こんにちは浦田関夫です

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消費税、「欧州では20%主流」は疑問

2014年04月03日 06時45分18秒 | Weblog


 昨日の新聞には、消費税増税に伴う話題が報道されています。
その中で、気になる記事がありました。

 「ヨロッパでは、20%超が主流」という見出しです。
いかにも、「8%の日本は低い」と言わんばかりです。

 世界の付加価値税率を表にして示しています。
確かにヨーロッパは、20%以上の国がありますが、消費税に対する反発は聞きません。
それは、社会保障が充実と引き換えに実施されたり、「軽減税率」で生活必需品には0%を適用しているからです。

 日本では、社会保障の充実と財政再建を理由に導入され、「小さく産んで大きく育てる」ように増税の道を歩んできました。
消費税が導入され23年。私たちの暮らしは、よくなったでしょうか。国の借金は減ったでしょうか。

 年金は、引き下げられました。
医療費は70歳から1割が2割になりました。
介護保険が作られ1割負担が2割負担になろうとしています。
国保税は「払いたくても払えない」と悲鳴が上がっています。
 
 国の借金は、「私は世界一借金王」と揶揄した総理大臣の時から2倍の1000兆円に。
減るどころか、かえって増えています。

 その理由は、過度の企業減税と大資産家優遇制度。
景気対策と称して、ムダな大型公共事業と軍事費の増大です。

 私たちは、「複眼」で事実を見る必要があります。
なんでもアメリカに見習う習性がある政府は、消費税では見習わないのも滑稽です。


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