2009年度の唐津市決算特別委員会が18日から25日までの予定で開かれます。
今回の決算の特徴は、「市民の暮らしが大変な時期を迎えている」実態を反映したものになっています。
決算総額では、648億円で、合併後依然として類似団体(478億円)と比較して170億円程度大きく上まわる結果となっています。
原因は、合併特例債を使った事業が行われていることにあります。
合併特例債を使っての「水ぶくれ予算執行」は特例債がなくなる5年後を見据えた予算執行をしないと借金返済で「赤字財政」になりかねません。
また、そのツケを市民と職員にかぶせる事があってはなりません。
市民税は大幅減収
市民の懐のバロメーターである「市民税」は前年度と比較して2億8774万円の減収で133億9071万円となっています。
そのなかでも、市民税と固定資産税がほとんどです。たばこ税も消費が減って2335万円の減少で8億4726万円となっています。
その一方で、市民税の滞納額は11億8837万円と予算額の9・6%にもなります。
はじめて、国保税の収納率が90%を割り込む
国保税の滞納額は、15億1093万円と予算額の32・3%にもなり約3分の1が滞納していることになります。その結果、1億9035万円が不能欠損(差し押さえ財産がなかったり、生活保護者や所在不明で収納が不可能になった金額)となっています。
また、累積赤字は9億4637万円となっています。また、はじめて収納率が現年度分で89・6%になっています。
それだけ、市民の生活が圧迫されていることを現しています。
なお、不納欠損理由に「所在不明」(夜逃げ)世帯が9件と07年125件と比較して大幅に減少している一方で生活保護へは148件から379件と増えていることは、納税相談がきめ細かくされていることの現れと思われます。
写真は、青森県恐山の「三途の川」です。恐山へ向かう道にある太鼓橋
悪人には、この橋が針の山に見えて渡れないと言われていすそうです。
今回の決算の特徴は、「市民の暮らしが大変な時期を迎えている」実態を反映したものになっています。
決算総額では、648億円で、合併後依然として類似団体(478億円)と比較して170億円程度大きく上まわる結果となっています。
原因は、合併特例債を使った事業が行われていることにあります。
合併特例債を使っての「水ぶくれ予算執行」は特例債がなくなる5年後を見据えた予算執行をしないと借金返済で「赤字財政」になりかねません。
また、そのツケを市民と職員にかぶせる事があってはなりません。
市民税は大幅減収
市民の懐のバロメーターである「市民税」は前年度と比較して2億8774万円の減収で133億9071万円となっています。
そのなかでも、市民税と固定資産税がほとんどです。たばこ税も消費が減って2335万円の減少で8億4726万円となっています。
その一方で、市民税の滞納額は11億8837万円と予算額の9・6%にもなります。
はじめて、国保税の収納率が90%を割り込む
国保税の滞納額は、15億1093万円と予算額の32・3%にもなり約3分の1が滞納していることになります。その結果、1億9035万円が不能欠損(差し押さえ財産がなかったり、生活保護者や所在不明で収納が不可能になった金額)となっています。
また、累積赤字は9億4637万円となっています。また、はじめて収納率が現年度分で89・6%になっています。
それだけ、市民の生活が圧迫されていることを現しています。
なお、不納欠損理由に「所在不明」(夜逃げ)世帯が9件と07年125件と比較して大幅に減少している一方で生活保護へは148件から379件と増えていることは、納税相談がきめ細かくされていることの現れと思われます。
写真は、青森県恐山の「三途の川」です。恐山へ向かう道にある太鼓橋
悪人には、この橋が針の山に見えて渡れないと言われていすそうです。