そういえば検査の記事で書き忘れた。AICからH病院へFAXで届いた検査同意書と注意事項を渡され、私はげげっとなった。なぜなら、24時間絶食が指示されていたからだ・・・
たった今から、朝ご飯を食べた切り、検査終了まで水以外食べさせないのはしょうがないが、うちは多頭飼い。他の子たちが食べているのに、お前だけ食べちゃ駄目とか、本人全く理解できないし、辛かろう・・・それをやるこっちも辛い
そんなわけで、絶食絶水から検査、手術と、うちにも帰れず2回も麻酔かけられて痛い目にあったコータ。翌日と翌々日は休診日だし、少なくとも3泊4日は入院だろうと、翌日26日、車は夫が通勤に乗っていった。私は朝から洗濯などしていたら、病院から電話が。
「コータちゃんが朝から興奮状態で、注射も点滴もさせてくれないんです。このままだと危険ですので、今日退院としますので迎えに来てください」
ちょっと待て車は旦那が乗って行ってしまってないぞ!
タクシーで行くには高すぎる・・・と思った私は、夫の会社に車を取りに行くことにした。夫にメールで連絡し、会社までは隣に住む義兄に送ってもらい、自家用車に乗り換えてH病院へ向かった。もちろんキャリーも持参。
「済みませんね、昨日の夜麻酔が覚めた時は少しご飯食べたりしてくれたんですけど、今朝はすごく怒ってて、いきなり猫パンチしたり攻撃的で、何もさせてくれないんですよ」
プロも手に余るほど凶暴だったのか・・・と申し訳なくなる。しかし、コータは普段はうちの猫の中で一番おとなしいのだ。そういえばコータの兄弟のユータは、注射どころか痛くもなんともない、首につけるだけのスポット薬をしようとしただけで冷蔵庫の上に逃げ、シャー!と威嚇し、ネコパンチを食らわし、絶対に何もさせない子であった。血は争えない・・・。
コータのケージに行くと、最初誰だかわからなかったようで奥に縮こまって目を見開いていたが、「コータ、お母さんだよー、おうち帰るよー」と呼びかけると、あら不思議、「にゃー」と一声鳴いていつものかわいいコータにしおしおと戻ったのであった。キャリーに入れようとすると、「あ、治療しますから、抱っこして診察室に連れてきてください」と言われたので、連れて行った。この間、コータは全く抵抗せず、お母さんのかわいいニャンコだった。プロを怯えさせた猛獣はどこへ・・・?
抗生剤、鎮痛剤の注射と点滴をする。コータをキャリーに入れて、昨夜の手術の説明を聞いた。なるほど、今どきは撮影しながら手術するんだな、と感心する。
重積部分を切除して、小腸と大腸を縫合。小腸部分から空気を入れて大腸が膨らみ、漏れがないことを確認するところも動画で見た。切除部分は検査へ出してもらうことになった。
翌日も休診日で、ウェットフードなら食べさせても大丈夫、とのことだったので他の猫とは別にウェットのみのご飯を出したが、カリカリ派の彼は食べず、他の子の残したドライフードを食べていた。まあ、食べたいなら何でも食べてくれ・・・
1月28日以降は随時H病院へ通い、痛み止め、抗生剤の注射。2月5日に無事抜糸となった。切除部の検査結果はまだだったが、AICでの細胞検査の結果は出た。
低分化型リンパ腫。リンパ腫の中でも悪性度の高いガンと診断された。今後の治療はどうしますかと訊かれ、抗がん剤治療を希望すると答えると、H病院経由でAICに予約してくれることになった。あとで日時を連絡します、とのこと。
リンパ腫だろうと予想はしていた。なぜならAICでの検査の際、待合室に「猫のガンの話」という本が置いてあり、それを読むと、最近の傾向として猫のリンパ腫が増えており、高齢猫に多いのは消化器型だと書いてあったからだ。ただ、高分化型なら進行も遅く、何年も生きる子がいる、と書いてあったので、そうであればいいな、と望みをかけていたのだが・・・。進行の早い低分化型なら、何もしなければ2~3か月で死ぬ。その選択は私にはなかった。
第1回目の抗がん剤治療の日にちは2月14日と決まった。それまでのコータは以前よりよく食べるようになり、胃液を吐いたりすることもなく、病気だなんて信じられないくらい元気だった。
治療費は1/28通院4,235円、1/25~26手術、入院と1/29通院合計90,200円
1/31通院4,840円・2/2通院4,840円・2/5抜糸のみ880円
たった今から、朝ご飯を食べた切り、検査終了まで水以外食べさせないのはしょうがないが、うちは多頭飼い。他の子たちが食べているのに、お前だけ食べちゃ駄目とか、本人全く理解できないし、辛かろう・・・それをやるこっちも辛い
そんなわけで、絶食絶水から検査、手術と、うちにも帰れず2回も麻酔かけられて痛い目にあったコータ。翌日と翌々日は休診日だし、少なくとも3泊4日は入院だろうと、翌日26日、車は夫が通勤に乗っていった。私は朝から洗濯などしていたら、病院から電話が。
「コータちゃんが朝から興奮状態で、注射も点滴もさせてくれないんです。このままだと危険ですので、今日退院としますので迎えに来てください」
ちょっと待て車は旦那が乗って行ってしまってないぞ!
タクシーで行くには高すぎる・・・と思った私は、夫の会社に車を取りに行くことにした。夫にメールで連絡し、会社までは隣に住む義兄に送ってもらい、自家用車に乗り換えてH病院へ向かった。もちろんキャリーも持参。
「済みませんね、昨日の夜麻酔が覚めた時は少しご飯食べたりしてくれたんですけど、今朝はすごく怒ってて、いきなり猫パンチしたり攻撃的で、何もさせてくれないんですよ」
プロも手に余るほど凶暴だったのか・・・と申し訳なくなる。しかし、コータは普段はうちの猫の中で一番おとなしいのだ。そういえばコータの兄弟のユータは、注射どころか痛くもなんともない、首につけるだけのスポット薬をしようとしただけで冷蔵庫の上に逃げ、シャー!と威嚇し、ネコパンチを食らわし、絶対に何もさせない子であった。血は争えない・・・。
コータのケージに行くと、最初誰だかわからなかったようで奥に縮こまって目を見開いていたが、「コータ、お母さんだよー、おうち帰るよー」と呼びかけると、あら不思議、「にゃー」と一声鳴いていつものかわいいコータにしおしおと戻ったのであった。キャリーに入れようとすると、「あ、治療しますから、抱っこして診察室に連れてきてください」と言われたので、連れて行った。この間、コータは全く抵抗せず、お母さんのかわいいニャンコだった。プロを怯えさせた猛獣はどこへ・・・?
抗生剤、鎮痛剤の注射と点滴をする。コータをキャリーに入れて、昨夜の手術の説明を聞いた。なるほど、今どきは撮影しながら手術するんだな、と感心する。
重積部分を切除して、小腸と大腸を縫合。小腸部分から空気を入れて大腸が膨らみ、漏れがないことを確認するところも動画で見た。切除部分は検査へ出してもらうことになった。
翌日も休診日で、ウェットフードなら食べさせても大丈夫、とのことだったので他の猫とは別にウェットのみのご飯を出したが、カリカリ派の彼は食べず、他の子の残したドライフードを食べていた。まあ、食べたいなら何でも食べてくれ・・・
1月28日以降は随時H病院へ通い、痛み止め、抗生剤の注射。2月5日に無事抜糸となった。切除部の検査結果はまだだったが、AICでの細胞検査の結果は出た。
低分化型リンパ腫。リンパ腫の中でも悪性度の高いガンと診断された。今後の治療はどうしますかと訊かれ、抗がん剤治療を希望すると答えると、H病院経由でAICに予約してくれることになった。あとで日時を連絡します、とのこと。
リンパ腫だろうと予想はしていた。なぜならAICでの検査の際、待合室に「猫のガンの話」という本が置いてあり、それを読むと、最近の傾向として猫のリンパ腫が増えており、高齢猫に多いのは消化器型だと書いてあったからだ。ただ、高分化型なら進行も遅く、何年も生きる子がいる、と書いてあったので、そうであればいいな、と望みをかけていたのだが・・・。進行の早い低分化型なら、何もしなければ2~3か月で死ぬ。その選択は私にはなかった。
第1回目の抗がん剤治療の日にちは2月14日と決まった。それまでのコータは以前よりよく食べるようになり、胃液を吐いたりすることもなく、病気だなんて信じられないくらい元気だった。
治療費は1/28通院4,235円、1/25~26手術、入院と1/29通院合計90,200円
1/31通院4,840円・2/2通院4,840円・2/5抜糸のみ880円