鞄の中でいちばん場所を取っているのは財布だ・・・。
二つ折りでフックで留めるのだが、これが留まらない・・・。丸々太りすぎなのだ。しかしお金が多くて留まらないわけではない。現金が1円も入っていなくても留まらないのだ。
原因はクレジットカードとポイントカード。ポイントカードなどは日頃使う店のしか入れていないので(ポイントカード入れはまた別にある・・・)、クレジットカードが多すぎるのだ!
キャッシュカードとETCカードを除いても7枚・・・多すぎるっちゅーの。最初にカードを作ってから10年くらいは1枚しか持っていなかったが、その後、ショップ独自のカード(その店の買物でポイントがつき、さらにクレジットカードとして利用すればまたポイントがつき・・・というやつ)が増え始めて、あれよあれよと一気に増えた。迷惑な・・・。誰か1枚のカードで複数ショップの特典が追加できるICカードシステムを開発して、新しいビジネスモデルとして売り出してくれないかな?SUICAが近い感じがするけど、あれも鉄道関係だけが相互利用していて、結局提携ショップの方は「J○L+SUICA」とか「イ○ン+SUICA」だもんね。それじゃまたカードが増えていくだけで意味ねぇよ・・・。
まあ、それだけクレジットカードが増えた理由は、お店のポイントカードが否応なくクレジット機能付きに切り替えられていったことと、ほとんどのカードの会費がただになったためで、私もカードに会費なんて払うのは馬鹿馬鹿しいと思っている。が、しかし、ひとつだけしぶしぶ払って会員になっているのがある。それはJR東海のEXPRESSカード。今どき無料が普通なのに、年会費1050円・・・。高いよ!ホント、多少安く新幹線が予約できたところで、普通の人は割りに合わない。なのになんで持っているかというと、・・・あれですな、イベント・・・つまり同人誌即売会へ行くからですな!///
・・・フツーの人は、旅行が趣味の人とかサラリーマンで出張が多いとかでもなけりゃ年に何回も新幹線に乗らないから、駅か旅行会社で購入すれば十分。これをメインカードとしてクレジット機能を活用するならいざ知らず、私の場合は公共料金とか落としているメインカードが別にあるので、新幹線代だけだとちっともポイントは貯まらない。唯一独自機能のグリーンプログラムというのがある。これは新幹線の利用距離に応じたポイントを、グリーン車へのランクアップに利用できるというものだが、条件が厳しく、年に3~5回のイベント、会社の出張がせいぜい2回程度じゃあ、ひかりかこだま乗車で(のぞみだとポイントがたくさん必要・・・)、かつ1人分が限度。せめて2年分貯めさせてくれれば、ぎりぎり2人分くらいのポイントが貯まってイベント帰りに使えるのに!せこすぎるわ、JR東海!・・・しょーがないからこの間、期限が切れる前に研修の帰りに使ったわ・・・。ひとりでグリーン車乗ってもなあ・・・おっさんが隣りでビールなんか飲んでたら台無しだっちゅーの・・・。私も負けじと弁当食べてたけど!
このカードにSUICA機能がつけばいいのに、JR東海はやる気なさそうだ。TOICA(SUICAのJR東海版。しかし他鉄道との提携がないため使い勝手悪し。クレジット機能もない。従ってショップ提携がないのでポイントを貯める技も使えず)出しただけで事足れりとしてんじゃないっつーの。新幹線で東京へ行き、首都圏を移動するにはTOICAじゃなくて結局SUICAがいるじゃん!(TOICAはJRとりんかい線と東京モノレールくらいしか使えん。地下鉄が使えないのだ!)というわけで、自動チャージ機能のある「ビッ○カメラ+SUICA」に加入しようかどうか思案中・・・。しかしこれ以上カードが増えるとなー・・・と思ったら、いま持っているビッ○ポイントカードを返せるから、財布の中の枚数は変わらないか。ううう、夏までに決めよう・・・。(夏のイベント前までにな!)
はっ、結局カード枚数を減らす手立てがないまま終わるのか?!頼む、アイデア料くれとは言わない(←おい)、提携ショップ特典追加機能付きICカードは今の技術ならすぐ作れるはずだから、流通・販売・金融・運輸業界で手を結んで作ってくれ~~!!
ここのところ私の仕事はN市役所一色だ・・・。
合わなかった4月の保険料、結局私が原因を発見した。もともとの給与控除データが間違っていたのだ。データを作った張本人がわからないのに私が見つけたので、椅子の上でふんぞり返って「私ってば天才だなー!」と叫んだら、隣の席でGちゃんが吹き出した・・・。そこでその後始末を本社のTさんに依頼し、一件落着。
次に、現在N市では医療保険の募集時期だが、募集中にかかってくる問い合わせはまだいい・・・。申込み〆切日は23日だった。なのにその後も「今パンフレットを見ているんですけど」「申込書がないんですけど」という電話がかかってくる。てめーら、〆切はとっくにすぎてるっつーの「申込書をどう書いたか忘れた。見てみて」「・・・申込書は複写になっていて、2枚目は本人控えになっておりますので、控えを見てください」「それがないんだよね」・・・何のために金が2倍かかるっつーのに控えをつけてると思ってるんだ「あいにくまだこちらに申込書が届いておりませんのでお調べ致しかねます」〆切直後のため、まだ申込書が数枚しか届いていなかったのだ。「そっちでわかんないの?」「ですから、届いていないものはわかりません」「あ、そう。じゃあいいわ」・・・今同じことを訊かれたら、逆に「現在数千枚の申込書が届いておりまして、その中から探し出すことは致しかねます。すべて処理後であればわかりますが、その時点では申込みの取り消しのみ可能で、変更は致しかねます」だな・・・。現在私の手元には不要パンフレットや申込みのない申込書、ある申込書がごちゃごちゃの状態でダンボールで運び込まれている。それをバイトさんが仕分けし、記入洩れや何がしたいのかわからん(記入例とか説明を全く読まずに好き勝手に書いてくるんだよ・・・)申込書は私がチェックし、本人の職場に電話してどうしたいのかを聞く・・・という作業の真っ最中だ。しかし消防署や学校や病院やごみ処理場勤務の人なんかつかまりゃしない。ので、時間を変え、或いは翌日、翌々日と何度も繰り返し電話して日が暮れる・・・。たった1枚の申込書を探し出す時間なんかない。不備申込書だけでも3桁も出てくるというのに、4桁の枚数の申込書を実質4日ですべて完備してコンピュータ会社に持ち込まねばならないという、綱渡りの仕事なのだ。毎年何人かどうにも掴まらなくて入力できず、私がその処理に苦労する破目に・・・。「申込書出したけど、やっぱり変えたいんだけど」なんて電話がかかって来た日にゃー、絞め殺したくなるこんなときヒバリ様なら迷わず咬み殺してるのになあ!ああ・・・。
そして同時に、定期医療保険に入っている個人客に、終身医療保険に変更しないかというダイレクトメールを送っているのだが、その申込書の返送期日が今月末。私はN市役所退職者分の処理を担当しているが、連日その処理でも10通届くうち8通が不備という酷さで、気が狂いそうになっている。不備申込書はみんなゴミ箱にぶち込みたい・・・
さて話は全く変わって。
今シーズン、私がいちばん熱心に見ているテレビ番組は、「携帯捜査官7」だ。(もちろん「リボーン」除く)「携帯を投げるなーっ」が口癖(?)のセブンがプリチーそもそも私はソフ○バンクが好きではない。会長がうさんくさいからだ(笑)しかしセブン愛しさのあまり、セブン型の携帯が欲しいと一瞬思ってしまったほどだ・・・(爆)仕方ないのでバン○イのおもちゃのセブンでも買うか・・・。
しかし7時というゴールデンタイムに放送されているのに、先日の研修の懇親会席上でこの番組がおもしろいという話をしたら、だれも知らなかった・・・。え?もしかしてマイナーな(ひでぇ・・・)テレビ東京系だから?かっこいい俳優やアイドルが誰も出ていないから?(超失礼)そもそも設定や話がオタク向けだから?(やっぱり?!)
・・・やはり、これがおもしろいと思うこと自体がオタクの証拠なのだろうか・・・。いわゆる昔の特撮ものとか少年少女向けドラマの血を感じるもんなあ。ロボコンとか少年探偵団とかさー。
そういえば、セブンのキャラに「ナイトライダー」のキットや、「宇宙家族ロビンソン」に出てくるドクター・スミス(いつも悪巧みばかりしているが、うまくいったためしがない・・・)と漫才コンビを組んでいた(組んでません)ロボット、フライデーとかを思い出すのは、私だけ・・・?(年寄りにしか通じないっつーの)
これの前の記事が気が狂っていたので、今回は今週あった些細な日常などをうだうだ書いてみよう・・・。
まずはお仕事。月曜は先週研修でいなかった分の仕事を片付け、火曜はクレームにはまりブチ切れ、水曜は、時間のあるうちにN市役所の今月の保険料を合わせておこうと思い立った。
N市といえば、先月の保険料は結局合わず、スパコミに旅立つため本社のTさんに「金額が合いません」と投げ出して逃げたままだ・・・。そういえばその後Tさんからは何の連絡もないが、私の計算が間違っていて、データぶち込んだら合ったのかな~?とオンラインで確認した。
・・・合ってねぇじゃん。しかも、私の計算ともN市の入金額とも違う。慌てて電話をする。「Tさん、N市って保険料どうなったの?画面見ると合ってないみたいだけど?」「え?どれです?」「○○と××」「あれ?○○はともかく、××は合ったような気がしたんですけど」(どこがーっ!?つーか、○○が合ってないと思ってたなら、なぜそう言ってこない?!)「合ってませんよ」「じゃあ、ちょっと見て、明日の朝連絡します」
Tさんのことは好きだ。他の人だと「じゃあ事務依頼書出してください」「そんなイレギュラーなことやれません」と冷たくあしらわれることでも、「いいですよ」とサクッとやってくれるし、私と同じで割とアバウトで、細かいことは気にしない。・・・ので、時々ポカするので、気になることは「これ入れた?これやった?これどうなってる?」と訊かねばならない。今回は自分も投げたくらいなので、あまり結果を聞きたくなく、「言ってこないということは、金額合ったということ・・・だよね・・・」と今までずるずると訊かずにいたのだ・・・。
・・・以来、木曜、金曜、とTさんからの連絡はない・・・。ないということは全くわからないのだろう・・・。あああ、頼むよTさん!!・・・今私は、自分よりアバウトな人と組む恐ろしさを、存分に味わっている・・・。
今週は日曜にご飯を炊いたら米がなくなったので、水曜からずっと米を食べていなかった。しかし私は週末に1週間分を買出しすることにしているし、平常値段で買うのも業腹なので、近所のスーパーで1割引になる土曜まで待つことにした。ところが車で15分のところにある業務用スーパーのチラシに、無洗米10キロ2980円の特売が載っていたので、今日買いに行ってきた。
余談だが、私は安売りのときにストックとして大量に買い込む癖がある。うちに遊びに来た一人暮らし経験のある人はみな、冷蔵庫の中や戸棚の中の保存食料の量を見て、「一人暮らしとは思えん」と驚く。・・・1か月は引きこもり生活ができます・・・。
そこのスーパーは業務用なので、なにもかもが大量だった。お弁当用ウィンナーも顆粒コンソメも冷凍の鳥の唐揚げも、何もかもキロ単位だ・・・。ふりかけはさすがに500gだったが。しかしなんだかあれもこれも欲しくなる。2?のラクトアイスがほしかったが(←もちろん1人で食べ尽くすつもりだ)、冷凍庫はもう一杯だ。泣く泣く冷凍粒コーン1キロと、むき枝豆1キロ(・・・)を購入した。
私は枝豆が大好きだ。ざるいっぱい枝豆を茹でても一度に食べつくしてしまう。そして今日の私は白いご飯への飢えが極限に達していた。(お昼にコンビニでおにぎりでも買えばいいものを、行くとなぜか焼きそばだのパスタだのパンだのを購入してしまうのだ・・・)
「なんだか久しぶりに豆ご飯が食べたくなったな・・・」
実を言うと私はあまりグリンピースが好きではない。子どもではないので普通に食べるが、豆ご飯以外ではあえて食べたいとは思わない。(豆ご飯だって、2杯食べたらもういい、という気分になる・・・)しかしこの冷凍むき枝豆を見たときに、「グリンピースの代わりに、これで作ったらどうだ?」と閃いたのだ。(腹が空いているときは、ろくなことを思いつかない・・・)
あの塩気の効いた枝豆の味と、炊き立ての白いご飯のもっちりした感触とが、絶妙のハーモニーに違いない・・・と、私は帰宅するとさっそく凍ったままの枝豆を適当に入れて、ご飯を炊いた。
できあがってほかほかと湯気を立てるご飯と上に乗っかった枝豆をよく混ぜ、食す。
「・・・ん?」
私は固まった。
「枝豆のはずなのに、グリンピースの味が・・・!なぜだ・・・!!」
なぜなのかはわからないが、豆ご飯にした枝豆は、限りなくグリンピース味・・・。
「・・・しょせん、豆は豆ということなのか・・・?」
私は茫然と呟く。
「この裏切られた感・・・。ユダ級だよ・・・(※)」
※注:『聖☆おにいさん』その8「秋の聖祭」参照のこと。そういえば幸田行きつけの本屋でこの本が2ヶ所に平積みされていて、売れているからなのか売れていないので在庫を捌くため本屋が目に付くよう置いたのか、しばし悩んだ・・・。
23日は『おおきく振りかぶって』10巻の発売日。『シルバーダイヤモンド』の新刊とともに購入し、本屋のビニール袋ごと万年こたつの上に置いて風呂に入った。出てくると、本がなぜか床に。・・・しまった。ビニール大好きのチビにゃんこかっ!!・・・ビニール袋は噛み千切られて穴が幾つも開いた状態に。本は?!本は無事なのか?!
『おお振り』は無傷。しかし・・・あああ、『シルバー』の表紙には爪あとが3ヶ所。苦っ・・・以前だったら「このクソ馬鹿猫がーっ!」とどつくところだが、このやんちゃ猫たちと暮らし始めて早2年5ヶ月・・・。「この猫には何を言っても無駄・・・あきらめが肝心」ということを悟りましたよ・・・。(あきらめたので、猫をしつける代わりにリフォームをした、と)なので、破れていないだけまし、と黙って読みましたよ・・・。
さて、『おお振り』だが・・・うおぉ!田島、旦那(花井)の操縦上手すぎ!これまでの花井の心の動きを読んだよーな言動!LOVEい!超ハナタジ~~!!オフィシャルハナタジばんざーい!!
早くこの巻をnaoちゃんに読ませたいぜ!そしてnaoちゃんの感想落書きが見たいよ!会社に持っていくから待っててnaoちゃん!!(私信)
【注意】 以下の感想は、腐女子による腐女子のためのものです。一般の方には理解しにくく、誤解をまねく表現が多々使われており、また、内容も著しく偏っていますので、事実と一致するとは限りません。その点ご留意の上、寛大な方のみお読みください。
トゥーランドットお気に入りの宦官ミン(早乙女太一)は、カラフに一目惚れした姫に、投獄されているカラフを逃がすよう命令される。そこでカラフの侍女リュー(安倍なつみ)に協力し、カラフを逃がして城内に隠れているよう地図を渡す。ところがそのために彼は、拷問にかけられてしまうわけだ!(キャゴーモンですよー!ムチでビシバシですよーっ!!)
そこでいきなり驚愕の事実(と、勝手に幸田は確信した)が判明。人払いをしたワンは、ミンの両手首を吊り上げている縄を緩め、膝をついて喘ぐ(すみません、すでに妄想スイッチが入っているため、描写が実際以上にいやらしくなっております)上半身裸のミンを背後から抱きしめ、胸に手を這わせる。(いや、這ってなかったかもしれないけど・・・胸は触ってたぞ!いったいどういう意図の演出だ、宮本亜門!!)以下、驚きのあまりセリフをあまり覚えていないため、話の流れ(流れは合ってるよ、流れは!)に沿って半分はセリフを捏造しております。
「ミン・・・カラフをどこに匿ったんだ。言え」
「私は何も・・・」
「何も?私が剣術の稽古をしたがっているなどとばかばかしい嘘をついて、見張りを遠ざけておいて?」
「・・・・・・」
「なぜ俺を裏切る?お前を助けてやったこの俺を?」
「・・・あなたは変わってしまった。売春宿で下働きとして働いていた私を(わざわざセリフに下働きと入れるところがあざとい・・・。逆にほんとは体売らされてたんじゃないのかー?と勘繰っちゃうよ!)救ってくださったことは感謝しています。宦官にされたことも、あそこにいることを思えばずっとましです。(下働きと宦官じゃ、どっちがましなんだ・・・。やっぱ××だったんじゃねーの?)けれど、あなたはもうあの頃のあなたではない」
「何を言っている。俺はお前をかわいがってやったではないか」(ええーっ!!)
「ええ、・・・愛玩動物として」
「愛玩動物」というセリフはちゃんとありました。愛玩・・・「小さい動物などをかわいがって遊ぶこと」。かわいがる・・・「かわいいと思って大事に扱う。(俗)いじめる」。以上、三省堂国語辞典より。つまり、いじめて遊ぶ!な・・・なんていやらしい・・・!!(←曲解しすぎ)
この間、ワン将軍は背後からミンを抱き寄せたまま、下半身密着状態。ええーい、このままバックから犯っておしまい!と心の中で叫ぶ腐ったワタクシ・・・。
むっとしたワンは兵を呼び、再びムチ打ちを命じるのであった。
幸田、この間あほのように口を開けたまま、舞台に釘付け。な・・・何だったんだ、これまでの舞台のトーンからはぷかぷか浮いた、思わせぶりなセリフやエロい演出は・・・?!早乙女君の声がまた何ともいえずエロいんだ!・・・いやーっ、この子何なのーっっ姫の前で胡弓に合わせて踊っているときも、仕草とか身体の線とか、妙にエロティックでさー!!
もうこの先、この二人はできているという目でしか見られない・・・。
反乱を起こしたワンが姫に剣を向けようとするのをミンは止めようとして、ワンと姫との間に立ちふさがる。以下、( )内は幸田の妄想フィルターによる勝手な解説。
「どけ、ミン!」
「おやめください!そんなことをしてはなりません!」
(愛する姫を殺せば苦しむのはワン自身だとわかった上でのミンの行動。だが、姫の命令に従ってカザフを逃し、居所を言おうとしなかったミンの心はワンではなく、姫の方にあると疑っていたワンには、この行動は姫を助けるためとしか映らず、完全に裏切られたと思い込んだワンは、愛しさ余って憎さ百倍)
「うるさい!そこをどけ!」
「お願いです、どうかおやめください・・・!」
他の兵なども入り乱れるうちに、姫を逃そうとしたミンの腹をワンの剣が貫く。深々と貫いたまま、動きを止めるワンの胸にミンの体が倒れこみ、ワンは片腕で抱きとめる。ワンの背にしがみつくミン。(このときの手の動きがまた「やっぱできてる・・・!」と思わせるんだよなーッ)
「・・・ワン将軍・・・どうか・・・」
「・・・ミン・・・」
がくりと崩れるように力を失ったミンを、茫然と、しかしそっと横たえるワン。だがそこは斬り合いの最中。カラフの剣が迫り、身を翻して再び戦いの中に身を投じる。
・・・わたしゃ、ここでミンは儚く散ったと思ったね。ところが実はまだミンは生きていて、リューが彼をかついで助け出し、森の中に一旦身を隠す。はっきり言って、この先のリューとミンのエピソードとか、結局戦いに巻き込まれてワンの手じゃなくて他の兵たちにミンが殺されるなんて展開は全く無意味。不要だっつーの!リューはカラフ一筋で、その一途さにミンがちょっと(ちょっっとだけだってば!)リューに惹かれるなんて話はいらんっちゅーの。ミンはワンへの愛に、リューはカラフへの愛に殉じさせておけよ!!全くこの脚本、なっちゃいねぇ・・・。
はーっ・・・・・・私だったらこの物語、ワン将軍を中心に組み立てるね。ワンの愛と野望それ故の悲劇の話にするなー。その方が断然萌えねぇ?もちろんワンとミンはできてるさっ。つーか、ミンはワンの野心も姫への恋も知っていて、それでもワンを愛し、ワンはミンを自分の野望の道具、単なる欲望の処理相手としか見ていないつもりで、自分の中の彼への愛から目をそむけ続け、ミンを失って初めてそれに気づき、絶望するわけよ。劇ではワンは追いつめられて自害するんだけど、ただ追いつめられただけでなく、この国を手に入れたところでミンを失った今となっては虚しいだけだと気づき、死を求めて戦い続け、カラフに殺されるっつー方のが良いね!やっぱ最期のセリフは「・・・ミン・・・」の一言にしたいですな。カラフにはその声は聞こえず、彼も姫もワンとミンの悲しい愛に気づくことなく、幸福な恋人達は祝福の声に包まれる・・・うわっ悲劇!!たまらん!
・・・というわけで、まだチケットあるようなので、興味ある方は是非、腐女子フィルターを最初から装着の上!脳内裏ストーリーでワンとミンの悲恋を観に行ってください!拷問シーンのミンとワンのエロエロオーラは一見の価値ありです!
演目は「トゥーランドット」。と言ってもプッチーニのオペラではない。宣伝チラシによると「音楽祝祭劇」・・・要するにミュージカルだ。演出・宮本亜門、音楽・久石譲、衣装・ワダエミという話題作だ。
いやー、トゥーランドットの衣装、空色に銀糸の刺繍で、これが遠目でも綺麗だったわーとか、安倍なつみが声がよく出ていて歌がうまくて、キャスト見るまで彼女だと気づかなかったとか、主人公(?でいいよね?トゥーランドットと結ばれる王子)「カラフ」の名前が最初「カラス」にしか聞こえなくて、「妙なネーミング・・・」と思っていたとか(安倍なつみといい、少しは予備知識入れてから観たらどうだ・・・)、トゥーランドット役のアーメイが1回かんじゃったとか!
なんつってもワダエミの衣装が良くって、町の人々が最後のお祭り騒ぎのときに着ていた衣装なんか、コ○ケで着たいくらい。(他に着て行けそうな場所が思いつかなかった・・・)音楽は・・・まあ良かった・・・のかな?久石さんにしてはなんか印象薄いのはなぜ?全然覚えているフレーズとかメロディーとか、ない・・・。(途中で妄想状態に入り込んだせいかもしれん・・・それは後で)曲がそれぞれまんべんなく使われていたせいかな?例えば「オペラ座の怪人」なんかだと、メインテーマの「チャラチャチャーンチャチャーン」ってメロディーが、1回観れば劇場を出てからも頭の中でぐるんぐるん回るくらいしつこく、あちこちでアレンジされて使われてるもんね。
道化的存在の物売りを演じていた北村有起哉、そう派手なアクションはないけど、あのおっかない舞台(ほとんどが急な階段)の上で、いい動きしてました。カラフ役の岸谷五朗さんは・・・チャンバラ苦手なのかな?それとも後半になってへばったのか(笑)。ワン将軍役の中村獅童はチャンバラけっこういいね。しかし鎧の衣装のせいか、階段を飛び降りたり駆け上がったりは体が重そうだった・・・。
まあそういった瑣末な感想は置いといて、1つだけ、大きな不満がある。つーか、他の人々はどうだかわからないが、私は「ちょっと、そりゃあんまりだろ」ということがあった。
それは、脚本。途中まではいいんだ、途中までは・・・。ただ、カラフがトゥーランドット(以下、面倒なので姫、で済ませます。本当は女帝だけど)と結ばれそうになったのでワン将軍がキレてからの展開が、私にはあり得ない。だっていきなり姫を帝位から追放しようと反乱を起こすのはともかく、今まで姫への秘めた愛でもって仕えてきた一途な男のはずなのに、「大勢の求婚者たちを虐殺してきた冷酷な女」だの「この売女」だの呼ばわり。おいおい、姫に求婚してきた男たちを、嬉々としてとは言わないが、誰も「三つの謎」を解くことができないことにほっとしながら処刑してきたのはお前だろーが。しかもカラフは謎に正解したのに、間違えたと偽って処刑しようとしたのもお前じゃん。姫は先帝の遺言に従っていただけで、好きで求婚者たちを殺していたわけじゃないのは、態度見れば明らかじゃん?耐える男、たとえ卑怯と言われようと姫が他の男と結婚するのを阻止しようとした純愛男かと思っていたら、ただの逆ギレ、ストーカー男に成り下がっちゃったじゃん!
せめて「他の男にとられるくらいなら、俺がこの手で殺す!」という動機だというなら、あの罵りや、姫の愛ではなく国が欲しかっただけみたいなてのひら返した態度はあかんだろう・・・。全然こっちに伝わってこないもん。それが1つ目。
2つ目は、反乱のせいで荒廃した国を前に、姫が「共にこの国を再建しよう」と求めたのに、カラフは「あなたとの絆は決して壊れはしない」などと言っておきながら、「しかし、オレのせいでこの国は荒れ果ててしまった。犠牲が多すぎた。オレはこの国にはいられない。(では共に行く、という姫に)あなたにはやらねばならないことがある」つって、姫を置いて去る・・・と言えば聞こえはいいけど、要するにこのいちばん大事なとき、いちばん大変なときに責任果たさずトンズラするんだぜー!?
・・・わかんない・・・この脚本はいったい何が描きたいの?姫とカラフとの愛だと思ってたけど、この男はダメじゃん。んじゃ、男たち(ワンやカラフ)に振り回されず、帝王として自立し、国を再建するトゥーランドットの強さなのかしらん・・・と思っていたら、5年後、立派に国を再建し、帝政を廃して主権を国民に委譲すると宣言した姫の前に、いけしゃーしゃーとカラフが帰ってきたので、顎がはずれたちゅーの!いっそ「私はやるべきことを果たし、帝王ではなくひとりの女に戻ることができた。もう身分など意味がない。だから私は、この5年間、ずっと私を支え、力となってくれた○○(北村演じる物売り。カラフが去った後、姫の側に仕え、側近として活躍していたものと思われる。出世したのー。しかし役名が「物売り」で名前がない)との愛に生きようと思う」くらい言って、カラフを振ってほしかったぜ!!(無理だけど!)
もー、ほんとにこの脚本でよかったんですか、宮本さん!と襟首摑んで揺さぶりたいくらいですよ・・・。あまりにもあっけにとられていたので、どーして周りの観客がスタンディングオベーションするのか理解できませんでしたよ・・・。ねえ、みんな、この展開で納得してるの?感動したの?演技やアクションや歌や舞台装置や衣装は良かったよ。だけど、私はこの展開のおかげで他のすべてのすばらしさをぶち壊された気分だ・・・。そう感じてるのは日本中で私だけなんですか・・・。
まあ、私はお芝居とか劇とか、それなりに観に行く方だけど、別にそれが趣味だとか、好きで好きでたまらんってわけでもないので、もっとちゃんとした批評や感想はそういう方たちがやってくれるだろうから、普通の感想はこれで終わり。本来書きたかったこと(妄想と萌え)は、次の腐女子編で
たとえば「あーあ、定期券忘れて余分に金かかってなんてこった」と普通は思って終了するんだろうなあ、という場面。私の場合は「なんてこった。定期券を忘れてしまった。今回は新幹線に乗って研修センターに行くので、その帰りに劇を観に行き地下鉄に乗ることなど、頭からすっかり消えていたのだ。劇のチケットは忘れないようにと、1週間も前から毎日自分に言い聞かせていたとゆーのに。なんてこった。往復400円払わねばならない。あほすぎる・・・。(改行、1マス下げ)などとわずか(いや、私にとってはわずかじゃないんだが)400円のためにこんなくよくよといつまでも悔やんでいる自分がケチくさ過ぎていやだ・・・(爆弾マーク)」という調子である。
なので、思考がやたら長い・・・。この場合だと、駅について切符を買って、地下鉄に乗り込むあたりまで考え続けているだろう。
それと、心の中で何か考えるとき、ふつー自分の人称は何なんですかね・・・。
私の場合は「オレ様」か、でなければ「自分」ですかね。「私」を使っていることはほとんどない。まあ、ブログ調のときは「幸田」の場合もあるけど。そうやって脳内ブログに書き込みしている内容は、もちろんほとんどこの実際のブログに書き込むことはないたわいもない日常だけど、書き込むような出来事があった場合は「オレ様」を「私」、せめて「自分」に直しております。しかし「オレ様」って・・・お前はいったい何様だ?!と突っ込みたいですな。つーか、突っ込まれても仕方がない・・・。だけど私はナチュラルに「オレ様」人称になってたんだもーん。別に「何様」なつもりはない。
前置きが長くなってしまった。本題はここから。
おとといから会社の研修センターに1泊して研修だった。それはいいんだが、その1日目にしてミス4連発して、ものすごいヘコんだ・・・。
1つめ。生ゴミ袋を持っていつもより30分遅く家を出たら、ゴミ収集車はもう行ってしまったあとだった。しかしそのゴミを家に持ち帰っている時間はなく、胸を痛ませながら置いて駅へ。収集早いよ、T市・・・。
2つめ。最寄駅に着いて思い出した。翌日名古屋に戻ってきて直行するつもりの劇場は、会社のそば。地下鉄定期券が使えるのに、家に置いてきた。家から名古屋までのM鉄道のことしか頭になかった・・・。普通に乗るときの交通費400円は惜しくないが、ただで乗れるはずのものに払うのはめちゃくちゃ悔しい。どーして思いつかなかったのか、と自分に腹が立つ。
3つめ。研修センターに着いて思い出した。研修の案内メールには、「コンプライアンス・マニュアル持参のこと」と書いてあったのに、前日持ち帰るのを忘れた。やばい人数がたくさんいれば目立たないだろうが、今回14人しかいない。バレバレだ。
4つめ。以上の3つでいい加減落ち込んでいたところで、ふと携帯を取り出して見たら、JRから2つメールが。私は新幹線のチケットはネットで予約するので、乗車時間が近づくと「早く受け取ってください」というメールが入るのだが、2回って変だな、と見ると・・・。あれ?なんで今日の日付で違う座席番号・・・?・・・って、オイ!二重予約してるよ!!オレ様、ボケてた?!確かにあのとき、貯まったポイント使おうとして、何度か変更かけたけど、変更のつもりで新規予約してた?!しかも運の悪いことに、自分で発券させれば2つ表示されるから気づいて取り消しかけられただろうに、今回に限って乗車券を往復買おうとして窓口に行き、ついでに特急券も窓口で発券してもらったのだ。おい、JR窓口!私が乗車券1人分しか買わず、特急券も発行してくれと頼んだとき、なんで「特急券2人分予約されてますけど、もう1枚は発券しなくていいですか?」と訊かなかったんだ!?おかしいだろ?全く同じ列車でしかもあと10分で出発なのに、1枚しか発行しないなんて!?・・・くそー、ムカつく(と、自分のミスは棚に上げる。そもそも携帯のメールや着信をろくにチェックしない私が悪いんだろうけどさ!それにしたってさー!)3250円もJRに余分に払ってしまった。落ち込む・・・。
ところで、先日私は宝くじを窓口でチェックしてもらったのだが、購入し始めて10年以上、初めて末等以外が当たった。と言っても1万円。「10年以上買い続けても末等以外当たらないなんて運の悪いやつも、そうそういないよな・・・」と呟く。また今後10年間、末等のみの予感。なぜなら、どんな占い本を読んでも、占い師に見てもらっても、金運に関してはみな同じことが告げられるからだ。「一生お金に困ることはありません。ただし貧乏に苦しむことがないというだけで、大金が入ってくることもありません。」真っ当に働いた以外の収入はないと思え、ということか・・・。まあ貧乏にならないというだけでありがたいと思わなくてはな・・・と思いつつ、老後のために一縷の望みをかけて宝くじなど買うわけだが、今回のことで思い知ったよ。1万円当たったと思ったら、直後にこの損と地下鉄代400円(しつこい)の損。占い通りだね・・・(遠い目)。
と4つのミスで落ち込みつつ、よろよろと研修室に向かう。
最初の「現在の法人ラインの達成状況」のときには眠気でゆらゆらしていた私だが、次のコンプラ(法令遵守)研修で、法人営業ラインで起こった最近の営業店のミスの例で、またもや先日私がやらかしたミスに言及され、今日のミスですでに落ち込んでいるところにとどめを刺される。2週間前にも本部からやってきた部長によるコンプラ会議で、「こちらの部ではこういうことがありましたね・・・」と言われたんだよ!みんなの「幸田だ・・・」「幸田のミスだよな・・・」「あいつのせいでフォローにえらい目にあったぜ」という心の中の声が聞こえたよ・・・。誰も私を見もしないし、黙っているのがまた肩身が狭かったことだよ!・・・ううう、今後1年間はありとあらゆる場所、場面で、事例として引き合いにだされるかと思うとヘコむっつーの・・・。
それ以外は、研修は概ね楽しく有意義に終わりましたよ外部講師がリラックスさせるために合い間にクイズを出すんだけど、2回当てて、商品もらった。その会社(企業向けセミナーや研修の企画開催、講師派遣会社)の社長の色紙・・・一応いいことは書いてあるが・・・(人生遅すぎることはない。チャンスは無限、とか、そろそろ本気を出していこう、とか)、見ず知らずのおっさんの色紙よりは、いっそ相田み○おの色紙とかの方が、まだ飾る気になったかもしれない・・・(それでもまあ多分・・・いや絶対飾らないだろうけど!)
毎日毎日朝から「眠い」を連発し、午後2時~3時頃には仕事中なのに時々意識ない・・・2005年に新しく認められた病気、睡眠不足症候群って・・・そりゃー単なる睡眠不足とどう違うねん!と医者も思うだろーさ。朝から電車の中で爆睡している当の私だって、それって病気なのかよ、と思うもん。世の中には毎日5時間睡眠程度で平気な人がいるのに、それよりたくさん寝てるのに眠いなんて、自分が怠け者だと思われるような気がするし。
なにしろ自他共に認める几帳面(ほんとーに「他」は認めているのか・・・?)な私、たとえ土日でもにゃんこの朝メシと家事のために7時前には起床。(冬は7時過ぎだったけど、春になったせいか猫が起きるの早くってねぇ。5時半には私も起こされるんだけど、しつけのために6時半までは我慢――猫が、か、私が、かは怪しいところだ――するのさ)寝るときには10秒で落ち、起きるときは目覚ましより早く目が覚める、寝起きの良いタイプ、とみんなに思われている。
ここ数ヶ月(あれ?眠いんだよー!と愚痴り始めて1年くらい経っちゃいましたか?)慢性的な眠気に悩まされ始めてからは、平日は8時過ぎるとうたたねしちゃうことがしばしばあるので、これまで12時までには寝るのを目安にしていたけどこの頃は早めに11時、特に見たいテレビもしなくちゃいけないこともなければ10時半には寝るようにしている。だから世間の方々よりは眠っているはず。それでも眠いんだもんなー。
しかし、番組によると、必要な睡眠時間は個人差があって、それが不足すると寝だめがきかないので土日にたくさん寝ても無駄で、2週間はその必要睡眠時間をとる生活を続ける必要があるそうな・・・。
で、私の必要睡眠時間って何時間かなーと考えてみた。
そもそも学生時代までは、私は人より多く眠りたがる体質だった。10時に寝て7時起床。9時間睡眠だ。大学生になっても11時には寝ていた。(大学生は1限目を取らないというワザが使えるからのー。朝は遅い・・・)土曜から日曜にかけては(私の頃は学校は週6日だったのだ!)12時に寝て9時か10時起床。・・・9または10時間か。すると、9時間睡眠が適正なのかしらん。
平日はどうしても6時半には起きなきゃいけないから、逆算すると・・・9時半?!小学生か・・・それを2週間続けるって・・・平日なーんもできなくなっちゃうじゃん。とんでもないな。
ああ、学生の頃は時間がいっぱいあったなあ!!(ため息)
結論。
仕事中に意識もうろうとして、頭がゆらゆら揺れていても、研修や会議中に聞いてなくても、「睡眠不足症候群だからしょーがない」と許してくれないものだろうか・・・無理か・・・
会社の後輩naoちゃんが、金曜の朝に「日曜暇ですか」と聞いてくるので何かと思えば、大阪のコミックシティに申し込んでいるが、売り子がいないのだという。「頼んでたんじゃないの?」(まあ、今まで頼んで来なかったんだからそうだろう・・・)と訊くと、ドタキャンされたという。1人は仕事が急に入ったからというのはしょーがないとして、もう1人の理由「東京のスパコミに行ったから」というのは、人としてどうなの・・・。
「もう欠席しようかなー」と言うので、せっかくスペース取ったのにそれはいかんだろ、それに東京で買うもの買ったから、まったりスペースにいられるし、と売り子に行くことにした。
開場後買物に出て行ったnaoちゃんは、すぐに戻ってきた。「カカイルサークル少ないから、もう終わりました」・・・あまりにすぐ過ぎて、私は売り子として仕事をすることもなく、自分の買物に行く番となった。
ううむ、東京では死ぬほど並んでいたため並ぶ気にもならなかったサークルが、待ち時間ゼロで買えたぜ。東京ではあった在庫が1種完売していたが、新刊は買えたし。ああ、初めて読んだサークルさんだが、やっぱ並ぶだけあるぜ!いいわーディノヒバ!今度から買いたいけど、あの行列だと無理だな・・・。
「買うもの買った」などとほざいていた割には結局2万くらい使ってしまった。いかんいかん。
スペースに戻ると、2人いても当然naoちゃんがお客さんと応対することになる。私は買った本を読み、耐え切れず爆笑してお客さんを怯えさせること2回・・・。売り子に来たはずなのに全然働いてない・・・それどころか営業妨害?すまん・・・
帰りは近鉄特急で名古屋に戻った。「眠い」というnaoちゃんに、終点だから寝てもいいよ、と言ったが、結局2時間オタ話をメインにしゃべり続けてしまった。naoちゃんとはほとんど萌え対象が重ならないので、もっぱらお互いの趣味が理解できん!という責め合い(いや、もっぱら責められてるのは私だ・・・「真面目な顔で『サクラクラ病』とか『10年バズーカ』とか言われた日には、この人頭どうかしてんじゃないのってドン引きしましたよ」って言われてもさあ!原作の設定がそうなってるんだからしょ-がないじゃん!私が考えた話じゃないんだから、責められても・・・!)だったけど。
というわけで、今月は2度目のイベントに予定外に行ってしまった。来月もリボーンオンリーのため大阪に行く予定。読み専は気楽でいいね・・・
南風原北ICを降りると、町の中なので車の量が多い。なんというか、右車線で交差点でもないのに突然右折する車がやたら多いのは、そもそも交差点というか信号が少ないせいなのか?いやいや、信号は結構多いよな。そして変わるのがやたら早い・・・。待たなくていいけど。
だんだん雲が多いせいか暗くなり始め、雨が降りそうな空模様だが、なんとか17時前に斎場御嶽(せーふぁーうたき)に到着した。滑り易い石の坂道を登っていくと、途中ですれ違ったお嬢さんはヒールのサンダルを履いていた・・・よく歩けるなあ、と感心。私など運動靴だったのに、下りのときちょっと濡れていたところでずるっと滑ったくらいなのに。まじで、雨の時は昇り降りできないと思うよ。
御嶽から国高島を眺めつつ、「あー、奥神島※のモデルはあそこなんだよなー」とまたも煩悩。聖地なのに、申し訳ない・・・。
※吉田秋生「YASHA」で主人公の静が幼い頃育った島。
那覇市内はちょうど帰宅ラッシュで渋滞していた。カーナビが「○キロ先、渋滞です」と言うが、今ここが渋滞なんじゃあ!何が基準なのか・・・。
最後の宿泊先は港に面したロワジールホテル那覇。やたら学生が多いので修学旅行かと思えば、今日は学校の合同説明会が開かれているのだという。4月下旬に説明会?来年の受験のか?早いな・・・。それとも違うのだろうか??制服の学生だったのは2×年前のことなので、よくわからん・・・。
部屋の中は普通のホテルなのだが、あの非常識なほど広い部屋に泊まっていたせいで、やたら狭く感じてしまった贅沢はいかんのー。
夕食兼買物のため、私たちは歩いて国際通りへ向かった。雨が降りそうなもちそうな、微妙な感じ。ホテルから国際通りまでは結構距離があるが、タクシーに乗るほどでもない、これまた微妙な距離。暗くなってしまったので道に迷い(私は方向音痴だし、橘は地図が苦手だ)、ゆいレール沿いに行けば迷わないだろうとなんとかたどり着いた。ほどほどに人が歩いてます。オンシーズンはきっとぎゅうぎゅうだろうなー。行けども行けども土産物屋や観光客目当ての飲食店が並んでいる。「タコスが食いたい」とちょうど中間あたりのタコス屋さんに入った。しかし、出されたタコスの皮は揚げたタイプ。「ち、違う!私の食べたいタコスは皮を焼いたタイプなのにー」だからといってタコスを求めて他の店を探すほどの根性はない私・・・。旅の前から「タコスが食いたい」と言い続けていた私だが、なぜかというと、社会人1年目、私は最初の会社を辞めて、その会社に勤めていたが同じく辞めて故郷の沖縄に帰った同僚を訪ねて、沖縄に来たのだ。その時彼女が連れて行ってくれたタコス屋で、初めてタコスを食べた私はそのおいしさに感激。以来、もう一度沖縄のタコスが食べたいと思い続けてきたのだ・・・。
別にタコスはどうでもいい橘につきあい、その後琉球料理屋に入って夕食を食べた。そしてうろうろと土産物屋を冷やかして(買えや・・・)ホテルに戻った。
翌日は飛行機が早いので、どこに行く暇もなくレンタカー屋に直行。・・・最初にもらったレンタカー屋の場所の地図を失くして、ETCで探して行こうとしたら、○○営業所というのを間違えて、最初違う営業店に行ってしまったというオチも
最後に空港の売店でJIMMY’Sのバナナケーキを購入。これ、好きなんだこれにて3泊2日半の沖縄旅行は終了。走行距離約350キロ、ガソリン28.2?。帰ってきた名古屋は暑かった・・・。そして、留守番をさせられたニャンコたちは、吐くわおしっこするわトイレ砂を撒き散らしているわで、帰宅した私は休む間もなく掃除に突入しなければならなかったのであった・・・。いつものことだけどね!(涙)
3日目。今日の朝ごはんは「多分朝粥があるよね」と中華レストランへ。・・・ふふふ、やはりあったぜ!お粥だ~!お粥と点心と卵焼きとソーセージと大根もち・・・かな?サラダは自分で好きなだけ取りに行く。デザートは4種類で、紅いものムースとマンゴープリンと杏仁豆腐とトマトとお酒のゼリー。もちろん橘と2種類ずつ取り、お互いのを一口ずつ味見。・・・胃に余裕のある人は全種類食べるのもよし。最初にサーブされる粥とは別に、梅粥が食べ放題なのだが、最初のお粥が量が多くて、食べられず。無念。諦めきれない橘がちょっとだけよそってきて一口食べさせてもらったが、うま~!
カヌチャベイホテルでは、朝食は中華がお勧め海が見えて眺めも抜群。お客も少なめで(ま、オンシーズンはここも一杯になっちゃうんだろーけど)優雅に食べられます。是非。
8時半過ぎにチェックアウトし、ドライブを楽しむため海の上の橋を渡りたい!と古宇利島を目指す。1時間ほどで到着。奥武島、屋我地島、古宇利島を結ぶ3つの橋を渡るが、メインは古宇利大橋。曇っているのが本当に残念!それでも海の色が美しい。海しか見えないのでスピード感まるでなく、ふと気づくと90キロ。高速道路じゃないんだからさ・・・
古宇利大橋のたもとは海水浴場になっているが、もちろんこの天気(曇っていて強風・・・寒!)では海水浴客はいない。売店とトイレ(紙は有料なので、水に溶けるティッシュを持っていると便利かもね)とシャワー施設がある。ここで阪○交通社の観光バスと一緒になり、それ目当てで閉まっていた売店がばたばたと品物を並べ始める。・・・ここで売っていた「ちんすこう」が、私たちが出あった最安値だと思う・・・。1袋に2個入りが50袋(しかもプレーン、紅いも、パイナップル、黒糖の4種類詰め合わせ)で1050円。一般的な空港や土産物屋で売っているのは、紙箱に詰められたやつで、12袋で630円だと思う。それと比較すると・・・激安だよな?スーパーで揚げ物入れる透明パックみたいなのに入っているけど、会社で配るときなんてどーせばらして机の上に置くんだろーから気にしない私はコンビニ袋に人数分だけ入れて会社に持っていきましたよ(爆)
同じ道を戻って、奥武島から58号線に戻るところにあるファミマで美ら海水族館の割引入場券を購入。あちこちのファミマで売っているので、水族館へは必ず買ってから行くべし!ついでにジャ○プを立ち読む。もちろん「リ○ーン!」を読むためだ。・・・おお、いつの間にか「ブ○ーチ」は過去編か。白哉おにーさまがかわいー!乱暴な口きいてやんちゃ坊主だー!びっくりだ!!
次に今帰仁城へ。城跡、というと登らずにはいられないのは、かつてミラージュツアー(※1)をしまくっていたなごりか・・・。空間の多い石積みの城壁の曲線は万里の長城のよう。なぜか養老天命反転地(※2)を思い出す・・・。まだ発掘中とかで、発掘現場には青いビニールシートがかかっていたり、おじさんたちがわらわらといたり。むしろそっちが見たい・・・。
(※1)コバルト文庫「炎のミラージュ」に関連する場所(戦国時代の城跡が多い)を訪ねる旅のこと。
(※2)岐阜県養老町にあるテーマパーク。
今帰仁村歴史文化センターの玄関ではニャンコがお出迎え。客と一緒に中に入って、受付カウンターに乗っかったり。職員さんも気にしていないようなので、ここで飼われているのかなー。なつっこくて可愛いヤツだ
さて、ようやく美ら海水族館へ。駐車場無料とは、ありがたや
やはり見ものはジンベイザメ。海遊館にもいるが、あいにく行ったことはないので初めて見る。・・・水槽が大きすぎて、大きさがぴんと来ないなー(笑)おかげで私の目はまぬけな顔のエイに釘付けだ・・・。
しかし、海洋博公園は広い・・・水族館内が広いだけならいいが、館と館が離れているので移動がつらい・・・本館からマナティ館へ移動し、その後植物園へ。やはり昼になると曇っているのに暑い。昨日のトレッキングの筋肉痛(爆)に苦しむ私たちには、この広さは苦行だ・・・。
植物園への行きは徒歩で行ったが、帰りは疲れたので園内を回っているバス(1回100円、1日フリーパス200円・・・)で戻る。公園近くの道の駅で昼食を取り、出発。この時点で13時半くらい。
「いやー、別に見たって何もないよ。崖と草原があるくらいで」とさんざ私は止めたが、「だって、観光コースには必ず入ってるじゃない。それに親も行ったっていうのに、私だけ行ってないのは悔しいもん」という橘の主張により、とっっってもポピュラーな観光地、万座毛へ。いやー、私が小学生のとき・・・沖縄で海洋博が行われた翌年に家族で来たときとは違って、土産物の小屋は建ち並んでるわ、柵ができちゃって細い観光用通路ができてるわ、自由に見たり崖から覗き込んだりとかできなくなっていて、ずいぶん変わったなーという印象です。これじゃ「万座」の意味がわかんないだろう・・・。修学旅行生も山ほどいた・・・。
ナビの目的地を斎場御嶽にセットし、うだうだと58号を走っていると、「御菓子御殿」の看板が。「あー、この辺にあるのか」「何それ」「紅芋タルトの会社」「『お菓子の城』みたいなもん?」『お菓子の城』とは、愛知県にある竹田製菓の工場兼テーマパークである・・・。「ちょっと寄ってみようか。どうせ紅芋タルトなんてそこらじゅうで売ってるけど、他のお菓子も売ってるだろうし」というわけで、御菓子御殿恩納店の駐車場へ突っ込む。駐車場空いてるじゃーん、客いるのかねぇ?と思ったが、中へ入ると、観光バスは別の場所においてあったのだろう、客で大賑わいだった・・・。さんざん試食してお腹いっぱいになり(笑)、同僚から食べたいと指定されていたその「紅芋タルト」を結局そこで買った。15時を過ぎているので、急がねば。那覇までは遠い。
車は屋嘉ICから高速に入った。
・・・時間がないので続く・・・