フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

にゃんこ、尿路結石になる。

2008年07月30日 | 猫ばか日記
 なんてこったい・・・。
 体調不良だったにゃんこは、土曜の夜から急激に悪化、日曜の朝には横たわったまま訴えるように鳴くばかり。
「日曜・・・行きつけの獣医は休みだ・・・『急患のときはこの限りでない』とか書いてあるけど、留守電で出ないし。日曜にやってるとこあるのか・・・?」
 電話帳で近所の病院を探す。実は徒歩10分のところに獣医があるが、そこの医者と奥さんらしい人の態度が気に入らず、二度と行く気がしないのだ。
 結局道がわかりやすい隣りの市の病院へ。
 待合室の長椅子の隅っこでは、ペットに話しかけるおにーさんが。おにーさんの陰になってよく見えないので、まだ小さいのだろう。・・・しかし、この猫なで声・・・けっこーごつくてデカイおにーさんなので、ミスマッチ・・・。医者に呼ばれておにーさんが抱き上げたのは、灰色のちびニャンコ。きゃ、きゃわゆい・・・そりゃー猫なで声にもなるわな。でも、これが子犬なら多分また口調は違ったんだろうなー。
 猫・・・。それはどんなおっさんでもメロメロにさせる魔性の動物なのだ・・・。
 さて、うちの番。にゃんこをキャリーから出そうとしてもしがみついて出て来やしない。医者がキャリーを押さえ、私が中に両腕を突っ込んでさんざん苦労して引っ張り出す。
 吐いてばっかなので腸閉塞とかを疑っていたのだが、なんのことはない、猫は尿路結石だった・・・複数飼っていると、ちゃんとどの子がトイレして、してないかがわからないのだ。血尿が出ていれば気づくのだが、いきなり尿が止まったのか、それもなかったしな・・・。
 圧迫しても尿が出ないので、カテーテルを入れて尿道を洗浄することになった。1泊入院とのこと。その前にとりあえず注射と全身麻酔用のシャントをつけるため、腕を毛刈りした。医者がバリカンで刈っているのを見ながら、つい「こんにちは。毛刈りの窓の時間です」※と頭の中で呟く・・・。※『動物のお医○さん』参照
 右腕に「毛刈りの窓」ができました
 
 翌日の夕方、迎えに行った。キャリーに入れられていたので持参したキャリーに入れ直そうとすると、「あ、今出さないほうがいいですよ。興奮してるので鎮静剤打ちましたが、ほら、顔見てください」医者と一緒にキャリーを覗き込む。・・・あら、ホント。瞳孔開きまくりで目がギラギラしてるよ。それにしても鎮静剤って・・・お前、お医者さんに何したんだよ・・・?
 しょーがないのでそのままお持ち帰り。またキャリーを返しに来なければ・・・。めんどい・・・ちなみに治療費は30,400円だったよ・・・
「あ、処置のため、お尻も毛を刈りましたから」
 あら。大事なところが丸見え・・・
             
 これでもう安心、と思ったら、結石を溶かす特別の処方食をもらったというのに、昨日も今日も一口も口をつけない。おいおい、ハンストか?!いいんかいな・・・と思っていたら案の定、なんかトイレで動かないんですけど・・・?また悪化してるのかなあ・・・?明日は会社の飲み会なんだけど・・・パスして帰ってきた方がいいかな・・・でも私、幹事だしな・・・しかも自分が「食いてぇーっ!」と選んだフレンチなのにな・・・

暑さ日本一をめざ・・・したくない・・・;

2008年07月26日 | 極めて日常茶飯事

 今日もわが町は暑さ日本一の多治見市に次ぐ暑さ。まるで毎大会「常勝・海南」に挑む「翔陽」のよう・・・(何それって?スラ○ダンクですがな!ああ、藤真さま~!)。そのうち日本一になってしまったら・・・嬉しくない・・・
 連日の暑さのせいか、にゃんこは早くも夏バテ?3匹が交替で毎日吐くので参っている・・・。夜中にネコのゲ○の掃除に起こされる毎日。ただでさえ暑くて何度も目が覚めるのにさー・・・。会社から帰ってくると、まずどこかに吐いていないかチェック。・・・ときどき踏んづけてしまうけど。この間などは、よりによって扇風機のスイッチ部分に吐いてくれて(だーかーらー、この広い床の中で、なぜピンポイントにそこ?)、隙間から中にしみこんじゃったから泣く泣くネジをはずして分解して掃除をするはめに。・・・それでもスイッチ入れて回すと何となく生臭い・・・(泣)
 こんなに暑くてもまだ7月!ようやく甲子園の出場校が決まったばかり。そんな「青春」とは関係のないワタクシは、先週の連休と今週末は、「おお振り」のDVDを見続けておりました。準太と和さんが抱き合って泣くシーンにもらい泣きしつつ、花井が和さんに千羽鶴もらって「もしかしてオレたち、すごいことやっちまったんじゃないか?」とふるふるするシーンに、「やっちまったなあ!」とツッコミ。・・・私の今一番お気に入りのお笑い芸人はクー○ポコだ・・・。会社でもミスったとき、「やっちまったなあ!」と呟く。・・・女は黙って誤魔化し工作・・・。(こらー!


コメント受付方法変更について

2008年07月26日 | お知らせ
 先日少し書きましたが、スパムコメントの攻撃がしつこいので、コメントは投稿いただいたあと一旦保留され、私が内容を確認してからUPする方法に変えました。記入後すぐ表示されなくても不具合ではありませんので気になさらないでください。24時間以内には表示するように致します。
 すぐやる、と言えなくてすみません・・・。PCにしろ携帯にしろ日頃あまり見ない(普段でも携帯電話はマナーモードで「持ってる」だけで、着信や着メールがあっても気づかない、しかも1日1回チェックするかどうかという「携帯の意味ねぇ・・・」と評判(?)なのでございます・・・)ヤツなもので、おそらく投稿に気づくのが遅いと予想されます。
 そういうわけで、少々不自由になってしまいますがご了承ください。

 ・・・しかし、アホコメント送信しているのはどうもすべて同一人物みたいだけど、暇っつーか、一体何がしたいのかねぇ?自己顕示欲だったら、ハンドルネームですらない匿名でやってもなーんも意味ないと思うけど。こうやって管理人に無視されるというか、排除されるだけで、関心(つーかうぜぇ、ってそこら辺の虫以下の扱いだけどさー)持ってもらえたのなんて一瞬じゃん。私には理解できんな・・・。
 

前にも回ってきたぜ、このバトン・・・

2008年07月21日 | オタクな日々

 後輩naoちゃんがコメントでバトン回すと言ってきたので彼女のdiaryを読んだら、回されてたんだけど・・・、これ、私が前にnaoちゃんに回したやつじゃねぇ?折笠さんから回って来たやつ。ぐるっと回ってきたのかよ・・・しかもヒバリ様指定。前回もヒバリ様だったんだってばよ!(ナ○ト風)しょーがないのでメールする。(その前に彼女は今週のジャ○プにヒバリ様が登場なさって、取り乱したメールも送ってきていた・・・。あ、私まだ立ち読み行ってねーや。だってこの3連休はヒッキーしてんだもん)そしたら獄寺指定に変更された。ゴックンかー・・・。私今はヒバリ様(受)でなけりゃツナ(受)なんだけどなー。だってこの頃のツックンてば、かっちょいいんだもん!受はかっこよくて強くないと!ツナ、すてきー!!カップリングはもちろん当初からゴクツナですよ!
 ・・・というわけで、指定とちょっと(だいぶ)違うけど、獄寺になりきってツナへの愛(萌え)を語ってみます!

「愛してるんだけどバトン」
1.包み隠さず全て語ること
2.アンカーを突っ走るのは禁止
3.指定されたキャラの萌を語ること
4.指定するキャラは男の子キャラであること
5.回されたら何回もやること

指定→獄寺・・・を勝手に「獄寺から見たツナ」っつーことで、ヨロ。

●初めて出会った場所は?
日本の並盛町。十代目の実力を疑って試した挙句、ミスして自爆しそうになったオレの命を助けてくださった・・・。あの時からオレの命はあなたのものです、十代目!一生ついて行きます!!

●どこに萌を感じる?
もちろん、十代目としての能力もさることながら、普段の愛らしく大きな瞳とか、大和撫子のように控えめでいらっしゃるところとか、死ぬ気ver.の涼しく凛としたまなざしですとか、数え上げたらキリがありません!今はまだお手に接吻しか許していただいておりませんが、いつかはそのさくらんぼのような小さなおかわいらしい唇を奪ってしまいたいと・・・!

●M?orS?どっちでいて欲しい?
十代目はオレのpadrone・・・つまりMaster(主人)であらせられます!

●どんな仕草が萌?
死ぬ気ver.のとき、軽くこぶしを握り攻撃と防御のどちらにも移れるよう、腕を引きつけやや斜めになって相手を冷静に見据える立ち姿が、死ぬほど格好良いです!

●好きなところは?
すべてです!十代目、愛してます!

●嫌いなところは?
誰だぁ?!こんなことオレに訊くヤツは!!

●望んでいることは?
十代目を継いで、一緒にイタリアへ帰ってほしいです。そのときもちろんオレは十代目の右腕として、全力でお守りします!

●もっとこの子と絡んで欲しい人は?
オレ以外は近づくんじゃねェ!特に山本!お前にはヒバリがいるだろーが!(←ゴックン公認なのか?!)

●この子を描くときに特に主張して描く所は?
主張なんて、オレには十代目への忠誠と愛しかありません!・・・ですが、十代目がオレをどう思われているか・・・自信がないっス・・・。

●家族にするなら?
で・・・できれば・・・恐れ多いことながら、オレの妻に・・・う、うわあ!オレはなんて図々しいことを!オレは愛人で構いません!!ただお側にいさせてくださればそれで十分です!

●学ランとブレザーどっちを来て欲しい?
何をお召しになってもお似合いですが、やはりほっそりした腰がわかるブレザーが、十代目にはピッタリだと思います!

●私服ではジャージとGパンどっちでいて欲しい?
ご自宅でのくつろいだジャージ姿もそそ・・・あ、いえ、お似合いです!外出の際はGパンにパーカーがやはり十代目の無邪気なおかわいらしさを引き立てると思います!

●結婚したい?
もちろんです!

●回したいヲタさん5人にどうぞ
オレ以外の十代目オタクなど、しめます!


ツバサ24巻で萌え~v

2008年07月20日 | ツバサ・クロニクル関連

 私がアホだからか、理解できないのだけど・・・。クロウ国の前国王ってクロウ・リードだったよねぇ?でも小狼本体が7歳の桜姫(表記が漢字だ・・・。今までサクラはサクラだったのに。やっぱ別人つーか、パラレルワールドつーか、もう1つのクロウ国なの?)と出会ったクロウ国の国王は藤隆さん(后は撫子さん)。すると、ウツシミの小狼がウツシミのサクラと出会ったのは別のクロウ国ってわけで・・・。それはもしかして、ウツシミ小狼がウツシミサクラと出会って好きになって、サクラの魂を羽根として飛び散らせて、それを追うように仕向けるため飛王が用意した、これまたいわば「ウツシミのクロウ国」ってことですか?あー、こんがらがってきた!
 サクラの運命の人はウツシミの小狼で、桜姫の運命の人は小狼本体で、今サクラは魂と身体に分かれて、魂は消えちゃって、でもそもそも本体桜姫の身体は、ウツシミを作るときに消えてしまって・・・今現在存在しているのは桜姫の魂(どこにあるんだか・・・?)と、サクラの身体、小狼本体、小狼ウツシミの身体っつーことになりますかね?あー、ややこしいつーの!!
 まあいいや・・・難しいことはそのうち明らかになるだろうから放置だ!
 さて、義手が合わない痛みをこらえていた黒鋼に対し、「答えろよ」というファイがかっこいいですよね~強気っつーか、遠慮のない物言いが、もう二人の間に隔てがない感じですvうふふふ、妄想妄想vv

 「オレだから言うんだよ」
 ファイはあでやかに笑うと、黒鋼のマントを脱がしにかかった。
 「・・・おい」
 「痛み止めくらいは塗ってやるよ。でもその前に、もったいないから舐めていい?」
 黒鋼の膝の上にするりと座ったファイは、黒鋼の血が滲む義手の付け根に顔を寄せた。
 ピクリ、と黒鋼は眉間の皺を深くする。
 ファイの舌が、ざらりと薄い皮膚の上を這う。肩口から脇までたどり着くと、もう一度上へと舐め上げていく。ファイの伏せた顔の陰から、ちらりと赤い舌がひらめき、黒鋼の背にぞくっと痺れを走らせた。
 腰を浮かせ、背中側にまわろうとしたファイの腰を捕らえ、黒鋼は彼をベッドの上に押さえつけた。
 ファイは余裕のある笑みを唇にのぼらせた。
 「・・・腕、痛いんだろ?オレが上になった方がよくない・・・?」
 「・・・うるせえ・・・」
 黒鋼はファイに覆いかぶさった。舌を絡めると、彼自身の血の味が口の中に広がった。背中にまわったファイの腕が、傷を避けて労わるように撫でるのを感じる。それでいて膝を曲げて彼の雄を刺激し、煽り立てる。
 「は・・・」
 ファイの湿った吐息を耳に感じながら、服の合わせ目を探り始めたとき・・・
 「う・・・?」
 貧血のように急激に意識が遠のく。
 「あー・・・時間の繰り返しが始まるみたいだねえ」
 この状況にそぐわないのんびりしたファイの声。
 「て・・・めぇ・・・何とかできねえのかよ・・・」
 「無理無理。逆らうだけ無駄。また明日・・・いや、今日かな・・・?結局・・・痛み止めも・・・塗れなかった・・・な・・・」
 「それより・・・コレを・・・どうして・・・くれ・・・る・・・」
 応えたのはファイの寝息のみ。黒鋼は、睡魔に最後の抵抗をして呟いた。
 「・・・飛・・・王・・・ぜってーに・・・殺る・・・!」

 ・・・こんなオチかよーっ!どうもすみません・・・


スパムコメント

2008年07月20日 | お知らせ
 今、このぷららのブログユーザー内で話題(?)の同一犯によるスパムコメント、うちにも毎日大量に来ております。対策として本日アクセス制限かけましたが(途端に4つも来たけど、ブロックできた。ざまーみろ)、そいつが手口を変えてきたらまた入ってくる可能性があります。すぐに削除はできないため(通常私がPC開くのは週1、2回・・・携帯からだと編集ができないのです・・・)、皆さまには不快な思いをさせてしまうかもしれませんが、ご容赦ください。また、対策が有効でなくなりましたら、コメントを一時保留して、私が選別後アップという方法に切り替えるしかないと思います。その場合はまたご連絡します。

まあなんてことはない日常

2008年07月19日 | 極めて日常茶飯事
 床に落ちている猫の毛玉を拾ったら、それは猫のふんだったというほど目が悪いワタクシ。(・・・そのあとどうしたって?もちろんそのままトイレに捨てに行きましたよ。だってもう持ってしまったものは今更ぎゃあ!と捨てたところで手がきれいになるわけでなし・・・。そんな無頓着な女がかつて吊革も持てない潔癖症だったなんて、信じられないですね~
 目が悪けりゃ鼻も悪い・・・。先日耳鼻科へ検査結果を聞きに行ったですよ。
 血液検査の結果を診たお医者さんが首を捻った。「おかしいな~。絶対イネ科の反応があると思ったのに」・・・花粉症検査の結果だ。スギはばっちり、完璧な花粉症だった。ヒノキもちょっぴりあるけど、イネ、カビ、ダニ、シラカバはなし。よ、良かった・・・掃除をさぼっていたクーラーは関係ないな!しかし、ネコの毛は調べていないので不明だ(笑)
 7月に入っても花粉症の症状が続いていた私だが、医者からもらった薬であっという間に改善。こんなに楽になるなら、早く来れば良かったぜ・・・と思いつつ、スギにしか反応ないのにこんなに引きずっていたのは、推測だが、多分市販の鼻炎スプレーの使いすぎ・・・副作用だったんだろーなー、と。「症状の改善が見られないときは医師の診察を受けてください。この薬は常用しないでください」という使用上の注意は正しい。でも医者に行くと金がかかるからやだったんだもん!今回も2回の診察と薬代で7500円もかかったんだぜ!うへ~

 鉢で枯れかけていたのを玄関横に植えたら、ぐんぐん2階の屋根まで伸びたノウゼンカズラ。夏になってオレンジの花を咲かせているが、あまりに上で咲いているので、道に落ちた花を見て、咲いているのに気づいたくらい・・・。鑑賞しようとしても、立ち止まって屋根を見上げなければならないので、それもまた不審者っぽい・・・。そうこうしているうちにふと2階の窓から見ると、伸びた枝が電線にからみついてる・・・。おいおいっそのまま伸びていくと道路を渡って向かいのアパートに行っちゃうんじゃないのか?!そ、その前に切ってください、中電さま・・・(他力本願。だって届かないよう)そのうち中電に怒られるんじゃないかと、とてもびくびくしている私だ・・・
 植物といえば、うちの隣りの家との境にある細~い植え込み、ときどき植えてもいないのにいろいろな花が咲き、最近はサルビアが咲いていた。どこから種が飛んでくるのだ・・・と思っていたら(推測・・・隣りの園芸が趣味のじいさんが、私が何も構わないのでこっそり植えてんじゃないかと思っているのだが・・・?)、今ぐんぐんと茎が伸び、こりゃなんじゃい、と放っておいたら蕾をつけている。ユリの仲間っぽいが・・・さすがにユリの種は飛んでこないよねぇ?球根で増えるんじゃないのか?・・・まあいいや。多分オレンジっぽい色の花が咲く品種のような気がするので、咲くのを楽しみにしていよう・・・

 

萌え少女漫画回想録:第7回ヨタ話

2008年07月14日 | 行き当たりばったり的萌え少女漫画回想録
 『クィーンズ・ギャンヴィット』で、「チェスは人生に酷似している」と言うチェスマスターのスパイン博士に対し、キラはチェスを何にたとえるのかと訊かれ、「戦争」と答える場面があるんですよ。キラは博士の家に奥様付きの雑用係として出入りしつつ、合い間に博士と交互にチェスの駒を進めて、対戦するんだけど(実はこれもキラの策略で、アレクが編み出した手を使って博士を追いつめていくのだ)、それらを読んで何となく『BANANA FISH』の番外編、アッシュとブランカの出会いを描いた「PRIVATE OPINION」で、ブランカとアッシュが「アルジェの戦い」をシミュレーションして駒をすすめていくところを思い出したですよ・・・。もちろん『KILLA』の方が先なので、今読むと・・・ですが。
 それとかキラの参謀になるルーファスは外人部隊の傭兵出身で、そこからビジネスの世界へ転身したという設定なのですが(だから元傭兵仲間を募って、ムーアの兵器工場に攻撃をかけるということが可能なんですな)、これも私は『YASHA』の静とクロサキを思い出しました・・・。
 だから何?と言われると、ま、連想するっていうだけっつーか、私の好きになる作品って、傾向が似てるなーというか・・・。それだけです・・・。『BANANA FISH』も『YASHA』もめちゃくちゃ私にとっては(多分ほとんどの腐女子にとっても!)萌え作品なんですけど!!キラとアレクの関係とアッシュと英二の関係も、ちょっと似てると思うんだよなー(笑)小さい声でしか言えませんが(ちょっと字を小さくしてみよう。笑)私の中では静と茂市もそうなんだけど。茂市も静の腕の中で死んじゃうしさー

萌え少女漫画回想録:第7回

2008年07月13日 | 行き当たりばったり的萌え少女漫画回想録

 ・・・ぱらぱらっとオススメシーンだけピックアップするつもりが、一気に5巻読み切ってしまった。やっぱおもしろいわ、大和和紀の『KILLA』!
 どういう話かというと、ちょっと長くなりますが・・・
 娼婦の子として生まれ、孤児院から逃げ出したキラは、かつて陥れられて役者生命を絶たれたフレドに拾われ、彼の復讐の道具として演劇を叩き込まれる。キラはフレドの思い通り演劇界のスターとなり、フレドを罠にかけたサー・ドレイクとフレイザー監督を破滅させる。だが、キラの野望は演劇界になどなかった。彼は自分に恋した、ハリントン鉱業の娘アリスに目をつける。キラが役者に未練がないことに気づいたフレドはそれを阻止しようとするが、キラは彼を殺し、アリスと結婚する。さらに彼女の父を殺し、それに気づいたアリスを自殺に追い込み、ハリントン鉱業社長の地位を手に入れる。しかしキラの危険性に気づいていたムーア自工社長(彼の妻とアリスの母は姉妹で、会社同士も事業提携している)は、ハリントン鉱業へ産業スパイを送り込み、ハリントン鉱業を窮地に追い込み、結果キラは社長を解任される。調査室長顧問に追いやられたキラは、ムーアとの契約が切れたそのスパイ、ルーファスと契約を交わし、ムーアへの反撃を開始する。
 キラ追い落としに協力した重役の汚職やムーアとの裏取引をマスコミに叩かせ、キラは社長の座に返り咲くと、欠陥車疑惑や労働争議など、ムーア自工への攻撃を続ける。だがどうしても追いつめきれずにいたところ、ムーア自工の裏の顔、本当の資金源が兵器工場にあることを知り、そこを破壊することを決める。集めた元兵士ら、ルーファスとともに自ら工場に乗り込むキラ。工場の爆破は成功し、ムーア社長は自殺。娘のマドロンはムーア自工の相続を放棄する。キラはムーア自工をも手に入れ、兵器産業を引き継ぎ、世界を駒にしたチェスゲームを支配する、闇の帝王への道を歩き始める・・・。
 ──と、これだけだと「どこに萌えが?!」って感じですが、これは出来事だけの羅列ですので、キラの内面や彼の周りの人間関係が加わらないと、この作品を語ったことにはならないでしょう!
 全くあらすじには出てこなかったけど、最も重要な人物、盲目の天才チェスマスター、アレク・フリードキン。彼はキラがフレドに拾われてから知り合った幼なじみで、唯一心を許せる相手。そして何も醜いものを見ることもなく、美しい心のままの彼は、今ではキラにとって侵しがたい聖域、自分が闇ならば彼こそは光、とさえ思う、唯一の神聖だった。
 いやはや、キラとアレクの間には肉体的にはなんにもないんですけど、キラのアレクへの執着と、アレクのキラへの絶対的な許容(彼は自分の父親であるフレドを殺したのがキラだと薄々知っていて、キラのアリバイを偽証する)がもう、そんなことはどうでもいい!と思わせるほどなんですよ~!
 キラが兵器工場へ侵入するのを止めようとして工場へやって来て、爆発に巻き込まれかけたアレクを発見し、キラは助けに飛び出すんですが、ルーファスはキラを助けるため彼の脚を撃って止めてしまうんですね。結果としてアレクはキラの腕の中で死んでしまう。何もかも終わった後でキラは、ルーファスをナイフで刺し殺すわけですが・・・「なぜ・・・?」「きみがアレクを殺した」「わたしは・・・まちがってはいなかったはずです・・・」「・・・そうだ。おそらく君は正しかった。もしもあのとき君がやらなければ・・・いずれはわたしが彼を殺すことになったかもしれない。(うぎゃ!これもまた萌えるセリフ~)だが・・・きみは手をくだした。わたしの手の中で彼を死なせた」「・・・おいきなさい・・・あなたにふさわしい道を・・・」ルーファスは、前にもアレクという存在はキラにとって危険すぎると、アレクを殺そうとしたことがあって、このあたりの危険的主従関係とかもおいしいです!
 そもそもフレドとキラとの関係とか(絶対にこの2人はできてます・・・酔ったフレドが無理やりこどものキラにキスして犯しかかる場面もあったり。「フレドはすべてのはけ口をおれをいじめ、侮辱することではらしていた・・・」なーんてありますが、キラにベッドの手ほどきしたのは(キラは舞台の後援を得るために、男爵夫人をたらしこんでいる・・・)フレド以外いないでしょ!お互い歪んだ愛情を持っているようだしさー・・・)、キラはドレイクが男色趣味だと知っていて誘惑して失脚させたりとか、女装は得意(爆)とか、この作品はその手の雰囲気が濃厚です
 そのほかにもキラの母親はムーアの愛人で、キラはムーアの息子だったとか、フレドが役者時代夫ある女性を愛して、その女性が産んだ(母子ともに死んだとフレドは聞かされていた)のがアレクだったとか、そういう血縁間での愛憎っつーのも私の好みで、読んでいて本当に悶々・・・じゃなくて(笑)ワクワクします・・・キラとムーア社長がお互いに親子だと知っても、知ったからこそ「だれにも手出しはさせない。このわたしの手でムーアを破滅させてやる・・・!」「わたしとしたことが甘いまねをしたものだ。(自分の息子だと)知っていれば・・・必ず命を絶っていたものを!」などと思ったりするのもまた萌え~でたまりません!(似たもの父子だよな・・・

作品データ(幸田所有本データ)
『KILLA』 大和和紀 1977年週刊少女フレンド第15号~1978年週刊少女フレンド21号 講談社
『クィーンズ・ギャンヴィット』 1979年 単行本用描き下ろし:キラ14歳、アレク10歳のときのエピソード。キラはもう女装してらあ・・・;アレクにチェスを教えるために来たチェスマスターが、自分のような卑しい子どもとはつきあわないことを条件にしたのを知ったキラは、その男を罠にはめて破滅させる話。魔性の美少年ぶり&アレクへの執着ぶりを早くも発揮(笑)

(『KILLA ①~⑤』 1978年1月~1979年3月KCフレンド 講談社)
 


箱入りニャンコ

2008年07月12日 | 猫ばか日記
 ペットフードの「先着○名プレゼント」を見ると、すぐさま応募するワタクシ。もちろんくじ運に見放されているので、何千人単位のヤツだ。それだとさすがにもらえる。そうしてせっせとニャンコのエサ代を浮かせるのだ!
 今日もプレゼント品が届いた。めずらしく結構たくさん入っていてホクホク空いたダンボール箱には・・・さっそくニャンコが。
 しつこいようだが、絶対体の大きさに合わないところに、どうして入りたがるのだ・・・?
   箱がミチミチです。

 でも、そこがいいらしい・・・。
 ウットリ・・・