フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

混迷のガーデニング計画その②

2020年04月27日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 混迷している・・・。
 私が朝寝坊している間に、夫がドッグランの囲いとなる杭を打ってくれた。打ってくれたんだけど・・・まっすぐじゃないよ!どう見てもガタガタ、でこぼこしてるよ・・・?杭に防獣ネットも張ってくれたけど、上と下で張り具合が違うから、上は杭に届いてるけど、下はスッカスカで犬、逃げるよ?どうすんだこれ・・・。
 朝食後、庭へ出てドッグラン(の予定地)を見た私に「オレ、やったよ。褒めて褒めて」と言いたげなドヤ顔をする夫。「ありがとう、すごいね・・・ここまでやってくれたんだ」としか言いようがない私。あれだけ私に「まっすぐじゃない」と文句を言ったくせに、どうなっているんだ。
 購入した人工芝は1m×10m。本来なら5m×14mのドッグランになるはずだが、芝を5枚並べていくとなぜか端が杭からはみ出る。
「台形じゃん・・・」
 測量の時に私は芝の上からネットの下をU字ピンで留めて塞ぐことを主張したが、夫は芝の下に入れ込んで留めることを主張。どうして入れたいのかわからん!と思ったが、妙にこだわりのあるタイプなので、引き下がったが、言われるままにU字を留めていって気が付いた。杭より芝が出っ張っているところは、どうするんだ?
「ねー、このはみ出たところ、切るの?」
「切らない。芝が張ってあるとやっぱりきれいだし」
「そうするとネットは下に入れ込めないよ。杭からネットが離れちゃう。上から留めるしかないよ」
「じゃあそうして」
 最初から私の主張した通りじゃんしかもあれだけまっすぐにこだわっていたくせに、台形に杭打っちゃうし!・・・しかし、引っ越してきて家の中でいろいろDIYするときに、気が付いてはいたのだ。この人、不器用だわ・・・
 こうしたい、という考えはあるものの、実際の作業やその結果についてはあまり想像できないし、作業自体も下手だ・・・。私がねじを打とうとすると「女の子は力仕事はしなくていいよ」とやってくれるのだが、斜めに打ったり、「最終的にこうしたい」と話しておいても、打つべき場所を指定しないとずれた位置に打とうとするのだ。人工衛星の部品を設計するような技術者が、なんでこうなんだ?「だって、コンピューターに打ち込むとその通りに作ってくれるから、オレが削るわけじゃない」。デスヨネ~
 やってくれと言うと面倒がらずにやってくれるし、力仕事を率先してやってくれるのもとてもありがたいのだが、大抵私の計画とはずれた感じにしてくれるんだよな~
 今、ドッグランの入口をどうするかで、意見の相違をみている・・・。「うん、ポニョの考えもわかるよ」とは言っているが、彼なりの「こうしたい」は別にあるようで、私の意見が通るかどうかは微妙だ・・・。
 それにつけても、鎖骨の横の筋肉が痛い。何十本もU字ピンを金づちで打ちまくったせいだろう夫は畑を耕して手のひらのマメを潰していた。ガーデナーへの道は遠い・・・

外出自粛の実態in名古屋

2020年04月24日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 先日、母が入っている施設から、母の状態が急激に悪くなったので、面会を許可するという連絡が来た。日時指定で1回のみということで、家族そろって行かねばならないので、私は慌てて飛行機を予約した。
 私は新潟県の中でも人口の少ない小さな都市に住んでいるので、コロナ前でもあとでも、街を歩いていてすれ違う人数も、店の中の人数もほとんど変わらない。(要するに常に人が少ない・・・)ただ、みんなマスクを着けていることぐらい。なので、あまり「外出自粛」を実感することはなかった。
 しかし、新潟空港に行って初めて、「駐車場、どこでも停め放題!」「前は土産物屋に客が常に2、3人は人がいたけど、私1人しかいないじゃないか!」と実感。さらに、名古屋行きのFDAも乗客16人。これで飛ばすのか・・・と気の毒になった。乗客が少ないせいで乗り込みも早い、着席もスムーズなので、離陸も早い!予定時刻の20分前に名古屋(県営小牧空港)着。
 ちょうど夕方のラッシュ時に名古屋市営地下鉄に乗ったが、空き空き!電車を待つ列もソーシャルディスタンスを保っている。つか、保てるくらいしか人がいない。すげえな、都会が外出自粛となるとこうなのか!と、自分がいかに田舎に住んでいるかを思い知った。
 翌日、中部国際空港から新潟へ。空港行きの名古屋鉄道も、1車両に4、5人しか乗っていなかった。(空港行きだからということもあるが)セントレアはでかいだけに県営空港の比でないくらい、人のいなさ加減に驚く。暗い!(節電?)人がいない!上の階から出発ロビーを見渡しても、係員しか見当たらない。今ならドラマのロケし放題だぞ!そしてやっぱり土産物屋に客が1人もいない!私1人のために貸切か?!というくらい。買わずにおいたら納入している菓子屋さんも販売員さんもあまりに気の毒なので、せめて売り上げに貢献しよう、と自分用といつも野菜をくれるお向かいさん用にお菓子を購入した。普段はお昼時などは人でいっぱい、人気店は行列も出来る飲食店街もほとんど閉まっていて、開いている店も客は1人か2人しかいない。飛行機の中で食べよう、とおにぎりと総菜のセットを購入してゲートに向かう。
 保安検査場を抜けて一番端のゲートへ向かう途中も、人っ子一人見かけない。掃除の人とすれ違っただけ。まじか・・・。空港貸切なのか?と思ったが、ゲート前の待合室には新潟行きを待つビジネスマンが何人かいた。しかし結局、ANAは乗客8人で離陸した・・・。ドリンクサービスが中止されてて、ペットボトルのお茶買っといてよかった!と思ったことだよ。(FDAは紙パックのお茶とシャトレーゼのお菓子をいつも通り配ってくれたけど)でも、私がおにぎりをもりもり食べていたら、CAさんが紙ナプキンをくれた。ありがたい・・・。
 

カネオと私の主導権争い

2020年04月22日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 先日、所用で新潟まで高速道路を走ったとき。
 我が家のカネオ(自家用車。2020.3.23「タイヤ交換」参照)には、オートレーン機能がある。私が自分で車を買ったのは15年くらい前。なので、最近の車の機能の充実ぶりにはびっくりだ。(何しろナビさえつけていなかった(笑)) 
 オートレーンとは、カメラで車線を検知して車が車線からはみ出さないように自動で走行ラインを調整してくれる機能だ。(え、知ってるって?)高速道路で長距離を走るときにオートクルーズ機能(走行速度を一定に保ち、前に車両がいればその車間距離に合わせて自動でブレーキかけたりアクセル踏んだりしてくれる。え、これも常識?まあ、免許持っていない人向けの説明ってことで!)と合わせて使うと、とても楽ちん。が、カネオのライン取りと私の好みのラインはちょっとずれている。カネオは中央寄り(走行車線なら右、追い越し車線なら左)、私は車線の中央を走りたい。そこで常に彼と私の間には、緊張感が漂っている。
 例えば追い越し車線を走っているとき、カネオがぐっと左へ寄ろうとする。負けじと私はステアリングを握った手に力を入れ、自分の目線が車線の中央からやや右寄りに来るように動かす。よし、と少し力を緩めるとまたススス・・・と左に寄っていく。ムムッと私はステアリングを操作してやや右に戻す・・・。ということを延々とやっていると手が疲れるので、「もういい、お前に任せた!」と手を緩めると、途端に『ポーン』と注意喚起のチャイムが鳴り、運転席前の画面に『オートレーン機能が解除されました。ステアリングを操作してください』と表示される・・・。
「だー!!どういうこっちゃ!おめーが譲らんから任せたんだろうが!!何が不満だ?!」
 と叫ぶ。これを新潟まで約1時間半繰り返すわけだ。じゃあオートレーン機能使わなきゃいいじゃん、と思うだろうが、集中力がなくなってきたときやちょっと飲み物を取ったりするときなど、安心感があって大変ありがたいので、高速の時はやはりスイッチを入れてしまう。便利だ。しかし、追い越し車線で走行車線の車を追い抜くときなど、「もうちょっと右寄れよカネオ・・・。どいつもちゃんとはみださずに走るって保証はないんだぜ」と思うわけだ!トラックなんかだと車幅が広いので、近すぎるぜ、と冷や冷やしてしまう。(特にカネオは外車なので、「煽ってるんじゃありませんよ!私じゃなくて、カネオが勝手にやってるんですよ!」と心の中で弁明する)
 夫はカネオと気が合うらしく、(要するに中央寄りが好き)「なんで疲れるの?カネオはいい奴だよ」などと言う・・・
 いっそ、自動運転まで行ってしまえば追突防止だけでなく左右の空間も認識して調整してくれるのかね。えーちゃんは両手放ししてたけど。その場合、運転手の好みを反映してくれ。

いやな世の中になったものだ・・・追追記

2020年04月21日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 昨日、会社から帰宅した夫からの、県外外出の件について報告があった。(夕食の時は、お互い色々話す時間。割と真面目な話や報告が中心で、お風呂タイムはゆる~い話が多い)
 朝出社すると、社長からすぐ電話があったそうだ。例の役員が誤ったことをしたという謝罪だった。県外外出禁止の通達は、月曜日に発令される予定のものだったので、もちろん発令前の行動については不問だし、そもそもショートメールでの連絡自体社内規則違反だった。
 私は夫が出掛ける前に、味方の役員に先に報告して社長の耳に入るようにしてもらえ!と言っておいたのだが、その前に先に謝罪が来たということは、おそらく、先週社長や役員の間でその通達を出すという話になったものだから、例の役員は夫が休暇を取って県外で出かける話を聞いていたので、これは使える!と夫にメールをしておいて、意気揚々と社長に「〇〇が県外へ出かけたというので、早々に処分を言い渡しました」と報告したんじゃないかな。想像だけど。で、また社長の怒りを買った、と。
 結局そいつは、夫の落ち度を社長に報告して夫の社長からの信頼を損なって、自分の点数稼ぎもしようとしたのに、自分の規則違反や通達の運用ルール自体よく理解していないアホっぷりを晒しただけのことだったな!ばかめ・・・
 さらに、部課長会議後、彼を偽パワハラ告発したAが通達を社員に連絡したんだけど、「県外外出した場合は、自分の有休で5日間自宅待機」と言ったものだから(本当は特別休暇となって有休は使用しない)、社員たちがそれはおかしい!会社命令だったら有休使用させるのは法律違反だ!と怒って(それくらい常識よねえ・・・)詰め寄ったら、「オレはよく知らないので・・・」と言って逃げたそうだ。だものだからみんな、「彼の言うことは信用ならない」「なんで彼が衛生管理担当なんだ?」とぶーぶー言っていたそう。全く、どいつもこいつも、自分の能力以上の地位にいることが間違ってるんだよ

いやな世の中になったものだ・・・追記

2020年04月20日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 昨日ひとしきり怒った件、今朝も「朝、課長会議があるんでしょ?例の役員も出席するよね。他の課長たちの前で、役員が主張するように工場が止まったら大変だからという理由なら、自分はこういうことがあったけど、他の部署でも週末に県外へ外出した人がいるかどうか確認されたかどうか聞いてみてよ。されてなければ、あなただけを狙い撃ちにしたってことよ」とぶーぶー言ったら、夫は「わかったから、もうチャッカマンはやめて。それはポニョの嫌なところだよ。嫌いになっちゃうよ」と言って遮った。
 チャッカマンというのは要するに、すぐ火が付く(カッとなる)という意味だ。自称他称ともに瞬間湯沸かし器(すぐに沸騰する=カッとなる)と呼ばれていたと以前私が言ったときには、「ポニョはそんなんじゃないよ。自分でそんなこと言うもんじゃない」と言ったくせに、チャッカマンの方が火が付く時間短いじゃん!要するに、以前は私がこんな短気ですぐ怒る性格だとは知らなかったのであろう。まだ猫かぶってたからな
 夫は人と争ったり自己主張したりするのが嫌いな性格だ。自分が正しいと思えば必ず主張し、喧嘩を売られれば買い、過去の怒りを思い出してはまた怒りを再燃させるねちっこい性格の私とは正反対。だからカッカとして攻撃的な言葉を吐くときの私が耐えられないんだろうな~。
 と反省したので、一度怒ったことは(でも怒るんかい・・・)再燃させるのはやめよう。少なくとも、再燃してもぐっと抑えて、穏やかに「またこう思ったんだけど、どうかしら」と言うようにしなくてはね可愛い(笑)優しい奥さんでいてあげるのも、家庭生活を円満に保つ秘訣だ
 

いやな世の中になったものだ・・・

2020年04月19日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 今週末、ドッグランと畑作りを始めたが、私がレインブーツとスウェットを泥だらけにしているのを見た夫が、「その格好で畑仕事はできないよ」と言うので、ワー〇マンへ行くことにした。「(海外渡航した人とその配偶者計2名の感染者が出ただけで、あとは感染者が出ていないこのど田舎ですら)マスクしていないと白い目で見られるから、マスク持って行って」と夫に注意したのだが、「財布がない!」と探し回っているうちに忘れてしまったらしい。「置いてきた」と気が付いたときにはすでに結構家から離れていたので、仕方なくそのまま行った。
 撥水加工の上下やガーデニング用ブーツなどを購入後、車の中で夫は、「さっきくしゃみしたら、おじさん(自分もだが)に『マスクくらいしろや!』と怒られた」と言った。夫は花粉症なのだが、それほど酷いわけではないので、花粉の時期でもマスクをする習慣がない。しかし、いつから日本は赤の他人に怒鳴ってもいいことになったのだ?確かにこのご時世、他人の体液に敏感になっているとはいえ、眉を顰めるにとどめるとか、「マスク、した方がいいですよ」とか、そういう礼儀はないのかね?こっちを向いて怒鳴るあなたの体液こそ、マスクをしていたところで多少はこちらにかかりますよ・・・。
 さらに今日、夫の携帯に役員(先日、夫にパワハラの濡れ衣を着せたうちの1人)からメールが入っていて、「休暇中にこの状況にもかかわらず岐阜へ行っていたらしいですね。感染の危険があるので、月曜は有休を取ってください」だと!確かに、夫は金曜に有休を取っていた。それは前々から計画していた金沢行きのために申請していたのだが、先週金沢が自主的に緊急事態宣言をしたのでキャンセルしたものの、じゃあ庭づくりを進めよう、とそのまま休みを取ったのだ。
 私は激怒
「なんで金沢行きが岐阜になってる?明らかに伝聞じゃないか!誰がチクった!(直属の上司しかいないけどな!)そもそも、上司には申請するときに金沢って言ってあるんだから、先週、私たちがキャンセル判断したように、上司が有休前に、自宅待機を命じられるかもしれないから金沢行きはやめるようにと言うべきだろう!それをせず事後にいきなりって対応がおかしすぎる!そもそも感染したわけでもないのに県外に出ただけで有休取らせるのもおかしいじゃん。それに有休は労働者の権利だから、自宅待機を命じるなら有休消化させるな!だいたい、メールで通告する前に、伝聞だったら本人に事実確認しろよ!こいつ、パワハラ事件の時も「人から聞いて」とか言い訳して、事実確認をしていないことを社長に叱られたばっかのくせに、何も反省していない!大体、あなただからこいつ、こういう対応したのであって、何とかしてあなたを陥れようってのが見え見えなんだよ!」
 激怒する私を尻目に夫は直接その役員に電話をし、自分が県外に出ていないことを伝え、月曜は出勤してもいいか確認した。
「なんで出勤するの?上司と社長に『自分は県外へ外出などしていないし、県外に外出した場合自宅待機となるという会社からの通達も聞いていないが、自分に事実確認もしないで伝聞だけで私が県外へ行ったという事実無根の理由で〇〇役員に自宅待機を命令されましたので明日は休みます。また、明日以降の出社可否についても何も指示がありませんが、いかがいたしましょうか?』って厭味ったらしくメール入れてやれ!」
 と怒髪天を突く私に、夫は「そんな一時の感情で動いてたら、やっていけないって」と毎度のことながら疲れたように呟いたが、私の方は、自分で判断して部下に指示しない上に保身とゴマすりのためチクった上司、夫の足をすくえるネタができた、と飛びついた役員、前々から思っていたが、結局のところ人を見る目がない(だからこんな奴ばっか出世させてるんだよ!)社長に対する怒りが収まることなどない。
 全く、本当につくづく嫌な世の中になったものだ。自分が勤めていた会社がつくづくいやになって辞めたのに、夫の会社のことで怒ってばっかりだし、社会は不寛容でギスギスした雰囲気が漂っているし。ストレス溜まってますます太っちゃうよ! 

指のぱっくり割れ😢

2020年04月14日 | 日々寄る年波
 結婚生活が始まってすぐ、私は生まれて初めて「あかぎれ」なるものを経験した。夏なのに・・・(^_^;)
 原因は、とにかく毎日洗濯しまくり、雑巾で拭きまくりだったこと!
 夫が仮住まい先から持ってきた洋服をしまおうとしても、洗ってあるのかないのか判断できない!(畳んでないし・・・でかいゴミ袋に詰め込んであるだけだし・・・)結局、あやしい服は全部洗ってからしまう羽目に。また、夫の荷物は車庫に置いてあったため、埃まみれだったので、やっぱり雑巾で拭いてからしかしまえない。
 また、専業主婦となったため、昼ご飯を作って洗い物。会社員だったときは弁当か外食だから、昼間はお茶を飲んだカップくらいしか洗わなかったが、これだけでも水仕事が増えたことになる。
 それで新婚生活開始1か月ほどで、指先のぱっくり割れが発生。私はもともと手が湿っぽくて、握手するときは手を拭かなければならないほどで、テレビで「つらい冬、手指にぱっくり傷が・・・!」などというクリームや軟膏のCMを見ても、「なんで指があんなぱっくり割れるんだ・・・?」と不思議に思っていた。が、本当に指って割れるんだな!!びっくりするわ~~
 仕方なく「ヒ〇ケア」だの「アト〇リックス」だのでケアしていたが、塗っても塗ってもすぐに水を使うのであまり効果なく、しばらく経って洗濯などの水仕事が減ると、自然に治っていった。
 だが、ここにきて、再び指がぱっくり割れた・・・。原因ははっきりしている。手の洗いすぎだ。
 帰宅した時の手洗いは水だけだったのを、石鹸洗いに変えた。お店や役所の入り口にアルコールスプレーが置いてあるので、自分のためというより他の人のために手に吹きかける。それでやられてしまった。今回は手の甲も細かい皺に白い粉がふいてしまっている。親指などは常に血が滲んでいる状態だ。絆創膏も、水に触るとすぐ剥がれてしまうし。ううう、痛い・・・沁みる・・・
 よくよく考えると、そういえばここ数年、昔ほど握手や物に触るときに気を使わなくても良くなっていたな。もしかして、手の汗が出なくなっていたということか?それは、水分減ってカッサカサ、干からびている・・・つまり、年をとったからということか・・・?
 あーあ、どうせこちとらアラフォーだよ!精神年齢はいつまでも20代だけど(図々しい・・・)、体は片足棺桶に突っ込んでるよ!(ひがみ過ぎ)
 仕方ない、家事の時は使い捨てのビニール手袋をするか・・・また使わなくていい金がかかることだよ
 

人生の最期を考える

2020年04月13日 | 日々寄る年波
 私の母親は介護サービス付き高齢者住宅に入居しているのだが、最後に会ったのは去年の12月、夫が両親に年末年始の挨拶をしないとだめだ、というので、混雑を避けて12月の初めに名古屋へ行った。母はその時は、人としゃべらないので小さなかすれ声にはなっていたし、話も全部は通じていなかったが、にこにことしてほとんど仏様のようだった。
 3月、新婚旅行から帰って、そろそろ一度私一人で実家に行くか(と言うより母親に会いに)と思ったが、コロナウィルスで老人が重症化するから、と介護施設が家族でも面会禁止になっているという話を耳にしたので、母の施設にも電話をしてみると、やはり面会できないとのことだった。なので、母が私たちの家に来たがっていたから春になったら迎えに行く約束をしていたので、それまで待つか、と思っていた。
 しかし、週末に姉から電話が来て、母が口からの食事が難しくなり、胃ろうにするか点滴にするか、それともこのまま最期まで行くかの選択を迫られているという。私個人は母本人の意思を確認したいが、施設の話では、はい・いいえ、右・左くらいの意思表示はできるが、難しい話は無理だという。姉も「そんな状態の母に、自分が死ぬことを悟らせるような話をする方が酷じゃないのか」という考え。私たちはずっと母親に会っていないので、今そういう状態かは本当はわからない。施設側はそういうけれど、家族に対しては違った様子を見せるかもしれないじゃないか・・・。
 そう思って、姉に母の意思を確認したいので面会したいと依頼してみてくれと頼んだのだが、それもNOだった。建物に入ってすぐの集会室で職員と話をするのがせいぜいで、居住エリアには入れてもらえない。
 確かに、体力的に弱った人が大勢いる老人施設で感染が起きたら、確実に死亡者が出るし、責任問題となってしまう。私は、どれほど気を付けていたところで完璧に防ぐことなど不可能と思っているから、もし親が感染して死亡することになっても責任を追及する気はないが、そうでない人は世の中に大勢いるから、神経質になっていることは理解できる。しかし、人生の最期を、本人も家族も納得できないまま決断させるというのはあまりにも杓子定規すぎやしないか・・・と思うことも確かだ。
 胃ろうにするとしても、造設可能かの検査入院がまず必要。胃下垂の人は造設が難しいというので、母には難しいかもしれない。入院で一気に症状が悪化する恐れもある。点滴は介護療養病院への移動が必要。テレビ電話を繋いでもらえたとしても、面会の代わりとしていざとなったら使えるかもしれないが、画面越しで難しい話が通じるのか、職員さんが同席する場面で、母が正直な気持ちを出してくれるかどうかも疑問だ・・・。
 姉と私自身は、胃ろうより最期まで口から食べてほしい、脱水症状が出たら病院で点滴治療するのはやむを得ない、という考えなので、母の意思を確認できないのが本当に心残りだし、後悔は絶対するだろうなと思うが、施設側にはその旨を伝えることにした。
 施設側は、「容態が急変したら救急車を呼ぶ。その場合はもしかしたら家族が駆けつける時間があるかもしれない。が、朝起きたら、気が付いたらすでに・・・という場合はその時間はないことを承知しておいてくれ」という話だった。そのために今のうちに最後に会っておきたいと思うが、それもできない。私はどうしたって死に目に会えそうにない。
 今、全世界で、こんな風にもうすぐ亡くなることがわかっているのに家族に会えない人がたくさんいるんだろうなと思うと、本当にやるせない。本当に、コロナウィルスの流行さえなければ、母も私たちも違った最期を迎えられたのだろうに、こんな別れを迎えるなんて、想像もしていなかった。母に申し訳ないと思うばかりだ。
 

混迷のガーデニング計画(*_*;

2020年04月08日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 先週末、荒れ放題の庭をドッグラン&家庭菜園&花のある庭にするべく、ようやく動き出した。
 まずは何をどこにどれくらいの大きさで配置するかの大雑把な測量。上下水道の蓋があるところは来客用の駐車場にするのは決まっている。残りの場所にドッグランや菜園部分などを紐で位置を決めていく、いわゆる縄張り作業をしたのだが、ここで技術系夫と文系の私との間で考え方の差が出る。
 土地が台形なので、駐車場部分以外はそれぞれ台形になるもんだ、と考えていた私と、余り部分を出しても角は直角にしたい夫。縄を張りながらどうも考えていることが違うことに気づく。
「ポニョ、よく見て。そこじゃあっちの線と平行じゃないよ」
「へ?だって、端から端まで人工芝張ればいいじゃん」
「それじゃ芝を斜めに切らなくちゃいけなくなるだろ」
「いいじゃん、切れば」
「いやだよ」
 人工芝を張らない部分に草が生えるじゃないか。意味が分からん。しかし彼から見ると、私がドッグランを台形に作ろうとする意味の方が理解できないらしい。まあいい、実際の施工の時に、はみ出した部分にもそっと張ってしまうか、ごろごろ出てくる石を敷くかして、何とかしよう・・・。
 同じことが菜園部分にも言えて、近所の人にユンボで「天地返し」(上層と下層の土をひっくり返して土壌改良する方法。そんな言葉もやり方も、彼に聞いて初めて知ったよ。さすが新潟県民、家庭菜園の経験あり)をしてもらう予定で、そのための縄張りなのだが、その後自分たちで畝を作るわけで、その畝が多少でこぼこしたからってどうでもいいじゃ~ん!
 ・・・ということをブツブツ言ったが、「だって道から見たときに畝が平行じゃなかったら変だよ」と言い張るので、「もう、好きにしてくれ・・・」とワタクシ的には斜め、彼的にはまっすぐ縄を張った。ホント、どうでもいい・・・
 さらに、家を建てた当初に植えた木が、手入れ不足のため形が悪いのと、私の考える庭には全く合わない!と「全部抜こう」と言ったのだが、キンモクセイは母親が気に入っていた、松は父親が植えた、と反対された。いやいや、キンモクセイは背が高すぎるし、毎年雪囲いのために適当に切って来たから枝が変なところから伸びて樹形がめちゃくちゃ。秋には花粉が窓の桟に溜まって、掃除が大変。松も横に伸びすぎて駐車の邪魔で形も変。何より、全面的に洋風の植栽に変えるつもりなのに雰囲気に合わない!
 ということで、お互いの妥協点としてとりあえず、彼の知り合いの造園業者さんに頼んで、キンモクセイは自分たちで手入れできるよう手の届く高さまで切り込んでもらい、松は剪定して形を整えてもらうことになった。んもー、松をどうやって溶け込ませるか悩むよ!

仕事人生右下がりの始まり

2020年04月07日 | オーバー50からの婚活覚え書き
 48歳のとき、私が担当していた大企業でコンビを組んでいた営業課長が他の営業部門へ異動となり、その部門から入れ替わりに新課長が異動してきた。これがケチの付き始めだった。その男性は、元の部署で「仕事しない」と評判だったからだ。
 案の定、他部門に来たのが不満だったのか、異動1か月で「うつ病」の診断書を出して休職してしまった。営業の人数はギリギリどころか足りないくらいなので、他の営業が担当する余裕はない。そこで、企業訪問、交渉は部長、私は通常の事務に加え、データ送信システム変更対応、パンフレット作成、その他もろもろの通常は営業が担当する業務を引き受けざるを得なかった。悪いことに、前課長の異動のタイミングで募集方法や給与控除システムの変更もあったのだが、その引継ぎが新営業にも私にもされないままだったのだ。
 そのため、当然思いもよらなかったミスが連発、その尻拭いに追われながら、訳のわからない仕事を東京の知り合いの営業に聞いたり、本社のシステム部や保全部門に聞きながら、残業残業でこなし、更に本社の保全業務が外部業者に委託されたときに引継ぎミスがあり、よりによってミスの尻拭いのところに更にミスが発生、本社、企業、営業部の間で揉めに揉め、私はとうとう鬱寸前、不眠、片頭痛、その他あらゆる体調不良に襲われ、いわゆる自律神経失調症となった。
 その後、「うつ病」の課長は退職し、数か月後にやっと代わりの課長が来た。営業も追加でやって来た。私はと言えば体調、精神ともなかなか回復せず不調を引きずっていたが、そんな中、49歳の時、登録したまま1年くらい放置していたサイト経由でTさんからメッセージが届いた。
「ほかの人のメッセージと全然違って、文章が上手できちんとしてるし、条件とかはっきり書いていて、ちょっと異色で目立った」というのが、彼が古い登録の中からわざわざ私に連絡をくれた理由だった。
 彼と付き合ったのは結局半年ちょっとくらいだったと思うが、私はすぐに彼を好きになってしまった。誰かを好きになるなど、20代以来だ。彼とのメールのやり取りが毎日の楽しみや張り合いになったし、精神的にもふさぎがちだったのが喜怒哀楽を取り戻した。落ち込んでいたところで出会ったので、余計に彼に気持ちが傾いてしまったのかもしれない。
 しかし、「セフレ以上恋人未満、お互い都合のいい間だけ」で始まった関係なので、それ以上になれることはなく(告白したが、「自分は多分応えられない」と言われた)、彼の転勤を機にお別れとなった。それがちょうど、50歳の誕生日の直後だった。彼と付き合っている間に、私の気持ちに変化が生じていた。「私でもまだ、誰かを好きになって、一緒にいたいと思えるんだ・・・」
 ちゃんと一生一緒にいたいと思える相手と出会いたい。そのためには本気じゃない出会いは無駄だ。結婚するかどうかは別として、結婚前提ぐらいで出会いを探さなきゃだめだ!
 そうして、アラフィフにして2度目の婚活がスタートしたのだった。