フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

仔猫育児記録25~31日目

2010年07月30日 | 猫ばか日記

 育児は、3歩進んで2歩下がる・・・。
 (スリッパよりも大きくなったムギ。ううむ、拾ったときは手のひらザイズだったのだが・・・) 
 とうとう拾ってから1か月経った。ようやく、と言うべきか。でもまだ乳離れしていない・・・。なぜだ?!水も飲めるしウェットフードなら食べるようになったのに、そのあと絶対ミルクも欲しがるんだもんなーもう、すぐに飲まなくなるだろうと思って、粉ミルクがなくなったので紙パックの猫用ミルクを購入したのだが、この分では粉ミルクをもう1缶買った方が安上がりだったかも・・・
 ドライフードも、お兄ちゃんたちのをガリガリやっていたので食べるだろうと思い、子猫用の粒の小さいのをわざわざ買って、ウェットフードと混ぜているのに、避けてウェットフードだけ食べる・・・。やっぱ無理なのかな?と思っていたら、お兄ちゃんたちが食べ残したのを食べているのを目撃。・・・なんでだ?!いやそもそも猫ってどうして「自分用」に用意されたやつは食べずに、他の猫が食べているのをわざわざ食べるのか?!うちだけじゃないよね!?
 うちのコータは尿管結石の持病があるので、わざわざ通販で100g当たり1000円以上する療法食を購入して与えているのだが、口をつけずにウリのドライフード(ホームセンターで購入の100gあたり2~300円くらいの・・・)を食べに行き、私に「食うんじゃない!」と無理やり引き戻されてしぶしぶ食べるという毎日・・・。療法食だからおいしくないのかと思えば、逆にウリは餌を出されても「食欲ないんだってば」みたいな顔してすぐには口をつけず、その辺に寝転がったりし、大丈夫かな~としばらく放っておくと、食べ飽きたコータ、ユータの餌皿のところへ行って食っている・・・。もちろんコータ、ユータは私の目を盗んで入れ替わりにウリの餌へ!アホたれ~!
 なんでだ?!嗜好の問題じゃなくて、単なる「隣りのエサはうまそう・・・」という意地汚い根性の気がするんだが!これが単に「子猫用・成猫用」というだけならお互いのを食べても放っておくんだけど(というかその場合、これ幸いと同じ安いフードに統一だ!)、コータの場合重度の慢性結石症だからほんとうに勘弁してほしいんだってば!コータは床でオシッコをするので、今みたいに暑いと掃除する頃にはすっかり干上がってるんだけど、そうするとキラキラ輝く結晶が残ってるのだ。これが溶けて排出されるように療法食を食べさせているわけで、普通食なんか食べたら結晶成分が尿内に増えて、溶かしきれずに腎臓や尿管の中で結晶化しちゃって、血尿は出るわ、ひどけりゃ尿管に結石が詰まっちゃうわで病院行きになるんだよー。だから絶対ウリやムギのエサは食べて欲しくないんだけどなあ。
 ムギがまだしょっちゅう耳の下を掻いているので、疥癬が直りきってないのでは、と行きつけの隣の市の病院へ。もう近所の病院へは行く必要ないな、と見切りをつけたワタクシである。だってこれから先の避妊手術とかワクチン接種とかは絶対行きつけの病院でやって欲しいんだもーん。ついでに老猫の耳垢がひどいので、まさか耳ダニじゃあるまいな、と一緒に連れて行く。
 ムギの体重は720gだった。2キロになったら避妊手術だな・・・。皮膚がまだ赤いので、ダニの卵だったのが今孵っているのかもしれないし、直りかけのところがまだ炎症が治まらず痒いだけかもしれないし、あるいはアレルギーになって痒みがあるのかわからないので、念のためダニを殺す薬を処方するとのこと。今度は飲み薬で、注射みたいな容器に入っていた。飲ませやすそうで助かるわ・・・。
          (こんなん・・・→)

 かゆみ止めの薬ももらう。錠剤か粉かと訊かれたので粉を選択。錠剤だとどう考えてもエサに混ぜても食べそうにないからな。粉ならウェットフードに混ぜてしまえばOKだ。
 あと、「拾ったとき乳飲み子だったから、寄生虫とかは気にしなくていいですか?」と訊いたら「母子感染とか、ノミから感染している場合があるから虫下し飲んでおいたほうがいいね」とのこと。ノミはいたからなーと、虫下しの薬ももらう。こっちは錠剤だったけど、明らかに大人用の錠剤を4分の1に割ったヤツだった(笑)
 次に老猫をキャリーから出して耳を見てもらったら、暴れる暴れる。痛いことしてないだろーが!と言っても無駄・・・。こいつは注射1本打つのに麻酔をしなくてはいかんような凶暴な猫なのだ。抱っこされたり一緒に寝るときはあんなに大人しいのに、病院へ来るとこれだ。私が耳掃除をしようとしたときもブルンブルンと首を振るので危なくてやれないのだ。いっそ麻酔をかがせて寝ている間に掃除がしたい・・・。医者も閉口して、「痒がる?それはない?見た限りではたぶん脂の分泌が多いから汚れて黒くなってるだけだね。ダニだったらとても痒がるからそれがなければダニじゃないよ」と診察終わり。・・・やっぱ自分で掃除するしかないのか・・・。そもそも汚れたのだって、まめに掃除しようとしても嫌がるから面倒で放っておいたせいと言えるような・・・。やれやれ。
 帰ってきて、ムギのキャリーが妙に臭いよな、とムギを出した後覗いたら、なんと、中にウンチとオシッコが。それもどうも今したばっかではないような。・・・そういや昨日、ウリやコータがキャリーの中を覗いたていたから何かあるのかな?とちらっと思ったっけ・・・。そうか、ムギがしちゃったのが臭ってたんだな!(私は鼻がバカになっていて、多少臭ってもわからないのだ・・・。何しろ部屋の中に、リビングとロフト合わせて猫トイレが現在4つあるから、常に多少はニオイがするからさー・・・。おかげで猫飼っている人以外は家に呼べないんだよねー)仕方ないので風呂場で水洗いをしつつ、いつまでたってもトイレの躾ができないことにがっくり。全くトイレでできないわけじゃないのがまた厄介。くそう、こんな厄介なヤツなのに、こんなにかわいいなんて、この悪魔め~~!
   
 と叫びつつ、ムギに頬ずりしてしまうワタクシだ・・・。仔猫っていい匂いするな~なんか消毒綿みたい(?)なさわやかなニオイがするぞ。(ミルクの匂いじゃないんだよなあ・・・?)不思議だ・・・。
 ああもう、休みも残りわずかだなあ・・・。人間、時間がある方が何もしないのだということを再認識。この2週間、私は毎日本読んで昼寝しているだけだった・・・。部屋の模様替えとかしないと・・・と思いつつ、「暑いのでやっとれん・・・」と放置。動物病院へ行ったり買い物に行く以外は(1度歯医者にも行ったけど)完全に引きこもり。今日届いた市報には「引きこもりの予防のために、週に3回は外出しましょう」と書いてあった・・・。(←高齢者向けの記事だったんだけど)3回・・・出てないな・・・。おかげで体重はあまり増えてないものの(ろくな食事もしてないからさー)、17%台だった体脂肪率は21%を超え、筋肉量は25キロから23キロへ減少。ちゃんと来週から会社通えるのかしら・・・   


仔猫育児記録22~24日目

2010年07月23日 | 猫ばか日記
 クララが立った!(しつこい)
 じゃなくて、ムギがフツーのエサを食べた!本日、拾って24日目、夕ご飯の出来事。
 缶の離乳食を強制的に食べさせ始めていたものの、どーも食いつきが悪いので、まだミルクの方がいいのかなーと迷ってはいたのだ。しかし他の猫がカリカリを食べているのをとても興味持って見ているし、自分も他の猫がいなくなったあとエサ皿に顔を突っ込んでニオイを嗅いだりしているし、もう時期なんじゃないのかなという気もする・・・けど離乳食食べないし、興味のあるカリカリじゃあ歯もまだ生え揃ってないし・・・。
 で、今日夕方歯医者から帰ってきて、大人猫たちにエサをやっておき、さてミルク用のお湯をチンしようとしたら、ムギが、ウリ(ムギはいちばんウリになついて?いる。やっぱ年が近いから?ウリもまだ子どもだから、二匹でよく追いかけっこしたりプロレスしてる。ウリがトイレしたりエサを食べたりするのもよくじっと見てるんだよなー)が食欲がないのか口をつけなかったエサ皿に顔を突っ込んで、噛めないドライフードを一生懸命ガリガリやっていたのだ。おいおい、そんなでかい粒丸飲みは危険だろう!でも、自分で食べる気あるんじゃん!と慌ててそのうちいるだろうと思って買っておいた「1歳までの仔猫用」パウチを開けて、ムギ用に用意した浅めの皿であげてみた。そしたら・・・
 自分で皿から、ウェットフードを食べた!
 昨日から、水を大人用のボウルから自分でペチャペチャ飲めるようにはなっていて、あらまあと感動していたのだが、とうとうエサも哺乳瓶卒業か!
 ・・・まてよ?じゃあなんで離乳食は食べなかったんだ?無理やり口に突っ込めばそれなりに食べるけど、積極的でないのは無理やりがいやなのかと思って皿に盛ってあげてみても全く口をつけなかったんだよな。でも今日はフ○スキーのパウチ(ううむ、パウチなんて一番グラム当たりの単価が高いっつーの)を喜んで食べたぞ?
 ・・・そうか。ただ単に離乳食がまずかっただけか・・・つーかミルクから離乳食(身がすりつぶしてあって、どろどろ)すっ飛ばしていきなりウェットフード(それなりに魚の身の形がある)へ移行?・・・離乳食の缶、5つも買ってあるのに!シクシク
 それはそれとして、相変わらず便秘で、オシッコもトイレでできない状態。どうもオシッコの量が少ないと思っていたら、7月20日にテレビの裏にしていたのを発見。・・・お願い・・・そこはやめて・・・配線がとぐろ巻いてるから、オシッコが配線にもついて1本1本とぐろをほぐして拭かなきゃいけないの・・・
 できれば今大人猫が使っているトイレでしてほしかったが、「静かで視線を遮れる場所に専用の物を用意してあげましょう」という原則に従い、ダンボールを切って縁の低い箱を作り、ガムテープを敷きつめて貼って防水し、猫砂を敷いたものをテレビ裏に置いた。そしてそこへオシッコをしようとやってきたムギを、あくまで床でやろうとしていたところを捕まえ、トイレでさせた。よしよし、これでもう1回くらいさせれば・・・ともう一度捕まえてさせた。しかし、1日中見張っているわけにもいかず、一晩経ったら・・・やはり箱の横の床でやってあった・・・背に腹はかえられない、と私は箱の周りにペットシーツを敷いた・・・。その後もやはり気がつくとシーツの上にしてあって、手作りトイレは使ってもらえず。
 ウンチもしねーなー・・・と今日、前回病院に連れて行ってから3日目なので、また病院で浣腸。帰ってきてから、大慌てでリビングの大人猫用トイレへ自ら行き、下痢便(すみませんね~、ウンチだのオシッコだの多くて!)を排泄。そうか、今朝トイレにあった細~いウンチはもしかしてお前だったのかい。(でも少なすぎるからどのみち便秘に変わりはないなあ・・・)大はトイレでするらしい・・・。そういうところもコータと一緒だね!(涙;;)
   
 座椅子で眠るムギとユータ。このあと目を覚ましたムギは、用もないのにユータをひっかいて、ユータに本気の猫パンチをくらって座椅子から転げ落ちた・・・。教育的指導じゃなくて怒っただけだろう、ユータ・・・大人げないんだからよう。ウリくらいに手加減してやれや
 そしてお腹が空いたと鳴くのでパウチにせこく離乳食を混ぜて用意してみた・・・が、気に入らなかったのか、単にミルクがほしかったのか、口をつけず。ミルクはすごい勢いで完食・・・じゃなくて完飲。ううむ、まだミルクもほしいのか。もう粉ミルク残り少ないんだけどなー離乳食はあきらめたので、ウェットフードオンリーにしてくれ!

今期アニメ新番組

2010年07月22日 | オタクな日々

 今午前9時だというのに室内温度はすでに32度。天気予報によると本日の名古屋は気温37度予想で全国1位。那覇が32度なのに・・・なんでやねん。死ぬわ!
 さてさて夏休みならぬ永年勤続休暇中のワタクシ、やっと7月の新番組をチェックしました・・・。今期は(も)不作だ!例によってちゃんと調べず第1回目放送(ものによっては2回目だけど・・・1回目録りそこねた)を観ただけで書いてますので、違っていたらすまんってことで。

「みつどもえ」・・・週刊少年チャン○オン連載のマンガが原作。小学6年生の(おお、ロリだ・・・)3姉妹(三つ子?)と、そのクラス(あ、それぞれ違うクラスなのか?普通一緒のクラスにはしないもんな・・・)に新任教師としてやってきた青年とのコメディ。ロリはどーでもいいよ。パス。

「生徒会役員共!」・・・週刊少年マ○ジンのマンガが原作。今年から共学となった女だらけの私立女子高に1年生として入学してきた男の子が、個性的な生徒会役員の面々に入学当日から「服装がだらしない!」と目をつけられ、あげくに無理やり生徒会に入らされる・・・。学園ラブコメ。いわゆる「男のロマン」ものだな。パス。

「オオカミさんと七人の仲間たち」・・・電撃文庫の小説。学生の悩みやトラブルを解決するという部活動(?)の一員である、とっても強い女の子に惚れた超ヘタレ(視線恐怖症・・・)男子が、無理やりというか「大神さんが好きならここに入れば近くにいられる」という口車にのせられ(・・・)入部する。学園ラブコメ。パス。

「ぬらりひょんの孫」・・・週刊少年ジャ○プ連載マンガ。タイトルだけは知ってたけど・・・。けっこうおもしろい。主人公の少年が、妖怪として目覚めたときがカッチョ。いやいや、人間のときも十分かわいいですよ!(←ええい、このショタめ!)妖怪もの、少年の成長物語でバトルあり、というなんつーかジャ○プの王道マンガだけど、おもしろいと思わせるのはさすがジャ○プというべきか。作画もリキ入って美しいですな。観よう。

「世紀末オカルト学院」・・・タイトルで損してるなー・・・。うっかり観ないで済まそうとするところだったよ。おっと、ワタクシの愛する「閃光のナイトレイド」の後番で、引き続きA-1Picturesのオリジナル。コミックアライブでマンガ版連載中・・・なのかな?ノストラダムスの大予言通りに滅亡の危機に瀕した未来から、その引き金となった「鍵」(まだそれが何かはわかっていない)を見つけ出しに来た元スプーン曲げ少年だったヘタレ青年と(またヘタレか・・・)、その「鍵」が隠されているらしい「オカルト学院」(通称。立派な学院名がちゃんとある)を、創立者の父の急死で継いだ女王様な性格の主人公(女子高生)と、その友人たちが、「大予言」を成就させようとする謎の組織と対決しつつ、鍵を探していく・・・という感じかな?おもしろいっす。観よう。

「祝福のカンパネルラ」・・・剣と魔法とかわいい女の子がいっぱいのRPG。まあ好みの方はどうぞって感じですな。私ゃどうでもいい・・・。

「セキレイ pure engagement」・・・ヤングガ○ガンのマンガ原作。アニメ第2期。名古屋で第1期放送されたっけ・・・?モブのおっさんたちや近代兵器が妙~にリアルなタッチなのに、主要キャラが全くのアニメキャラっつーのはどういうわけだ。ものすごい違和感。ストーリー云々よりそっちが気になったぞ。ストーリーもねえ・・・今こういうのが流行りなんですか?(小説でも島に流された人々が生き残りをかけて殺しあうってやつがあったよね。映画だった?)まあ大人や男だったらそんなんどうでもいいけど(自業自得だからな)、私は女の子を道具扱いする話は気持ちが悪いだけだ。だから男性諸君に熱狂ファンが多い「ファイ○スター物語」なんて、読むに耐えないんですよ・・・。セキレイって原作者女性だよな・・・。理解できん・・・。

「アマガミSS」・・・プレステ2用ソフト。たぶん男性向け恋愛シミュレーションゲームじゃないのかねー?男のロマン(笑)

「ストライクウィッチーズ2」・・・1もあったのか。名古屋では放送されたのか・・・?知らん。マンガ原作・・・?なんで女の子が戦闘装備するのにネコミミとネコシッポが必要なんじゃ。パンチラいっぱい。かわいい女の子とネコミミとパンチラと飛行戦闘。男の夢だな・・・。(「夢」と書いて「妄想」と読む。「腐女子の妄想」も「乙女の夢」と書けばなんか許されるような気がするな~)

「あそびにいくヨ!」・・・ネコミミとシッポと巨乳・・・。最初いわゆる「うる※やつら」系SFラブコメかと思ったら、なんか主人公のところだけエアポケット、周囲はドシリアスに陰謀渦巻くって感じ・・・。なんじゃこりゃ。絵は好みなんだけどなー。小説原作。なんで今期ネコミミ多いのかね?

「伝説の勇者の伝説」・・・略して伝勇伝。あーあ、これもタイトルで損してるよ。最初3、4頭身キャラのファンタジーRPGかと予想したもんね。富○見ファンタジア文庫原作。主人公は不遇の子ども時代のせいで(いじめられてて、かわいがってた犬の生首をプレゼントボックスで送りつけられたりとか・・・ひえー)ちょっと性格黒いよ!でも見た目は美形だよ!魔法もの。7G○○stみたい、といえばわかりやすい?あー、タイトルに反しておもしろそうではあるが、結局「観る」とかいいながら7Gも挫折したもんなー・・・。観なくていいか。

「屍鬼」・・・言わずと知れた小野不由美の小説が原作。でも読んでない。苦手なんだよ・・・。「十二国記」全部読んでやっぱ苦手だと思ったんだからなんか反りが合わんのだろうとしか言いようがない。とりあえずキャラ設定がなんだかなー。絵が全然好みじゃないです。パス。

 観るのが結局「世紀末オカルト学院」だけということで、不作と言えば不作ですが、その方がありがたい・・・。観る時間がないからねー。
 そういえば前期イチオシだった「ナイトレイド」、最終回観た感想を叫んでなかったけど、それは「えーっ、そりゃないでしょー!」とショックが大きくて・・・。苦っ・・・。やっぱあの話を12回で収めるのは無理というか、逆に13回で収めるためにこのオチか!というか。ずばり、「預言者はいらん」というのがワタクシの意見。いや、出てきてもいいけど、物語の根幹に関わるものにしちゃーイカンと思うのよ・・・。だってこれ、「過去の歴史を違う視点から見る」ことが根底にあったわけじゃない?高千穂の野望が「預言者」の力に基づいちゃイカンだろ。そんな預言などどうでもいい、そんなものに何の力もない、自分の野望で自分の計画で未来を変えてみせるっつーふうであってほしかったのよーっ。桜井さんも意外と小物だったのでがっかりよん。もっとあくどい黒幕であってほしかった・・・。この作品はせめて26回にすべきだったよー!そんで預言者なんて放っておいて違う経過をたどってあの結末ならまだ納得よ。
 あと腐女子的には最後の、葵が葛に「ちゃんと脱出する」と嘘ついて結局墜落して生死不明になったところ。まあ遺体が見つからなかったから生きてるのかも、と思わせてはいるけど・・・でも、オイオイ!やっと葛が葵を心から信頼して心を開いたとこなのに、その直後にコレかよ?!待て!2人で脱出して、手に手をとって逃避行・・・でいいじゃん!あんまりだー!
 だってあそこで葵が飛行機に残った理由がわからん・・・。葛だけ脱出させて、墜落して死んだと思わせてひとりで「もう軍もスパイも懲り懲りさ。オレは自由に生きるぜ!」って逃亡する意図だったとしたら、あんまりじゃんかよ!「生きて逃亡」だったら葛が「なんで自分を騙すような真似・・・。俺が邪魔だったのか?」と傷つくし、「死亡」だったら「俺があのとき葵の力が限界だったと気づいていれば・・・!」と自分を責めるだろうし、どっちみち葛にとってはあんまりな仕打ち・・・。どゆことー!?とワタクシ床をのたうち回っちゃうですよ!!
 はあはあ・・・しかし届いたDVDで第0話~第3話を観ては「やっぱすばらしい作品だよ・・・」とウットリだ!背景のすばらしさ、アクションシーンの動き、カット割り、惚れ惚れしちゃう・・・。そういや誰だったかがエンディングを「監督が葵たちがあんなこともあったね、と過去を振り返る感じで・・・と言っていた」と言ってましたが、違うんじゃねえ?DVDを見ていてやっとワタクシ気がつきました。これ、「もし葵たちがこんな力をもたなかったらこんな未来だったかもしれない」の光景じゃないすかね?!
 ほら、最初のは「雪菜と棗と勲とはるか(名前、勲がセリフ中で言っただけなので、違ってたらすまん。はるかだと思うんだけど・・・漢字もわからん)の家族写真」。はるかは預言者などではなく、勲のよきパートナー兼妻。だってこれ、セスナの前ではるかが飛行服着てるよ!はるかが操縦しちゃうんだよ!で、次が陸軍大学校に入学した葛で、最後が葵と静音の結婚式の写真。そう考えればつじつま合うじゃん!過去じゃなくてもうひとつの「あったかもしれない」未来。だよね~!

 いけね。観るの「オカルト学院」だけじゃなくて「ぬらりひょんの孫」もだ。・・・のっけから両方とも第3話を録り損なった。やっぱ兄貴からタダでもらったハードディスクじゃなくて、ちゃんとしたレコードプレーヤー買わないと、毎週録画予約ができないから忘れるっつーの

仔猫育児記録14~21日目

2010年07月20日 | 猫ばか日記

 本日21日目のムギの体重は582g。前回計ったのが11日目の450gだったから、10日で130g以上の増加。やはり3割増しくらいか。スゲエ。私が10日ごとに3割増ししたら・・・1か月で100キロぐらいの体重になっちゃう計算。(こらこら!現体重を計算するんじゃない!)

(寝顔もちょっと大人っぽくなったような・・・?)











 さて、平日5日間を動物病院で預けたため、私としては安心して会社に行けた。なぜなら病院で預かってくれている限り、その間にウンチをさせてくれるからだ。私が朝や夜させようとしても出してくれなくて、終いにはオシッコすらいやがって逃げる始末で、ほとほと困り果てていたからだ。
 7月17日より梅雨明けと同時に幸田は長期休暇に突入。これからは朝から晩まで私が面倒をみなければいけない。この休みの間の私の目標は、①離乳食の開始②トイレのしつけだ。
 最初に猫を飼い始めたとき、生後50日くらいの仔猫だったのだが、トイレもできてエサも大人のドライフードを食べていたので、ムギも拾ったのが生後2週間くらいとすれば、8月に入る頃にはぎりぎりできるようになっているんじゃないかという目論見である。・・・まあ、捕らぬ狸の皮算用ともいうが・・・。
 17日(18日目)はいつも通り。昨日は病院だったので、ウンチをしてくれなくてもまあ1日目だからよしとしよう、とアバウトである。病院側も「うまくウンチができない」ことは気がついてくれていて、出なかったら2、3日ごとに浣腸させに連れてくるようにと指示されているのだ。
 昨日までのグズグズの天気が嘘のようにピーカン。気温はうなぎ上り。兄が帰ったあとは本格的にクーラーを入れ始める。クーラーは猫の体に良くないのかどうか、よくわからん・・・。猫はコタツで丸くなるというが、猫の先祖はそもそも沙漠生まれじゃないのか・・・。しかし、犬みたいに舌出して体温調節とかはしないから、やっぱクーラー入れて正解なのだろうか・・・?まあ、昔の日本家屋ならともかく、高気密の現代家屋である。夏はサウナかというほど暑い(アパートのせいで窓開けっ放しができないせいというのもある)から、いくら沙漠生まれの猫でも、耐えられるもんじゃないよなー(私は扇風機に当たりっぱなしでイケます)。
 先週、ムギが床にオシッコしたところは拭いて、ペットシーツを敷いたら、今度はなんと、大人猫の水とエサを置くトレイ(ホントは犬のトイレ用に、ペットシーツを挟むようになってるヤツ。でもうちはエサや水をこぼしたときでも床が汚れないようにするため、そこに置いている)の上に2回小、1回大をした。これはイカン、とムギにミルクをやったあと、マッサージしてもオシッコをしなかったので見張っていて、またしようとしたときにすばやく持ち上げ、猫砂のトイレに下ろす。もうする寸前だったのでそこでオシッコをした。「よしよし、これを2、3回繰り返せば憶えてくれるかな?」と思ったのだが・・・なんということか、以後、ムギはマッサージでチョロっと出すこともあるがほとんどしてくれず、トレイの上でもしようとしなくなってしまった!ミルク飲んだらするだろうとか、我慢できなくなったらどこかではするだろうとか思ったのだが、どういうわけだかちーともしない。普通猫って本能的に砂の上に置かれると砂掻きしたりオシッコしたりするよな?と適当な時間にトイレの中に置いてみるのだが、どうも砂の動く感触が嫌らしく、大慌てでトイレの上によじのぼり、足が砂につかないようにしながら脱出してしまうのだ!
「ま・・・まさかムギ、お前も『床トイレ猫』なのか・・・?!」
 私はばったり倒れた・・・。
 説明しよう!猫には砂の上でトイレをする「砂トイレ猫」と、つるつるの床の上でしかしない、およそ猫の本能に反する「床トイレ猫」が存在するのだ!(注※命名by幸田。うちのコータが「床トイレ猫」なのだ・・・)この「床トイレ猫」は、とにかく砂の感触が嫌い。普通は砂に大小をしたあと手で砂を掻いて痕跡を隠すものだが、それをせず、なぜか壁や床などつるつるしたところを手を掻くため、壁や床が爪で傷だらけになる上に、そもそもめったに砂の上ではしてくれない・・・。トイレがあるのにその周辺の床の上でするのだ!しかし床の上でするとオシッコが流れて手足が濡れるのが嫌らしく(じゃあ砂でしろよ)、器用に後方へ飛ばすのだ!おかげで床どころか壁までオシッコまみれにされるという、飼い主にとっては悪夢のような習癖の猫だ
 ムギは朝5時半から6時くらいに起きてミルクを要求(寝ている私の腕や顔に口を押し付けてくる)するようになっていたので、それまでは放っておいても大丈夫と判断し、この夜から私は自分の寝室で寝ることにした。いい加減、放っておかれた老猫の機嫌を取らねば・・・。
 私の経験では、基本的に猫はじゃれたりコミュニケーションに噛むという行動を使う。しかしこれはきょうだいや親によって自分もやられて「痛い」から「噛むとけんかになる」ことを覚えていくのだろうが、あいにく私が噛み返すわけにもいかない。他の大人猫はすでに「噛んじゃダメ」が行き届いているせいか、ムギにじゃれかかられるとむしろ猫パンチで応酬するか、ウザそうに逃げるので、あまり教育的指導がされない・・・。おかげさまで現在のムギは何をするにもガブリガブリと私に噛み付く。
       
 猫の躾け本を読むと必ず「大きな声を出して驚かせ、いけないことだと覚えさせる」と書いてあるが、うちの猫でそれで躾ができたためしがない・・・(私がなめられてるのか?)今まで噛まれると「痛い!」とか「こら!」とか言いつつもついつい叩いてしまっていたので反省して、ウリは拾ってきてから最初は声だけで叱ったり、噛める大きさの状態でウリの前に手足を出さない(こぶしにしたり、手を広げてしかも正面に見せてとか)ようにしていたのだが、ちーとも改善の兆しがなく、やっぱり最終的には叩いてしまった・・・。まあそれで猫が怯えたり反抗的になったりしなけりゃいーんでないの?とやっぱりアバウト。信頼関係があればそれでよしだ。それ以外の時はめちゃくちゃ可愛がってるからな!
 というわけで、ムギに噛まれると3回に1回はつい手が出てしまう私だ・・・。
 連休3日間、とうとうムギはちょっぴりウンチをしただけで、便秘解消ならず。オシッコも最初の1回だけであとはトイレではしてくれず、マッサージでも少ししか出さず、どう考えても飲んだ量に比べて少なすぎるだろう!という量。仕方ないので20日の朝、病院へ連れて行って浣腸してもらった。すっかり緩くなったのか、帰りのケージの中でも大をおもらし。色が以前のような黄土色じゃなくて、茶色になっていた。昨日から試しに缶の離乳食を食べさせているせいだろうか?

 (←ポンポンの腹で相変わらず半目で眠るムギ・・・。ちょっとホラー)
 












 実は大人猫たちが食べ残したエサに、食べはしないけど興味を持っていた様子だったので、やってみたのだ。といっても自分から食べることはできないので、指にペーストをつけて口の中に突っ込み、上顎に塗る感じ。粉薬を飲ませる要領だな・・・。まああまり嬉しそうでもないので、お腹が空いたらミルクより先にこれをやるようにしようかな。そしたら味にも慣れるかなあ?2缶目のミルクが残り少ないので、これで終わりにしてせめてウェットフードに移行したいところだ。
 

(ウリが水を飲むのを興味津津で眺めるムギ。体半分はワゴンの下・・・)












梅雨明けとスノコベッド

2010年07月18日 | 極めて日常茶飯事

 昨日梅雨が明けたらしい・・・のにふさわしい晴天だったが、掃除洗濯が終わったあとはテレビを観ながらスパークリングワインを飲んでだらだらしていたら、兄から電話。先週頼んでおいたベッド用スノコができたから持っていくとのことだった。
 私のベッドはとっても簡単な構造で、鉄の枠の上に、薄いベニヤ板にこれまた薄っぺらいスポンジを張って布で覆ったものを載せただけ、というもの。その上に和式布団を敷いて使う、「なんちゃってベッド」だ。これを14年近く使用していたのだが、なにしろペラいベニヤ板である。通気性もない。おかげで布には汗染みができていたし、板も湿気で弱くなって、みしみしいうだけならまだしも寝ているとときどきピシッとか鳴って、いつ割れるかわからんなーという状態になってしまっていた。なので新しいベッドを買おうか、しかし枠自体はなんともないんだし、構造が簡単なだけに逆に上に載せる板だけ替えればいいんじゃないか?とずっと思案していたのだ。載せるなら今度は通気性の悪い板じゃなくてスノコがいいよなーと考え、ホームセンターなどでスノコを物色していたが、合う大きさの物がない。DIYで作れそうだが、自分の労力や時間を消費するよりは金を払う方がいいや・・・というなまけものの私は、めんどくささに二の足を踏んでいた。
 そこへ姉から兄が、「自分でなんかかんか作る用に、工場(親父の会社だ・・・)にいろんな工具そろえちゃってまるで工作所になってるよ」などという情報が。それは好都合!にーちゃん、材料費だけで作ってくれないかしら。どうせ仕事暇なんだろうし。(←ひどい・・・。しかしただでさえ不況なのに、リーマンショックで仕事がなくなってしまったのは事実だ。いつ倒産するかわからんなー・・・)
 というわけで、兄貴は最初「自分でやれ」とか「買えよ」とか言ったので、「じゃあいいよ。新しいベッド通販で買うよ」と諦めていたら、あとから「寸法測れ」と電話してきたのであった。(ある意味ツンデレ・・・?)
 そして出来上がったスノコを持ってきてくれたのだが・・・
「ばかやろう。ネジのでっぱりがあるなんて想定外だ。ちゃんと言え」
 枠の内側に出っ張ったネジが邪魔で、スノコがはまらなかったのだ・・・。
「えー。だってそんなに寸法ぴったしに作るとは思わなかったんだもん」
「寸法通りに作るに決まっているだろう
「じゃ、そこの部分だけノミで削れば?」
「めんどくさい。一旦板をはずして切った方が早い」
 兄はぶつぶつ言いながら、電動糸ノコを工場に取りに行った。待っている間に酒のせいで眠くて、座椅子に丸まって寝ていたら、帰ってきた兄に「人が働いてるのに寝てるなよ」と起こされた・・・。
 「お前がやれ」と切る寸法を測らされ、角材にしるしをつけさせられる。で、隣りの老夫婦が心臓発作でも起こしそうな騒音をたてながら(笑)兄が切っていって、うまくはまるか載せてみた・・・が。
「あほか。内側だって言ったのに、外側にしるしつけたな」
 1か所しるしを間違えた・・・。だってにーちゃんだって切るとき気づかなかったんじゃないかよー。
 ということで切り直し、2つ目のスノコにしるしをつけるときもまた私は間違えて兄に指摘された・・・。
 で、できあがったのがこのベッド。
      
 おお、なかなか立派なスノコベッドになったじゃないか。しかも市販のスノコとは比べものにならない厚みでとっても頑丈。(ツーバイフォー用の角材を使用したため・・・。その分重いけど
 材料費は4000円弱だったので、5000円札を渡して「釣りはいらないよ」と言ったら、「釣りがいらないなら10000円札を出したらどうだ」と言われたが、もちろん出すわけがないドケチな妹であった・・・
 しかしおかげでベッドは粗大ゴミにならずにすんだし、経費も新しいベッドを買った場合に比べて半分以下ですんで良かったな!(まあ経費より何よりとにかく、使えるのにゴミにするのがいやだったんだけど)これでまた10年は使える・・・にーちゃん、ありがとう!
 こうして末っ子は、常に姉と兄に頼って(姉には5日間猫を病院へ送ってもらったしな!)ずーずーしく生きていくのであった・・・。


仔猫育児記録13日目

2010年07月13日 | 猫ばか日記
 こんばんは。「惨事のあなた」の時間です。
 現在リビングに布団を敷いて、ムギと他の若い猫3匹と寝ているのだが、普段おとなしく朝まで寝ている老猫としか寝ていない私は、若い猫たちの夜中の運動会で起こされることもしばしばになってしまった。
 月曜の早朝・・・。猫たちの走り回る音で目が覚めたものの、めんどいので私はそのまま寝ていた。そのうつ伏せで寝ていた私の顔の上に、窓枠からウリが落ちてきた。
「イッテー!!」
 ウリは、私の顔を蹴り飛ばしてコータを追って駆けていった・・・。
「て、てめー!何しやがるーっ」(口悪いなあ・・・
 もちろん、ニャンコたちに聴く耳などあるはずがない・・・。この騒ぎで自分も主張してよいと思ったらしいムギがミルクを要求して鳴き始め、私は仕方なく起きてミルクを飲ませ、また布団に転がった。
 1時間後、目が覚めた私は、ベッドパッドに血のシミが点々とついているのに気がついた。鏡を見ると、額に4つ、まぶたに1つ、でっかい傷が。腕にも長さ5センチのひっかき傷。昔「波の数だけ抱きしめて」という映画があったが、これじゃ「爪の数だけひっかかれて」だ・・・

 今週はムギを近所の動物病院に、朝9時から夜7時くらいまで預けることになっている。朝は私の家の近くにある会社に出勤してきた姉が病院に連れて行き、夕方帰宅した私が連れて帰るというパターン。帰宅してから簡単に自分の夕食を作ってから迎えに行くようにしたので、やっとまともな食事を食べられるようになった・・・。家事の最中にムギが眠っていてくれるとは限らないし、起きていればお腹がすいたとか遊んでとかでみゃーみゃー鳴かれるので放っておけなくて、ついカップめんやパンとかにしちゃうんだよね~。
 7月12日月曜、動物病院から連れ帰ったムギをケージから出すと、しばらくは警戒するようにまずは少しずつあちこちの匂いをかいで歩き回っていたところ、そのうち先住猫とばったり正面で出会ってしまった。その時。 
 クララが立った!
 ・・・じゃなくて、ムギが走った!でございますよ相変わらず歩き方はまだしっかりしてないのだけど、それでも走る。うーむ、むしろゴキブリ走法※?
 ※「パタリロ!」というマンガの主人公パタリロが得意とする走り方。これをマスターしないとタマネギ部隊には入れないぞ!
 テレビで観たように「しっぽを立てて歩く」(母親に見つけてもらうため、という理由らしい)も始めたし!今までは尻尾はたらんと垂れたまま歩いていたのになー。たった半日見なかっただけでこの成長。ほんとに仔猫は1日で成長しちゃうんだなあ

仔猫育児記録12日目

2010年07月11日 | 猫ばか日記
 離乳の方はまだまだだが、トイレの方はそろそろかもしれない・・・というか、躾けないとだめだ~!ミルクでお腹一杯→マッサージしてオシッコ(ときどきウンチ)が理想的なのだが、ここのところそれがうまくいかない・・・。まあ最初からねしょんべんたれじゃの~とは思っていたのだが、マッサージすれば多少出ないこともないが、そのあと勝手にその辺でしてしまう・・・。
 今日は兄貴がムギを見に来た。実家も猫を二匹飼っているが、兄貴も父も二匹に触らせてもらえないのだ。(抱っこされるとマグロのようにビチビチはねて逃げるのだ!)猫というのは基本的に子どもと男が嫌いなのだが、さすがに赤ちゃんなのでそんな意識はまだないのだろう(つーか非力だから逃げられないし!)、みーみー鳴きながらも抱っこされている。・・・が、乗っけられた兄貴の足の上でオシッコ・・・。
 先週もいい加減何度オシッコを洩らされたかわからんキルトカーペットを夜洗って干しておき(昼間は洗って干す時間がない・・・ずっと雨がちだしな)、花ござに替えたばかりだ。さらに昨日の夜にも座椅子カバーの上にされたので洗ったばっかりだが、ついさっき仰向けにごろごろしながらまるで「ションベン小僧」のように見事な「シーッ」をしてくれた・・・そして昨日ウンチをしなかったので心配していたら、「シーッ」をされて「ひえ~」と慌ててムギを箱の中に突っ込んで、拭いたタオルを洗いに行って戻ってくると・・・箱から脱け出そうとしながら「大」をし、敷いたペットシーツと箱の壁に「大」がくっついていた・・・せ、せめて座ってしてくれよ!!
 ううむ、育児とはオシッコとウンチとの戦いだな・・・としみじみ。若い頃だったら「どうしてシーツの上でやらないの」「また洗わなきゃいけないじゃないの」とか怒っていただろうけど、今は「洗えばいいや」と思える精神的余裕があって良かったことだよ。ははは。

仔猫育児記録6~11日目

2010年07月10日 | 猫ばか日記
 ムギの体重は330gに。最初拾ったとき250g程度だったから5日で80g、ということは3割増しだからびっくりな増え方だが、お腹ぽんぽん状態だったのでもうちょっと少ないかもしれない。でも大きくなったよなあ!
 7月5日、今日から友人Mがペットシッターに来てくれる。朝8時前に私が出勤したあと、9時から6時までにいてくれることになっている。友人は私の持っているマンガと同人誌を毎日読みまくっているようだ。彼女はハ○イズ※なのだがあいにくウチにはア○ミハとハ○タジしかない。が、ア○ミハの某作家さんは気に入ったようだ。是非ア○ミハに転んでほしい・・・。
 ※某野球マンガにおける腐女子たちの妄想によるBLカップリング。ア○ミハ・ハ○タジも同じ。わかんない人はわかんなくていーよ(笑)

 ムギと老猫以外の猫は臆病なので、Mが来るとロフトへ逃げ出したらしいが、2日3日と経つうちに慣れてきて、まずはコータ、それからウリ、最後にユータが降りてくるようになったらしい。ムギはすくすくと大きくなり、7日には歯が頭を出しているのを発見。ウンチは相変わらず便秘気味(お母さんといっしょだね・・・)で、2日に1回しかしないんだけど・・・。
 最初ミルクを欲しがる時間が夜中の2時~4時だったのが、8日目くらいから私が起きてごそごそするまで鳴かないようになった。ああ、もう幼児くらいなんだなーとほっとする。子育ての初期が終わったというところかな?トイレもさせようとしてもいやがって逃げ回り、じゃあしたくないのかよ、と放っておくとしばらくたって床の上とかタオルの上とかでしている・・・。そろそろ猫砂トイレを用意すべきか?
 歩き方もまだよちよちしてるけど、結構速くなった。私が動き回っていると追いかけようとするのだが、ふと目を離すとすでに足元にいたりして、うかつに動くと踏みそうだ・・・箱も自分で脱出できるようになり、最初にそれに気づいたのは朝、寝ている私の腕にふわふわしたのが触るからコータかな?と撫でようとしたら体に触らなくて、アレ?と起きたら布団の上にムギが転がっていたのだ。ミルクがほしくなって出てきたらしい。ま、箱の縁までよじ登ることはできても、降りるのはできなくてボトッと落ちてるけど。
 7月9日、10日目。シッター最後の日はMに私が帰るまで待っていてもらった。私が帰宅してリビングに行くと、ムギと老猫以外は姿を隠したまま。おいっ、おかーさんが帰ったっつーのにその態度・・・、もしかしてお前ら、友人を私だと思い込んでいた?!ガーン・・・何年も一緒に暮らしているのに、顔を覚えられていない?もしかして「ウチにいる人」が「お母さん」だという認識なのか?!そりゃー私は夜と週末しかいなくて、いるときも自分のことばっかであまり構ってやらないけど、そりゃーねーだろ餌を用意してしばらくすると降りてきたけど・・・ちょっとショック。○○!(←老猫の名前。某マンガキャラの名前なので恥ずかしくて言えない・・・。病院では仮名で届けてます)お母さんがちゃんとわかってお母さんを大好きでいてくれるのはお前だけだよ~~
 彼女が持ってきた赤ワインと、私が買ってきたチーズとつまみとバゲットで「お疲れさんでした~」の打ち上げ(?)。私は1週間分の疲れのせいか、ボトル半分でぐでぐでに酔っ払った・・・
 10日、昼間の明るい光で見るムギの愛らしさに、朝から激写しまくる。ああ、可愛い~
 
 体重も450gに。この体重だと生後4週くらいなのだが・・・すると、拾ったとき生後2週よりは経っていたのかな?目は濃い青のようだ・・・。
      
 いちょまえに毛づくろいもする。白くて三角の小さな牙がかわゆい。250g入りのミルク缶がもう5分の1くらいしか残ってないのだが、そろそろ離乳食始めたいんだよなー。もう1缶買うと余りそう。ううーん

仔猫育児記録5日目

2010年07月05日 | 猫ばか日記
 7月4日、日曜日。ムギを拾って5日目。朝4時ごろ目が覚め、ムギをのぞきこむと起きていたらしく、私の気配を感じて縁を登ろうとする。手を差し出すと指をちゅばちゅば吸うので、ミルクが飲みたいのだろうと飲ませる。よく飲んで、コロンと転がった。眠いのかオシッコかどっち?とりあえずオシッコをさせた。眠い・・・ので、もう一度口に哺乳瓶を持っていき、ちゃんと咥えないので飲みたくないのだな、と余りを冷蔵庫に入れて寝る。ちなみに粉ミルクの缶には「一度沸騰したお湯で溶かして・・・」とか「余ったら捨てて、新しいのを飲ませてください」とか書いてあるが、私は超手抜き。お湯はレンジでチンだし、たくさん余ったら冷蔵庫に入れておいて、レンジで温めて飲ませるし・・・。だってウチの子、もうお腹一杯なのかと思ったら10分後にまた欲しがったりするからさー。そう神経質になることなかろう。
 二度寝したのでちょっと遅めの8時起床。大人猫たちにエサをやり、ぼーっと新聞を読みながら朝食を食べ、スーパーへ買い物に行く。午後3時、来週ペットシッターを頼んでいる友人がやってきた。老猫以外の大人猫はロフトに隠れる・・・。内弁慶なんだからようミルクの量とかオシッコのさせ方、物の置き場所などを教えて、二人して酒を飲みながら(昨日届いたばかりのスパークリングワイン。夏は冷たいスパークリングワインに限るよねーっ)、5時から「ハガレン」最終回を観る。
 夜、「今日はウンチでないのかなー。明日も出なかったら、会社から帰ってから浣腸してもらいに行かないとな・・・」と思っていたら、オシッコが終わって箱に戻してから・・・なにやら踏ん張っているような?ん?と持ち上げたら・・・ぴるぴるぴると出るわ出るわ。昨日の比ではない!どんだけーっと叫びたくなるほど出た。ウンチは続くよどこまでも・・・おいおい、体長くらい出たぞ!絵の具のお尻をぎゅーっと押したみたいに!
 ・・・大腸内全部ウンチが詰まるくらいミルク飲みまくってるとしか思えないな・・・。これが成長期ってヤツか・・・
 明日は会社だ、と思いつつ、12時まで「ヘタ○ア」を読んでしまう。ううむ、時々キャラの見分けがつかないのは私の記憶力が衰えたから?腐女子フィルターの性能が落ちているから?まあ、独と伊さえわかればいいか・・・(←ダメじゃん
 明け方、3時に起こされミルクをやるはめに。ああ、仕事しててもきっと頭が働かないだろうなー・・・ 

仔猫育児記録3日目~4日目

2010年07月04日 | 猫ばか日記

 7月2日、仔猫を拾って3日目。
 家からいちばん近い動物病院は、私が引っ越して来たのとちょうど同じ頃に開業した。なので、引っ越してきて行き付けの病院と離れ、尿路結石用療法食を手に入れられなくなった私は(今なんともないのに病院へ行くのは気が引けた・・・)ホームセンターで購入した、一応「猫の泌尿器疾患に配慮した」餌を与えていたのだが、やはり再発してしまったときに最初にそこへ連れて行った。そしたら「なんでちゃんと療法食を与えないんですか?!それでも飼い主ですか!」と頭ごなしに怒られ、むかっ腹を立てたのと、急病を受け入れてもらえなかったのとで、二度と行くかと思っていたのだが、そこの病院はペットの預かりをしているのだ・・・。毎日預けるのなら、もちろん近いほうがいいに決まっている、ということで、この際仕方がない・・・と朝電話して、仔猫の預かりもOKかどうか聞いてから連れて行った。
 病院にかかるからには名前をつけないといけない・・・と昨日から頭を悩ませた末、「麦(ムギ)」に決定。前に拾った猫に「瓜(ウリ)」とつけたので、食べ物の名前にしようと思ったのだ。由来はまあ茶色いからと、『ダー○ィ・ペア』(高○穂遥のSF小説)に出てくるチョー頼りになる猫型高知能生物の名前からだ・・・。
 受付で預かって欲しいのとついでに診てくれ、と告げたら問診票に書かされた。受付の人に「健診となっていますがどこを診ますか?」と訊かれた・・・。フツー健診と言ったら全体的に診てくれということだと思うのだが・・・変な病院だ。しょうがないので「耳の辺りを痒がるのと、目やに」と答え、しばらく待って診察室へ。
 まずはノミがいたことを告げると(一応見つけたヤツは取ったが)、体全体にフロントライン(動物用ノミ・ダニ駆除剤)をスプレーされる。目やには軽い風邪かもしれないが、とりあえず目薬で対処しましょう、とのこと。そして痒がるのは・・・「疥癬ですね」
 カイセン・・・?子供のころ私がかかったアレか?←それは乾癬(カンセン)。水虫とかと同じ仲間の・・・?←それは白癬(ハクセン)。
「こんな仔猫には打ちたくないですけど、ひどくなると死にますから。少し弱るかもしれませんけど、注射を打ちましょう」
 まだ一度もウンチをしていないと話したら、「日曜まででなければ浣腸しましょう」と言われ、とりあえずその日はそのまま夜まで預けることに。
 会社に行ってカレンダーを見たら、大きな感違いをしていたことに気づく。私は来週同僚が夏休みを取るし私も仕事が入っているので休めないから友人にペットシッターを頼み、再来週から2週間休暇をとればいいかと思っていたのだが、来週は同僚2名が研修で不在、さ来週に同僚が夏休みだった・・・。も、もう1週間休めねえええ!
 朝病院へ預けに行くにしても、8時半からしか預けられないので、私は完全に遅刻。1週間も遅刻~~~とぐるぐる悩んでいると、先輩が「お姉さんに送り迎えしてもらったら?」
 あ・・・そっか!姉は私の家から車で15分のところに勤務しているのだから、会社へ行く前にちょっと寄り道してもらえばいいか!1時間くらいなら仔猫をひとりにしておいても大丈夫だろう!
 私は帰宅して病院へ迎えに行き、ついでにさ来週の預かりを予約した。猫は1日2500円だが、宿泊なしなら1日2000円だという。(ちなみにその日は本当なら2000円のところ、注射などの治療で3000円ほどかかったので、500円でいいと言われた・・・。ラッキー
「猫ちゃんは今日浣腸しておきました。ちょっとミルクの飲みが悪いですね」
 へ?この子めちゃくちゃ飲みますけど・・・あ、数回に分けてしか飲まないからかなあ?と「?」になりつつ連れて帰ると、すぐミャーミャー言うのでミルクを飲ませる。ごっきゅごっきゅすごい勢いだ。やっぱお母さん(私)でないと飲まないのかな~?てへへ←すでに親バカ。
   
 さて、ネットで疥癬を調べてみる・・・と、ダニが原因、注射は2回するとのこと。・・・あれ?医者、もう1回注射を打ちに来いって言わなかったよね?1回でいいとはあちこちの記事どこを見ても書いてないぞ。おいおい、私が安心してもう注射打ちに行かなかったらどうすんだよ!全くよう・・・しかし、ダニか・・・。あ、私の夏布団の上に寝かせてたけど、ダメじゃん。洗わないと使えない・・・。ダニをまき散らさないよう隔離だな。(しかし、ダニと聞いた途端にあちこち痒いような気がしてくるな・・・)
 私はさっそく使っていない深めの猫トイレ(1度これに換えたら猫に拒否されて、玄関にフンとオシッコをされたのだ・・・)をムギの寝床にすることにした。
 7月3日は会社は休み。朝寝坊・・・と思ったが、7時に起きて猫たちにエサをやる。ミルクを飲ませてお尻のマッサージ・・・おお!ウンチが出た!出た!出た!・・・って、どれだけ出るんですか。昨日浣腸して出きったんじゃないんですか。にょにょにょにょ・・・と尻尾の長さくらい出たぞ。黄土色で柔らか。ううむ、やっとホントに「お母さん」になった気がする・・・。
 掃除洗濯を終えて(雨のため室内干し)姉に電話。姉の了承も得ず病院に預けることにしちゃったからな~。相変わらず事後承諾な女だ。
「ま、いいけど」姉は快く(?)承諾。持つべきものは腰の軽い姉・・・(しかし妹の私はとっても腰が重い・・・。逆の立場だったら絶対「え~。おめーなー、送迎代払え」くらい言いそうだ・・)。
    
 休日なのでひたすらミルクをやり、オシッコをさせ、ぐずればなで、抱っこし、1日中育児三昧。そんなワタクシの3種の神器。
        
 哺乳瓶、ウェットティッシュ、トイレットペーパー・・・。
 ちなみにワタクシがほしい3種の神器は、全自動洗濯乾燥機、地デジ対応DVD、お掃除エアコン・・・。毎日にゃんこが寝しょんべんたれてタオル取り替えるから、乾燥機能のある洗濯機は今すぐほしいよ・・・。あれ?仔猫って母猫が舐めてオシッコさせるんだよね?なんで寝ションベンするのか??謎だ・・・