表題の文章は、昨日私に届いた手紙の一節です。
20日、唐津市内のゴルフ場で昨年10月におこなわれた「市長杯ゴルフコンペ」に参加した市職員8人を市長は「文書訓戒」処分しました。
唐津市職員倫理要綱では、「利害関係者とゴルフする事は倫理規準に違反する」と定めています。
それを「例外規定」を設け、「当日ゴルフ場で指定された組にたまたま利害関係者もはいったような場合は、禁止行為の例外」として取り扱われ、禁止行為にはあたらないことになっています。
副市長は、「職員だけの組でプレーすることを条件に許可した」と述べました。
しかし、ゴルフコンペを呼びかけたのは、坂井市長の企業後援会であれば、「利害関係者が参加する」ことは当然予想できることです。
それを「了解」したのは、「市長杯」という「冠(かんむり)」があったからで、副市長も「ダメ」と言えなかったのではないでしょうか。
市職員は、企画財政部長から「市長杯ゴルフコンペ」に誘われ、疑問を感じながらも、断れなかったのは「市長杯」という「冠(かんむり)」があったかからではないでしょうか。
平たくいえば、ゴルフコンペに参加した企業後援会員や市職員は、「誘ったのは市長」との認識であったと思われます。
それを、市職員に「倫理規準に違反しない」としながら、「市民に誤解を与える行為をした」として市長は、自らの名前で「文書訓戒」という処分をしたのです。
処分された職員は、「納得できない」のではないでしょうか。
写真は、朝靄がかかる肥前町大浦の棚田です。
生活相談があり、早朝に出かけました。