桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

日光小田代原・戦場ヶ原

2017-07-31 09:40:13 | 山歩き情報
2017年7月27日、日光の小田代原・戦場ヶ原に行って
きました。赤沼から入り小田代原を巡って戦場ヶ原へ抜け、
元に戻ってきました。この日は雨が降っていて、写真も多く
撮ったことから4h近くかかってしまいました。


雨が降る中を赤沼から歩き出し、しばらくすると湯川に架か
る橋がある分岐点に出ました。手前の橋を行くと戦場ヶ原、
左奥が小田代原に向かう橋となります。


クマザサ原の道を歩いて行くとノリウツギが出てきました。
まだ若木で、背も人の高さくらい、花の数も少なかったです。


道脇に、ここら一帯では出会うのが珍しい、
ベニバナイチャクソウが咲いていました。


鹿の防止柵にきました。回転扉を巡って中に入ると、
そこから小田代原になります。


ヨツバヒヨドリでしょうか、まだ完全には咲いていません。
この後、花が赤紫色に染まっていきます。


イブキトラノオが出てきました。この後、ぞくぞくと出て
きました。


また防止柵があって、そこから一旦外の車道に出ると
セントウソウが咲いていました。大分背丈が伸びてい
ました。


クガイソウ。まだまだ咲き始めたばかりの感じがしました。


ミヤマカラマツです。この日見たのは小振りのものばかり
でした。


ヤマオダマキ。今が旬みたいで、いっぱい咲いていました。


この日の一番の目的のホザキシモツケも、予想に違わず
咲いていて呉れました。


ウマノアシガタ。まだ早いということでしょうか、余り
姿がありませんでした。


コバギボウシ。斜面に咲いていて、背伸びをして撮りました。


クルマユリ。この日、いっぱい見ることができました。


オニシモツケです。もう少しすると、紫色に変わって
きます。


チダケサシが、ひょいと顔を出した感じで咲いていました。


ダイコンソウ。花が弱く、花びらを散らしたものを多く
見かけます。


バス停留所の前で咲いていたアザミ。これはニッコウアザミ
ですね。奥に見える柵の向こうが小田代原。


柵の中に入って、展望台から貴婦人(白樺)を撮りました。
この時には、雨は止んでいました。手前の原にアザミが
いっぱい咲いているのが分かりますか?


何とかアザミを撮りたいと思い、思いきりズームして
撮ったのがこれです。


外縁部に沿った木道桟橋を歩いていくと、草原の中に
イタドリが咲いていました。


木道近くのアザミを撮りました。きれいでしょう。


こちらもアザミがいっぱい。一番の秀逸、と自画自賛して
います。これで天気が良ければ、もっといいのですが…


ノハナショウブはもう終期で、皆姿に元気がありません
でした。


クガイソウ。こちらは元気に咲いていたので、また撮って
しまいました。


どうもカラマツソウらしいのですが、見たこともないような
大群が咲いてました。実際、写真の両側にもっと広がって
咲いていたのでした。後で調べたら、マンセンカラマツという
のだそうです。


こちらはイブキトラノオだらけ。


木道が森林部に入ってくるとキツリフネがいっぱい咲いて
いました。これで、舟の形に撮るのが結構難しいのですよ。


木道脇にオオウバユリが、まだ蕾の状態で、葉が虫食い
だらけで佇んでいました。


キオンです。まだ咲き始めで、これから一斉に花を開か
せてきます。


サワギク。こちらも咲き始めですね。


ミツモトソウ。ここらだけに咲いています。


イヌトウバナが咲いていました。


こちらは葉が独特の形のミヤマタニソバといいます。
米粒位の、本当に小さな白い花を付けます。


再度鹿防止柵を出て、戦場ヶ原に繋がる山間部を
歩いて行くとオトギリソウをよく見かけました。


これはドクゼリといいます。山間部が湿原に変わる
所でいつも咲いています。


こちらはコオニユリです。ちょっとクルマユリに似ています
が葉が違います。


ハクサンフウロ。これからも長い期間見ることができます。


大きく広がる戦場ヶ原湿原に出た所でミズチドリが咲いて
いました。


こちらはそのすぐ傍で咲いていたのですが、キソチドリ
ですね。


カンボク。目の高さの所で咲いていたので撮りました。
この後、もっと花を付けるのでしょう。


周りの草に隠れるようにして咲いていたトモエソウ。実は
ここまでくる間にもいっぱい見たのですが、みな大きな花
になっていて、違う花だと思っていました。この花が一番
トモエソウらしかったです。


ネバリノギランみたいです。


ずうっと先までホザキシモツケ。まだ咲き始めではっきり
しませんが、やがてピンク一面に覆われてきます。


こちらはミヤマイボタといいます。花が変わった形をして
いますね。


木道が林間部に入って、雨後の影響ですか、行先の
白樺がとてもきれいに見えたので撮りました。


こちらはウツボグサ。これもまだ早いのかもしれません。


男体山が雲で覆われて、待っていてもなかなか全容を
見せて呉れませんでした。しかたがないので、一本の
アザミを前にシャッターを切りました。


そのすぐ傍で咲き始めていたクサレダマ。これからですね。


これはタカトウダイ。変わった形態の草花ですね。


ツリガネニンジンがひっそりと咲いていました。

この日、日光に近づいたら雨になっていたのですが、迷わず
歩き始めました。おかげで、雨が苦にならないほどの花を
いっぱい見ることができました。この時季、日光は本当に
見逃せないですね!!また改めて思いました。
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赤城長七郎山

2017-07-24 10:17:48 | 山歩き情報
2017年7月20日、赤城山の長七郎山へ行ってきました。
鳥居峠の登山口から上り、小地蔵岳に寄り、長七郎山へ
行き、小沼へ下りて、鳥居峠へ戻って、最後に覚満淵を
巡ってきました。全行程3hちょっとでした。


鳥居峠に着いたらガスが巻いていました。歩き始める前に
下方に見える覚満淵を撮りました。大沼も少し見えています。


長七郎山への登山口です。小地蔵岳の麓にあたります。


登山口の両側の斜面にはいっぱい花が咲いていました。
これはシモツケですね。


ニッコウキスゲも咲いていました。驚きです!


チダケサシです。


ウスユキソウも咲いていました。この後、長七郎山頂上
でも咲いているのを見ました。


ヤマオダマキ。ちょっと色が白いですね。


キンポウゲ、ウマノアシガタでしょうか。


カラマツソウ。この日全行程にわたって咲いていました。


登山道を上り始めてすぐにハナニガナが咲いていました。
この花もあらゆる所で咲いていました。


道の真ん中に咲いていたヤマブキショウマ。


これはイヌトウバナだと思います。ちょっと気が付かないで
通り過ぎてしまう処でした。


コアジサイ。名前通りまだ小さかったです。


クマザサの中にクルマユリ。これは以外で、少し驚きました。


最初の分岐点まで上ってきました。右へしばらく行くと小沼
への下り口。長七郎へは左上への道を行きました。


ノリウツギらしい木がありました。傍まで寄れずはっきり
しませんでした。


二番目の分岐点へきました。左に折れて、小地蔵頂上へ
寄っていくことにしました。右上は長七郎頂上への稜線が
始まる所となります。


クマザサが生い茂る緩い上りを歩いて、5分足らずで
地蔵岳頂上へと着きました。周囲の見通しはよくあり
ませんでした。


先ほどの分岐へ戻り、少し行った所。片側が切れていて、
晴れていれば見通しが効くはずが、この日はご覧の通り、
まったくのガス状態。


長七郎山頂上周辺部まで登ってきたらノハナショウブが
咲いていました。これも驚きでした。


周辺部にはコメツツジがいっぱいで、まだ花が残っていま
した。


長七郎山頂上です。誰もいませんでした。


本来ならここから下界が見えるのが、まったくガスに閉ざ
されていました。


小沼方面の下り口にオトギリソウが咲いていました。


行く手にはかすかに地蔵岳が見えました。


小沼方面(南面)への道にはこのようなガレ場があります。
火山だったことが窺えてきます。


こちらの道には、シロバナニガナが咲いていました。


小沼へ出ました。ちょっと神秘的な感じがしました。この後、
対岸中央部まで右回りで歩いて行きました。


カルガモ親子がいました。


最初の分岐点まで小沼から歩いてきて、少し手前の峠から
大沼方面を撮りました。黒檜山が大きく見えています。


一旦鳥居峠に戻ってから、覚満淵へ向かいました。下りて
行く途中に、クマザサの中でクルマユリが咲いていました。


クマザサの上に頭を出した花。バイケイソウだと思います。


木道まで下りて、そこから大沼方向を撮りました。


歩く道周辺では、所々でニッコウキスゲがきれいに咲いて
いました。


こちらはカラマツソウ。背が高いですね。


シモツケも咲いていました。


クガイソウも咲いていました。私の好きな花です。この
覚満淵では、初めて見ました。群生もありました。


ヤマオダマキ。こちらも背が高かったです。


ノハナショブ。ニッコウキスゲ同様、所々で咲いていました。


先ほどとは正反対側の堰堤から鳥居峠方向を撮りました。


これはミツモトソウだと思います。


桟橋を歩いていくと、水辺近くがモウセンゴケの赤に
染まっていました。


アザミ。まだほんの出始めで小さかったです。


覚満淵一周が終わりかける、この辺りだけに固まって
咲いていたヒヨドリバナ。


最後、鳥居峠へ戻る途中で見かけたイヌトウバナ。

長七郎山、赤城山の中では一番低く、登る機会が少ないので
すが、こんなに花があるとは思いもよりませんでした。それ
と、花と出会うには時機が大切であると改めて思いました。
そのことを、これからも心がけていきたいと思います。
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尾瀬沼・大江湿原

2017-07-19 10:56:45 | 山歩き情報
2017年7月17日、尾瀬沼および大江湿原に行ってきました。
大清水から低公害車に乗って一之瀬休憩所まで行き、そこから
三平峠、尾瀬沼、大江湿原まで歩き、同じルートで戻ってきま
した。所要時間は、車が片道15分、歩きが往復5hでした。


一之瀬休憩所に着いたら何か感じが違っていました。
休憩所が閉まっていたのでした。どうしたのでしょう?


休憩所の先へ行った所が尾瀬沼への登山口です。前夜に
大雨が降ったような感じがする中、歩き始めました。


片側の沢の上を覆うような形でトリアシショウマが咲いて
いました。


こちらはクルマムグラですね。まだ花は開いていませんで
した。


道が上りかけるとモミジカラマツが出てきました。この後、
尾瀬沼周辺でもたくさん見ましたが、まだ皆小さく出始め
た処ですね。


踏板が壊れるなどしていた木段や木道の修理が大分
進んでいました。歩き易くなって、ありがたいことでした。


ハナニガナも咲き始めた処でした。これから長い期間、
花を見せてくれそうです。


ヤマオダマキが隠れるようにして咲いていました。この日、
この一株だけでした。


大分上ってくると道脇のオオカメキが、もう赤い実を
付け始めていました。


オオバノヨツバムグラ。こちらは花が開き始めていました。


三平峠が近くになってくると、シラビソの林の中に
ギンリョウソウがたくさん出てきました。


三平峠(1,762m)に着きました。往きの行程の上りはここ
までで、この後尾瀬沼へ向かって下って行きます。


三平峠ではマイズルソウがたくさん見られます。普段
見慣れているものより背が高いですね。


ズダヤクシュ。木道脇にたくさん見ることができます。


セントウソウ。尾瀬沼湖畔の三平下まで下りると、休憩所
横に咲いていました。ここにはもう少しするとマルバダケブキ
がいっぱい咲いてきます。


尾瀬沼と燧岳です。この日は曇っていて、暗く撮れてしまい
ました。


この辺りによく見られるオオミゾホオズキ。


三平下から長蔵小屋方面に向かって木道を歩き始める
とすぐ湿原になり、ヒオウギアヤメが咲いていました。


これはギョウザニンニクです。こんなに固まって咲いて
いるのを見たのは初めてでした。


コバイケイソウ。もう終期に入っていました。


湿原に入ってすぐの所の見晴し台から燧岳を撮りました。
手前にはワタスゲが広がっていました。


草の間に小さな姿のタテヤマリンドウが咲いているのを
見付けました。


見晴し台から長蔵小屋方面へ行く木道脇に、ニリンソウが
咲いていました。花が小さいですね。


これはヒロハコンロンソウだと思います。


木の根元咲くゴゼンタチバナ。これまで道筋でもたくさん
見られたのですが、これが一番きれいでした。


長蔵小屋が近くになるとオオカサスゲの花が出てきました。


長蔵小屋へ着くと、その前、ビジターセンター横が大きく
整地されていました。新しい小屋でも建つのでしょうか?


長蔵小屋前のヒメサユリ。今が一番の見頃でした。


長蔵小屋前を抜けて大江湿原に出ました。ニッコウキスゲ
はまばらな状態で、まだ咲き始めた処でした。


数は少なくともきれいに咲いていました。


木道を歩いて行くと変わった花がありました。ナツトウダイ
です。


燧岳側に花の群落が。ヒオウギアヤメだと思います。
ものすごい数でした。


カラマツソウです。小振りで、まだ咲き始めですね。


きれいに咲いたハクサンチドリを見ました。ハクサンチドリも
今が見頃みたいで、たくさん咲いていました。


こちらはカキツバタですね。ヒオウギアヤメと棲み分ける
ようにして咲いていました。


木道の分岐点傍で、ちょっとまとまって咲いていた
ニッコウキスゲ。木道の先は沼山峠の方向となります。


その分岐点と直角に交わる木道。尾瀬沼に沿って沼尻へ
繋がっています。真正面が燧岳です。


その木道を少し行って、尾瀬沼方向を撮りました。ワタスゲ
が一面に広がっています。


こちらは反対の沼山峠側。もっとワタスゲが広がって
いました。


足元に花を開かせていたツマトリソウ。


ワタスゲが風に穂をなびかせていました。


分岐点に戻る途中、草の中に埋もれるようにして咲いて
いたシロバナニガナ。


最後にもう一度、お花畑状態になった尾瀬沼の方向を
撮りました。ニッコウキスゲ、ワタスゲ、ヒオウギアヤメ
などが咲き競っていました。


木道に沿って咲いていたヤナギトラノオ。この花もちょうど
見頃でした。


こちらはミタケスギ。まるで星が散らばったようですね。
湿原でよく見られます。


三平下へ戻る林の中で咲いていたタニギキョウ。


見晴し台のある湿原まで戻ってきて、目を凝らしたら
咲きかけたサワランを見付けました。小さくて分かり
辛いかもしれませんが…


また、ツボスミレも咲いていました。


こちらは色違いのムラサキコマノツメだと思うのですが…


三平峠から大分下りてきた所の沢沿いで、チダケサシを
見ました。往きの上りでは気が付きませんでした。


最後、登山口が近くになった所でアマドコロを見付けました。
大きいですね。

尾瀬沼・大江湿原、一面のニッコウキスゲを期待して行った
のですが、残念ながら外れてしまいました。今年は花が遅い
ようです。でも、ワタスゲ、ハクサンチドリ、ヒオウギアヤメ、
カキツバタなどたくさんの花を見られたので、そんなにがっかり
はせずに帰ってきました。本当に尾瀬は花が豊富ですね。
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桐生吾妻山

2017-07-12 11:14:19 | 山歩き情報
2017年7月10日、桐生の日中温度が36℃にもなる
猛暑の中、吾妻山に行ってきました。いつものように
吾妻公園を抜け、登山口、トンビ岩、頂上のコースを
往復してきました。


吾妻公園の尾根道への急坂を登り、登山口まできました。
ここでの温度計は30℃を示していました。


汗だくになりながら第一男坂の岩場を上り、トンビ岩へ着き
ました。そこから見えた桐生市街の景色を撮りました。


頂上近くまでの第二女坂の斜面にオオバギボウシが咲い
ていました。実はトンビ岩の所でも咲いていたのですが、
帰りに撮ろうと思い、とばしてきてしまったのでした。


吾妻山頂上に着きました。ここでの気温は33℃でした。
下の登山口より暑いとは驚きです。陽に照らされている
からでしょうか!?


頂上からの景色です。もうすっかり夏景色そのものですね。


頂上周辺にオカトラノオが咲いていました。10株位、
咲いていましたよ。


少し休んでから下りて、登山口を吾妻公園へ少し歩いた
所にヤマユリを少しスマートにしたような花が咲いて
いました。


こちらはその白花で、すぐ裏の所に咲いていました。


吾妻公園に咲いていたアジサイを撮ってきました。
吾妻公園では、アジサイはそんなに多くはありません。


こちらは普通に見かけるアジサイですね。


濃いムラサキがきれいでした。


吾妻公園駐車場入口反対側の斜面にヤマユリが咲いて
いました。大きく花を広げたヤマユリを幾つも見ることが
できました。

この処の暑さで少し山を怠けていたのですが、思い切って
出かけました。いやー、それにしても暑かったですね。でも、
歩き始めたら、気分がよくなってきて、もう少し間隔を狭めて
山へ行くようにしたいと改めて思いました。
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