桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

みどり市後袈裟丸山

2014-05-21 14:02:40 | 山歩き情報
2014年5月20日、みどり市の後袈裟丸山へ行ってきま
した。郡界尾根登山口から登り、視界の開けた八重樺原を
通って、後袈裟丸山頂上までを往復してきました。全行程
約5.5hでした。


歩き始めた登山口の脇に、チゴユリが咲いていました。


木段の下に、キンモンソウが咲いていました。八重樺原
辺りまでの間、よく見かけました。


ヤマツツジは咲き始めたところでした。


ミツバツツジは、登山口辺りでは、もう花を落としていました
が、上るに従いこれから咲いてくるような様子でした。


登山口からの急坂を一気に上った後、クマザサの道を
八重樺原へ向かって歩いて行くと、袈裟丸山が右手に
見えてきました。一番右が前袈裟丸山、その左が本日
目指す後袈裟丸山です。


八重樺原からは、前袈裟丸山、後袈裟丸山が真正面に
見えてきました。


足元には、サクラスミレがきれいな色を見せていました。
此処までの間、いっぱい咲いていましたよ。


八重樺原を過ぎた辺りから、オオカメノキが咲いていま
した。写真の撮り方が悪くて、ちょっと分かりづらいかも
しれません。


シャクナゲは未だ早いかと心配しながら歩いて行くと、
最初に蕾が開きかけているのが出てき、その後に写真
のものが出てきました。開き始めた処なので色が濃い
ですね。


同じ所で、アカヤシオも見ました。アカヤシオはこの後
ずうっと咲いているのを見ることができました。


まさしくシャクナゲらしく、きれいに咲いています。


まだ時期的には早く、単発で咲いていましたが、これは
少し固まって咲いていたのを遠くから見つけ撮りました。


道の先にアカヤシオがいっぱい咲いているのが見てとれ
ますか?


アカヤシオの花、花が続きます。


これは丁度満開状態。まさしくアカヤシオらしく咲いてる
と感じました。


シャクナゲももう少し経てば、華やか状態になってきそう
です。


これは最上部のアカヤシオで、色が濃く鮮やかでした。


頂上手前のピークに上る急斜面脇には、残雪が出てきま
した。


ピークに上ると、前方に後袈裟丸山頂上が姿を現わしまし
た。もう一登りすれば頂上です。


右手には、前袈裟丸山が見えました。


とうとう歩く先の道上に残雪が!!


残雪を慎重に通り越し、さらに上ると頂上に着きました。
後に見えているのは、前袈裟丸山の頂です。


戻りの途中の見晴し岩という所で撮った写真です。見通し
は、あんまり効いていませんでした。


前袈裟丸山の斜面にもアカヤシオがいっぱい咲いている
のが、見てとれました。

登山口周辺の花付きの状態からは、シャクナゲが咲いて
いるか危ぶまれたのですが、それでも幾つか見ることが
でき、良かったと思っています。もう少し時間が経てば
シャクナゲの花で溢れてくるでしょう!!
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赤城荒山・鍋割山

2014-05-15 11:04:15 | 山歩き情報
2014年5月13日、赤城山の荒山と鍋割山へ行ってきま
した。オートレース場上の森林公園駐車場に車を置き、柴の
広場、荒山、荒山高原、鍋割山と歩き、戻りは荒山高原から
柴の広場へ回り、駐車場へ戻ってきました。約5hの行程で
した。


登山口付近に、ミツバツツジがたくさん咲いていました。


マルバスミレでしょうか、真っ白い花を付けていました。


キンモンソウ。袈裟丸山でよく見かける花です。


オオカメノキがよく咲いていました。


柴の広場手前までくると、前方に荒山が見えてきます。


ヤマザクラの立派な木がありました。花は大分落ちていま
した。葉が赤茶色しています。


ミツバツチグリ。柴の広場で休んでいると目についたので
撮りました。


その脇に咲いていたタチツボスミレがきれいだったので、
撮りました。タチツボスミレは、この日の荒山・鍋割山
全ての道でいっぱい咲いていました。


柴の広場角の棚上十字路で咲いていたミツバツツジ。これ
以降、ミツバツツジの姿はまったく見当たらず、ここがこの
日の上限になっていました。


エイザンスミレです。


フデリンドウ。荒山の東南斜面を上っているとき、視界
が大きく開けたヒサシ岩手前でシャクナゲが咲いているの
を見つけ、撮ろうと道の脇に入りかけたら足元に咲いてい
ました。


そのシャクナゲ。咲いていたのは一輪だけ。葉が孔だらけ
でした。


ヒサシ岩から北側の地蔵岳方向を撮りました。アンテナが
立っているのが地蔵岳、その右奥が黒檜山、駒ヶ岳になり
ます。


ヒサシ岩を過ぎ、荒山頂上へ向かう途中でシャクナゲがもう
一輪咲いていました。前のと合わせ、この日咲いていたのは
この二輪だけでした。


頂上が近くになってきたら、アカヤシオがよく咲いていま
した。


まだ満開にはなっていないようでした。


荒山頂上(1,572m)に着きました。誰もいません。


荒山高原へ向かって下りて行くと、前方に白いドーム状の
ものが見えてきました。何だろうと近寄ったら雪でした。
日陰でもないのに、こんなに残っているとは!? 2月に
降ったのが余程の大雪だったのでしょう。


半ば頃で見かけたアカヤシオ。その向こうに固まって咲い
ているのが分かりますか? 荒山では、この西側斜面が
一番まとまって咲いていますが、道がなく近づけません。


足元では、サクラスミレが陽をいっぱいに受け、きれいに
咲いていました。


さらに下りて行く途中で、鍋割山がよく見えてきました。


荒山高原近くではアカヤシロがあまり咲いていませんで
した。もう、花を落としてしまったか、あるいは雪で枝が
折れてしまった木がたくさんあったので、その影響かと
思います。


アケボノスミレ。荒山高原を過ぎ、鍋割山への道を歩いて
いるとき、タチツボスミレに囲まれた中で咲いていました。


鍋割山頂上(1,332m)です。


鍋割頂上から前橋方面を撮りました。朝までの雨の影響で
視界が悪く、はっきりしていません。


戻る途中、竃山から鈴ケ岳(1,565m)を撮りました。

この日、たくさんのスミレを見ました。赤城山にもようやく
春が来た、との感じでした。
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桐生鳴神山~吾妻山縦走

2014-05-10 14:50:39 | 山歩き情報
2014年5月9日、桐生の鳴神山から吾妻山までを縦走
してきました。梅田町木品のコツナギ沢から鳴神山へ登り、
三峰山、大形山、吾妻山へと歩き、吾妻公園に下りました。
全行程約6.5hでした。


コツナギ沢沿いの道を歩いて行くと、いくつか滝が出てき
ます。


沢が大きく左に曲がった辺りの杉林の斜面に、ヤマブキソウ
が咲いていました。


傍にはニリンソウがぽつんと咲いていました。当日見た
のはこの1株だけでした。


これはワサビ田の跡です。ワサビらしきものはまったくあり
ませんでした。


ユキザサが出たばかりみたいでした。


ヒトリシズカが天然のスポットライトを浴びていました。
茎が非常に長く、20cm以上はありそうでした。こんな
に背の高いのを見たのは初めてのことです。


また大きく左に回り込んで椚田峠に向かって進むと、この
日の目的の一つカッコウソウが見えてきました。


カッコウソウに夢中になりながら上る道の傍をふと見ると、
何とナルカミスミレらしき花が!! 驚きました。


上るにつれてカッコウソウの花は大きく咲いていました。


これは保護ロープ近くに咲いていたので、近くに寄って撮る
ことができました。


こんなに咲いています。狙い通り、いまが一番の見頃でした。


椚田峠(裏の肩)に出て、鳴神山を上って行くと中間点位の
所に第二展望台と名付けられた突端部が出てきます。そこ
から赤城山がよく見えました。


鳴神山頂上近くにはミツバツツジが満開状態でした。


いつも寄る第一展望台から赤城山を撮りました。一週間
前まで見えていた手元周辺のアカヤシオは消えていました。


同じく、左に向きを変え、桐生市街の方向を撮りました。
左端が、この日これから歩いて向かう山々の連なりです。
吾妻山は遥か遠くですね。


鳴神双耳峰の一つ仁田山嶽頂上では、ヤマツツジは未だ
蕾状態でした。


鳴神山(桐生嶽)頂上(980m)に着きました。


頂上のヤマツツジが少し咲き始めていました。


頂上付近の岩場にはヒメイワカガミが咲いていました。


頂上から下りた肩の広場の下にもカッコウソウが咲いて
いました。


こちらは、10株足らずと数も少なく、どことなくひ弱な
感じがしたのは私だけだったでしょうか。


肩の広場を後にして、三峰山へ向かって歩いて行くと途中
に花台沢ノ頭(811m)という所があって、そこのヤマツツジ
が大きく咲いていました。


三峰山頂上(629m)へ着きました。当日のコースの丁度中間
辺りの地点になります。


三峰山を金沢峠まで下りてきました。右を行くと大崩林道を
川内町へ、左は梅田町の観音橋へ出ます。真直ぐの上りが、
大形山への道になります。大変な急坂です。


急坂を上り切り、平らな道をしばらく歩くと大形山頂上
(681m)に着きます。


大形山からの道にはヤマツツジがいっぱい咲いていました。


チゴユリも見かけました。


岡平上の山肌を切り開いた所で昼食タイムにしました。
ただ、ここまで来ると、天気予報でいっていた一時雨の
気配がしだいに濃厚になってきたことから、気が焦って
しまい、急いで摂って出発しました。


歩き出した道の傍には、赤と白のツートンカラーの
ヤマツツジが咲いていました。別の種になるので
しょうか?


フジの花も手の届く所に咲いていました。いい香りがしま
した。


これはイカリソウ。西芳寺沢ノ頭辺りに咲いていました。


ジュウニヒトエです。こんなに固まって咲いているのも
珍しいですね。


再度山頂上(480m)に来ました。吾妻山と同じ位の標高で
すね。ここから右へ直角に曲がって(写真では後方向)、
長い坂を下って行きます。


長い坂を上り返すと女吾妻山の頂上(480m)に着きます。
途中から雨がパラついてきました。この再度山・女吾妻山
間の坂がこのコースの一番の難所ではないでしょうか。


吾妻山(男吾妻・481m)頂上へ着きました。ほぼゴール達成
です。頂上から眺めた空はどんよりと曇っていました。


吾妻山頂上付近はヤマツツジの花があふれていました。
でも、もう花は落ち始めていました。


トンビ岩まで下りて、写真を撮りました。ここまで来たら
陽が差してきました。そんなには降られませんでした。


トンビ岩からの坂道を下り切った登山口に、キンランが
咲きかけていました。

鳴神山~吾妻山までの縦走、長い距離をアップダウンしながら
歩き大変ですが、カッコウソウを始めとしていろいろな花に
出会え、眺めもよく楽しめます。このコースを往復される方も
いますが、まだまだ片道だけで、そこまで至っておりません。
いつのに日にか、チャレンジできるようになれるでしょうか!?
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みどり市小丸山

2014-05-08 10:43:05 | 山歩き情報
2014年5月7日、みどり市の前袈裟丸山コース途中の
小丸山へ、アカヤシオを見に行ってきました。折場登山口
から、賽の河原、小丸山の道を往復してきました。約4h
でした。


折場登山口(1,200m)から階段状の道を上り始めると、道脇
にフデリンドウを見つけました。


登山口辺りには、アカヤシオはよく咲いていました。


上るにつれて、よく出てきました。


未だ満開とはいっていません。


急な道を登り切ると視界が開けた場所に出ます。対面の
滝の左筋にアカヤシオが連なって見えました。でも、吹
きつける風が冷たかったです。


同じ所から後を振り返る形で赤城山を撮りました。冬から
春までとは反対方向からの撮影となります。


先端にのみ花を付けたアカヤシオ。面白い咲き方をして
いたので、思わず撮ってしまいました。下の道を上って
いきます。


賽の河原に向かってツツジ平を歩いていると、残雪が出て
きました。風の冷たかった理由が、理解できました。


袈裟丸山が見えてきました。左端が前袈裟丸山、その右が
後袈裟丸山です。小丸山まで行ったときの状況次第で、
前袈裟山まで足を延ばそうかどうか決めようと思いました。


ツツジ平(1,500m位)では、三分から五分咲きといった処
でした。


賽の河原の周りでは、アカヤシオはチラホラと咲く状態
でした。


先へ進んだ賽の河原Ⅱでも、こんな状態です。


さらに進み、小丸山が見えてきました。


小丸山頂上下には、厚く残雪が広がっていました。この
雪の上を歩いて行きました。ただ、シャーベット状になっ
ていたので、そんなに滑ることはありませんでした。


小丸山頂上(1,676m)です。後ろに見えているのが袈裟丸山。


頂上から前袈裟丸、後袈裟丸山を撮りました。山肌に雪が
残っているのが、見てとれます。


少し右にずらして皇海山の方向を撮りました。雪を被って
いるのは、奥日光の山でしょうか。


さらに右に回り、日光の男体山を撮りました。雪は無い
みたいです。


小丸山頂上のアカヤシオは、未だまったくの蕾状態でした。
うかつにも雪を想定してこなかったことと、目的とした
アカヤシオは見たことから、ここまでで戻ることにしました。


ツツジ平を抜けて、視界の開けた展望場まで戻ってきました。
目の前に広がるすばらしい空間を表現しきれていません。
それにしても春はこれからの感がしました。


登山口近くまで下りてくると、フデリンドウが次から次へと
出てきました。上りでは、未だ花が開いていなかったので
しょうか?こんなに咲いているとは気がつきませんでした。


これはタチツボスミレらしいのですが、それにしては葉が
違うような…


これはスミレだと思いますが、種類は?? スミレサイシン
かも??実際は花の中心がもっと赤かったのですが、写真
では再現できていません。

桐生の街中は初夏を思わせるような気候になっていたので、
気楽に出かけてしまいましたが、袈裟丸山はこれから春が
始まるような状況でした。まったく山を甘くみてはいけな
い、と改めて反省した次第です。
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桐生鳴神山

2014-05-04 12:05:23 | 山歩き情報
2014年5月3日、桐生の川内町から鳴神山へ登ってきま
した。駒形に駐車し、そこから頂上を目指して上り、戻りは
赤柴を回って下りてきました。途中咲き始めたカッコウソウ
の所で話し込み、いつもより時間がかかって4h位でした。


歩き始めるとすぐ、マムシグサが現れました。見た目が
きれいとはいえませんね。


マルバスミレです。きれいに咲いていました。


沢伝いに歩き出すと、ニリンソウがよく咲いていました。
ただ、以前のような群落は見られません。数年前の大雨で、
株が流されてしまった影響でしょうか?


チゴユリも首を下に向け、咲いていました。


驚いたことに、ヤマブキソウがもう咲いていました。黄色が
とても鮮やかでした。


2月の大雪の影響でしょうか、鳴神も倒木が道を塞いでいま
した。でも、カットしてあったので通るのに差し障りはあり
ませんでした。


半ば位まで登ってきた所では、ヤマツツジは咲き始めた
処でした。


ハルトラノオです。例年ですと、もう少し群落が見られる
のですが…


トウゴクサバノオという小さな花です。いまが一番みたい
です。


ミツバツチグリ。これも固まって咲いていました。


ユキザサ。まだ出た処です。


エイザンスミレ。きれいに咲いていました。


ヒトツバエゾスミレですね。この白花が、鳴神固有種の
ナルカミスミレになります。


フモトスミレ。葉がとても大きかったですよ。いままで見た
中では、一番じゃないでしょうか。


これはナルカミスミレではないかと思うのですが…
どうも、いまひとつはっきりしません。


肩の広場に着いたら、神社の前のヤマザクラがきれいに
咲いていました。思わず接写です。


神社の裏を上った尾根の所で咲いていたアカヤシオ。この日
は、これを目当てに登ってきたのですが、もう遅く、かなり
花を落としていました。予想はしていたのですが、残念!!


双耳峰の一つ桐生嶽頂上へ着いたら、まず始めに目に
入ったのがこのミツバツツジ。鮮やかです。


頂上から、南方向の桐生市街を撮りました。


同じく西の仁田山嶽を撮りました。一週間前だったら、ここ
が赤一色に染まっていたことだろうと思います。


尾根道を仁田山嶽から少し行った所の展望台、今年から
第一展望台の立札が立っていましたが、そこから赤城山
方面を撮りました。


同じ場所から桐生市街方面を撮りました。


途中ですれ違った人からカッコウソウが咲いているとの
情報を得たので、裏の肩から早速下りたら咲いていまし
た。例年より一週間以上早いですね。咲き始めたばかり
ですので、花の色が濃いですね。もうしばらくすれば、
ピンク色になってくるでしょう。


こんなにも花が出ました。分かりますか?


赤柴へ向かって下り、林を抜けだした所の沢に、こんなに
固まってサクラスミレが咲いていました。傍にもう一群
あったのですよ。花の色がとてもきれいでした。

この日、カッコウソウやヤマブキソウが思わず早く見られた
上に、いろいろなスミレも見ることができました。スミレの
宝庫といわれる鳴神の面目躍如ですね。

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