フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

収穫開始してますよ~

2020年05月25日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 ゴールデンウィーク中に苗を植えた家庭菜園、最初の収穫?はベビーレタスの間引き。テキトーに種を蒔いたら、ちゃんとばらけなかったらしく、密集。双葉の時点で間引き、本葉が出始めたところでまた間引き、と間引いた芽はサラダに活用しております。

 次はちゃんとした収穫。サンチュは2株しか植えなかったのだが、成長早い!20枚ほど外側から切って、焼いた豚肉とキムチとトマトスライスを用意。夫はこれにチューブにんにく、私は料理みそで味付けして、巻いて巻いて食べまくりました。ううむ、ただ肉を焼いただけ、という楽チンな上にお腹も満足。これはいいな!週一くらいのペースでやらないと、サンチュの成長についていけなさそうだが
 さらに、リーフレタスもあっという間に巨大化。10株も植えたので、毎日外側の葉から収穫して、サラダにして食べております。追肥して収穫し続ければ、苗代は回収できそう10株378円だったからな
 
 早々に花が咲いたミニトマトも、受粉したかどうか不安だったが、実ができていた。良かった良かった。どの本を読んでも「雨に当てないように雨除けをしろ」と書いてあるけど、そこまで金をかけるのはいかがなものか・・・。実割れしたってどうせ自分が食べるんだしな!というわけで、自然に任せる予定。どうなることやら。
 
 さて、「本当にこれで生えるのか?!」と半信半疑だったのはサツマイモ。芋そのものから芽を出させるという方法もあるが、ホームセンターに行って私が目にしたのは、イモのつる・・・。確かに家庭菜園の本には「ツルを土に植えて・・・」と植え方の図が書いてあるが、ほんとーに根がつくのか?と10本の束になっているツルを買い、植えた・・・が、カンカン照りが続いたこともあって、ツルはどれもへにゃへにゃ~の枯れかけ~の状態。とうとう地上から姿を消したものも。なんとか新しい葉をはやし始めたのはたったの3本。「やっぱり駄目だったか・・・」と、ツルではなく苗を4株購入して、枯れたところに植えようと掘り返したら・・・なんと、小指の先ほどのツルに、小さな根が生えたものが出てきたのだ!
「い、生きてる!」
 この分だと、枯れたと思ったものも実は生きてるかもしれない、とそれらはそのままにしておくことにした。

 こんな感じで、ヘロヘロっと死んだような葉の根元から、新しい葉が出てきた。本当にツルから増やせるんだな・・・と感心。うまく梅雨と夏を乗り切れば、秋にはイモ掘りだ!!イモ掘りなんて、幼稚園以来・・・小学校の社会科見学?でもやったかな?とにかく、40年以上ぶりだ。楽しみ~~
 最も心配なのはサトイモとゴーヤ。サトイモは種芋を植えたのだが、いまだ全く芽が出てこない・・・腐ってるんじゃないか?ゴーヤも種を蒔いたが芽が出ず、掘り返したら小さなうじ虫が中にいて、種が食われていた。仕方なく蒔き直したが、やっぱり出てこない。またやられちゃったかな・・・苗を買ってくるべきか、悩む

ここ数日の出来事アレコレ

2020年05月20日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 飼い犬に手を嚙まれた。
 んも~、そもそも飼い主(夫)もしょっちゅう嚙まれてグローブのように手を腫らしているくらいの、しつけのなっていない犬なのだ。一人暮らしで犬飼っちゃだめだ(大事な子供の時にしつけができないから)、と反対したのに、結婚前に飼い始めたから、案の定だ紫色に張れて痛い・・・。犬の口の中は雑菌でいっぱいだから、悪化するようなら医者へ行かねば・・・
 その前には庭仕事中に溝に足を突っ込んで捻挫した。雪国なので、どの家にも自宅の雪を側溝に流すための溝が庭にあるのだ。ちょっとよろけたらそこが溝だった。引っ越してきてから1年経ってないのに、捻挫するのは2度目だ・・・
 ほぼ毎日、ちょっとづつ庭づくりを進めているが、それを見たご近所さんが夫に「奥さんばっかにやらせて・・・」と言ってくるそうで、夫は「頼むから土日だけにしてくれ。おとなしく関ジャニ(のライブDVD)でも見ててくれ」と泣きついてくるが、私の好きなようにしたいから、夫がいると邪魔なんだよな・・・
 今日は夫が会社から弁当を持って帰るというので、カップメンとおにぎりを持たせた。普段は会社で、弁当業者の350円弁当を注文しているのだが、市内の飲食店の支援のため会社が1000円の仕出し弁当を購入して、社員に500円で提供してくれるのだという。その弁当を持って帰るというのだ。
「いや、いつもよりいいお弁当なんだから、自分で食べればいいじゃん」
「いいお弁当だから、奥さんに食べさせたいんや。会社でも、奥さんに持って帰るって言ってる奴多いよ」
「いやいや、夜まで置いてたら傷むし」
「冷蔵庫に入れておくから大丈夫」
 そこまで言われると、断れない・・・が、いいものを妻に食べさせたいという夫や同僚たちの気持ちにちょっと感動した。自分だったら夫に「いいお弁当だから」って持って帰るという発想は全くないな!新潟県の離婚率の低さの理由を垣間見た気がした。雪かきも、結婚するときに覚悟して来たのだが、「雪かきは男の仕事や。奥さんに雪かきなんかさせてたら、近所に怒られるんや」と言われたし。あまり男女平等とかセクハラとかの意識は高くない割に、新潟の男性は女性を大事にするようだ・・・。
 
 

大家と店子は親子も同然(か?)

2020年05月18日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 無事に「ハイツつばめ」に1組のツバメが入居して10日くらい経ったある日の夕方、家庭菜園の水やりついでにドッグランで犬を遊ばせようと庭へ行ったら・・・ドッグランに1羽の鳥の死骸が!
「し~え~(いちいち発する擬音が変なのは、オタクの習性・・・)あああ、可哀そうに、カラスかなあ?それとも野良猫にやられた?(この辺りに白い野良猫が出没するらしい。私も1度しか見たことはないが)」
 うちの庭に埋めるわけにもいかないので、申し訳ないが燃えるゴミに出させてもらうことにした。
 帰宅した夫に犬の散歩中にそのことを話し、「で、首元が赤かったんだけど、なんの鳥かわかる?」と訊いたら、「首が赤いならツバメだよ」とのこと。
 なんと!え?ツバメって赤いところあったっけ?
 目が悪いワタクシ、眼鏡をかけていてもツバメの姿はぼやっと灰色、という認識しかなかった。(腹は白いんだな・・・。だいたい奴らの飛ぶのが早すぎるんだよ!動体視力も悪いんだよ!巣にいたって首から上しか出てないし!)
 ま、まさか、うちの子じゃなかろうな?!
 と、散歩から帰って、玄関前の電線に2羽のツバメがいるのを確認。多分うちのツバメだと思うんだけど・・・と日が暮れてからそっと玄関ドアを開けて覗く。(いつも「家政婦は見た!」状態なワタクシ・・・)無事、2羽とも巣に戻っていた。良かった良かった
 その翌日、朝、起きてきた私に、すでに犬の散歩に行ってきた夫が「ねえ、卵が落ちてるよ」と報告。
 何!と外へ出ると、階段の踊り場に確かに割れた卵の残骸が。
「なんで?落としちゃった?巣が浅すぎるのかなあ?(私の巣箱の取り付け位置のせいで、天井までの高さが足りないのか?しょぼん)」
 つか、もう卵生まれてたのか・・・。早いな!
「ほかにも卵あるのかなあ?」
「覗いちゃだめだよ」
「覗かないって!(自分1人では脚立に登れないんだからさー)それにしても、うちの初孫だったのに・・・」
「おいおい、なんで孫なんだ?」
「だって、あのツバメの夫婦もうちの子じゃん。その子どもはうちの孫だよ」
「ツバメもうちの子なのか・・・
「そうだよ。うちのニャンコたち(私が独身時代から飼っている猫3匹)だって、トドさんは「うちの娘~、息子~」って呼んでるじゃん。ツバメだってうちに住んでるんだからうちの子だよ」
 毎日夜、無事に2羽とも帰っているか確認するのがトドさんと私の日課。私はすでに大家というより親の気持ちだ。早く卵が無事孵ってヒナになるのを見届けたいなあ・・・

やめられない止まらない♪

2020年05月13日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 ああっ!今日もポテチを1袋食べてしまった・・・
「ポニョは自分に甘いんや」と夫に言われたので、半分残すつもりだったのに!
 夫の体重は3ケタ越え。糖尿病と高血圧の持病がある。結婚以来、血糖値だけはほぼ正常値になったが、血圧体重とも上下に行ったり来たり、足踏み状態。なのでご飯をお代わりしたりお菓子を食べたりするのを見逃していたのを、最近「カレーのお代わりはルー少な目」とか「ミックスナッツは手のひら1杯限度」とかガミガミ言うようにした。だものだから、私が自分のおやつ用に買っておいたお菓子が減っているを見て「ポニョは自分に甘いんや」と文句を言うのだ。
 確かに、昼間、一通りの家事や庭仕事が終われば、お茶タイムに飲み物と一緒にお菓子を食べてしまう。「ストレス解消~」と自分にご褒美でお菓子を食べていた会社員時代と同じ習慣が続いているのだ。
 特にイカンのは、ポテチ。半分だけ食べよう、と思っていても、欲望が止まらない!一袋食べてしまうまでやめられないのだ!
 甘いものはあまり好きでない夫はポテチが大好き。自分用に買っておいても気が付くとなくなっていることがある。(私が寝坊する土日の朝に、朝食までのつなぎに食べてしまうのだ!だったら先にパン焼いて食ってくれよ・・・)「あー!私のポテチなのに全部食べたー!」と文句を言うと、「ポニョだってその下腹なんだよ。オレが食べてダメならポニョもダメでしょ」と反論。ううう、反論できない・・・
 反論できなければ、自分のことは棚に上げる主義だ。「だって、人類ポニョ化計画中なんだからいいじゃん。でもトドさんは100キロ切らないからダメじゃん」
 とは言え、やはり「自分に甘い」のは良くない、彼が「オレが食べちゃったから」と買ってくれた(つーか、買い物についてきたときに棚からかごに放り込んだ)ポテチ、だからといってまんまと食べてしまっては口惜しいので、ずっと手を付けていなかったのだが、今日、8時半から12時半までひたすら花壇にするところの石拾いをしていたので、お昼ご飯を食べた後、ついつい「こんだけ頑張ったんだから」と手を付け、「半分はトドさん用に残そう」と思っていたのに・・・!
 仕方がない。夕飯を早めに作っておいて、また石拾いに精を出そう・・・。せめて「ここまで頑張りました!(やった感)」「だからお腹すいて食べちゃいました!(大義名分)」と夫にアピールしなくては。でないとまた「ポニョは自分に甘いんや」とブーブー言われるからな!(姑息・・・
 
 

ケンカと言えばケンカかね?

2020年05月12日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 夫が家にいると、のたのたブログを書くことができない。やっぱ夫と一緒にテレビ見たり喋ったり出掛けたり、夫との時間優先だし、夫のことも書いているので見られるわけにはいかないし(一応、普段の出来事とか家庭菜園のこととか書いているよ~とは言ってあるが)。
 連休中、出会ってから初めてケンカらしいことがあった。何についてだったかは忘れてしまったが、私が「だって、トドさん時々嘘つくよね」(だから彼がそう言っても信用できない)と言ったことだった。彼は「オレは奥さんには絶対隠し事はしない。そう結婚するとき決めた。嘘もついたことない」と言ったが(これ結構口ぐせ)、「でも、時々話を盛ったり、作ったりするよね」
 というのは、彼はよく、他人に自分がこうした、という説明をするときに、「奥さんがこうするといいわよ、と言うからそうした」という説明の仕方をするのだ。それは、ご近所さんや会社の人に、私がいい奥さんだ思ってほしいからかもしれないが、私にしてみれば「は?私は逆にそれには反対してたよ?(最終的には夫の考えを尊重したけども)」「それはトドさん自身が考えてそうしたことでしょ?なんで自分の考えだって言わないの?」と思うし、義兄に対しても「〇〇さんがお兄さんに、ってしてくれた」と言うが、それは彼自身が義兄のためを思ってしてあげたことなのに、なんで他人がしてくれたことにするの?自分で言うのは恩着せがましいとか思うの?別にさらっと「兄ちゃん、何々しておいたから」って伝えればいいだけだし、それじゃ義兄はちっとも彼自身に感謝しないじゃない!と腹が立つ。
 ほかにも、自分がすでに私に話をしていたことが思った結果にならなかったときに、事実通りに言わずに別の話を作ってうまくいかなかった、と伝えることがある。事実を言うと私がまた怒る(彼じゃなくて会社とか上司とかに対して)と思ってかもしれないが、私にしてみれば、何かの拍子につじつまが合わないことに気づく方が不信感を持ってしまう。
 それでそこを追求したら、「もういい、オレは奥さんに隠し事しないって言っているのに、信じてもらえないなんて心外だ」とムッとして黙り込んでしまったわけだ。
 いやいやいや、隠し事や嘘の定義が私とあなたとで違いますよ?自分の行動の理由を自身の考えではなく私を含め自分以外を持ち出すことも(良かれと思ってのことだとしても)、結果だけは事実を教えてくれても、その過程を誤魔化されたら、あなたにとっては「他人は納得している」「結果は同じ」だから「隠していない」「嘘ではない」のかもしれないが、私にとっては嘘だし、大事なこと(過程や原因)を隠されたことに他ならない。
 大体、「もういい」ってなんだ、とそこが私は一番頭にきた。あなたはこう、自分はこう、とお互いの齟齬を擦り合わせないと、歩み寄りもできない(仲直りもできない)じゃないか!自分からこの気まずい雰囲気を何とかしようとする気はないんかい!!と腹が立ったが、それをそのままぶつけたら本格的にこじれそうだし、どう考えても弁が立つのもそういった分析能力も私の方が上だからな・・・。
 結婚前の約束で、ケンカしても何があっても「一緒にお風呂」「いってらっしゃいのチュー」をすることになっているので、そのあと風呂に入りながら、例え相手や誰かのためを思ってでも、自分ではなく他人を理由にするのは良くないと思うこと、過剰な謙遜はあなた自身が評価されない原因となる(つーか、実際なってるだろ!)こと、途中経過が言いにくいからと話を作っても、それがばれたときに却って私は疑心暗鬼になること、を冷静に説明した。それと、「トドさんが私に隠し事をするつもりなんてないことはちゃんとわかってるよ。だから、言いにくいこともちゃんと正直に言ってね。私は怒るかもしれないけど、それはトドさんのことを思って怒っているんだって、トドさんもわかってくれてるでしょ?私も、あんまりチャッカマンにならないよう気を付けるから」とフォローも忘れず
 これでやっと彼も機嫌を直したのだが、正直、「拗ねた男って、マジめんどくさ!」と思ったことだよ・・・。黙りこくって会話ができなくなるのが一番良くないよね~。自分はこう思う、と言ってくれればこちらの意見や考えを伝えられるのに、拗ねるならちゃんと落としどころを自分で考えろよ!と思う。は~、ヤレヤレ。結婚してから、「トドさんは子どものところがあるよな~」と思うことがあるけど、最近ちょっとわがままなところも出てきて(私はこの頃「ポニョは小姑のようにうるさい」と言われる)ほんとに子どもだな!

山菜は、採るものでも買うものでもなく貰うもの

2020年05月08日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 春はタケノコの季節・・・と言っても、都会生まれの都会育ちの私は、生タケノコがスーパーに売っていても買おうとは思わない。灰汁抜きめんどいじゃん!しかし夫が「季節のものは食べないと」と言い、自分で煮ると言うので買った。もちろん夫が米ぬかで灰汁抜きをし、さつま揚げ(地元の業務スーパーでは「天宝揚げ」という名なのだが、これが商品名なのか新潟でのさつま揚げの一般名なのかわからん!)やニンジンと一緒に「創味のつゆ」で煮てくれた。
「やっぱり季節のものは美味い」と自画自賛する夫。しかし、春のタケノコ料理といったらフキと一緒に煮たやつでしょう!と愛知県出身の私は思った。名古屋市の隣の東海市はフキの産地なので、毎年春にはスーパーに長さ1メートルもあるフキがどどーんと並ぶ。しかし、新潟では全くフキの姿を見かけない。
「ねえ、こっちではフキは食べないの?」
「あんまり食べない」
 それが彼の家だけの話なのか、新潟県民一般なのか、わからん・・・。ようやくイオンで長さを20センチくらいに切りそろえてパック詰めされたフキ、しかも赤札張られた売れ残りを見つけたので、それを買って残りのタケノコとシーチキンと一緒に煮た。これこれ、このほろ苦さが春の、かつ我が家の母の味よ
 先日は、彼が会社の接待に使っていたバーのママが、「休業で暇だから山へ行ってきた」と大量の山菜をくれた。山ウド、木の芽、うるい。どれも都会人には馴染みがない。木の芽とは山椒の芽ではなくこの地方では「アケビの新芽(つる)」のこと。さっとゆがいて醤油か麺つゆでいただきたいが、別居結婚中に「都会の人は食べたことないでしょう」と名古屋まで持参した夫は、マンションの台所で麺つゆと卵の黄身で和えていたっけ。
 山ウドは、地下で育てた真っ白なウドではなく、自生しているので緑色。私は白いウドすら食べたことがなかったので、まして緑の山ウドの料理法なんて知らん!すると夫が「またタケノコ食べたい」と2本買ってきて、今度はタケノコと山ウドの皮とニンジンと天宝揚げで、キンピラを作ってくれた。美味い・・・。しかも、彼が料理している間、日本酒をちびちびやりながらテレビを見ていた私のために、ウドの根元の茎の皮をむき、中の柔らかいところを味噌あえにして「つまみにしなよ」と持ってきてくれた。気の利く旦那だなあ・・・!
 山菜と言えば、隣の(空き家の)隣の家の前を犬の散歩で通った時は、「もらったから少し持っていきなよ」とこごめをもらった。ゼンマイのようなシダっぽい葉先がくるくるっと巻いているもの。これも茹でてお浸しにしたり天ぷらにして食べるらしいが、私は気づいてしまった。空き家の庭に大群生してるじゃん・・・!食べれると知っていれば、もっと早く(もう大きくなってしまった)いただいたのに・・・!
 さらに、いつも自家製野菜をくれるお向かいさん。「もらったけど、灰汁抜きが面倒だから」とタケノコをくれた。夫と私は内心、(しまった、タケノコ2本も買うんじゃなかった!)と思ったが、ま、食べればいいのでありがたくいただいた。その畑の奥に、雑草のように生えているフキを見つけた私は、「フキは食べないんですか~?」と訊いた。「フキはあんまり食べないねえ。下ごしらえも面倒だし。それに作ってるんじゃなくて勝手に生えてるだけだし」「そうなんですか。名古屋だと結構食べますけど」などと話していたら、そのあと奥さんが「フキを食べるって聞いて」と刈り取って持ってきてくれた。ありがたい・・・。
 夫は「なんでももらうんじゃない」と言うが、「いいじゃん、いつもお土産とかお菓子、持参してるじゃん」と思う。そんなわけで、春はいつにもまして、我が家の食卓は貰いもので成り立っている・・・。

「ハイツつばめ」入居者募集

2020年05月07日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 一応工業団地もあったりするが、はるかに農地や山の方が多い地方都市。とにかく野鳥が多い!スズメやカラスはもちろん、春はウグイス、ツバメの他にも何だかよくわからない鳥がいっぱい飛び回り、朝から晩まで鳴き声が聞こえる。
 ツバメは人家に巣を作る・・・。今年、リフォームで玄関が壁で囲われた我が家、「こりゃーいい」とツバメが思ったらしく、2階にある玄関へ行く階段室の壁に巣を作ろうと何組ものツバメの夫婦がやって来た。しかし、我が家の壁は金属サイディングで、防汚加工がされているため、泥がくっつかない。なので、何度もトライした痕が、壁の横にずら~っと並んでいく(その場所が悪いと思ったのか、横に横にずれて泥の残骸が広がっていくのだ)。あまりに毎日諦めずにツバメたちが巣を作ろうとやってくるので気の毒になり、私は巣箱をかけようと決めた。
 ツバメが巣をかければ、今後毎年やってくる。その間階段は鳥の糞まみれになる。まあそれは新聞紙でも敷くか・・・と思うものの、夫は嫌かもしれないな~と思いつつ、「ねえ、ツバメたちが気の毒だからさ、巣を作れるような木の箱をくっつけちゃだめかな?」と訊くと、夫の返事は「別にいいんじゃない」だった。
 夫が会社に行っている昼間、私はどうしたらいいかな~、と脚立を持ち出して外壁と天井との境を見てみたら、小さな穴の開いた金属の部材がつなぎ目に使われているので、ここに針金を通して箱をぶらさげられないかと考えた。しかし、ツバメたちが作ろうとしている場所は階段途中なので、普通の脚立では手が届かない。義兄の2つ折り脚立を借りても、脚部分をまっすぐ乗せられないので1人では無理。私はホームセンターで木の箱と針金を買ってきて、夫の帰りを待った。
 夫は、会社から接着剤と大きなビニール袋を持って帰って来た。接着剤は巣箱を壁にくっつける用、ビニール袋は糞の汚れ防止に階段に敷くためだった。夫はただ私が「巣箱をかける」と言ったことを自分なりに考えて、必要なものを持ってきてくれたのだった。いい人だ・・・。
 私は夫に脚立を支えてもらって、針金を部材の穴に通そうとしたが・・・穴に針金は通るものの、穴が小さすぎて通した針金を他の穴から引っ張り出せない!箱とツバメたちの重さを考えて5キロ耐荷重の針金を選んだのだが、この太さだと柔軟性があまりない
 仕方なく吊るのではなく壁に接着することに変更したが、夫の用意した工業用接着剤は強力だが金属同士でないと十分な接着力が出ないとのこと。翌日、再びホームセンターでアルミ板とネジを購入。アルミ板を箱の裏側にネジで留め、ネジ頭が外壁のへこんだ部分に来るように接着剤でくっつけた。この接着剤、夫の言うには速乾性とのことだったが、手を離すとずるずる箱の重みで下がってくる。
「速乾じゃないじゃん?」
「速乾だよ。ドライヤーで温めれば」
「・・・(ここまでドライヤーのコード届かないだろ!)
 結局私は不安定な脚立の上で、15分くらい箱を押さえ続けなければならなかった・・・。
「これで明日、入居してくれるかなあ」
 とワクワクしながら翌日、ツバメが巣を作ってくれることを期待したが、ツバメたちは人工物があるのにびっくりしたのか、階段室に入っては来ても、すぐ出ていってしまう。
「せっかくあんなに苦労して「ハイツつばめ」を作ったのに、誰も入居してくれない
 2日目には、ツバメが巣を作ろうとして途中でやめたらしい痕があった。巣箱の中ではなく、巣箱の上に!巣箱の中を想定していたので、巣箱の上と天井との間の隙間は狭い。そこは無理だろう?と思ったが、犬の散歩から帰った私たちの姿を見て逃げていったツバメが、再び戻ってきたので玄関ドアの隙間からそっと覗いた。番らしい2羽が巣箱の上に止まってピーピー会話を交わしている。
「ここ、天井が低くて狭いからいやーよ。ほら、田中さんだって内見に来たけど、契約しないで帰ったじゃない」
「そう言っても、場所はすごくいいじゃないか。早く決めないと卵を産む時期がどんどん遅れちゃうよ」
「でもやっぱり狭いのは狭いわよ。子どもたちの頭がつかえちゃう。違うところ探さない?」
「わかったよ、もう少しさがしてみよう」
 と、彼らはまた夕暮れの町へと飛び立っていった・・・。以上、ワタクシの勝手なアテレコでした。
 3日目、帰宅した夫が「巣箱の上に2匹、入ってるよ」と言う。覗いてみると、確かに、巣箱の天井の上()の泥が増えて、その上に2羽のツバメがちんまり収まっている。
「ハイツつばめに入居してくれたみたいだけど・・・屋根裏じゃん正式契約じゃないよ
「彼らには彼らの都合があるよ。こっちの思った通りにはならないって」
「そうだね・・・ともかくハイツつばめを利用してくれたので良しとするか
 というわけで、私たちが設置した「ハイツつばめ」に入居者が決まった。屋根裏部屋だけど!まだ私たちに慣れていないので出入りするたび逃げていくけど、そのうち慣れて卵も産んでくれるだろうし、9月頃の子どもたちの旅立ちまで、大家として温かく見守っていこう・・・
  ハイツつばめ
   
 

人生に休肝日は必要だ

2020年05月06日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 GW中、家庭菜園作りにいそしんでおりました。慣れない肉体労働に加え、天気良すぎて暑い!眩しすぎる日光が、ただでさえ少ない体力を奪う・・・。
 ご近所さんがショベルカーで掘り返してくれた庭に、3つの区画に分けた畑を作った。夫が朝早く起きて毎日畝を作ってくれ、その後起きてきた私が畝を整えて苗を植えたのだが、ん?どうしてこんなに畝が高いのだ?そのくせ地面と同じ高さなのはなぜだ?
 夫が畝を作っているところを見た私は、その訳を知った。鍬で地面を掘ったあと、その土を畝にするところに盛り上げず、端まで持っていってしまう。なので畝が独立せずに端で地面にくっついているし、盛り上げずに高さを出そうとして掘り下げすぎていたのだ。
 1年間、NHKの「趣味の園芸」を見続けていたワタクシ・・・。実践は伴わないが知識だけはある。
「トドさん、畝を作るときは土は畝に盛り上げて、高さがせいぜい20センチ程度になるようにしてね。あと、角は削って斜面が台形になるようにすると、土でマルチ(草が生えるのを防いだり、土の温度を上げたりするために畝に張るビニルシート)を押さえる面積が増えて、マルチが剥がれにくくなるのよ」
 夫はムッとしたようだが、「はいはい、ポニョ様のおっしゃる通りにしますよ」とやり方を変えた。
 だってさー、高すぎてマルチの端が地面に届かなくて、土をかけることすらできないのよ。仕方ないからマルチ押えピンを差して留めるけど、全然足りないから買ってこなくちゃいけない。ああ、また経費が・・・
 というわけで、毎日毎日かんかん照りの下肉体労働に励んでいると、終わった後は「はー、やっとれん!」と飲まずにはいられない・・・しゅわしゅわの缶チューハイを!
 もともと、酒類は週1回飲むか飲まないかくらいの私だったが、菜園作りの間は毎日在庫の缶チューハイか缶ビールを、体と精神が求めるままに飲んでおりました・・・
 連休最終日、菜園作りがやっと一息ついた今日は、アルコールを飲まずに過ごせそうでございます。人生には休農日と休肝日が必要なのだ・・・