コータに最初の抗がん剤を投与した日は、他の猫と隔離するため、今は外飼いしている柴犬用が以前使っていたケージをきれいにして、中にトイレ、ベッド、水を用意して、中にコータを入れた。コータは大変不満な様子で、抗議して鳴き続けていた。当日は食欲あり。いつも通りにごはんを食べた。ケージは犬用なので猫トイレを置くには狭く、ベッド横に置いた水をすぐこぼしてしまう。あまりお金を使いたくないので再利用したが、これはダメだな、と他のケージを探し、夜のうちに布製の折り畳みできるペットサークルLサイズを注文しておいた。
翌朝15日、コータは昨夜食べたものらしいカリカリを全部吐き戻していた。トイレには真っ黒な下痢便が。食欲はなく、飲ませたステロイドの錠剤も吐いてしまった。慌ててH病院へ連れていき、吐き気止めとステロイドを注射、栄養剤を点滴してもらった。費用は3,850円。
16日、ご飯をあげてみるが5,6粒しか食べず。水は飲む。制吐剤が効いてはいるようだが、食欲はほとんどない。排便なし。食べてないからしょうがない。ペットサークルが届いたのでそちらに移した。やっぱり金属のケージより断然当たりが柔らかいし、広くて良い。折り畳むとぺったんこになるし軽いので、使わないときは押し入れに簡単にしまえて便利。
17日も同じ状態が続く。
18日、ご飯食べず。正直、こんなに副作用が強いと思わなかった。何を読んでも猫は割と副作用少ないと書いてあったので、こんなに酷いということは老猫であるコータには無理なのかも、と不安になり、とりあえず点滴だけでも、あと、意見を聞きたくて近所のU病院へ連れて行った。だが、U病院の医師には「だったら手術したH病院か、抗がん剤やってる病院に相談してください」と言われてしまった。コータの体調が心配で、時間がかかる隣の市までは行きたくなくてここに来たのだが・・・。仕方なく、すぐにH病院に行った。だがH病院でも「抗がん剤についてはうちではやらないので、AICの先生と相談した方がいい。ただ、続けるにしろやめるにしろ、うちはフォローはさせてもらいますので」と言われ、その日は制吐剤、抗生剤注射、点滴してもらい終了。U病院820円、H病院3,520円。
19日、H病院にて制吐剤、抗生剤、ステロイド注射、点滴。4,466円。
とにかくずっと食べないし、少量の黒い下痢便が出るばかりで、お尻や足についてベッドも汚してしまうので、サークル内にはペットシーツを敷きまくった。
21日、2回目の抗がん剤予定で予約してあったAICへ。状態を説明して、抗がん剤は一旦休みにした。血液検査の結果、BUN(尿素窒素)とIP(無機リン)が参考値オーバー、貧血ありだった。医師の話では、BUNとIPの上昇は、体内のがん細胞が抗がん剤のせいで壊れて血液内に流れ出ている証拠だからむしろ効いているいい兆候、これを尿でどんどん排泄していかなければならない。ただ、その窒素やリンが体に悪影響を及ぼして、吐き気を起こさせている。今まで皮下点滴ばかりだったようだが、これでは十分効果が出ないのと、猫は十分な栄養を摂らないと「肝リピドーシス」を起こす危険があるので、チューブを設置して流動食を取らせるようにしましょう、とのことだった。
肝リピドーシスとは、猫は十分に栄養がとれなくなると体内の脂肪が分解されるようになり、肝臓の中に脂肪が急激に蓄積して肝機能が悪化する病気だという。症状は食欲不振、嘔吐、黄疸、よだれなど。治療は薬はなく、栄養補給のみ。栄養を摂り始めると却って嘔吐やよだれが激しくなることがあるが、根気よく治療(栄養補給)を続けなければならない。
コータに鎮静剤を打って鼻腔カテーテルを設置してもらい、血管からの点滴を集中的に行うため、H病院へ連れて行った。
H病院へはAICから連絡が行っていたので、そのまま入院となった。手術後3.8キロあったコータの体重は、この時点で3.4キロに減っていた。
この日はAICでの検査代、カテーテル設置などで、37,510円のお支払い。3万を超える支払いは毎度ビビるわ・・・
翌朝15日、コータは昨夜食べたものらしいカリカリを全部吐き戻していた。トイレには真っ黒な下痢便が。食欲はなく、飲ませたステロイドの錠剤も吐いてしまった。慌ててH病院へ連れていき、吐き気止めとステロイドを注射、栄養剤を点滴してもらった。費用は3,850円。
16日、ご飯をあげてみるが5,6粒しか食べず。水は飲む。制吐剤が効いてはいるようだが、食欲はほとんどない。排便なし。食べてないからしょうがない。ペットサークルが届いたのでそちらに移した。やっぱり金属のケージより断然当たりが柔らかいし、広くて良い。折り畳むとぺったんこになるし軽いので、使わないときは押し入れに簡単にしまえて便利。
17日も同じ状態が続く。
18日、ご飯食べず。正直、こんなに副作用が強いと思わなかった。何を読んでも猫は割と副作用少ないと書いてあったので、こんなに酷いということは老猫であるコータには無理なのかも、と不安になり、とりあえず点滴だけでも、あと、意見を聞きたくて近所のU病院へ連れて行った。だが、U病院の医師には「だったら手術したH病院か、抗がん剤やってる病院に相談してください」と言われてしまった。コータの体調が心配で、時間がかかる隣の市までは行きたくなくてここに来たのだが・・・。仕方なく、すぐにH病院に行った。だがH病院でも「抗がん剤についてはうちではやらないので、AICの先生と相談した方がいい。ただ、続けるにしろやめるにしろ、うちはフォローはさせてもらいますので」と言われ、その日は制吐剤、抗生剤注射、点滴してもらい終了。U病院820円、H病院3,520円。
19日、H病院にて制吐剤、抗生剤、ステロイド注射、点滴。4,466円。
とにかくずっと食べないし、少量の黒い下痢便が出るばかりで、お尻や足についてベッドも汚してしまうので、サークル内にはペットシーツを敷きまくった。
21日、2回目の抗がん剤予定で予約してあったAICへ。状態を説明して、抗がん剤は一旦休みにした。血液検査の結果、BUN(尿素窒素)とIP(無機リン)が参考値オーバー、貧血ありだった。医師の話では、BUNとIPの上昇は、体内のがん細胞が抗がん剤のせいで壊れて血液内に流れ出ている証拠だからむしろ効いているいい兆候、これを尿でどんどん排泄していかなければならない。ただ、その窒素やリンが体に悪影響を及ぼして、吐き気を起こさせている。今まで皮下点滴ばかりだったようだが、これでは十分効果が出ないのと、猫は十分な栄養を摂らないと「肝リピドーシス」を起こす危険があるので、チューブを設置して流動食を取らせるようにしましょう、とのことだった。
肝リピドーシスとは、猫は十分に栄養がとれなくなると体内の脂肪が分解されるようになり、肝臓の中に脂肪が急激に蓄積して肝機能が悪化する病気だという。症状は食欲不振、嘔吐、黄疸、よだれなど。治療は薬はなく、栄養補給のみ。栄養を摂り始めると却って嘔吐やよだれが激しくなることがあるが、根気よく治療(栄養補給)を続けなければならない。
コータに鎮静剤を打って鼻腔カテーテルを設置してもらい、血管からの点滴を集中的に行うため、H病院へ連れて行った。
H病院へはAICから連絡が行っていたので、そのまま入院となった。手術後3.8キロあったコータの体重は、この時点で3.4キロに減っていた。
この日はAICでの検査代、カテーテル設置などで、37,510円のお支払い。3万を超える支払いは毎度ビビるわ・・・