厳木と七山の境界にある「星領」の住民の方から、「産業廃棄物業者が放置した容器が腐敗し、危険物質が流れ出している」と志佐議員に相談がありました。
志佐議員と井上ゆうすけ議員が現地を確認し、危険物を放置しているのは、佐賀市内の業者で2008年に規定以上の廃油管を搬入したとして、県から市道を受けたものの、これに従わなかったために2013年末に許可取り消しをうけ、今年3月までに廃油管の撤去を命じられています。
私もこの産廃処分場には10数年前に訪れた事があります。
山中に広大な「工場」のような施設がありました。
志佐、井上議員の調査で分かったことは、腐食した缶の中身は、「ヒドル水溶液」で、人体に影響を及ぼすもので、蒸発した気体を吸い込むと死に至る危険性もあるといわれています。
さらに、この物質は、紫外線が当たることで爆発する危険性もあるといわれています。
この危険物質が放置されている下流には、厳木ダムがあり、唐津市民と多久市民の水道水源でもあります。
住民は、一刻も早い撤去を望んでいます。