介護現場に、東南アジアから安い女性労働者を働かせていた実態が今日の佐賀新聞で報道されています。
甘い言葉で日本にやってきた女性は、条件と違う過酷な介護現場で働かせられ、帰国したくても「渡航の借金」で帰られず我慢して働いているといいます。
そこには、人間としての尊厳や権利さえも奪われ、人種差別とも相まっています。
雇う施設の方は、安い賃金で不平をいわせないやり方で労働さている告発です。
この実態は、「氷山の一角」ではないでしょうか。
政府は、介護現場や建設現場で働く安い労働者を東南アジアから受け入れようとしています。
そうすれば、益々日本人の働く職場が減って、「低賃金労働者」を増やすことになり、全体として労働者の賃下げが行われる事になります。
これでは、国民がものを買う力が低下し、景気がさらに落ち込むことは明らかです。
悪魔のサイクルになります。
もう一つの不安は、「治安」の問題です。
仕事が、回っている時はいいでしょうが、仕事からあふれた人たちの行き場が心配です。
フランスなどでは、移民との対立や暴動さえ起きています。
外国人による殺人事件も起きています。
日本の雇用を守るためにも、治安を守ることからも「外国人受け入れ」は慎重にすべきです。