フルール・ダンテルディ

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コータ闘病日記2022.3.1~一進一退ののち、やっと抗がん剤再開

2022年06月29日 | 猫ばか日記
 経鼻カテーテルになって唯一良かったことは、毎日飲ませなければならないステロイド剤を粉にして水と混ぜれば、難なく投与できるようになったことだ。なので、ついでにネットで見つけた「コルディ」というサプリも使用。原材料は冬虫夏草で、免疫力を上げるという触れ込みだが、まあ実際に証明されているわけではないので、飼い主の自己満足と言えばそれまでだが、効くかもしれないものは何でも試しておかないと、やらなかったせいで・・・などと後悔したくはないのだ。
 毎日、口から少し食べたと言っては良くなっているかもと喜び、吐いてばかりで流動食ばかりが続くと「いつになったら回復するんだろう」とウツウツとし、という繰り返し。
 3月2日、H病院で栄養点滴。制吐剤の錠剤と流動食1本をもらう。4,136円。
 3月7日、食欲不振が続いているのでAICでは抗がん剤は休止し血液検査のみ。貧血あり、体重3.6キロ。少し増えたか横ばいくらい。13,200円。H病院で流動食1本1,166円。
 3月8日、朝食のウェットフードをほぼ完食し、おやつに出してみたカリカリも4~5粒食べた。この週は食欲がだいぶん戻った感じがあり、嘔吐もほぼなし。ようやく1回目の抗がん剤の副作用が抜けてきたのではないかと思った。家でも私が抱っこして体重を測っていたが、3.4~3.5キロを行ったり来たり。食べるようになっても意外と劇的には増えないものだな・・・。
 3月14日、AICへ。食欲が戻り体重も3.6キロとキープ、まだ貧血ではあるが前回より数値が改善しているので2回目の抗がん剤サイクロフォスファミドを投与。この薬は膀胱炎の副作用があるので、血尿に注意するように言われる。膀胱に薬が留まる時間を減らすため、利尿剤も打った。ステロイド剤2週間分追加処方。16,170円。H病院に寄って流動食をもらい、1,166円の支払い。2次診療専門だからって、カテーテル設置するくらいなら流動食も用意しておいてくれないものか、と毎度思う。いちいち違う病院へ貰いに行くのは結構手間なんだよ・・・。
 抗がん剤は大なり小なり副作用で吐き気が起きるらしく、だいたい投与した翌々日に吐いたり食欲がなくなる。今回も3日目は食欲がなくしんどそうで心配したが、1回目の投与後ほどはひどくなく、なんとか乗り切った。カテーテルによる強制給餌や水分補給もできるので、飼い主としては心強かった。体重は3.4~3.5キロをキープ。
 3月21日、体重3.5キロ。3回目の抗がん剤。1回目にも使ったビンクリスチンなので、制吐剤も投与。血液検査諸々で31,740円。
 3月23日、朝、夫があげたおやつを吐いてしまう。久しぶりの嘔吐のため、H病院へ連れていき制吐剤と栄養を点滴。4,576円。
 3月28日、体重3.5キロ。4回目の抗がん剤予定だったが、血液検査で白血球数が足りず中止となる。検査代20,350円。Twitterで同じようにリンパ腫を患っている猫の領収証とか検査結果を見たりするけど、この病院は他と比べて血液検査の項目が多くて毎回検査代がすごく高いんだよなあ丁寧っちゃ丁寧なんだろうけど・・・。流動食1本1,166円。これも2本まとめては売ってもらえない。療法食とかがネットで高値で転売され、肝心の必要な飼い主が手に入れられない事象が発生していたので、その対策なのかもしれない。
 4月4日、白血球の数値が正常範囲になったので4回目の抗がん剤ドキソルビシンと制吐剤投与。20,680円。流動食1,166円。体重は3.5キロであまり変わらず。食べるようになったとはいっても、口にする量は治療開始前とは比べ物にならないくらい少ないので、流動食は平行して食べさせているし、量も増やしているのだが、全然増加に転じない。吸収できないのか、ガンに栄養をとられているのか、どっちだろう・・・。
 次週は抗がん剤は休んでCTなどの精密検査となる。やっと最初の1クールが終わった。本来なら4週間で終わるはずのところ、倍の8週間かかったことになる。先は長い・・・。
 



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