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唐津市は、市内に在住の高校3年生を対象に「将来にわたり唐津市が唐津であり続けるため」市のまちづくり施策の基礎資料づくりを目的に調査が行われています。
ある方から、「農業を継がせようと思っているのに選択の項目がない。市は一次産業をまちづくりの指針から外しているのでは」との問い合わせがありました。
早速担当者に問い合わせたところ、同じような問い合わせは、私以外にもあったことを認め「配慮に欠けていた」として、「調査会社による若者の人気ランキングを採用した」とのことでした。
確かに、「将来どのような職に就きたいか」という問いに、選択する職種は、公務員、教師、看護師、技術者、建築設計士などと続き、最後に社会福祉士・介護福祉士・福祉関係となっており、その他で終わっています。
これでは、唐津に残って頑張ろうとする若者の意欲を引き出すアンケートには見えません。「一次産業をまちづくりの指針から外しているのでは」と思われても仕方がないのではないでしょうか。
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