こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

人種差別では

2014年07月13日 13時02分41秒 | Weblog


 介護現場に、東南アジアから安い女性労働者を働かせていた実態が今日の佐賀新聞で報道されています。
甘い言葉で日本にやってきた女性は、条件と違う過酷な介護現場で働かせられ、帰国したくても「渡航の借金」で帰られず我慢して働いているといいます。

 そこには、人間としての尊厳や権利さえも奪われ、人種差別とも相まっています。
雇う施設の方は、安い賃金で不平をいわせないやり方で労働さている告発です。

 この実態は、「氷山の一角」ではないでしょうか。
政府は、介護現場や建設現場で働く安い労働者を東南アジアから受け入れようとしています。
そうすれば、益々日本人の働く職場が減って、「低賃金労働者」を増やすことになり、全体として労働者の賃下げが行われる事になります。
これでは、国民がものを買う力が低下し、景気がさらに落ち込むことは明らかです。
悪魔のサイクルになります。

 もう一つの不安は、「治安」の問題です。
仕事が、回っている時はいいでしょうが、仕事からあふれた人たちの行き場が心配です。
フランスなどでは、移民との対立や暴動さえ起きています。
外国人による殺人事件も起きています。

 日本の雇用を守るためにも、治安を守ることからも「外国人受け入れ」は慎重にすべきです。
 
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時計の針を逆回転させるもの

2014年07月13日 12時45分37秒 | Weblog


 原子力規制委員会に9月から委員となる田中知(さとる)東京大学大学院教授は、今年6月まで原子力関連の企業から報酬を受け取っていたことが明らかになりました。

 規制委員会の中立性を確保するために「就任3年間に原子力事業者から一定の報酬をもらうこと」などは「欠格要件」となっています。
しかし、安倍政権は「前政権が決めたこと」と、この欠格要件を「反故」にしようとしています。

 規制委員会は、「中立性の高い委員会」として、政権や電力業界との関係を断ち切ることからスタートしました。
それは、これまでの「原子力委員会」が政府と電力会社となれ合いとなり、「安全を軽視し、原発を推進してきた反省」に基づくものです。

 ここでも時計の針を逆回転させるようなやり方です。
このような人事は撤回すべきです。
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