3日と4日は、以前から予定していた五木村~五家荘~椎葉村~通潤橋と九州の秘境にいってきました。
五木村は、2011年に当時の知事が「ダムに頼らない治水」として川辺川ダムの中止を表明したときに訪れました。
1966年(昭和41年)から工事をはじめ45年経過しての中止でしたのでとても関心がありました。
反対運動から「高台移転」による村づくりへと苦渋の選択をされ状況を見たかったからです。
多くの観光客が訪れていましたが、ダムに関心を示す人は見かけませんでした。
川辺まで降りると、住宅の跡が草に覆われながらも、所々で「家庭菜園」程度の野菜が作られていました。
銀杏の大木はそのままに緑の葉っぱを蓄えていました。
通潤橋は、震災で水は通すことはできず、「文化財なので文化庁の許可がいるので元に戻るのに何年かかるか判らない」と地元の方が話しておられました。
ブルーシートがかかった民家を多く見ました。
それでも、元気を出そうと「闘う(震災)しんさい」(闘う牛)と力強い牛をつくって皆さんを励ましておられました。
5年前に訪れて、道は良くなっていましたが「過疎化が確実に進んでいる」と感じました。あと5年後どうなっているか訪れて見たいと思いました。
機会があれば、写真で旅の感想を伝えたいと思います。