フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

抵当解除したよん

2013年06月23日 | 人生2度目のローン(涙)への道

 実は5月には抵当解除手続きが終わって、今月頭には完了通知を受け取ってきたんですけどねー。

 4月にローン一括返済をして2週間後くらいに、信金から委任状だの弁済証書だの書類が郵送されてきた。そこでネットで調べて登記申請書を作成して、半日休暇を取って法務局の管轄支局へ持参したわけだ。そこで窓口に人にチェックしてもらったんだけど、不要だった抵当権設定契約証書を見た役所の人が、「他の権利者(つまり土地の所有者である私の親)の委任状もいる」、と言うわけですよ。がちょーん、前に手続きしたときはいらなかったのに・・・って、前のときは契約証書持っていなかったから当然土地も家も私1人が権利者だと思ってそのまま手続きが進んだのであろう・・・いいのか?(笑)信金の委任状の下に追加で書いてください、ほんとは良くないんですけどねー、と窓口の人が機転をきかせてくれて(まあ設定ならともかく解除だし、親だし、姓も同じだから持参の印鑑が使えるしさあ・・・)、そこはクリア。他に細かいところを直して受理された。
 しかし、1週間後、支局から電話が。「・・・本来なら信金さんが書くべきところなんですけど、○○信金さんはいつも書いてなくて私たちも困っているのですが、やってくれないので、幸田さんに来ていただきたいのですが・・・」
 ・・・訳がわからん。私のミスじゃなくて信金が出してきた書類に漏れがあるが、信金は来てくれないので私にやりに来いと、そういうわけだな?
「いやだと言ってもやらなきゃ解除できないわけですよね」「まあそういうことです・・・」
 しょーがないのでまた半休を申請してよろよろと支局へ。電車で行くと駅から徒歩25分。遠い・・・。しかもその日はまたもや夏日で(申請した日も夏日だったのだ)、気温はかる~く30度を超えていた・・・。
 結局信金の書類のもれは、弁済証書に肝心のどの物件についてなのかが書いてなかったという・・・。
 おいそんなこと、金融機関が書かなきゃアカンだろう?!私も窓口の人も(窓口受付の人と、実際処理する人は別の人)、まさか金融機関の書類にミスがあるなんて思わないから、最初からチェックなんてしてないっつーの!私の半休と交通費返せ!知多信金!(腹が立ったので実名出してやる)
 これでやっと終わった・・・と、申請後○日以降に完了通知を受け取りに行かねばならないのだが(指定された日以降はいつでもよい)、続けて半休を取ってしまったので、しばらく放っておくことにした。(郵便でも送ってもらえる、というネットの情報もあったので、実際申請時に申し出たら、「そんなことやってる?」という反応であった。しかも「最低でも簡易書留でないと送らない」というので、80円切手しか持っていなかった私はあきらめた・・・。来る途中にあった郵便局まで切手を買いに行くという選択もあったが、とにかく30度超えの炎天下を25分歩いてきて、さらに往復800メートルを歩く気力がなかったのだ・・・。そもそもそんなこと、法務局のHPに書いておけっつーの!)すると、火災保険の損保から、「抵当はずれたから証書を返すよ~ん」と郵便が届いた。ん?まだ私は完了通知を受け取っていないのに、なぜ知ったのだ?完済の事実については信金から連絡は行くかもしれないけどさあ、完了通知は自動的に信金へ送られるわけでもないのに?(実際、取りに行ったら金融機関用とあわせて2通もらった。信金からは通知くれと言われてなかったので、2通とも私の手元にある)それとも信金か損保かが法務局に問い合わせでもしたのか?不思議だ・・・。


相変わらずな販売会社;

2013年04月22日 | 人生2度目のローン(涙)への道

 先日、「もう来月からいろんなイベント開始だなあ」などと書いたばかりだが、早速またマンション販売会社から手紙が。なに、アンケートにお答えください・・・とな。名義人に変更はありますか・・・ないよ。資金計画に変更はありますか、借り入れ金融機関は決まっていますか、迷っている場合は迷っている金融機関をすべてご記入ください・・・?
 ・・・あのなあ(呆)。変更も何も、いつおたくと私との間で、資金計画の打ち合わせなんかしたかね?契約するときにローン組むと話したら、ローン審査に通る人でないと契約できないというので、とりあえず家が○○円で売れたとしたらそれを頭金にして残り××円借りる予定で審査に出しましょう、提携銀行のうち一番利率低い●●銀行で・・・と審査通るか確認しただけじゃん!そのあと具体的にどこの銀行とか、売却スケジュールとか、なーんも話してないぜ!どこで借りるかなんて決まってるわけないじゃん!もー、相変わらずなっちゃいない会社だな・・・
 何で「相変わらず」なのかというと、契約前、契約後に質問した税金とかインテリアとかのことが、ことごとく間違っていたからだ・・・。契約する意思は固かったから、税金が余計にかかろうが買うことに変わりはなかったけど、インテリアの変更の経費が当初の説明と違っていたのはほんと頭に来たし、値引きしてくれるという話だったのに実際はできなかったり、とほんといい加減だな~と思っていたからだ。それでまたこれかよ!
 というわけで、やっぱこの会社はあてにならないと再認識し、ローン会社は自分で探すことにした。だいたいマンションに移ってからしか家の売却ができないので、そうなると最初はマンション価格のほぼ全額をローン組む必要があるから(あまり手持ちの現金を減らしたくないのだ・・・)、その時点で制限がある金融機関からは借りられない。繰上げ返済がネットでできて手数料がかからなくて、団信保険料が先方負担で保証料も不要で、利息が安いとこ・・・となると、やっぱネット銀行なんだよな~。第一候補はS銀行。うぬ、融資の仮審査をするためだけに口座を開設しなきゃいかんのか?審査が通って借りることを決めてから開設だったらいいのにさー。めんどいなあ・・・。まあ審査結果の有効期間が180日になっているから、6月になってから始めれば十分か・・・。
 来月は税務のセミナーと個別相談があるのか。でも人数限定だし、どっちかというと売却を頼む不動産会社と具体的に相談したいので、これはパスでいっか。・・・ううむ、どのみち連休明けたら不動産会社に相談に行かなくては!忙しくなってきたな


やっとローン完済

2013年04月13日 | 人生2度目のローン(涙)への道

 昨日、休暇をとって住宅ローンを借り入れ中の信金へ。ローンを繰り上げ返済するためだ。面倒くさい・・・残金を勝手に口座から落としてくれないもんかしらん・・・ブツブツ。最初に借りたローンは2箇所から借りていて、一方を繰り上げ返済したときは、土曜日に都銀のテレビ窓口でやった気がする。その点はやっぱ都銀だけのことはあったな。で、今は無き住宅金融公庫からのローンを今の信金に借り換えしたわけだ。
 さて、ネットであらかじめメインバンクからローンの残金くらいをその信金の口座に移し替えておいた私は、通帳と印鑑を持って支店へ行った。窓口で手続きをしようとしたら、応対した銀行員は「来週の振替日(月一のローン振替日がちょうど来週だったのだ)に残額を振り替えますので、いったん通帳をお預かりします。振替日以降に通帳を取りにきていただけますか?」は?私にもう一回会社を休めと言うのか?(まあ半休という手もあるけど)とむっとして、
「もう休めませんので、送っていただくとかできませんか?」
「いやあ、通帳を郵送するわけには・・・」
「だったら、今日全部払うことにして、手続きは今日で終わらせてください」
「そうですか・・・わかりました」
 全くよー。素直に最初からそうしろっつーの。面倒くさがりやがって。(←自分も面倒くさがっていたことを棚に上げる)
 最後に抵当権抹消の手続きの委任状を出してきた銀行員に、自分でやれるから書類だけ送ってくれ、と頼み、残金が1万円を切った通帳を持って店を出た。口座も解約してもよかったのだが、次のローンもここで組む可能性がゼロではないからな・・・。とりあえずは持っておこう。
 もっとすっきり晴れ晴れした気持ちで帰れると思ったのに、なんだかなー。その上駐車場では、じーさんとばーさんが接触事故を起こしたらしく、言い争っていた。どーでもいいから車のドアは閉めてやってくれ。こっちが駐車場出るのに邪魔だっつーの
 帰り道、ローン完済自分おめでとう、とケーキを購入。今日くらいは好きなだけケーキ食っていいよねー、と思ったが、やっぱり思ったより感動がないのは、年末には再びローンが始まるとわかっているせいだろうか・・・。本当だったらこれで完全にこの家は自分のものとなったと思えるのだけど、今の私にとっては完済=売却準備なので、むしろあっけないなーとちょっぴり空しさが。むなしい・・・と言いつつ、2日に分けて食べるつもりだったケーキ3個と饅頭1個を、続けざまに食ってしまった・・・あああ
 そして今日、グッドタイミングでマンション販売会社から手紙が届いた。「引渡しまでの今後のスケジュール」のお知らせだった。うわあ、もう来月からいろんなイベント開始だなあ。夏は余裕がありそうだけど、同時進行で家の売却の計画もしなくちゃだし。それにしても・・・契約したときには2年先の完成なんて、ほんとに予定通り完成するのか?と半信半疑だったが、こうしてスケジュールに「完成内覧会」とか「鍵お渡し会」とか目にすると、もうすぐ完成するんだ・・・と実感が湧いてきた。あと、思ったよりローン契約が早いぞ。家の売却の目途が立たないうちにローン組むしかない。結構綱渡り・・・


設計変更、最終決定

2012年05月27日 | 人生2度目のローン(涙)への道
 やっと昨日、設計変更の最終打ち合わせ&決定&契約が終わった。最初の打ち合わせから約4か月、第6案にて決定。私の階の設計変更期限は5/27だったので、ぎりぎりだったぜ・・・。もうこれでしばらくは何もしなくて済むな・・・。
 結局、オプションとあわせて約150万円追加なり。とほほ・・・オプションの50万は別に内装とかをグレードアップしたわけじゃない。猫の排泄対策(うちには「トイレでオシッコしない猫」と「トイレでフンをしない猫」がいるのだ・・・)に、消臭薬剤塗布とフロアコーティングをするためだ。アホ猫どものおかげで余計な金がかかることだよ・・・
 それはいいんだが、変更打ち合わせに入ったばかりのころ、他の話のため営業担当のT氏に会ったとき、最初の説明が間違っていたから値引きしてくれ、という話をして了承してもらったのに、今回インテリアコーディネーターにその話をしたら、「・・・うちはお客様との打ち合わせをもとにゼネコンに設計と見積もり依頼をする媒介だけで、見積もりに関しては決定権は一切ないんですよ・・・」とのこと。つまり、自分たちの権限で見積もりから値引きしたりはできないというのだ。・・・あのチャラ男め・・・。また軽々しく口先だけの安請け合いしやがって・・・
 このマンション、売主は某大手住宅メーカーだが、販売代理としてA社が営業やインテリアコーディネート業を請け負い、施工は某ゼネコンという形態。だったらA社ができないというなら最初からそう言ってくれてりゃー、私だって「じゃあゼネコンのうちの見積もり担当者に連絡取ってくれ」つーて直接交渉したっつーの。なのにこんな土壇場になってできないと言われても、もう時間がないから涙を呑むしかないじゃん?!全くよー、あのチャラ男め・・・。今度会ったときは土下座くらいじゃ済まさんぞ・・・。

 口直し(?)に、今年咲いたうちのバラ。
 
 
    
 うーむ、去年枝をもっと剪定すべきだったと後から知ったが、ちゃんと咲いてくれて良かった。今年はN○Kの「趣味の園芸」にならい、大胆に剪定しよう!・・・とはいえ、この花を見られるのは来年の春が最後なんだよなあ・・・。去年植えたばかりなのにな。

インテリア相談会1回目

2012年02月19日 | 人生2度目のローン(涙)への道
 鼻が通るって、すばらしい!
 ・・・のっけから何の話だ・・・という感じですが、秋に風邪を引いて以来、3ヶ月も鼻詰まりのまま過ごし、まもなく花粉も飛び始める・・・ということで、薬を飲み始めようといつもの耳鼻科に行ったわけですよ。で、いつものごとく薬を噴霧され、薬の吸入(鼻にホース突っ込むやつ)をしたら、その日寝るまでスッキリ!ああ、鼻が詰まっていないってこういう状態だったんだわ~!と感激したわけですよ。ああ、あの吸入機がほしい・・・。
 ま、翌朝には元通りだったんですが、毎日薬も飲みはじめたので多少楽。このまま花粉の季節を乗り切りたい・・・。

 で、昨日はインテリア相談会1回目に行ってきました。と言っても、私は購入段階から「設計変更する」と言ってだいたいの希望を伝えていたし、前回の説明会のときにすでに1つ目の見積もりを出してもらっていて、さらに修正を加えた見積もりを依頼していたので、相談会自体は1回目とはいえ2つ目の見積もりを検討しつつ、ほかのオプション説明となったのだが・・・
 実は、前回のプランの見積もりを見て、考えて大幅変更を決めて相談会に臨んだワタクシ。一応再見積もりと商品カタログのコピーの説明を受けたものの・・・「考えたんですけど、これ、また変更していいですか?」
 で、また新たに見積もりをお願いしたんだが、せっかく格安の部屋が当たったと言うのに、どんどん追加料金が発生していく・・・。思うに、私のようなタイプに、「間取り・内装変更可能(金さえ払えばな!)」なんてマンションは危険すぎる!いっそ「完成品販売だから、変更は入居してから自分でリフォームやってね」というマンションの方が、あきらめがついて余計な金を使わずに済むのではなかろうか?!そもそもお仕着せの間取りや内装がいやだから、最初は注文住宅を建てたんだよなあ・・・。そんな私がマンションなんて、無謀すぎる・・・!私の思い通りに変更&オプション付加したら、マンション販売価格プラス200万超!とほほー
 そのあと、最初の担当者のT氏と用があって会ったのだが、ついでに訊いてみた・・・。
「インテリア工事費、値引き交渉OKですか?」
「あ、うーん・・・」
「見積もりで、いらないクローゼットやコンセントとかが発生したんですけど、いらないものは0円となって、差し引いてくれてないですよね」
 これについては、すでに1度インテリア担当者にも聞いていたのだが、マンション全体で一括発注しているので、引くことができないと説明されていた。しかしねー、今内装相談なんかしている段階で、発注なんかしてる?私と逆に増やす買主だっているだろうにさー。
「契約前の説明で、Tさん、内装の変更はできる、クローゼットの位置変更もできるし、もちろん移設費用とかはかかるけど、とかいらないものはその分引いたりもできるっておっしゃいませんでした?」
「いや、それは・・・例えば内装のグレードアップしたときには、もともとの物との差額分で済むと言う意味で言ったのでして、そう取っていただけなかったのでしたら、僕が言葉足らずでした。申し訳ございません!」
 とテーブルに着くまで頭を下げられた。ううむ、こういう態度が軽いっちゅーの。
「しかし、今の担当者は僕の部下ですので、それはもちろんある程度お応えできると思います。ですが利益率というものがありますので、そこはなんとかご理解を・・・」
「もちろん、それは承知してますけど、ちょーっと考慮いただけます?」
「わかりました、担当者には言っておきますが、問題がありましたらいつでも私を呼んでください」
 まだ見積もりも決定していないうちから値引きの相談・・・我ながらセコすぎる!しかし、ちょっとでもローンの金額を抑えなければならないので私も必死だ!
 先日、友人が大阪に転勤となった。彼女はマンションのローンを10年くらいで完済してしまっているので、そのマンションどうしたのかというと、友人に格安で貸すことにしたらしい。その代わり、ほとんどの荷物は置きっぱなし、使いたければ使ってくれ!ということにしたとのこと。(3LDKから2LDKに引越しというわけで、荷物が入らないらしい・・・)それはともかく、名古屋に来る用事があるというのでその時聞いた話では、ローン完済後は老後資金として毎月貯蓄をしているという。(なので大阪の家賃のせいでできなくなるじゃないか!とぶつぶつ言っていたのだ)
 それを聞いて、おなじシングル女、同じく自宅購入済みの彼女の堅実な人生設計に、「オレ、マンションのローン払い終わったら、その間貯金なんか無理だから、退職金くらいしか資金残らねえ・・・」と今さらながらガーンとショックを受けたわけだ。なので、マンションのローン開始までに貯金しまくるのは当然のことながら、ローン額もできる限り抑えるぞー!と決心したのだ。なので、値引き交渉もきっちりするぞ!当然!
 ま、そもそも設計変更だのオプションつけなきゃいいだけの話なのだが、先々気に入らなくてリフォームする羽目になるより、入居前にしたほうが面倒ないし金もかからないので、仕方がない・・・と嘆息するワタクシである

インテリア相談会・・・の説明会

2011年12月11日 | 人生2度目のローン(涙)への道

 昨日はマンションの「インテリア相談会の説明会」だったので、例によってモデルルームのある住宅展示場へ。なんじゃそりゃ、というと、何しろ「完成したマンションを売る」のでなく、これから建てるマンションを売っているため、事前に扉や床などの色が選べ(無償)、さらに希望者には間取り変更も可能なのだが(一部有償)、その内容や日程の説明があったのだ。
 変更の期限は、下の階ほど早い・・・。2階から順に締め切りがやってくる。ので、低層の私は5月下旬には選択や設計を完了しなければならない。忙しいな・・・。しかし、今の家を建てるときも間取りなどの設計に始まり、外壁、屋根、壁紙や床材選択、スイッチやコンセントの種類や位置決め、照明からファブリックなどのインテリアetc・・・と、ほぼ週一で住宅メーカーのオフィスへ数ヶ月間通い続けたものだ。それに比べればまだ決めることは少ないからましだろう。
 日程などの説明のあと、担当のインテリアコーディネーターさんと顔合わせと、私の場合日程が詰まっているのでさっそく間取り変更の相談から。前に見積もりを頼んでいたものを受け取ると、最低限の工事で約100万・・・変更工事決定時に全額入金なので、5月にはまたそれだけの金を工面しなくてはならないと思うと涙がちょちょ切れるぞ。これはこうできないか、これはどうかとまた注文をつけ、再見積もりをお願いする。それからモデルルームの見本を前に扉と床(浴室やトイレ内のクロスもセット)の色選択に頭を悩ます。扉4種類×床4種類の16通りから選択とはいえ、まあ「これはねえだろ・・・」という組み合わせもあるので、一般的には7、8種類に収まるんじゃないかねー。
 ワタクシはコーディネーターさんおすすめの落ち着いたクルミ材系のこげ茶ではなく、悩んだ末赤茶系の扉と、タモ材っぽい薄茶の床クロスを選択。明るいほうがいいかなーと思って。
 ああ、やれやれ・・・とこれだけでどっと疲れた。とりあえず今回の打ち合わせは終了したところで、営業のT氏と交代。先々週、彼と売却担当のA氏が、自宅を査定しに来たのだ。あいにくA氏が予定が入って今日来れなかったので、来週中に私の会社に来て(彼らの事務所は私の会社の近所・・・)査定額など説明させてほしいとのこと。私は昼休みに来てもらうことにし、後で連絡をもらうことになった。
 そのあとT氏は別に訊いてもいないのに他の部屋の販売状況や(今回の募集もほぼ完売とか、どのタイプが売れ行きがいいとか・・・)次の売り出し予定などをしゃべる。彼はもともと軽いんだろうが、単にしゃべり好きと見た。なので、ついでなのでいろいろ訊いてみた。
「あの~、今名古屋でも、○○とか××とかで免震マンション売り出してますけど(どっちも資料請求していたワタクシだ・・・)、みんな来年早々に入居予定ですよね。ここだけ2年も先で、なんでこんな早く売り出したんですか?売れるんすか?」自分が買ってることは棚に上げる・・・。
「あー、皆さんやはり遅いっておっしゃいますねえ。実はですね、このマンションは5月に販売開始したんですが、本当は25年3月に竣工予定だったんですよ」1年半後入居か・・・。まあ早くはないけど、住み替え客狙いなら妥当か。私も2年の間に残りのローンをなるべく返しておこうという考えだからな。
「ですが3月に東北の震災が起きて、夏ごろにどうも当初考えられていたより大きなものだったとわかりまして」確かに、マグニチュードも8.9だか8.8だかから、9.0に訂正された気がするぞ。
「それを受けて□□(設計施工会社)が免震装置の見直しを行いまして、もちろん当初の設計でも東北クラスの地震に耐えられますが、もっと大きな揺れに耐えられるように変更することにしたんですね。それに伴いましていろいろ計画変更があり、竣工がずれこんだわけです。その代わり、日本で、つまりは世界で一番揺れに強いマンションとなります!」はー、さいでっか・・・。
「あと、最新の情報ですが、25年12月竣工と言っていましたが、どうも前倒しできそうです」
「それは10月より前ですかね?なんか消費税が25年10月に上がるとかなんとか言っているので、前だとありがたいんですが。さすがに1000万単位の買い物だと、消費税分上がるのはつらいですからねー」
「あれ?私言ってませんでしたか?そもそも消費税かかるのは建物部分だけで土地にはかかりませんが、価格はFIXです。消費税が上がっても、もうご契約いただいているので、現在の価格で変わりありませんよ」なに!聞いてねーよ!それを早く言えっつーの!
「それに今日の発表でしたが、今年で終了予定だった住宅ローン減税は25年まで継続となりました。省エネ住宅に対する優遇はむしろ増えています。贈与税の特例も延長されて、省エネ住宅は優遇されます。当マンションはもちろん省エネ住宅に該当しますから、使えますよ」よ、よかったー!今住んでる土地の売却代金を贈与してもらうときの税金をどうしよう、と頭を悩ませていたので、ラッキー!
 というわけで、ちょっぴり気が軽くなって帰ってきたワタクシだ。今朝の新聞に「政府税制改正大綱」が載っていたので読んで確認したぞ。良かった良かった


重要事項説明&契約会

2011年11月12日 | 人生2度目のローン(涙)への道
 おとといは冬に始まる某大団体(我が営業部門の年間契約の半分を占めるのだ・・・)の募集研修に参加し、その帰りの新幹線で若いおねーちゃん(この呼び方をすると、自分がおっさんな気がする・・・)が隣席だったのだが、18時過ぎの便だったので、2人とも駅弁を食べたあと、おねーちゃんは自分のゴミを捨てに行く際、「一緒に捨ててきますよ」と私のゴミまで持っていってくれた。おねーちゃんに親切にされると妙に嬉しい・・・。しみじみ自分がおっさんであることを自覚する。(注※このブログを書いているのはアラフォー女です^^;)

 さて、今日はマンションの正式契約のため、実印持参でモデルルームまで出かけた。今日明日は第2期募集の購入者の契約会なのだ。
 電車の中で、読み終わりかけていた中島梓の「転移」を読む。最期、パソコンも打てなくなってノートに書かれたもう判読もできないような自筆の文字を見たあたりでぐっときて、最後のページ、「2009年5月26日・・・永眠」で涙がぶわっと盛り上がってしまって、慌てて本を閉じる。目が真っ赤な状態で来たら変に思われるかもしれないからな。解説は帰りに読もう・・・。
 モデルルームはハウジングセンター内に作られていて、来るたび思うのだが人気(ひとけ)がない・・・。今日なんて土曜日なのになあ。やっぱ不況なんだよな。私が家を建てようとハウジングセンターを訪れていたときなんて、いつも客がうろうろ歩いていたもんなのになあ。
 受付で担当のチャラいにーちゃん(それほど言動がチャラいわけじゃないのだが、どーも初対面からチャラい印象が否めないのだ・・・。けっこーお調子者だし)が出迎えたが、昨日連絡があった通り、彼は他の見学客の相手をしなければならないため、もう一組の購入客の方の担当者の説明を一緒に聞く。
 契約前に20ページくらいある「重要事項説明書」を彼が読み上げていく。保険売るときも同じように「重要事項説明書」の内容を説明しなければならないのだが、保険と違ってさすがに分厚い。私がMホームと契約したときにはこんなもんなかった気がするなあ・・・。同じような内容が載っているけど「契約書」だけしかなかった気がする。まあ、12年も前のことだしな!よく考えると、保険でも「重説」(と私たちは略して呼んでいる)を渡して説明しなきゃいけなくなったのは、数年前、法律が変わったかなんかされてからだったし。
 読み上げられる中の「手付解除」項目にドキドキする・・・。いよいよ、サインしたらもうキャンセルきかない。(できるけど、手付金を放棄しなきゃいけない)うわ~~~と、内心ビビる。私なんぞ間取り変更工事もするから、その上に現状回復費用もプラスされてしまうのだ。
 そのあと別の営業がやって来て、「重要事項説明書」「不動産売買契約書」「資金計画確認書」「購入申込みに関しての確認書」に自署・押印をした。あー、ホントに私マンション買っちまうんだあ・・・つーか、結局退職まで(いや、下手すりゃその後も)ローン返すのか・・・とやっと実感。どうして私はこう、大きな決断ほど速攻なのか。スーパーで「柿の種を買おうか海苔巻きあられを買おうか・・・」と5分も迷って結局買わないくせにな!!
 

あ・・・当たってしまった・・・

2011年11月06日 | 人生2度目のローン(涙)への道

 あ・・・当たってしまった・・・
 何が、というとこの前のブログで「夜も眠れない」と悩んでいた件だ。あまりに悩んだため、「もういい・・・。こういうときは運を天にまかそう。当たれば神様が私にそうしろ、ということだし、当たらなければその必要はない、と神様が言ってるんだ」という、はなはだ投げやり・・・つーか、もう考えたくない、という精神状態になってなんとか日々を過ごしていたのだが、さっき「おめでとうございます。抽選、当たりました」という電話が来てしまったのだ・・・。
 話を遡れば3月11日、あの大震災後、ニュースで津波の映像を見続けたり、様々な東海大地震が来た場合のシミュレーション番組をいくつも見たりし、私は真剣に「自分が昼間会社にいるとき」「夜や休日、自宅にいるとき」地震が来て津波が来たら(うちは海っつーか河口から2キロ程度の距離・・・)、とシミュレーションして、「私が家にいるときはともかく、会社に行っているときに来たら、猫が助からない・・・」「家にいるとき来て一緒に逃げられたとしても、5匹の猫と避難所生活なんてとても無理」実家も液状化でやられるか、古いので潰れてしまうだろう。そしたら猫と親をどこに避難させるか、と考えたとき、引っ越すしかない・・・という結論になったわけだ。
 そこでちょうど、前から「いい物件だなあ・・・。さぞかし高いんだろうなあ・・・」とぼんやり見ていたマンションのモデルルームに、とりあえず参考に値段を知りたくて行ったら・・・1部屋だけ、条件があまり良くないので(目の前が高架の道路で、眺望や騒音の点でイマイチ。しかし私は引きこもりなので、眺望なんぞどーでもいい・・・)格安の部屋がちょうど売り出し中だったわけだ。1つ上の階の同じ部屋より400万も安い、と言えば(その上だと500万、さらに上層階だと800万違う)どれだけ格安かおわかりだろう。安いだけに(いや、安いと言ってもそのマンションの中で安いだけで、普通のマンションなら平均的な値段・・・)すでに3組申込みが入っていて、抽選になるのが確定していた物件だった。
 私の求める条件をほぼ満たし、この値段の物件は二度と出ないだろう・・・と思った私は、とりあえず実家の両親に「家を売ろうと思うんだけど・・・」と相談(というよりすでに「売るよ」というお知らせだが・・・)に行った。なぜなら私の家の建つ土地は両親名義。家を売る=土地も売る、というわけで・・・しかもつまりは土地代は私に贈与してくれということなわけで・・・。
 案の定、父親はムッとして「今売ったって、このご時勢、中古の家なんか価値ないし、土地だって値下がりしてたいした金額にならず大損だぞ!それに伊勢湾の奥なんだから津波なんかたいしたことない。来てもあの辺りはそんなに低くないから大丈夫だ。だいたいお前、やっとローンが終わりそうなのに、またローンを抱えるつもりか!」と怒った・・・。確かに、東海大地震が起こらなかったり、津波が予想よりたいしたことなければ、金の無駄遣いもいいところだ・・・。しかし、私は保険会社勤務。保険というのは万一に備えるものであって、何もなければ損をする仕組みだ。それでも保険をかけるのは、「絶対に万一の事態など起こらない」とは絶対に言えないからだ、という考えが骨の髄まで浸透しているのだ。損はするかもしれない。でも万一本当にそうなってしまったときの損害の大きさを考えると、損をしてでもそれ以上のリスクは負うべきではない、と思うのだ。
 ・・・と思いはするのだが、親の反対やローン返済のことを考えると、時間が経つにつれ私も「老後の金が・・・」「いや、老後に家が津波でやられたら、唯一の財産という土地も家も失った上、もうローンなんか組めなくてホームレスだ・・・。だったらまだローンが組める今のうちに・・・」「あー、でもマンションだとローン終わってもずっと管理費や修繕積立金を払い続けるんだよなあ・・・」「家がなくなったらどのみち賃貸だ・・・。公営住宅だと猫飼えないから民間。家賃高いから一緒か・・・」「でも運が良ければ生きてるうちに地震来ないかも?」「いや、阪神だって東北だって来たんだ。東海に来ないわけがない」「引越し面倒・・・。それにもう10年以上住んだこの家に愛着もある・・・」とぐだぐだ悩み始めてしまった。
 その上倍率が高いためマンション業者も、「上の階はまだ売り出していないが、今回の抽選前なら確定で幸田さんに売ります。もし今回の抽選にはずれた後で上の階に申し込んでも優先にはできませんので、今回落ちた人も何人かは申し込んで来るでしょうし、次の募集で新たに申し込む人とで、また同じくらい厳しい抽選になりますよ」と持ちかけてくるしで、夜も眠れないほど悩んだわけだ。(というのは、私は間取り変更を希望していてその工事費用もかかるということで、上の階に移るならその費用のうち××万円までなら値引きしてもいい、という条件を出されたからだ・・・。まあ「せめて工事代金くらい値引きしてくれ」と私がごねたからだが)
 グダグダと悩み続けた私はとうとう、「どうせ抽選なんだしな。これまで20年以上買い続けた宝くじでさえ最高3000円しか当たったことのない私だ!4倍の倍率は決して低くない。これで当たれば神様が買え、と言っているのだし、はずれればこの家で人生を終えろ、ということだ」と考えることにした。開き直りともいうが・・・。
 そして抽選日の今日、建築会社の本社で12時に行われたはずだが、1時になっても2時を過ぎても電話が来ない。これははずれたから担当者が電話しにくくてかかってこないんだろうな・・・と思い始めたとき、携帯が鳴った。
「幸田様、○○会社の××です。お世話になります。ご連絡が遅くなりまして・・・」
「あー、どうもお世話になります」
 だめだったろうに、どうでした?と期待したように訊くのはちょっと気が引けて言わないでおいた・・・。
「幸田様になりました!私も今、連絡もらいまして・・・」
「・・・は?当たったんですか?」
「抽選、当たりました!おめでとうございます!」
「まじで?まじで当たったんですか?」
 思わず普段の言葉使いになってしまうワタクシ。「当たったんスか?」と言わなかっただけ、ちょっとは理性が残っていた・・・。
「はい!私もいろいろご提案しましたが、結果的に最初のご希望通りにおさまりまして・・・。今、他の担当者がごめんなさい電話をしてるのを聞いてましたが、やっぱりすでに上の階に申し込むという方も出ているようですよ。良かったですね!」
「あー、そうですか・・・。どうもありがとうございました」
「予定通りご契約いただくということでよろしいですか?ありがとうございます。それでは変更工事の見積もりを詳細に出させていただきますので、よろしくお願いいたします」
 ・・・というわけで、運を天にまかせてみたら、マンションを買うことになってしまった・・・。
 と言ってもマンションが完成するのはさ来年。準備期間があるのでそれまでにいろいろやらなければならないことが山積みというか、準備期間があって良かったと言うべきか。まずはぐずぐず返しているローンの完済だ・・・。
 しかし、決まったものの、いろいろ考えるとやっぱり不安が押し寄せてくる。さっきネットで手付金を振り込んだばかりだが(一気にウン百万円だぜえ!)、すでに胃が痛い・・・。私は2年後、さまざまな困難を乗り越え無事にマンションへ引っ越せるのか?それまでに決心が揺らいでキャンセルしたりしてないか?(・・・)・・・途方に暮れるワタクシでございます・・・。