こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

譲歩の一里塚

2014年04月09日 06時17分27秒 | Weblog


安倍首相は豪州との交渉で、経済連携協定(EPA)の「大筋合意」を確認しました。
この「大筋合意」は、「牛肉を関税削減の対象にしない」などとした国会決議を踏みにじり、決議を守るとしてきた政府の約束も投げ捨てたものです。

 牛肉の関税が17年かけて冷凍牛肉は半分の19.5%へ。冷蔵牛肉も15年かけて23.5%へするというものです。
そうなれば、日本農業への打撃は大きいものがあり、次に続くTPP交渉では、さらなる譲歩を要求されることは確実です。
特に私の住んでいる上端地域は畜産業が盛んですかた一層心配です。

 安倍首相は、豪州側が自動車関税の撤廃を約束したことが「成果」と自慢しています。
ここにも、大企業の利益のために日本農業を「いけにえに差し出す」もので、許されません。

 今回の例によって、環太平洋連携協定(TPP)の日米交渉が有利になるかのようにいっていますが、「関税撤廃」というTPPの原則が変わるわけではありません。

国民をだましながら、大企業の利益だけを追求する自公政権の本質の一端を見せたもので、国民の利益を大事にする政治への転換が急がれます。

 写真は、昨日の「朝の挨拶」での産業道路の並木です。
木々によって、青々としているのもあれば、これからという木もあります。

 これから竹木場小学校の入学式。昼から会議と続きます。
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