フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

ツバメとアゲハ蝶とカラスと

2021年07月06日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 ぼーっと生きていたら前回より3か月も経っていた・・・
 その間、うちに下宿しているツバメの最初の卵はカラスにやられてしまったらしく、階段に落ちていたので、慌てて去年キュウリを作るときに使った網を切り、巣の周りに張り巡らした。ツバメが通れるぎりぎりの網目なので、大きなカラスは通れないのだ。その甲斐あってその後再び卵を産み、4羽が巣立った。・・・と言っても、まだ渡りの季節ではないので、夜になるとうちの巣にぎゅうぎゅう詰めで休んでいる。やっとフン掃除から逃れられると思ったのに、想定外だ!とデッキブラシで階段をゴシゴシする毎日・・・。
 そういえばヒナたちが一旦巣立ったあと、別のツバメの夫婦がやってきてその巣を使おうとしたらしいが、元々のツバメ一家に追い払われていた。我が家の前の電線に止まったツバメたちがぴーぴー鳴き騒ぎ、巣のある階段室内も出たり入ったり騒がしいったらなかったが、渡りの時期まで使うためだったのだな、と納得。やれやれ
 さらに今年は下宿人が増えた。春になって外に出した「きず」という柑橘類の鉢植えに、アゲハが卵を産んだらしく幼虫が4匹いたのだ。しかしその木は高さがまだ30センチほどしかなく、新芽も出ていなかったので丸坊主にされてしまう!と泣く泣く2匹だけ残し、黒白から緑の幼虫にまで成長したところで室内のライムの木に移動いただいた。その2匹がライムの新芽を食べて(半分食って別の葉に手を付けるな!もったいないから全部食え!)無事さなぎになり、うち1匹は一昨日アゲハ蝶となって飛び立っていった・・・。残る1匹も明日にも羽化しそうな様子となっている。良かった良かったしかし、できれば大きな柚の木を探してそこに卵を産んでほしい・・・。新潟の寒さでは、柑橘系で外植えできるのは柚くらいなのだ!
 今年の我が家の家庭菜園の目玉は、ブドウである。去年植えた巨峰は、葉ばかり茂らせて実をつけなかったが、今年は10房以上実が成っている。結構大きくなってきたので、梅雨明け前だが袋掛けをした。この辺りはカラスが多くて、うっかりしていると食われてしまうのだ!
 去年はカラス被害を受けなかった我が家だが、今年はキュウリを食われて困っている・・・奴らは真ん中の柔らかくておいしい所だけ食べて、端っこを残すのだ!人間は全部食べるっていうのに!ムカつくわ~

収穫の秋

2020年11月25日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 この辺りの紅葉はほとんど散ってしまい、二階の窓から見える越後三山の頂きはすでに冠雪している。
 というわけで収穫の秋も終わりを迎え、我が家の家庭菜園も来年に向け少しずつ収穫の終わったところを整地し始めた。
 去年の秋に始めた家庭菜園。初めて作ったのは白菜が6株ほどだったか・・・。そのおいしさに魅せられ(ま、手間と苗代を考えるとお得ではない・・・)、今年は色々な野菜に挑戦。その中で「コスパサイコー!(経費、手間に比べて収穫が多い、或いは市価が高いもの)」と思ったのは、はつか大根、つるなしインゲン、ミニトマト、シシトウ、ピーマン、三日月菜、ニンジン、大根、春菊。特に、種から作れるものはコスパがいい!
 お勧めなのは、春菊。うっかり1袋全部種まきしたら、まあ出芽率のいいことったら!しかも独特の匂いのせいかほとんど虫がつかない。(根性のあるイモムシも多少いるが、放っておくと虫に食われて成長すらできないアブラナ科に比べ、虫除けのカバーも薬も不要な程度)成長も早く、現在我が家では2日に1度は春菊料理が出される。・・・つか、春菊を使った料理などおひたしか鍋くらいしか知らなかったので、ネットでレシピを探してひいひい言いながら作っているちなみに夫に好評だったのは、春菊入り卵焼きと、春菊とツナとニンジンのサラダだ・・・。
 もう一つおすすめなのは、シシトウ。苗から育てるが、多少追肥したくらいで、夏からつい最近まで、ずーっと花が咲いて実をつけ続けた。「もういい加減抜いて更地にするか」と先週末に抜いたけど、結局苗の値段の5倍以上収穫したのではなかろうか・・・。
 なぜか夫が絶賛したのはシソ。これも種から育てたが、発芽率が悪く、袋いっぱい種を蒔いても育ったのは5本。途中生育が悪くてどうしようかと思ったが、最終的には大きくなってたくさん花が咲いて実をつけた。葉っぱは薬味として使い、種は佃煮に。種の収穫がめちゃ大変!穂から種を外すのに思ったより手がかかるし、指はアクでまっ茶色になるし・・・しかし、しその実の佃煮は夫に大絶賛され、「また作って」と頼まれたが「えー、種取るのめんどい・・・」と渋ったら、「オレがやる」とせっせと収穫、種だけにするところまでやってくれた。佃煮にして「できたから食べる?」と聞いたら、「すぐ食べるのはもったいないからお正月に出して」と言うので、現在冷凍中。来年の収穫は夫にやらせよう
 サツマイモはイマイチだった。全体的にイモの数が少なくて、できたものも小さくて細長い。小さいと繊維が多くておいしくないんだよなー。育てるのにも結構失敗して枯らしたので、コスパ悪・・・。来年はツルじゃなくて種芋から作るつもりだが(できたイモのうち、小さすぎたものは種芋として来年に取っておくことにしたのだ)、種芋が春まで腐らずに保管できるかが勝負だな!

ブラックベリージャムを作ってみた

2020年09月24日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 使いかけの市販のカシスジャムがなくなったので、ようやくジャム作りに取り掛かることにした。 今は朝食をごはんに切り替えたが(去年の米を食べきらないと、来月には新米が届くからな・・・)、その前は朝はトーストを食べていて、夫が大量にジャムを消費していたのだが、彼のお気に入りはカシスジャム。私は時々違うジャム(いちごとかオレンジとか桃とか・・・)を買ったりしたのだが、パラノ的食欲の持ち主の夫は、「オレはカシスかブルーベリーのジャムが好きだな~」と暗にいつものを買ってくれと主張していた。それもあって「果物の木が植えたいなあ。生でも食べられて、なおかつジャムもできたら多少は節約になるかも」と考えた私は、ブルーベリーとブラックベリーの苗を庭に植えたのだ。
 今年の夏に収穫したブラックベリーは、いっぺんには実らないので、実ったやつから冷凍して溜めておいた。量ってみると約320グラムあった。これをまず茹でて柔らかくし、網と木杓子で種を漉し取った。ブラックベリーという名だが、熱が加わると鮮やかな赤に。それを鍋に戻して砂糖とレモン汁を加え、煮詰めていく。
  
 ネットでレシピを見ると、砂糖の量は元の重量に対して大体40%くらい?防腐のためだと思うが、うちはたいした量ではないので4~5日で食べきるだろうと、砂糖は少な目にした。酸っぱいかもしれないけど、そしたら蜂蜜も一緒にかければいいのだ!
 できたジャムは140グラム。だいたい半分に減ってしまったが、これでもちょっと煮詰めるのが足りなくて緩かった。まあいいか。
 

 畑の空いていたところに更に大根と春菊の種を蒔いてみた。大根はそこそこ、春菊はもさもさに芽が出た。大根は間引く必要なさそうだが、春菊は間引かないと。本葉が2、3枚出たら間引こう。
 よく芽が出たトウナは間引いてお浸しにしたが、あっという間に大きくなりつつある。本当は花芽が出たらそれを食べるのだが、美味しそうなので葉っぱをちょこちょこ収穫して、みそ汁の実にしてしまおうと思う
 白菜はとてもよく成長して、大きな葉が広がって狭苦しいくらいだ。株間は60センチ空けたのだが・・・ご近所さんからも「上手に育ててるね~」と評判だ。(つーか、みんな他所んちの畑のチェックを怠らないなあまあ、私も「むむっ、ここんちのサトイモはでかいな~」とか、「あ、なんか芽が出てる。何植えたのかな?」と気になって見てしまうんだけど!)しかし、キャベツは最初に暑さにやられたのが響いたのか、イマイチ大きくならない。枯れた苗の代わりに植え替えたものも白菜ほどではないので、成長スピードが遅いだけなのかな?いや、むしろそうであってくれ!

最後の猛暑?

2020年09月03日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 暑い!今日の新潟はフェーン現象に襲われている・・・。9時頃から強風が吹き荒れ、「台風はそんな近くないのにな~」と思っていたら、フェーン現象だった。おかげで気温はうなぎのぼり、近所の保育園はいつもの散歩も運動会の練習も中止だ。暑さに弱いメインクーンの子猫は熱中症になりかけて、犬のように舌を出してはあはあ言っていたので、慌ててエアコン入れた。濡れタオルで体を拭いて体温を下げてやろうとしたが、体に触られるのが嫌いだからシャーシャーと怒るので、袋のままのあずきバーを脇や首に当ててやったら(笑)、それほど嫌がらず。これが効いたようで、息が荒いのは治まった
 3代目ツバメたちは、1代目、2代目のツバメたちと一緒に旅立ったようだ。夜になってもだれも戻って来なくなったのが寂しい・・・。暑さが収まったら、フンだらけの階段と木箱を掃除しよう。

 先週、家庭菜園のトマト、ナス、枝豆、いんげんを全部抜き、石灰やたい肥をバラまいておいたところを、近所から借りた耕運機で耕して、秋冬に向けて白菜とキャベツの苗を植えた。しかし、その後も続く猛暑のせいで、苗は昼頃にはくったりして日に日に元気を失ってしまった。慌てて日差し除けのシートを買ってきて苗の上にかけたのだが、今日見たら、すでに3本枯れてしまっていた・・・。シクシク
 今年初めて挑戦した家庭菜園、春夏のまとめ。
 成功したのは、ベビーリーフ、ラディッシュ、サニーレタス、リーフレタス、サンチュ、ロメインレタス、カリフラワー、スティックブロッコリー、バジル、青じそ、トマト、ナス、枝豆、つるなしインゲン、ピーマン、甘長トウガラシ、キュウリ、ゴーヤ(苗)。
 一応食べられはしたけど、実が小さかったり、植え直しをしたのは、トウモロコシ、ブロッコリー。トウモロコシは受粉がうまくいかなくて、イマイチだった・・・。
 
 失敗したもの。ゴーヤ(種)、ミニメロン、ミニカボチャ、サトイモ。メロンは芽が出る前に雑草に覆われて行方不明にカボチャはカメムシにやられて、実が大きくなる前に枯れてしまったサトイモは最初のつまづきが響き、葉が高さ10センチくらいで成長が止まっている。枯れなければこのまま冬越しかな。
 現在進行形が万能ネギ、ニンジン、ブドウ(ピオーネ)。ネギは高さ20センチを超えたくらいになった。ちょっとずつ切って薬味にしてもいいかもしれない。ブドウは地植えして今年は木を太くすることに専念したので、来年から実がなることを期待。
 土曜に蒔いた三月菜の種もすでに芽を出した。三月菜(みかづきな)とは、新潟の地野菜でトウナとも言い、冬越しして春に花芽(トウ)を食べる野菜で、東海地方だと菜ばなみたいなものかな。そういえば春に、スーパーで売られていた三重県産の菜ばなが、ちゃんと包み袋にも「なばな」と印刷してあるのに、ポップには「かきな」と書いてあったので、すっごい違和感あった・・・。かきなって、方言?東海地方では言わないな~
 昼間は猛暑だが、夜になるとうるさいくらい虫が鳴き、明け方は肌布団無しでは寒くなってきたので、今週くらいで暑さも収まるんじゃないかな?遮光シートがいらなくなったら、枯れた分の苗を補充しなくては・・・。

野菜は絶賛成長中

2020年06月22日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 家庭菜園の種まきやら苗の植え付けやらをしていたのはGW頃。それから2か月足らずで、ナスやらトマトやら甘長ピーマンやらも収穫できるところまで来た。植物の成長は、素人の予想をはるかに上回る・・・。
 一番驚いたのは、トウモロコシ。失敗か成功か、今びみょ~なところだ。というのは、1週間前、背丈がまだ1mくらいしかないのにとっとと雄花が咲いてしまって、雌花が影も形もない!ネットで調べると同じような相談があって、「肥料不足です」とある。確かに、追肥の回数は本の通りにしたが、量は目分量(おいっ)なので、もしかしたら少なかったかも・・・。
 今年は失敗か~、この間の低気圧の強風のときに、倒れちゃって支柱でなんとか支えているのもあるしな~、と夫に「これ以上水やりとかしても無駄だから、引っこ抜いちゃおうか」と言ったら、「まだあきらめるのは早いよ。しばらく様子を見よう」と言うので、抜かずにいた。
 すると、驚いたことに、1週間も経たないうちに、影も形もなかったはずの雌花が出てきたではないか!!
 
 驚いた・・・。引っこ抜かなくて良かったよ!慌てて雄花を1本切って、頭を出した雌花のひげに受粉させた。このまま実って大きくなって、トウモロコシができるといいな!1本は何の虫かわからないが、いも虫に中に入られて茎が食われちゃったので、どうなるかわからないけど

 我が家の「ハイツつばめ」。もう巣立ちの時が来た。しかも先週やっと気づいたが、ヒナは3羽いた・・・大きくなったので、巣の外に頭がはみ出して、見えるようになったのかも。と思ったら週末、ヒナが巣の外に出ていた。はら~
 
 その後、家族そろって家の周りを飛び回っていた。飛ぶ練習・・・?夏の終わりには旅立っていくんだろうなあ。でも、それまではまだまだ「ハイツつばめ」に入居し続ける模様。親ツバメと違って、子ツバメたちは私たちを生まれた時から見慣れているせいか怖がらない。飛べるようになっても、私たちが玄関を出入りするときに親みたいに外へ逃げることはせず、巣の中にぎゅうぎゅうに収まっている。超かわいいな!

家庭菜園、途中経過

2020年06月11日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 晴耕雨読。いい加減雨が降ってくれないと、サボる口実がない・・・。
 というわけで、昨日は午前中にすでに30度超えの暑さの中、ニンジンの種を蒔いたり、サツマイモの畝の草むしりをしたり、サニーレタスを収穫したり、すっかり気分は主婦兼業農家。更年期でガタが来まくっている老体に鞭打って、「ああ、また背中が焼ける・・・」(作業用のツナギを着ているのだが、ツナギ越しに背中が日焼けするのだ!夫に「背中、ブラの跡がくっきりだよ」と言われるまで気がつかなかったぜ)と農作業。これで失敗ばかりだったら、やってらんないぜ!(「草食ウサギ生活」に書いた以外にもまだ失敗している・・・
 というわけで、現在実が成長しつつあるのがトマト、ナス、カボチャ。カボチャはウリハムシにたかられまくっているので、実るより先に枯れないか心配だが・・・。
 
 失敗したのは室内で育てようとしたレモンとイチゴと、芽が出なかったゴーヤと、日照りで枯らしたキュウリ。
 レモンは、新潟の冬は越せないとわかっていたので室内で育てようと鉢植えをリビングに置いていたのだが、日照不足なのか葉に粉がふいたようになって病気かダニかわからぬまま枯れてしまった。
 イチゴは冬は寒かろうと室内のプランターで育てていたのだが、何本買ってきても葉が赤く縮れて枯れてしまい、死にかけてる2本を「もう、自力で頑張ってくれ・・・」とまだ寒い3月に地植えした。それがなんとか枯れずに生き延び、小さな株のままで花が咲き、2つばかり実をつけた。しかし、アリンコに半分食われた・・・よく熟すまで待っていたのに!アリンコをふーふーと払って残りを食べたが(アリの食べかけを食べる奴・・・)、アリに狙われただけあって甘かった追肥をしておいたので、株が大きくなって増えるといいのだが。イチゴは寒さに強いらしいので、雪が降ってもそのまま年越しさせればよいらしい。ハウス栽培のイメージが強すぎたよ・・・。
 ゴーヤは種を蒔いてもちっとも芽が出ず、掘り返したら白いうじ虫に食われていた。再度蒔いても芽が出ないのであきらめて、苗を買ってきた。くそう
 キュウリは私は作る気はなかったのだが、夫が植えたいというので苗を買い、ツルを這わせるネットも買った(それが面倒でやりたくなかったのだ)。私は当然夫が苗を植え、ネットも張ると思っていたが、丸投げ癖が顔を出し、いつまでたっても庭に置いてある。ふと気がつけば、水が足りなかったのか、ぐったりしていた。「ねえ、ふにゃふにゃになってるよ」と教えると、水を張ったバケツに浸けて回復を図るまではよかったが、やはり浸けっぱなし。逆に根が酸欠になるんじゃないか?としょうがなく私が支柱を差し、ネットを張って苗を植えた。(このネットが1本ばかり植える人向きじゃないから、超長くて張るのがとても大変だった。その苦労を夫は知るまい)が、やはり復活せず枯れてしまったので、仕方なく再度苗を購入したのであった。その苗は今、ネットの下でゴーヤと並んでいる・・・。
 今日も今日とて朝から草むしりをしていたら、お向かいさんが畑に出てきたので、新築(笑)のニワトリ小屋を見せてもらった。その他色々と世間話と畑の話を30分ほど立ち話。その最後の最後で、「草むしりは手で1本1本抜いてもいいけど、広いとやり切れないから、鍬で土ごと掘り起こしてしまうんだよ」と教えてくれた。いえ、広くなくても草むしりで私は半死半生ですできれば昨日のうちに教えてほしかったよ・・・

草食ウサギ生活

2020年06月04日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 農業は忙しい・・・。家庭菜園などと甘く見ていたら、植物の成長について行けないのだ!
 というわけで、最初に苗を植えたころはともかく、成長期は毎日農作物の世話をしないと、あっという間に大きくなるし花は咲くし虫はつくし、もう大変。夫が犬の散歩に行くたびつくづく人の顔を見ては、「顔焼けたね~。真っ黒だよ」と言うのだが、確かに毎朝、洗面所で自分の黒さにぎょっとするくらいだ。「もうすっかり、農家の嫁だね」おかしい・・・私はサラリーマンと結婚したはずなのだが。
 この頃気が付いたのだが、この忙しさの原因は、「いろいろ食べたい」と多品種を植えたことではないか?間引きや追肥のタイミングも、成長スピードもそれぞれ違うから、結局毎日庭に出て様子を見たり収穫したりしなくてはならないのだ。
 もう土の下で腐ってるんじゃねえか?と思って、全く芽が出てこないサトイモを掘り返してみた。うっかりどこに植えたか目印をするのを忘れたので、畝全体を鋤で掘る羽目に結果、10個植えたうち、4個が腐っていた。残り6個は、一部腐りかけながらも、白い芽がちょこんと見えていたり根が生えていたり、なんとか生きていた。原因は、種芋を深く植え過ぎたためと思われるよくよく本を見たら、すでに芽が出た状態にしてから植え付ける場合ではあったが、「イモが隠れる程度の深さ」と書いてあった。・・・私はなんとなく「イモだから」と15センチくらいの深さに植えていたので、水は来るけど光が感じられずに、芽を出せなかったのだろう。
 というわけで、6個を植え直した。今度こそ葉が出てくれるといいが。
 うまくいかなかったのがブロッコリー。花蕾が大きくなる前に開花し始めてしまって、直径5センチくらいで、あるいは茎ブロッコリーみたいなスカスカ状態で、泣く泣く収穫植え付けてすぐに低温にさらされるとこうなるらしいが、こっちだって5月に10度切る日があるとは予想してなかったよ。さすが日本海側ただ、茎ブロッコリー(スティックセニョールというしゃれた名前がある)は問題なく、やや小振りだがちゃんと収穫できる大きさに育ち、適当なところで刈り取って食べてます
 カリフラワーは白い花蕾が育ち始めたので、周りの葉を折り曲げて日に当たらないようにした。これは本を見なくとも、テレビで見て知っていたぜ
 ラディッシュは大変簡単。ただ種をばらまいて、芽が出たら間引いて適度に間を離すだけ。食べごろの大きさになると土から赤い株が上に突き出してくるので、大きめのアメリカンチェリーくらいになったら株を引っこ抜くだけ。
 ベビーリーフはバッタと青虫に食われまくってますが、穴が開いているのも農薬を使っていない証拠、とそのままサラダに。防虫ネットかぶせればいいんだろうけど、かぶせると逆に収穫のたびに剥がしてまた土をかぶせて・・・とか、毎日収穫するので面倒。
 一番成功しているのがリーフレタスとサニーレタス。毎日外側の葉から刈り取って夕食のサラダにしているけど、二人家族には多すぎるので、いつも野菜をいただくお向かいさんにおすそ分けする。しかし、それ以上に何やかやもらってしまう。そこのお宅は庭にアップルミントがはびこっているので、それを山ほど貰った。「葉先だけ摘んでミントティーに・・・」という上品なやり方ならともかく、「もう、こんなに増えるなんて知らなかったから、庭中ミントだらけになっちゃって。いらないからいくらでも持って行って」と根元からチョキンチョキンと切ったものをもらったので、虫や土を洗って取るのが大変だった
 
 本日の夕食用に収穫したもの。この他にもブロッコリー2個は冷蔵庫に、サニーレタスの硬い葉はすでに昨日の味噌汁の残りに入れてしまった。これでもいつもより少な目。毎日毎日、最低でもこれくらいの量のサラダを食べ、ウサギより草食な食生活を送っております。・・・サニーレタス10株は植え過ぎだったな・・・
 いただいたミントは葉先だけ生ミントティーにした。沸かしたお湯に山ほどミントの葉を入れただけ。色留めのため、レモン汁をちょっと垂らしてみた。
  
 残った茎付きの大量のミントは、束にして吊るして干して、乾燥した葉を細かくしてリーフティーにするつもり。干すところがなかったので、引っ越して来たら不要になった折り畳み物干しに括り付けてみた。・・・見た目イカ干しに似てしまったことは否めないが、まあ2、3日の辛抱だ

収穫開始してますよ~

2020年05月25日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 ゴールデンウィーク中に苗を植えた家庭菜園、最初の収穫?はベビーレタスの間引き。テキトーに種を蒔いたら、ちゃんとばらけなかったらしく、密集。双葉の時点で間引き、本葉が出始めたところでまた間引き、と間引いた芽はサラダに活用しております。

 次はちゃんとした収穫。サンチュは2株しか植えなかったのだが、成長早い!20枚ほど外側から切って、焼いた豚肉とキムチとトマトスライスを用意。夫はこれにチューブにんにく、私は料理みそで味付けして、巻いて巻いて食べまくりました。ううむ、ただ肉を焼いただけ、という楽チンな上にお腹も満足。これはいいな!週一くらいのペースでやらないと、サンチュの成長についていけなさそうだが
 さらに、リーフレタスもあっという間に巨大化。10株も植えたので、毎日外側の葉から収穫して、サラダにして食べております。追肥して収穫し続ければ、苗代は回収できそう10株378円だったからな
 
 早々に花が咲いたミニトマトも、受粉したかどうか不安だったが、実ができていた。良かった良かった。どの本を読んでも「雨に当てないように雨除けをしろ」と書いてあるけど、そこまで金をかけるのはいかがなものか・・・。実割れしたってどうせ自分が食べるんだしな!というわけで、自然に任せる予定。どうなることやら。
 
 さて、「本当にこれで生えるのか?!」と半信半疑だったのはサツマイモ。芋そのものから芽を出させるという方法もあるが、ホームセンターに行って私が目にしたのは、イモのつる・・・。確かに家庭菜園の本には「ツルを土に植えて・・・」と植え方の図が書いてあるが、ほんとーに根がつくのか?と10本の束になっているツルを買い、植えた・・・が、カンカン照りが続いたこともあって、ツルはどれもへにゃへにゃ~の枯れかけ~の状態。とうとう地上から姿を消したものも。なんとか新しい葉をはやし始めたのはたったの3本。「やっぱり駄目だったか・・・」と、ツルではなく苗を4株購入して、枯れたところに植えようと掘り返したら・・・なんと、小指の先ほどのツルに、小さな根が生えたものが出てきたのだ!
「い、生きてる!」
 この分だと、枯れたと思ったものも実は生きてるかもしれない、とそれらはそのままにしておくことにした。

 こんな感じで、ヘロヘロっと死んだような葉の根元から、新しい葉が出てきた。本当にツルから増やせるんだな・・・と感心。うまく梅雨と夏を乗り切れば、秋にはイモ掘りだ!!イモ掘りなんて、幼稚園以来・・・小学校の社会科見学?でもやったかな?とにかく、40年以上ぶりだ。楽しみ~~
 最も心配なのはサトイモとゴーヤ。サトイモは種芋を植えたのだが、いまだ全く芽が出てこない・・・腐ってるんじゃないか?ゴーヤも種を蒔いたが芽が出ず、掘り返したら小さなうじ虫が中にいて、種が食われていた。仕方なく蒔き直したが、やっぱり出てこない。またやられちゃったかな・・・苗を買ってくるべきか、悩む

人生に休肝日は必要だ

2020年05月06日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 GW中、家庭菜園作りにいそしんでおりました。慣れない肉体労働に加え、天気良すぎて暑い!眩しすぎる日光が、ただでさえ少ない体力を奪う・・・。
 ご近所さんがショベルカーで掘り返してくれた庭に、3つの区画に分けた畑を作った。夫が朝早く起きて毎日畝を作ってくれ、その後起きてきた私が畝を整えて苗を植えたのだが、ん?どうしてこんなに畝が高いのだ?そのくせ地面と同じ高さなのはなぜだ?
 夫が畝を作っているところを見た私は、その訳を知った。鍬で地面を掘ったあと、その土を畝にするところに盛り上げず、端まで持っていってしまう。なので畝が独立せずに端で地面にくっついているし、盛り上げずに高さを出そうとして掘り下げすぎていたのだ。
 1年間、NHKの「趣味の園芸」を見続けていたワタクシ・・・。実践は伴わないが知識だけはある。
「トドさん、畝を作るときは土は畝に盛り上げて、高さがせいぜい20センチ程度になるようにしてね。あと、角は削って斜面が台形になるようにすると、土でマルチ(草が生えるのを防いだり、土の温度を上げたりするために畝に張るビニルシート)を押さえる面積が増えて、マルチが剥がれにくくなるのよ」
 夫はムッとしたようだが、「はいはい、ポニョ様のおっしゃる通りにしますよ」とやり方を変えた。
 だってさー、高すぎてマルチの端が地面に届かなくて、土をかけることすらできないのよ。仕方ないからマルチ押えピンを差して留めるけど、全然足りないから買ってこなくちゃいけない。ああ、また経費が・・・
 というわけで、毎日毎日かんかん照りの下肉体労働に励んでいると、終わった後は「はー、やっとれん!」と飲まずにはいられない・・・しゅわしゅわの缶チューハイを!
 もともと、酒類は週1回飲むか飲まないかくらいの私だったが、菜園作りの間は毎日在庫の缶チューハイか缶ビールを、体と精神が求めるままに飲んでおりました・・・
 連休最終日、菜園作りがやっと一息ついた今日は、アルコールを飲まずに過ごせそうでございます。人生には休農日と休肝日が必要なのだ・・・

混迷のガーデニング計画その②

2020年04月27日 | なんちゃって家庭菜園&ガーデニング
 混迷している・・・。
 私が朝寝坊している間に、夫がドッグランの囲いとなる杭を打ってくれた。打ってくれたんだけど・・・まっすぐじゃないよ!どう見てもガタガタ、でこぼこしてるよ・・・?杭に防獣ネットも張ってくれたけど、上と下で張り具合が違うから、上は杭に届いてるけど、下はスッカスカで犬、逃げるよ?どうすんだこれ・・・。
 朝食後、庭へ出てドッグラン(の予定地)を見た私に「オレ、やったよ。褒めて褒めて」と言いたげなドヤ顔をする夫。「ありがとう、すごいね・・・ここまでやってくれたんだ」としか言いようがない私。あれだけ私に「まっすぐじゃない」と文句を言ったくせに、どうなっているんだ。
 購入した人工芝は1m×10m。本来なら5m×14mのドッグランになるはずだが、芝を5枚並べていくとなぜか端が杭からはみ出る。
「台形じゃん・・・」
 測量の時に私は芝の上からネットの下をU字ピンで留めて塞ぐことを主張したが、夫は芝の下に入れ込んで留めることを主張。どうして入れたいのかわからん!と思ったが、妙にこだわりのあるタイプなので、引き下がったが、言われるままにU字を留めていって気が付いた。杭より芝が出っ張っているところは、どうするんだ?
「ねー、このはみ出たところ、切るの?」
「切らない。芝が張ってあるとやっぱりきれいだし」
「そうするとネットは下に入れ込めないよ。杭からネットが離れちゃう。上から留めるしかないよ」
「じゃあそうして」
 最初から私の主張した通りじゃんしかもあれだけまっすぐにこだわっていたくせに、台形に杭打っちゃうし!・・・しかし、引っ越してきて家の中でいろいろDIYするときに、気が付いてはいたのだ。この人、不器用だわ・・・
 こうしたい、という考えはあるものの、実際の作業やその結果についてはあまり想像できないし、作業自体も下手だ・・・。私がねじを打とうとすると「女の子は力仕事はしなくていいよ」とやってくれるのだが、斜めに打ったり、「最終的にこうしたい」と話しておいても、打つべき場所を指定しないとずれた位置に打とうとするのだ。人工衛星の部品を設計するような技術者が、なんでこうなんだ?「だって、コンピューターに打ち込むとその通りに作ってくれるから、オレが削るわけじゃない」。デスヨネ~
 やってくれと言うと面倒がらずにやってくれるし、力仕事を率先してやってくれるのもとてもありがたいのだが、大抵私の計画とはずれた感じにしてくれるんだよな~
 今、ドッグランの入口をどうするかで、意見の相違をみている・・・。「うん、ポニョの考えもわかるよ」とは言っているが、彼なりの「こうしたい」は別にあるようで、私の意見が通るかどうかは微妙だ・・・。
 それにつけても、鎖骨の横の筋肉が痛い。何十本もU字ピンを金づちで打ちまくったせいだろう夫は畑を耕して手のひらのマメを潰していた。ガーデナーへの道は遠い・・・