桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

古峰原高原~横根山・井戸湿原

2014-06-28 14:43:48 | 山歩き情報
2014年6月26日、栃木県粟野町の横根山・井戸湿原に
行ってきました。県道58号線沿いの古峰原高原に車を置き、
そこから三枚岩、方塞山を経て、前日光ハイランドロッジの
前を通って横根山へ行き、井戸湿原に下りて、象の鼻に上り
返し、元の道を辿る形で戻ってきました。全行程6hでした。


ここが古峰原高原です。着いた時までは快晴でした。


真ん中の道を歩き始めました。


足元には、ハナニガナが咲いていました。


右手の古峰原高原には、ヤマツツジが僅かばかり残って
いました。


途中の道には、コアジサイが咲き始めていました。まだ花
の色が白っぽく、これからもっと青くなっていきます。


天狗の庭と呼ばれる岩場を通り過ぎて行きます。


地図上で三枚岩と記されている所に着きました。そこには、
金剛山奥之院の社があります。


社の隣にある、地名の由来になった三枚岩。


傍には分岐の標識が立っていて、古峰原高原から歩いて
きて、(方塞山を経て)井戸湿原に向かって歩いて行き
ます。


方塞山山頂(1,388m)に着きました。ここから反対側に、
前日光ハイランド(前日光牧場)が広がります。


方塞山山頂には、鉄塔が立っていました。用途は不明
ですが、目印にはなります。


見渡した遠く前方(南)には、横根山(木が生い茂っている所)
と、その右にこの日のゴールとなる象の鼻(赤い屋根)が
見えました。大分雲が出てきました。


近くにウマノアシガタが咲いていました。


方塞山からは牧場の柵沿いに歩いて行くのですが、だいぶ
下りた所で、三頭の牛が出迎えてくれました。


前日光ハイランドロッジが見える所まで下りてきました。
横根山・井戸湿原は、このハイランドロッジまで車できて、
そこから歩くのが普通みたいです。


ロッジの前に咲いていたアヤメ。


ロッジの前から柵沿いに、横根山や象の鼻への道が
繋がっています。


バラスの道をそれてちょっと登ると横根山頂上(1,378.2m)
です。


横根山から、標識に従い井戸湿原に下りて行きました。
湿原が近くになると、ツツジが残っていました。


湿原に出ました。ツツジはあまり見られませんでしたが、
ワタスゲが風に穂をなびかせていました。


湿原の中央には、木道が通っています。


木道の傍らには、ハナニガナがいっぱい咲いていました。


木道を挟んで反対側にも、ワタスゲが広がっていました。


目を凝らして観ると、モウセンゴケもありました。


井戸湿原から象の鼻へ向かって歩いていると、面白い形を
した岩が出てきました。傍には、仏岩と表示した札が立って
いました。


象の鼻に着きました。象の鼻とは、目の前に視界が大きく
広がる展望建屋です。そこから先ほどとは反対に方塞山
の方向を撮りました。天辺に鉄塔が見えるでしょう。そこ
からここまで牧場が広がっています。その大きさが、驚き
ですね。


左に90度回った所の景色。晴れていれば、皇海山や
赤城山などの山々も見えたことでしょう。


戻りは、横根山への登山口の反対側に道が付いていたの
でそこを歩くことにしました。歩いてみたら、余り使われて
いないようで、少し荒れた状態でした。しばらく歩くと、往き
に見たロッジ裏の道に出ました。


そのまま進むと分岐点があり、往きはここを曲がって車道
に出て、ロッジに向かいました。真直ぐ進んで元きた道を
辿って戻りました。

もうツツジには遅いと思いながら出かけました。予想通り
でしたが、途中で出会った人にもここのツツジはすごいと
聞いたり、残っていたツツジを見ての判断から、来年は
ぜひ丁度いい時季に合わせ来てみたい思いました。
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矢板釈迦ケ岳

2014-06-19 14:51:31 | 山歩き情報
2014年6月17日、矢板市の釈迦ケ岳に行ってきました。
県道56号線を八方ケ原方面に曲がり、道なりに進んで行き
ついた所の大間々台駐車場から歩き始めて、八海山、剣ガ峰、
釈迦ケ岳を往復してきました。


これが大間々台の駐車場。バスも止められる広いスペース
が確保されています。


この駐車場の下が八方ケ原といい、レンゲツツジが広い
範囲で咲く所です。ただ、もう時季的に少し遅かったみたい
です。


駐車場の傍には、サラサドウダンも咲いていました。


駐車場から八海山までは、二つのコースがあって、往きは
駐車場から林道を少し歩いた所から始まる見晴コースを
とり、戻りは林間コースで帰ってくることにしました。


木々に覆われた上りを抜けると、左側に視界が大きく広がっ
てきました。


その道を進むと、前方に八海山(右)、剣ガ峰(左)が見えて
きました。


コース名通り、道の左側は見晴がよくきいていました。


八海山頂上は、平べったい石が積みあがった状態になって
いて、そこには八海山神社がありました。


神社の後に標識が立っていて、右に行く道が帰りに歩く
予定の林間コースです。


それとは反対側の左の道をとって上ると、矢板市最高点
1,590mの標識が架かった所に着きました。本の説明では、
ここが剣ガ峰と出ていました。ただ、たしか釈迦ケ岳は
1,795mなので、それでは矢板市ではないことになります。
何か分からなくなってきました。


最高点を通り過ぎて下りて行くと分岐点が出てきて、右
が剣ガ峰と指していました…?


分岐点を少し行った先が剣ガ峰頂上1,540mでした。先ほど
の本では、こちらも剣ヶ峰と出ていました。


元の分岐点に戻り、前に進むと釈迦ケ岳が見えてきました。


頂上への最後の急坂を上っていると、シロヤシロがまだ
花を付けていました。ここまでも随分出てきましたが、その
大部分が花を落としていました。


足元には、マイヅルソウが咲いていました。


釈迦ケ岳頂上に着きました。周りはガスが巻いていて、
何も見えません。残念!!


頂上には、高原山(ここら一帯をそう呼んでいるみたい
です)神社と釈迦如来の像があります。


名前が前にあったのか、像があって名前が付けられた
のか、どちらなんでしょう?


戻りは、途中から雨に降られてしまいました。歩きながら、
きっと駐車場へ着く頃には晴れてくるだろうと思っていたら、
予想通り晴れました。林間コースの登山口は駐車場のすぐ
傍にありました。


ついでに八方ケ原のレンゲツツジを見てきました。中には、
見学のためのハイキングコースも付けられているみたいで
すよ。


駐車場側に振り返って撮りました。

釈迦ケ岳、頂上からの展望が素晴らしいと本には出ていました
が何にも見えず、レンゲツツジも遅かったみたいで、少し悔や
まれる山行になってしまいました。いつの日か、両方とも達成
したいナァー、と思っています。
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赤城黒檜山

2014-06-15 16:28:28 | 山歩き情報
2014年6月14日、梅雨の合間を捉えて、赤城山の黒檜山、
駒ヶ岳、覚満淵に行ってきました。駒ヶ岳登山口駐車場に車を
置き、車道を大洞登山口まで歩き、そこから黒檜頂上へ。頂上
から駒ヶ岳へ回り、下りてから覚満淵を一周してきました。
全行程4h弱でした。


車が新坂平に近づいたら、何やら人がたくさん目につきま
した。そうです。レンゲツツジを見に、まだ8時だというのに、
たくさんの人が訪れていました。まだ時期的に早いと思って
いたので、ちょっとびっくり。山に登る前に、写真を撮って
いくことにしました。


白樺牧場のレンゲツツジは満開でした。


赤い屋根の総合観光案内所に向かって上って行く途中で、
鈴ケ岳の方向を撮りました。


総合観光案内所付近にレンゲツツジは集中しています。


いつものおのこ駐車場に着いたらすでに満杯。少し戻って
駒ヶ岳登山口駐車場に止めて、大洞まで歩き、そこから
登り始めました。写真は、最初に出てくる岩場の尾根の
猫岩という所から、大沼、地蔵岳を撮ったものです。


中腹を過ぎた辺りから、サラサドウダンが現れました。でも、
なんとなく今年は花を付けている木がすくないような感じが
しました。気のせいでしょうか。


黒檜山の頂上に着きました。たくさんの人がいて、ちょっと
空いたすきに撮りました。


頂上から、来た道とは反対側に道が延びていて、そこへ行く
と視界が大きく開けています。その少し手前で左側に見える
鈴ケ岳方面を撮りました。鈴ケ岳の後には榛名山が、さらに
その後には浅間山が微かに見えているのが分かりますか。


先端部の視界が開けている所からの景色です。


黒檜山頂上へ戻って、黒檜神社へ向かう最初の分岐点に
ズミが花を付けていました。最初に登ってきたときは、気に
せずに通り過ぎてしまいました。


歩いてすぐの黒檜神社の裏にも、ズミは咲いていました。


シロバナノヘビイチゴです。神社の前の藪の下に咲いて
いました。


これは、タチツボスミレみたいですが、時季はずれのため
違った種みたく見えます。駒ヶ岳へ向かって下りる木段の
陰に咲いていました。


斜面にはミツバツツジも残っていました。


レンゲツツジは、黒檜山上層部ではこれからみたいでした。


ヤマツツジは、花を落としているものもありましたが、
よく咲いていました。


シロヤシロも、もう大部分が花を落としていました。


鞍部まで下りてきて、振り返って黒檜山を撮りました。
たくさんの人が登っているのが分かりますか。


道端には、ミツバツチグリが咲いていました。


駒ヶ岳頂上から撮った写真です。右の方が前橋になります。


レンゲツツジ、駒ヶ岳を下りる途中で撮りました。高度が
下がると、よく咲いているみたいです。


駒ヶ岳を下りる途中で一旦平らになる稜線から撮りました。
やはり、右が前橋方面です。


駒ヶ岳を下りて、覚満淵へ向かって車道を歩いていると、
ウマノアシガタが咲いていました。これから、日光の
戦場ヶ原でよく見られる花ですね。


覚満淵を、鳥井峠に向かって撮りました。レンゲツツジが
たくさん咲いていました。


木道を歩いて行く途中で、先ほど歩いてきた駒ヶ岳方面を
撮りました。


さらに進んで行く方向、正面は小地蔵岳になります。


鳥井峠側から、大沼の方向を撮りました。

梅雨の長い雨が止んで、この機を逃してはならぬと思い、
土曜日で混雑が予想されましたが出かけました。予想に
違わず、たくさんの人が登っていました。皆、考えは同じ
なのですねー。
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尾瀬ヶ原

2014-06-06 11:51:44 | 山歩き情報
2014年6月4日、ミズバショウが頃合いと思い、尾瀬ヶ原
に行ってきました。鳩待峠から山ノ鼻へ下り、牛首、中田代を
経て龍宮小屋へ。帰路も同じコースを戻ってきました。全行程
約5hでした。


この二、三日の夏のような暑さから、雪も溶けたかと思い
出かけたのですが、鳩待山荘前にはこんなにも未だ残って
いました。2mはゆうに超えそうでした。


歩き始めてすぐに、イワナシが咲いていました。


オオカメノキも咲いていました。


ユキザサ。これから、もう少し大きくなりそうです。


エンレイソウはいまが一番で、たくさん咲いていましたが、
単独のものが多いのに、これは珍しく固まって咲いていま
した。


シラネアオイ。木道下の斜面に咲いていたのを、ズームして
撮りました。


下りが平らになってくるとミズバショウが出てきます。これは
テンマ沢が流れ込む田代の、ミズバショウ群。当日最初の
ものになります。


川上川沿いの木に熊棚があるのを見ることができました。


これはムラサキヤシオ。花がちょっと疎らでした。


サンカヨウ。今年は当たり年みたいで、ここまでくる間にも
結構見ました。


至仏山が近くに見えてきました。まだ陽がようやく出てきた
処で、山頂は雲に覆われいました。


オオタチツボスミレです。当日は、あまり見られませんで
した。


山ノ鼻が近くになってきたら、所々にミネザクラが花を付け
ていました。


フキノトオ。もう皆背が伸びているのが多かった中で、これ
は出たばかりみたいでした。


山ノ鼻から尾瀬ヶ原を歩きはじめると、ミズバショウを多く
見ることができました。でも、中々写真写りがよさそうなの
は少ないですね。


木道を歩いていて、振り返って至仏山を撮りました。まだ雲
がかかっていましたが、でも馬の雪形ははっきり見えました。


燧岳が、前の池塘に写って逆燧で撮れる所なのですが、
ご覧のように雲が邪魔をしていました。


前へ進むと、燧岳の山頂が見えてきました。


ヤチヤナギといいます。ヤナギの名が付いていますが、
ヤマモモの仲間です。木道の両脇にいっぱい見られま
した。


ショウジョウバカマです。これが一番撮りやすかったです。


牛首分岐点を過ぎ、中田代近くになった所で左手に見える
景鶴山を撮りました。流れている川は下の大堀川です。
これも尾瀬らしい景色ですね。


タテヤマリンド。この花も、今年は大当たりみたいで、
いたる所でたくさん見ることができました。


尾瀬を代表する景色。もう少し天気が良ければ…


これはニリンソウだと思うのですが。


龍宮小屋近くまできた所で、もう一度景鶴山を撮りました。


龍宮小屋が近くなると、リュウキンカがよく咲いています。


龍宮小屋で昼食にし、もと来た道を戻ることにしました。
リュウキンカは、木道と木道の間によく咲いています。


これは龍宮の入口と名付けられている所です。水が渦巻い
て吸い込まれている状態を見て取ることができます。龍宮
十字路を過ぎて、木道の支道が大きく円を描いて付けられ
ている先端の個所になります。


ヒメシャクナゲ。未だ、出始めです。


ミツガシワ。これも、この後本格的に咲いてきます。


モウセンゴケ。これも出始めですね。


ワタスゲ。この後、しばらくすると綿毛状態になってきます。


池塘の中に咲いていたミズバショウ。


上の大堀川の橋上から左手(上流)方向を撮りました。


逆燧が撮れる所まで戻ってきました。今度は風で波立ち
写っていませんでした。


至仏山も大分近くになりました。もうしばらくすれば、山ノ鼻
です。


サンショウウオがいました。


ミヤマエンレイソウ。山ノ鼻に着き、鳩待峠に向かって歩き
始めたとき気がつきました。黒花のエンレイソウと隣あって
咲いていました。


コミヤマカタバミ。まだ早いみたくて、花は付けていても開い
ていないものが多かったようです。


オオバキスミレ。黄色のスミレは、この近辺の山では余り
見られません。

天気は、この日いっぱいまでは何とか持ちそうなので出かけ
ました。歩き始めたときは、どんよりと曇っていたのですが
山ノ鼻から晴れて、気分もすっきりしてきました。毎年、この
時季に訪れている尾瀬、何度きてもいいですねー!!

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山口地方旅行

2014-06-03 15:10:12 | 旅行
2014年5月29日から31日までの3日間、山口県周辺の
主要地を旅してきました。最初に津和野、次に萩、下関、
岩国、宮島の順で巡ってきました。


羽田を飛び立って着いた所は、萩・石見空港でした。ここが、
今回の出発点です。日に何便もないローカルな空港でした。


最初の訪問地は、今まで行ってみたいと思い続けていた
山陰の小京都、津和野町でした。写真は、殿町という古い
建物が並ぶ所で、右の白壁の建物は養老館跡です。


養老館左を歩いて行くと大岡家老門が出てきました。現在
は、町役場として使われています。


養老館側の掘割には、鯉がたくさん泳いでいました。


養老館を右に行くと、川のたもとにさぎ舞のブロンズ像が
ありました。


町並みの一角には、こんなカトリック教会も建っていました。


殿町から少し離れた所に、森鴎外の旧宅がありました。
鴎外が子供の頃住んだ家です。


鴎外の家の前から山の上を見たら四角いものが見えまし
た。津和野城の跡でした。最近はやりの竹田城と同じような
天空の城ですね。


津和野を後に、萩へ行きました。最初に訪れたのは
松陰神社でした。


鳥居をくぐって行くと、あの有名な松下村塾がありました。
右側の広い座敷で講義したそうです。


すぐ先にあった松陰幽囚の旧宅です。裏側から見ています。
洋行に失敗した後、ここに蟄居させられたみたいです。
ここまでで、1日目は終わりです。


2日目は、最初に萩焼の工房を見学しました。萩焼の大きな
土産店に併設されていました。


続いて、萩城下町の見学に行ったのですが、バスの駐車場
傍にあった建物です。人力車立場の看板がありました。
人力車に乗って観光できるみたいです。さすが萩だと思い
ました。


木戸孝允旧宅です。誕生地の石碑が立っていました。道の
奥から歩いてきました。


萩では、家計の足しにしたのでしょう、明治時代から夏みかん
がよく栽培されるようになったそうです。あちこちの塀の上に
見られました。今が食べ頃だそうです。


これは最初に道を左に曲がり、次の道の角にある菊屋という
藩の御用商人を務めた大富豪の家です。道をずうっと行った
先の横道に突き当たる所までがこの家の敷地です。びっくり
しますね。


道を曲がらず、そのまま行った反対側の角。この道には、
菊屋横丁という名が付けられていました。


菊屋横丁に面した菊屋の一画に窪地がありました。ここに
田中義一(昭和初めの第26代首相)を住まわせたそうです。


反対側の近くにあった高杉晋作誕生地。


菊屋横丁の終わりの所は晋作広場になっていて、そこに
高杉晋作立志像が立っていました。


萩から下関に向かったのですが、途中で日本最大級の
カルスト台地秋吉台に寄りました。随分広いのに驚き
ました。大勢の修学旅行生が訪れていました。残念な
がら秋芳洞は見ていません。


アキヨシアザミ。展望台近くにいっぱい咲いていました。


下関では、最初に唐戸市場・カモンワーフ(レストラン街)
に行きました。そこには、鯉のぼりならぬふぐのぼりが
風になびいていました。なお当地では、フグではなくフク
というそうです。


市場の建物の中に入ったら、大きなフクの張りぼてが目に
入ってきました。


2階の通路から下の市場を撮りました。中央の人が集まって
いる所で、寿司を並べて売っていました。客は自分の好きな
だけ取って料金を払う仕組みになっていました。


2階のベランダから関門海峡を撮りました。関門橋の行った
先(右端)が門司です。


下へ下りた海岸沿いの道路脇には、フクのせりを模した像
が設えてありました。


唐戸市場の海岸とは反対側にあった亀山八幡宮。予定に
は入ってなかったのですが、時間があったので見学して
きました。関の氏神です。


境内には大きなふくの像がありました。世界一のふくの像
だそうです。


唐戸市場の次に、すぐ近くにある赤間神宮に行ったのです
が、手前に日清戦争の講和条約締結会場の史蹟春帆楼
(中央)と日清講和記念館(右)がありました。ここで伊藤博文
がフク解禁令を出したそうです。


すぐ隣の赤間神宮の水天門です。赤間神社は、壇ノ浦の
戦いで入水した安徳天皇を祀った神社です。


本殿の脇には、耳なし芳一の芳一堂がありました。


さらにその脇の七盛塚。平家一門が眠っています。芳一堂
も、この七盛塚も霊感スポットの雰囲気を醸し出していま
した。なお、左側の塀の下が安徳天皇の墓所だそうです。


赤間神宮を抜けて隣の日清講和記念館へ行く途中にも、
フクの像がありました。ふくの碑と表示されていました。


これは講和の清側代表の李鴻章が通った道で、そのまま
李鴻章道と名付けられていました。


下関の三番目の訪問地は、城下町長府でした。写真はその
城下町見学の道沿いに流れる壇具川で見かけたカモたち。


道端に咲いていた卯の花。うの花の匂う垣根に~♪の
卯の花です。


菅原道真御影の井戸。道真が大宰府に流される途中に
寄って自分の顔を映した井戸といわれています。右の
穴みたいな所が井戸です。


通りで見かけた竹矢来の生垣。めずらしいと思いました。


これは、功山寺へ向かう道筋の土塀。中に埋め込まれた
のか、自然に伸びたのか、根が張っていました。


功山寺仏殿。国宝です。二重櫓造りの山門は工事中で
見られませんでした。残念!! なお、功山寺は高杉晋作
が挙兵した寺です。


高杉晋作回天義挙の像。勇ましいですね。


これは功山寺裏側に当たる所の長府毛利邸。大きな屋敷で
した。


さらに城下町を歩きました。これは、古江小路。土壁の塀
がなんともいえない雰囲気を感じさせます。


古江小路沿いの菅家長屋門。


古江小路を曲がって、さらに曲がって行った先の乃木神社。


乃木神社から曲がり角に戻る途中にあった横道。横枕小路
というらしいです。これも雰囲気がありますねー。


曲がり角を反対側に曲がって行った所の忌宮神社。


本殿手前に石鬼と書かれた囲いがありました。昔戦った
敵方の頭目の首を葬った跡らしいです。
二日目はここで終わりでした。


三日目の最終日は、最初に壇ノ浦を見下ろす火の山公園
に行きました。火の山は、狼煙台が置かれた場所を意味
します。門司側のタンクが並んでいる所に、平家軍が陣を
敷いたそうです。源平の最終戦が目の前の海域で行われ
ました。軍鼓の響きが、いまにも聞こえてきそうですね。


下関を後にし、岩国にきました。写真は、岩国で最初に
見学をした「うまもん」という漬物屋さんの建物。木造三階
建てで、江戸末期の築造だそうです。以前は醤油屋さんが
入っていました。


うまもんの次は錦帯橋でした。岩国で、すぐ頭に浮かぶ
のはこの錦帯橋ですね。


錦帯橋は、有料(往復300円)で渡ることができます。アーチ
のトップを過ぎると少しずつ段差がついてきて、歩くのに
気を付けないと躓いてしまいます。


右手の上流側の景色。丁度、橋の中央辺りで撮りました。
川の真ん中に浮かぶのは、遊覧船。左の岸辺に繋がれて
いるのは、鵜飼をする船みたいです。


錦帯橋の橋げたは舟形になっています。川の流れに対し
て船の舳先状に尖っていました。


渡り切った先は、公園や史跡になっていました。橋を渡って
真直ぐにきた所の銅像は吉川広重(元春三男)、山の上には
岩国城が見えます。


銅像右の道沿いには、香川家長屋門がありました。


そのまま真直ぐきた所は、吉香公園になっていました。
城の城壁を模したような大噴水が、高く水を噴き上げ、
周りで子供たちが遊んでいました。


これは噴水右の旧目加田家住宅。国の重文に指定されて
います。


公園が尽きた所を右に曲がると、岩国美術館が目に入って
きました。岩国らしく歴史を感じさせる建物に仕上がって
いました。時間がなかったので、中は観ていません。


これは、さきほどの目加田家を裏側から見たもの。中々
風情がありますね。


目加田家を過ぎると、白蛇観覧所があって、100円払って
中へ入りました。中央の木の上にとまっているのは置き物、
右のガラスケースに入っているのは、小さいですけど本物で
した。岩国は、白蛇が生息する特異な土地みたいです。


これは、白蛇の抜け殻で寿の字をあしらったもの。館内に
掲げられていました。


さらに進むと、吉川家を祀る吉香神社に突き当たりました。


吉香神社を戻り、その前の濠を左に曲がって歩くと、
錦雲閣が周りに溶け込み、味わい深く佇んでいました。
錦雲閣とは、吉香神社の絵馬堂です。


濠の先は、吉香菖蒲園になっていました。


濠が行き着いた所に、佐々木小次郎の像がありました。他
の人が写真を撮るちょっとの合間を縫って、撮ってきました。


錦帯橋を戻ってきて、下流側に少し下りた所から撮りまし
た。下流の川原が駐車場になっていました。


岩国を出て、広島へやってきました。これから向かう最後の
訪問地・宮島を、フェリーの上から撮りました。フェリーが
盛んに行き交っていました。中央辺りに、赤い大鳥居が写っ
ているのですが、分かりますか?


宮島に渡り、大鳥居が見える所まできました。引き潮で陸地
が現れ、傍まで歩いて行くことができました。潮干狩り会場
みたいですね。


大鳥居を行き過ぎ、見上げて順光で撮りました。


戻る途中で厳島神社を正面から撮りました。本来は、海面に
船を浮かべなくては撮れないシーンですね。


これも斜めから全体撮影しました。


厳島神社社殿の入口を入ったすぐの所。左は客殿。回廊が
真直ぐ延び、ここを歩いて行きました。


回廊を右回りに巡って本殿前まできました。本殿及びその
前の高舞台は国宝指定です。写真を撮っている所の平舞台
も国宝ですね。


身体を左に向け、歩いてきた回廊を撮りました。真ん中が
客神社(客殿)、その後に五重塔が見えます。


本殿です。撮っていいのか迷いましたが、撮ってしまいま
した。


本殿を右に進むと能舞台(重文)が見えました。


回廊を曲がって進み、出口へ直進する所で、見学者が何か
騒いでいました。何かと思ったらヘビがいたのです。神の
化身かと思いましたが、アオダイショウみたいです。この後、
傍の石垣のすき間に入って行ってしまいました。


厳島神社出口です。


最後は、岩国へ戻って岩国錦帯橋空港から飛び立ちました。
同空港は米軍と共用していて、そのためか、乗り込んでから、
滑走路まで随分と長い距離を移動しました。

今回の旅行、振り返ってみれば、随分たくさんの所を見学
しています。見どころはいっぱいあって、ほんのさわり程度
になってしまったかもしれませんが、いつの日か一カ所毎
に細かく観て回れたらいいなと思っています。
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