TPPという聞き慣れない言葉が今マスコミで流されています。
「環太平洋戦略的経済連携協定」ということだそうですが、早い話、国と国の貿易を100%自由にして関税を一切かけないで経済圏をつくろうという構想です。
これまでの「二国間交渉」などというのは、二国間で貿易のあり方について話し合いが可能でしたが、TPPは、一切の例外を認めないものになっているのです。
日米の財界が一体に進めています。
これに日本も加わろうとしています。もし、関税がなくなれば、日本の米作は90%打撃を受けるという農水省の試算さえあります。
北海道の試算では、道内だけで経済損失は2兆円。17万人が雇用を失うというものです。
民主党政権は、相次いで公約破りをしていますが、ここでも財界追随の亡国政権、農業破壊政権へ変質しています。
写真は、呼子の「台場産直」