現地に行ってその戦略拠点としての
重要性がよく理解できました。今、TV「真田丸」
で注目され、整備が進み、この日はその関係者
も多く見られました。


これは空堀跡だろうと思ったのですが、後で資料
を見たら正式には三郭堀切というものでした。


三郭からその先の二郭を見た光景です。


三郭と二郭の間に設けられた二郭堀切。橋の
上から左側を撮りました。


こちらは右側です。


二郭跡です。道の左に見える何かの土台みたい
なものは、ここに建物が建っていたことを示す
ものです。


右奥角に見学台が作られていました。


その見学台から、本郭との間の本郭堀切を撮り
ました。


本郭に着ました。


本郭に入ったすぐの所に、城跡を示す石碑が
立っていました。


奥にも石碑があって、こちらは徳富蘇峰揮毫に
よるものです。


本郭の先にはささ郭があって、その間のささ郭
堀切です。


ささ郭は本郭より一段低位になり、その間に設け
られた新しい橋を渡って行きました。


ささ郭です。前の木立の間を抜けて先に進みま
した。


ささ郭は狭く、この先はもう斜面が続くだけでした。


ささ郭から沼田方面を撮りました。写真中央辺りに
沼田城があります。


右へ目を移すと小高い山が見え、そこにはきっと
見張り台が設けられたであろうと想像しました。


戻る途中で、周辺に植えられたポピーを撮って
きました。
この日は、この後花のお寺として有名な吉祥寺に
寄っていくことにし、川場村へ向かいました。


吉祥寺の駐車場に着いて歩き出すと、もう花が
いっぱい出てきました。これはオオバギボウシ
だと思うのですが、葉がやけに大きいですね!!


カキツバタが咲いていました。


これはヤマアジサイだと思うのですが。


拝観案内所の前にあった池で、円月池という
みたいです。


クリンソウが咲いていました。丁度この時季の
花ですね。この後、いっぱい見ました。


山門が見えてきました。


境内至る所に石仏、石塔が…


ユキノシタ。もう、少し終わりの頃にきているので
しょうか。


これは何かと思ったのですが、コマクサみたいです。
それにしては、いやに丈がありますね。後で、別の
所で四季咲きの駒草と表示されていました。


本堂へ着ました。中に入れます。


本堂縁側から、臥龍庭と名付けられた庭を撮りま
した。右の茅葺の建物は釈迦堂です。


本堂欄間の彫刻、作者は不明。


本堂左わきの景色。昇竜の滝と呼ばれている滝が
流れています。雰囲気が、どことなく鎌倉の建長寺
に似ていると思ったのですが、後で、建長寺の流れ
を汲むお寺だったことが判明しました。


本堂裏の池。真ん中に青龍の滝があるのですが、
この日は工事をしていて止まっていました。


これは、ツボサンゴといいます。赤が色鮮やか
でした。


こちらは、シラン(紫蘭)ですね。


ホタルブクロもたくさん咲いていました。


ヤマオダマキが群生状態で咲いていました。山で
は、こんなに固まって咲くことはないみたいです。

前から一度訪れたいと思っていた名胡桃城址、今回
初めて行きました。以前はもっと寂れていたのでは
ないかと思いますが、現在観光拠点化に拍車がかかり、
これからは見応えが出てくるのでは、と予想されました。

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赤城荒山~鍋割山

2016-06-06 10:52:48 | 山歩き情報
2016年6月3日、赤城山の荒山・鍋割山に行ってきました。
森林公園の荒山登山口から棚上十字路、荒山頂上と歩き、
荒山高原に下り、鍋割山を往復した後、荒山高原から棚上
十字路に回って、元へ戻りました。約5hの行程でした。


登山口です。大きな案内板があります。


登山道の急坂を歩き始めるとすぐヤマツツジが出て
きましたが、もう終期で花を落としていました。


標高が上がるにつれてレンゲツツジが交ざってきました。
レンゲツツジも、もう盛期が過ぎようとしていました。


棚上十字路手前の芝の広場まできました。正面にこれ
から登る荒山がよく見えました。


道脇のレンゲツツジを接写しました。


同じく、こちらはヤマツツジです。


避難小屋のある所から荒山への本格的な上りが続きます
が、途中に「ひさし岩」という視界が開けた岩場があり、
そこから地蔵岳(左)の方向を撮りました。


これは、ミツバツチグリですね。


荒山頂上へ着きました。何組か昼食を摂っていました。


荒山頂上で咲いていたのは、殆どがレンゲツツジでした。


荒山高原に下りる道にもツツジがいっぱい咲いていました。


鍋割山系が見えてきました。荒山高原に下りてから、そこ
へ向かいます。


荒山高原が近くになってきたら、キンポウゲみたいな花が
出てきました。まだ小さくて判別しずらいのですが、大きく
なるとウマノアシガタかもしれないと思いました。


荒山高原に下りました。この後、前に見える山を登って
行きます。火起山、竃山と歩いて最後が鍋割山となります。


上り始めてすぐの道端にシロバナノヘビイチゴが咲いて
いました。


これはアマドコロ。珍しいですね。


こちらは、キジムシロみたいですね。


火起山まできた所で、振り返って鈴ケ岳(中央)を撮りました。


竃山のピークを越えると行く手に鍋割山が見えてきます。


同じ所に何本か集まって、サラサドウダンが咲いていました。


こちらは、クサタチバナ。昨年ゴルフ場側から登ったとき
にも見ました。今回、どなたかが名前の表示を傍に立てて
くださっていたので、名前を知ることができました。


鍋割山頂上へ着きました。


頂上から東の方向(粕川町の方向)を撮りました。


90度位右に回って、こちらは前橋市内の方向。この下
がゴルフ場からの道になっています。


戻り始めた道脇でジィー、ジィーと鳴く声が…この時季山で
一斉に鳴き始めるエゾクマゼミでしょうか?


竃山まで戻って、前方に見える地蔵岳(中央、右は荒山)を
撮りました。


往きにアマドコロを撮った所で、ニシキゴロモと表示された
花が咲いていました。キンモンソウとよく似ていますねー!!

この日は全山ヤマツツジとレンゲツツジに溢れていました。
ただ、もう少し早くきたら、もっと色鮮やかに咲いている処が
見られたのにー、とそれが悔やまれました。
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