九電は、川内原発の再稼働を4年ぶりに開始しようとしています。
東日本大震災を受けた福島原発の大事故で全国の原発は停止ししました。
今でも12万人の方が、放射能の影響で避難生活を余儀なくされています。
原発が、ひとたび事故が起きれば、人類の技術では「制御」できないことを世界に発信したからです。
電力会社と安倍首相は、これを無視するように「新規性基準」という新たな「安全神話」をつくりだし、全国の原発を稼働させる突破口として川内原発はされようとしています。
原発の抱える課題に目を瞑り、国民の安全より「原発ムラ住民」の利権第一に考え、国民の世論を無視しする電力会社と安倍首相の姿がハッキリしています。
この夏の電力供給は「足りている」といわれています。災害のリスクを抱えて、使用済み核燃料の処分も決めず、避難計画も曖昧にしたままです。
「世界一厳しい基準に合格したものは動かす」という安倍首相。
「絶対事故が起きないとはいわない」という田中規制委員会委員長。
私は、責任の所在を曖昧にしたままの無責任な川内原発の再稼働に反対です。
今日は、午後5時から大手口で「川内・玄海原発再稼働反対」集会を開きます。
引き続き、「戦争法案反対リレートーク」も開きます。
原発の再稼働と戦争法案は一体のものとして進められようとしています。
民主主義は、声を上げることからはじまります。
一人の声は小さくとも、100人が集まれば、100倍に。
1万人が集まれば1万倍にと広がります。
今こそ「原発再稼働はイヤだ!」「戦争はイヤだ!」の声を上げるときです。