桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

みどり市後袈裟丸山

2012-05-25 17:09:45 | 山歩き情報
5月24日、みどり市小中から入って、郡界尾根登山口から
後袈裟丸山へ行ってきました。目的はシャクナゲです。
登山口から後袈裟丸まで、往復5hの行程でした。


登山口のルート説明板を見ていて、ふと足元に目を向けたら
これが咲いていました。ジュウニヒトエだろうと思っています。
登り始めたら、あちこちに咲いていました。


タチツボスミレ。スミレもいろいろな種類がたくさん咲いていま
した。


登山口からしばらく続く急坂では、ミツバツツジが見頃でした。


ヤマツツジは花がようやく開きかけたところでした。


まるでスポットライトを当てたように咲いている、タテヤマリンドウ
が目に止まりました。道中でこれ一つだけの発見でした。


急坂を上り切ると八重華原という平坦部に出ます。クマザサ
に覆われた道がしばらく続きます。周りにはカラマツ林など
が広がり気持ちよく歩けます。


やがて目的地の袈裟丸山が見えてきました。右側の高く見
えるのが前袈裟丸山、その左が後袈裟丸山、中間の鞍部が
八反張といいます。


その後、郡界尾根部に出ます。写真では雄大な空間を表現
しきれていませんが、実際はすばらしい景観です。これを
観るだけでも、きた甲斐があるといっても過言ではないで
しょう。


郡界尾根部が終わりかける所から、もう一度袈裟丸山を撮り
ました。ゾクゾクします。


オオカメノキがよく咲いていました。シロヤシオはまだ蕾が
つき始めたところでした。


郡界尾根を過ぎて標高1,500m辺りから目的のシャクナゲ
が現れてきますが、まだ時期的に早かったようです。


開花した花は少なかったです。


歩いてきた道を振り返って撮ったのですが、最盛期には花の
トンネル状態になります。本当は、それを期待して行ったの
ですが…


標高1,500mから1,700m位までの間でアカヤシオが
たくさん咲いていました。ただ、下部はピークを過ぎて花が
落ち、最上部の1,700m辺りが、丁度いまが盛りのようで
した。


後袈裟丸山頂上へあと少しの所まで上ってきました。


同じ場所で、視界の切れた所から下を撮りました。通ってき
た郡界尾根がかすかに見えます。


後袈裟丸山頂上です。後には、前袈裟丸山が写っています。
この頂上から、八反張を通って前袈裟丸山へ行く人も多く見か
けますが、あえてそれはせず、昼食を摂って下りてきました。


サクラスミレ。下りの郡界尾根手前で撮りました。ほかにも
たくさん撮ったのですが、これが一番よく撮れたと思ってい
ます。

目的のシャクナゲはまだ早かったようですが、尾根道に吹き
渡る風も心地よくなってきたこともあり、できたら今シーズン
にもう一度訪れたいな、と考えながら下りてきました。
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桐生鳴神山

2012-05-20 15:54:15 | 山歩き情報
5月18日、鳴神山へ行ってきました。
前日の夜からの雨が朝になって止んだので、カッコウソウを
観にいきました。
川内町奥の駒形から登り、下りは赤柴へおりて、戻ってきま
した。全行程3.5h位でした。


ヤマブキソウも咲いていると思って上ったのですが、まだ
早いのか、蕾の状態のものが多かったようでした。それも、
雨の影響で心なしか元気がないような感じがしました。


ユキザサです。肩の広場へ上る途中で見かけました。


ヒメイワカガミが丁度咲き始めました。上りの途中で会った
人が、咲いているよ、と教えてくれました。


鳴神の桐生嶽頂上から桐生市街方面を撮りました。吾妻山へ
続く山並みがよく見えました。今年はまだ、縦走をしていま
せん。


ツツジはヤマツツジへ移っていて、頂上にもきれいに咲いて
いました。


仁田山嶽のすぐ下の見晴台から赤城山を撮りました。


お目当てのカッコウソウを撮りました。こちらも雨の影響が
残っているようでした。


別な株のカッコウソウを撮りました。
こうして自然の中に咲いているものが最高だ、と思ってい
ます。


チゴユリが咲いていました。それも、びゅーびゅー風に吹か
れながら。まだ、咲き始めたばかりですね。


下りの途中で、また、ヤマブキソウを撮りました。こちら側
の方が、少しよく咲いているようでした。


ニリンソウが最後の花を咲かせていました。もう完全に終わ
りですね。

今年は天候が不順で、上りの途中では雷も聞こえてきたりして、
心配しながら歩きましたが、どうやら最後まで問題なく、行って
こられました。
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赤城鍋割山

2012-05-13 14:55:59 | 山歩き情報
5月11日、赤城山のうちで一番手前(低位置)にある鍋割山
に行ってきました。
赤城森林公園の荒山登山口から登り、当初は棚上十字路
から荒山、鍋割山のルートを予定していましたが、空模様が
よくなく、荒山は止めて、荒山高原、鍋割山へ向かい、同じ
道を戻ってきました。全行程3h位でした。


歩き始めたらすぐスミレに出会いました。これは、おなじみ
のタチツボスミレ。この時季は、スミレの最盛期にあたるの
か、いろんな種類のスミレがきれいに咲いていました。
この後、いろいろ出てきます。


ミツバツツジが咲き始めたところでした。赤城は寒いのか、
花が他の山より遅れているみたいです。


オオカメノキ。これ一本だけ、観ることができました。
それにしても、周りの木々は未だ芽生えていません。


荒山高原周辺のアカヤシオが丁度見頃でした。うーん!
遅いですね。


荒山高原も春がきていなく、緑がありません。アカヤシオ
が分かりますか?


これはサクラスミレだと思っているのですが?


フモトスミレも大きく、きれいに咲いていました。


アケボノスミレも力強く咲いていました。


鍋割山へ向かう稜線に出てから、火起山で後を振り返り
荒山を撮りました。頂上部分にすっぽりと雲がかかって、
動きませんでした。風も冷たかったです。


あと少しで、鍋割山です。


鍋割山頂上です。


鍋割頂上をちょっと下がった所から前橋方面を撮りました。
下界は、天気はそんなに悪くはないようです。


ふと足元をみると、何やら文字を刻んだ石がありました。
何度もきていているのに、初めて気付きました。
「憧憬」とあります。何故、置いてあるのか分かりません。
往路はここまでで、後は、きた道を戻りました。


クサボケです。くるときは、気がつきませんでした。


竃山から鈴ケ岳方面を撮りました。やはり、雲に覆われて
いました。
それにしても、気が付きましたでしょうか?
火起山、竃山、鍋割山、いったい誰が名付けたのでしょうか?


エイザンスミレも、きれいに咲いていました。


棚上十字路です。左が荒山高原・鍋割山の道。真直ぐが荒山
への道。右を行くと、赤城温泉に出ます。後が、これから戻る
道です。


棚上十字路の傍の柴の広場。珍しいですね。
映っている人物は、同行のK氏。久し振りの登場です。


登ってきた鍋割山(左端)への稜線。少し、明るくなってきました。

戻りの途中、荒山高原で昼食を摂っていると、高校生位の
若い女性が重装備で上ってきました。それも、次から次と
大変な人数でした。
何者ぞ、と尋ねたら県の総体登山で各高校山岳部のチームが
参加している、本日は赤城大沼でキャンプするとのことでした。
こんなにも、若い女性が山へくるとは頼もしい、と感じながら
下りてきました。






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桐生根本山・熊鷹山

2012-05-09 15:43:34 | 山歩き情報
5月7日、桐生最奥部の根本山に行ってきました。
不死熊橋手前に車を置き、林道から中尾根コースを上って
根本山へ。十二社を経て熊鷹山へ回り、石鴨林道へ下りて
駐車地へ戻りました。全行程5h位でした。


不死熊橋の下を通る根本沢の水量が多く、迫力がありました。
連休中に降った豪雨の影響だと思います。


中尾根コースの登山口。昨年までは、標識が立っていたのに
跡形もなく、ちょっと迷いました。後から登ってきた人も、登山口
が分からず、大きく通り過ぎてしまった、といっていました。


フモトスミレです。茎の部分が随分と長くなっていました。
全行程を通じて咲いていました。


ミツバツツジが丁度見どころでした。


中間部の社のそばにシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が咲いていま
した。当日は、これ一本だけでした。


標高1,000m位から頂上まで、アカヤシオが咲いていました
が、もう終わりに近かったですね。


右横に、今日の後半に向かう熊鷹山(右端)への稜線が見えて
きました。


長い上りを終えて分岐点に出ました。道標には付いてなかっ
たのですが、真直ぐが根本山頂上、左へ行くと根本沢コース、
右が十二社への道になります。


根本山頂上です。後ろが歩いてきた道、真ん中が十二社へ
下りる道になります。ここまで2h位でした。


頂上には、朽ちてよく判読できませんが「三ツ葉電機製作所
山岳部」の木柱が立てかけてありました。聞いたところでは、
その昔(昭和40年代?)根本山へ登るルートは、三ツ葉山岳部
が整備したのだそうです。


根本山頂上から20分位下ると、辺りが広い十二社につきます。
ちょっと荒れています。石社の傍の石碑には、「十二山根本山
神社」、明和八年(1771年)建立と刻まれていました。


石社の前には、こんな大きな斧の刃がありました。


十二社から熊鷹山にかけて、オオカメノキの咲いているのが
多く観られました。


十二社からしばらくしたところで道標がありました。後ろに
見えるのが根本山です。その方向に向かって下山する道が
付いていました。ただ、余り歩かないように、とどこかで見た
ような気がします。


熊鷹山へは快適な尾根道が続いています。上りの途中で
眺めたときは平な稜線でしたが、実際歩いてみると、結構
アップダウンしています。


熊鷹山頂上です。実際には、展望台が立っています。
出発からここまで3h位でした。


展望台に上って根本山を撮りました。右へずうっと回ってきま
した。


同じく展望台から、この先の丸岩岳を撮りました。尾根の途中
から右へ下りる予定です。


右へ下りるところの分岐点です。標識がぶら下がっていたの
ですが、欠けていて何が書いてあるのか分かりません。


駐車地まで続く道の石鴨林道に出ました。何の標識もなく、
逆ルートで歩く場合は、ちょっと分からないのではないで
しょうか?


石鴨林道を歩くと右の山側がずうっと崩落していました。
昨年の震災で、写真のような大きな岩もころがり落ちたよう
です。


戻る途中で分岐点がありました。右側から下りてきました。
真直ぐが、十二社と熊鷹山の中間の稜線に出る道だと思い
ます。左側には、桐生川の源流、十二沢が流れています。
石鴨林道を1h位歩いて車に戻りました。

スリルのある根本沢コースと比べ、この中尾根コースは
比較的歩きやすく、気持ちのいい周回コースとして、この
時季ぴったりだな、と思いながら歩いてきました。
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桐生骨董市

2012-05-05 16:10:35 | ブラ歩き情報
5月5日、桐生の骨董市に行ってきました。
桐生市では、毎月の第一土曜日に骨董市を開催しています。
同時に買場更綾市、茣蓙座も開催され、三大市場といって
います。
久しぶりに晴れた青空の下、移動には自転車を使って行き
ました。


最初は何やら音がしているのに惹かれて有鄰館へ寄りました。
有鄰館では、有鄰館まつりをやっていて、丁度子供たちの
お囃子をやっていました。


有鄰館は震災で蔵が被害を受け、修復のため閉鎖していま
したが、この4月にようやく再開しました。


次に買場更綾市に行きました。昔、織物の市が立ったところ
です。


チンドン屋さんがパーフォーマンスしていました。


続いて、天満宮の骨董市へ行きました。境内いたるところに
店が開いて、たくさんの人が訪れていました。


あちこちで話し込んでいる姿が見られました。値段の折衝
でしょうか?


天満宮を後にして、本町通りを下りました。6丁目の
ジョイタウンでは、民謡の演奏をしていました。かなりの
ご年配の方々でしたが、年季が入っている感じでした。


また有鄰館へ戻って、矢野商店へ入りました。実は、ここに
飾られている五月人形を観るのが、本日の目的の一つでした。
店蔵の裏の近江から来た主人を迎える建屋に飾れていて、この
写真は一階部分です。


一階の奥には、矢野商店の古い看板が飾られていました。


二階に上がって、これが注目の五月人形。時代を感じさせ、
味わいのあるものでした。
中段には桃太郎の生まれた姿が、その上の段には加藤清正が
中央に、またその左も加藤清正だそうです。


中央の人形は神功皇后だそうです。


著名な作家の由緒ある襖絵や掛け軸なども、たくさんあり
ました。

久ぶりの骨董市、普段はひっそりとしていても、こうした
イベントがあれば、はたくさんの人が集まるので、もっと
もっと力を入れて、桐生を盛りあげていってほしいと感じ
ました。
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