こんにちは浦田関夫です

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佐賀県のことは知事が決める?

2017年07月14日 05時59分44秒 | Weblog


 今朝の佐賀新聞の一面に、山口祥義知事が佐賀空港に自衛隊のオスプレイ基地として使うことを容認し、自ら漁協との話し合いにも出かけていくという事を記者会見で述べたことを報じています。
 山口知事は選挙で「佐賀県のことは佐賀で決める」といって当選しました。
今回の定例記者会見では、「漁業者が反対しても自衛隊誘致に努力する」と述べたのです。
「佐賀県のことは佐賀が決める」というのであれば、漁民の声に沿った対応をすべきです。
前言を簡単に翻すから「政治家は信用ならない」といわれるのです。

 有明漁民は、そもそも「空港はいらない」空港ができると漁業に影響がある。宝の海を守りたい。
そんな思いがあっても、「平和利用の空港は認めるが軍事利用はダメ」と「安全協定」を結んだのです。
協定を結んだ当事者の佐賀県が、いとも簡単に反故にするとは、行政の長として情けない。
 県議会が、「受け入れ決議は重い」という言い方も、玄海原発3・4号機再稼働同意の手法と全く一緒です。
 漁業者に後継者が少ないことを良いことに、「札束」攻勢で事を進めようとするのはお門違いです。
「お金は一時、被害は一生」ということわざを肝に銘じたいものです。

 
コメント (1)
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