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総選挙で「すべての子どもたちの幼稚園や保育園の費用を無償化する」と表明して、保育「無償化」を公約した安倍首相ですが、選挙が終わったとたん「認可外」は対象外とする動きが報じられています、
安倍政権が、少子化対策に真剣に取り組む決意も展望もなく「選挙目当て」だったことを暴露したようなものです。
認可外保育を対象から外す理由として「政府が認可外を推奨していると受け取られかねない」というものです。
安倍政権は、6月に策定した「子育て安心プラン」の待機児対策の柱のなかに、認可外保育園「企業主導型保育」「自治体単独保育施策」の促進を盛り込み、今年度中に定員を7万人に広げ待機児の受け皿としてきました。
それとの整合性はとれません。
しかも、少子化対策の財源として、消費税増税は、子育て世代を直撃する税制で本末転倒です。
消費税増税は中止し、大もうけをあげている大企業や富裕層に応分の負担を求めるなどして財源を確保すべきです。それが、ほんものの少子化対策ではないでしょうか。
今日から明日まで、高浜市と舞鶴市に原発避難計画などについて視察に出かけます。
明日のブログはお休みします。
写真は、12日の「竹木場産業文化祭」に出品された池田一さんの竹細工で、「昆虫のオーケストラ」です。リアルティーで、繊細な作品に感動です。
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