フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

萌え少女漫画回想録:第2回一部修正しました

2007年10月29日 | 行き当たりばったり的萌え少女漫画回想録
 やっぱりというか、大島弓子の作品がどうも間違っているようなので、作品名削除しました。あと『ジョカへ・・・』も少年は死んだことにされたらしいので、ここも修正。私の記憶ではほかの作品とごっちゃになっているらしく、高校生くらいで再会したと思っていたが、どうも少女が結婚することになったのを知って会いに来たらしい。うーん、やっぱ記憶力皆無なので、本が手元にないとだめだなー
 第2回を書いて、『イズァローン伝説』みたいに最初から両性具有を前面に出してる作品は、おもしろくはあってもやっぱあまり萌えはなかったなーと思った。最後の逆転ホームラン(笑)で「うおーっ!カウスおめでとー!!」と燃え(笑)はしたけどねー。その点、『スター・レッド』は「ええっ?」とときめき&萌えたよ(笑)

萌え少女漫画回想録:第2回

2007年10月28日 | 行き当たりばったり的萌え少女漫画回想録

 次は私の理想の「永遠の美少年」をやろうかと浮き浮きしていたが(笑)、その前に、第1回で出た「女性化」についてもう少し追加。
 嫌いな人と好きな人が分かれる、女性化とか両性具有とか、私は結構好きなネタです。これが逆に男性化(見たことないので男装も含む)、両性具有でも本人の自己認識が女性が本位だと、興味があまりなくなってしまうのはどういうわけなのか・・・。『リボンの騎士』(アニメでしか見てない)も『ベルばら』も『BASARA』も、作品としておもしろいと思うけど、萌えはない。
 男装で思い出した。大島弓子の作品なんだけど、こんなマイナー作品、誰も感想も書いちゃいねえ・・・ので、ネットでも詳細が見つからず、タイトル不明。子持ちのやもめに惚れた青年が女装して、おしかけ女房して、でも幼かった娘は大きくなるまで本当の母親だと信じていた。ただ時々母が夜中に、近くの池で泳いでいたのを見て、「見てはいけないものを見てしまった」(←いや、別にヌードを見たからってわけじゃなくて(笑))、という気がしたと述懐する場面があって、なんとなく、鶴女房とか雪女とか、異種婚姻譚の民話的情緒があって、切なかった。あと、同じく大島弓子の『ジョカへ・・・』だったかな(←はっきりしなくてすみません。大島さんはあまり好きな作家ではなく、コミックスは全部売ってしまったのでわからん!)、主人公の少女は幼馴染の少年が好きだったが、彼は突然死んでしまう。その後成長した少女の前に、不思議な魅力を持った少女が現れる。実はその少女こそ、死んだはずの少年で、彼はこどもの時病気に罹ってそのとき染色体を調べて女性だとわかり、女性となる手術を受けるために姿を消したのだ。そして少女のことが好きだった少年は、正体を隠して少女の前に現れたのだった、という話もあったな。・・・長い脱線だ。
 とはいえ、女装ものはともかく、実際に女性化する話は少ない。私が知らないだけかもしれないが、私がいい!と思ったのは、萩尾望都『11人いる!』(有名すぎるので、これについては省く)『スター・レッド』と竹宮恵子『イズァローン伝説』、小説でアーシュラ・K・ル・グィン『闇の左手』くらい。
 『スター・レッド』では、異次元に捕らわれてしまった火星人の少女セイと、同じく意識が肉体に戻れなくなっていた火星人の少年ヨダカとが再会し、肉体を失ったセイのためにヨダカは自分の体を女性に変化させてセイを子宮に宿し、目覚める。その後ヨダカはESP研究所から逃れるために、以前に知り合った貿易商のラバーバと結婚するのだが、これが案外偽装結婚でもない節があるのですよ!まず、ヨダカが意識不明のときのラバーバの独白「なぜこの火星人と気が合うと思えるのだろう。息子などいないが(注※ラバーバとヨダカは親子ほど年が離れている)息子の代用と思ってるのだろうか」・・・息子の代用じゃなくて、それは「恋」です(笑)。「地球に帰ってヨダカが目を覚ますとすぐ(注※結婚の)届けを出した」ラバーバ。躊躇なしかよ!と突っ込みたくなります。一方ヨダカも、「とまどうことがいろいろある。(略)ラバーバが助けてくれる」だと。のろけか?!
 この文を書くためにコミックスをパラパラと読み返したのだが、自分の記憶の鮮明度が、ヨダカが女性になってラバーバとくっついたことに偏っていたことを自覚しました。主人公セイと、異星人エルグとの恋については割とどーでもよかったらしい・・・。
 『イズァローン伝説』では、最後の最後でずーっと脇役だと思っていたカウス・レーゼンが、主人公の両性体の王子ティオキアと相思相愛(といっても、ティオキアは肉体を失い、「はるか先の国で(略)再びお前と出会えたら、おまえにこの身を──」と言い残し、自分ごと魔王を結界に閉じ込めて去ってしまうのだけれど)になったのが驚きでしたよ。だって本命は絶対ルキシュ王子に見えたし、カウス・レーゼンなんて最終巻近くまで脇役扱いだったし、ティオキアも、そんな気のある様子は全く見えなかったので、まさに逆転ホームランでした・・・。ちなみにカウス・レーゼンは『風と木の詩』で私好みの性格の悪い(爆)黒髪長髪の美形、ジュール・ド・フェリイに似ていると思う。あ、性格は全然違って、カウスは口は悪いけど相手に尽くす下僕タイプです!
 話は戻って、どうして女性化とか両性具有に惹かれるのか、私個人に限って言えば、攻めである(攻めを選択できる)者が、受けにスタンスをひっくり返されるという、世界の反転、力関係の逆転に萌えを感じるからとしか言いようがない。普通の少年、男という本来攻めの属性を持つ者が、受属性にもなる可能性(まあ、BLややおいだと、可能性どころか必然で、ほとんどの場合どのキャラが攻めか受けかは決まっているけどね)が垣間見えるから、性の逆転や、同性愛やそれを匂わせるマンガが好きなんだな・・・。恋愛そのものに萌えはないが、スタンスの逆転、世界の反転、支配と被支配の力関係(しかも必ずしも攻めが支配権を握るとは限らない)に萌えはある!と思うワタクシです。


データ (幸田所有本)

『リボンの騎士』 手塚治虫 1953年
『ベルサイユのばら』 池田理代子 1972~73年 集英社 週刊少女マーガレット
『BASARA』 田村由美 1990~98年 小学館 別冊少女コミック
『ジョカへ・・・』 大島弓子 1973年 小学館 別冊少女コミック
『11人いる!』 萩尾望都 1975年 小学館 別冊少女コミック
(『11人いる!』 1976年 小学館文庫)
『スター・レッド』 萩尾望都 1978~79 小学館 週刊少女コミック
(『スター・レッド①~③』 1980年 小学館 フラワー・コミックス)
『イズァローン伝説』 竹宮恵子 1982~87年 小学館 週刊少女コミック
(『イズァローン伝説①~⑫』 1982~87年 小学館 フラワーコミックス)
『闇の左手』 A・K・ル・グィン 1969年
(『闇の左手』 1977年 ハヤカワ文庫 1979年第5刷)


つ、疲れた・・・;

2007年10月28日 | 極めて日常茶飯事
 今やっと、庭の紫陽花の伸び放題だった枝を切りまくってきたところです・・・。山紫陽花の方は勝手に根を張りめぐらして、そこから株を増やしてしまうので、思い切って抜くことにしたのだが、この根が広く深くなものだから、どえりゃー時間がかかってしまった悪戦苦闘して掘り出した根は、赤ん坊の頭ほどありましたよ。なめくじやだんご虫やなんかの幼虫(カナブンかなあ?)がいっぱい出てきました・・・。すまん、自分でもう1回潜ってくれ。途中で隣りのおじいさんが「剪定ハサミ貸そうか?」と出てきたけど、「いえっ、持ってますっ」どっちかというと、小型ショベルカーが欲しかったよ・・・。とにかく、つ、疲れた・・・
 昨日は車にETCを付けにオートバックスへ行って来た。今、セゾンカードの「ETCゼロ円キャンペーン」経由で新規にクレジットカードとETCカードを作って、オートバックスでETCを付けると(機種は選べないが)、取付費だけの負担で済むのだ!なのでセゾンカードは持っていたけど新規で作って、以前のを解約(笑)
 実を言うと、免許を取ってから20年経つが、その間高速道路を利用したのは10回くらいしかない。だったらETCなんかいらないだろうと思うだろうが、同人活動に費やしていた時間と金を、これからは遺跡・寺社めぐりに使おうと決心したのだ!その準備としてETCをつけたというわけだ。まずは来月、談山神社に紅葉狩りに行く予定だ。しかし、やっぱり橘を巻き込むという傍迷惑さだ・・・
 秋の新番組が出揃いましたが、アニメは結局見るのは、「ガンダム00」と、「もやしもん」と、「ドラゴノーツ」だけかな。「ガンダム」は・・・ううん、まだあまりおもしろくない・・・。「もやしもん」は、菌たちがカワイイね「ドラゴノーツ」は・・・絵があまり好きじゃないけど、設定が私好みでした!つーか、あり?「デーモン聖典」っぽい?異星生命体の「ドラゴン」(?と呼んでいいんだよね?)は、認めた相手(どういう条件なんだか知らないが)を守るというか、主従みたいな関係を結ぶと人間の姿を取るんだけど、これが雄と人間の男、とか雌と人間の女性とかの組み合わせだと、妙にやらしい・・・どう見てもレズとホモのカップルが各1組いるよ・・・(爆)私のイチオシはもちろん、えらそーで性格悪い美形の博士と、ヤンキーな兄ちゃん(ドラゴン)のペアだ!・・・ドラゴンが取る人間の外見って、どういう選択なんだろう・・・人間側の好みとか入っていたら、笑えるよ・・・

堀鍔学園3~にドッキドキ(笑)

2007年10月27日 | ツバサ・クロニクル関連

 ・・・ファイの宝物って、黒ぴっぴのことじゃないの~?というのが全国1千万人(?)の黒ファイ腐女子の突っ込みではなかったかと推測されます(爆)
 え~、だって、自分がファイの宝物じゃなかった(いや、侑子が勝手に決めたこととはいえ!)から、最後に黒様ってば、すねてるんじゃないですか?そんな感じですよ、あのシーンは!で、「日本酒持って黒様の部屋に行くから(で、今夜Hしよーね)」というファイのお誘いで機嫌直ったんじゃないのか(笑)
 しかし、今回のドラマCD、黒ファイめちゃラブラブでんなー!!黒鋼が、いつもどんなにファイのこと、見ていないようで実は隅から隅までじ~っと観察してるかわかったし!(爆)
 だいたい、ファイが「ボタン引っかけてぶっ飛ばした」ことを何で知ってるんですか!普通は洗濯したらとれた、とか、いつのまにか糸が弱って自然に取れるもんでしょう。・・・さてはそのシーンを目撃したな?体育の授業中に、視界の端に木に登って塀を越えようとするファイの姿が入って、生徒そっちのけでじ~っとそれを見守っていたら、枝に引っかけてボタンが取れて、ファイ先生の白い胸が露になったのを見てしまったとか!そしてその晩、黒様の部屋でナニして、朝出ていくときにファイが勝手に黒鋼先生の裁縫箱を持ちだしたことがあったとか!
 あ、でも堀鍔の二人は、お互いの気持ちはなんとなくわかってるけど、まだ口に出して言ったこともないし、もちろんナニもしていないという、ときどきいい雰囲気になるけどそれをあえてじゃれあいに持ち込んでしまう、「先生同士だから」「まだこうやってじゃれあってるのもいいよね」みたいな大人の理性と駆け引きの余裕がある関係でもいいな~(←私ってば、語りまくりだなー(呆))

 あ、今週のマガニャンは「二人の使者」・・・って、おい、星史郎さんは別に誰の(どこの)使者でもないと思うんだけどなー。ま、いっけど。
 小狼本体は、小狼の見たものを全部見ていて知っているわけだけど、小狼の体験についてはどうなの?小狼は体術を星史郎さんに、剣術を黒鋼に習ったものの、小狼本体はその間ずっと飛王に捕まっていたから習ってないのに、剣も体術も小狼と同等かそれ以上に強いのはなぜだ・・・。小狼が作られたのって、けっこう幼いときで、本体も同じ年齢に見えたから、ある程度それまでに習っていたとしても、それほどのレベルだったとは思えないので、体験も自分のものにできると考えた方がいいのかしらん。
 そうだとすると、星史郎さんと小狼本体もある意味師弟(笑)関係になるわけで、始まりますか、師弟対決!しかも、黒様が小狼本体の、言葉にはしないけど「手を出さないでくれ」っていう意を汲んで、ぐっとこらえるのも、こっちはこっちでいつの間にか師弟っぽい関係が結ばれてるらしい
 あ、似てない兄弟の再会を見て、性格の悪さがそっくりだということを思い出しました。二人とも「にっこり笑ってとどめを刺す」タイプ・・・
 というところで次号、小狼本体VS星史郎。星史郎さんが昴を(神威を、じゃないよな)追っかける理由が気になるところだ・・・。
 


萌え少女漫画回想録:第1回

2007年10月21日 | 行き当たりばったり的萌え少女漫画回想録
 さて、最初はやはり「私の記憶の中で最も古い萌え作品」を書くことにしよう。
 その作品は、別に男と男の熱すぎる友情とか(笑)、主従関係とか(幸田は下克上が大好きだ・・・)があるわけではない、普通の少女マンガだ。1つだけ変なところは、「男が女に変身してしまう」ことだけだ・・・。
 ほんっとーに記憶がおぼろげで、掲載雑誌も作家も主人公の名前も結末も覚えちゃいないが、どこかで偶然見つけた香水の匂いをかいだ主人公(男)が、女の身体になってしまう(しかも、主人公限定で。ん?主人公が男だというのは、当時としてはイレギュラーか)という話だった。主人公は金髪グラマーな美女に変身して、最初はおもしろがっていたがそのうち元にもどれなくなって、親友の男が元に戻す薬だか香水だかを作ろうとしてくれていたんだけど、そのとき、「戻れなかったらどうしよう」と弱音を吐く主人公に、「お前が元に戻れなかったら、俺がお前を嫁にもらってやるよ」みたいなセリフを言うのですよ!(・・・と、私の記憶ではなっているが、もしかしたら私の捏造か?!いや、そんなこどもの頃から妄想していたはずは・・・!!)
 当時の私はこの作家が特に好きだったわけでもなく、他の作品も全く読んだ記憶がないほどですが、この作品だけはしつこくタイトルを覚えていて、もちろん「ホモ」とか「同性愛」という言葉どころか存在も知らず、自分が「腐女子」だという自覚もなく(あるか!)、ただ何となく「どうしてこの話に心惹かれるのかなあ・・・」と疑問に思っておりました。その「どうして」がわかったのはその後、竹宮恵子の『変奏曲』を読み(雑誌掲載時に読んだのか、単行本で読んだのかは記憶なし)、エドアルド・ソルティがホルバート・メチェックに無理やりキスされて、写真をネタに脅される場面で、胸が「ズキューン!!」(笑)となったときでした・・・。
 「わ、わたし、こういう(男と男がナニする)のが好きなんだ・・・」
 腐女子の自覚が生まれた瞬間でした・・・。
 その最初の萌え経験作品とは、『ムッシューシンデレラ』。
 結局主人公は男に戻れて、親友とくっつかなかったのが、返す返すも残念です・・・。今BL雑誌に掲載されたら(いやBL雑誌じゃなくても「FL○WERS」でも「少女コ○ック」でもいいんだけど・・・って、なぜ両方とも小○館・・・?)、戻ったところで「男でもいい、お前が好きだと気がついたんだ・・・!」と親友に迫られるところから話が発展するのになあ・・・!(ばか・・・)

データ:作品名、作者、初出年、出版社、初出誌
    (幸田が所有する単行本のデータ)
『ムッシュー・シンデレラ』 沢美智子 1975年 講談社 週刊少女フレンド
『変奏曲』 竹宮恵子 1976年 小学館 別冊少女コミック
(『変奏曲①~③』1980~1983年すべて初版 朝日ソノラマ)

行き当たりばったり的萌え少女漫画回想録:はじめに

2007年10月20日 | 行き当たりばったり的萌え少女漫画回想録
 「もーわたしゃ現役引退じゃ・・・」と同人サークル活動を終了した私ですが、オタク趣味をやめるつもりはないので、これからも深夜アニメをチェックし、マンガ雑誌を立ち読みし、「本棚のスペースが・・・!」と叫びながらコミックスを買い込むわけですが、そうは言ってもやはり若いときほどの情熱や執着はなく、「最近、あんまり萌えねぇなあ・・・」と呟く今日この頃。人生もほぼ折り返しとなり、ここらで一発、これ以上健忘症がひどくならないうちに(爆)、自分の腐女子人生を振り返ってみようかと思い立ちました。
 といってもあまり計画的ではないし忘れっぽく、話が横道にそれがちな私のことですので、過去から現在に向かって順を追うのではなく、思いつくまま興の向かうまま、しかも人様のお役に立つようなものでもなく・・・!(だーかーらー、記憶力が悪くてさー)好き勝手に作品や萌えや思い出を語ろうかと思います。
 なにぶん、手元に資料も何もない、コミックスをまだ持っていたらラッキー、くらいで(3回の引越しで、確実に合計4桁のコミックスを捨てたり売ったりしてしまった・・・)、まあ多少はネットで調べてはみますが、腐女子フィルターが分厚い上に、話やキャラを自分の好みに捏造して記憶してしまう性癖があるので、実際の作品を知っている方が読んだら「おいおい、違うだろー・・・」ということもあるだろうと思います。が、その辺は「幸田」というフィルターを通した記憶ということで、ご指摘くださったり、あるいはスルーしてください・・・。
 「萌え少女漫画」といっても、最近のBLマンガは多分取り上げません。ほとんど読んでいないので・・・。更に、BL的要素(以降、BL的とは「男性同性愛的嗜好がある」という広い意味で使用します。※1)がなくても、私が「この作品・作家については語りたいのだ!」という場合もあります。逆に超メジャーなBL的作品でも、今更私が語るまでもない・・・と取り上げないこともあります。ついでにアニメや小説(・・・は、ないかな・・・)もアリってことで。ま、私の独断と偏見と個人的好みに凝り固まった、ちょっと古い萌え作品・作家語り、というのがいちばん妥当かもしれません。書き込みも不規則で、同人活動が日常だった日々から、1年の予定にイベントや〆切のない日々に移るためのリハビリ(爆)として、ボチボチやっていこうと思います。お暇な方、興味がないでもない方は、おつきあいくださいませ。
 作品についての情報や、同志(笑)の方の温かいコメント書き込みもお待ちしております。ただ、その作品や作家を好きでない方、あるいは私の感想や見方が気に入らない場合もあるかとは思いますが、あくまでも幸田の個人的な嗜好をベースに書くものですので、ご批判、誹謗中傷はご容赦ください。ご自身のブログやサイトにてお書きになる分には問題ありません。よろしくお願いいたします。
 なお、文中の作家、人物の敬称は省略させていただきます。

※1:BL(ボーイズ・ラブ)という出版業界用語、ジャンルとして確立する前の作品が主となりますが、一般名詞化した現在、わかりやすいと思うので・・・。類語としては「やおい」(これは主にパロ系同人誌用語。語源不明。「やまなし・おちなし・いみなし」からという説が強いが、当時同人界で一世を風靡した「太○にほえろ!」という刑事ものテレビドラマで、事件が起きるのが七曲署管轄の「矢追×丁目」だったからという説もあったような、ないような・・・?)や「JUNE」※2もある。

※2:サン出版発行の、腐女子向け耽美系サブカルチャー雑誌名。・・・って、この説明であってるのか・・・?最初は「薔薇族」の別冊だか増刊だかだったんだっけな。ここから後のBL系人気作家が多く輩出した。小説だと吉原理恵子、秋月こう、マンガだと西炯子、新井理恵など。
 類似雑誌に後発の「ALAN」もあり。アニメ雑誌「OUT」を出していたみのり書房から、これも「OUT」の増刊号として発行されたんだったか。「ALAN」はどっかの芸能事務所から(ジャ○ーズとか?よくわからん)クレームが入ったんだか何だかで廃刊したんだっけな・・・。違ってたらすみません
 「ALAN」では読者からの芸能系の投稿が多くて、当時ゴダイゴファンだった私と姉は、「コンサートでは、うつ伏せになったタケカワユキヒデ(ヴォーカル)の上に浅野孝己(ギター)が乗っかって、「タケとアサミのエクレアゲーム!」ということをやってくれる」という投稿を読んで、しばらく、一方が寝転んでいるのを見つけると上に乗っかって、「タケとアサミの・・・」と叫ぶという遊びをやっていた・・・。あほなことを思い出してしまった

今週のツバサ「魔女の贈り物」

2007年10月17日 | ツバサ・クロニクル関連
 メルヘンなサブタイトルだ・・・。
 封真様、再登場~侑子さんとの契約により、ピッフル国から黒様用義手を運んでいらっしゃいました。まるで宅配のにーちゃんのよう・・・。はっ、名づけて「魔女の宅○便」?!(だからこのタイトルなのか?!)
 どーでもいいが、まだ機械がむき出しの義手は、まるでフォルケン様(なぜか様づけ)の義手クリソツ・・・。あ、フォルケン様というのは「天空のエスカフローネ」のキャラです。知らない方にはほんとにどーでもいいことっすね・・・。
 対価はファイの残った魔力。青い色の結晶として取り出したみたいですけど、カラーじゃないのでわからないのですが、瞳の色は黒になった・・・のかな?ううう、青い瞳のファイが好きだったのになー・・・
 ファイは黒様が眠っている間に侑子さんに依頼したと思われますが、なんてけなげな・・・!本人の了解など得ず、とっとと手配するその行動は、まさに、へそくりで夫のために馬を買った妻のようですね!(そーいや、前に住んでいた岩倉市駅前には、「山内一豊生誕地」とかいう看板が立っていたっけ・・・。今もあるのかね?)
 「命にかかわるような対価を払ったりは・・・もう、しないよ」(だっけな・・・ああ、また、いいセリフだったのに、忘れてる~!前回もセリフ間違えてたし。私の記憶力はまったくあてにならないので、「ま、そんな感じ」とだけ思ってください・・・)とファイが微笑んで言ったとき、黒様がほのかに微笑(この際、小狼本体も微笑むコマがあったことは無視)してファイを見つめるという、「ああ、やっとやっと二人は自覚ありの両想いに・・・!」とコンビニで立ち読むこちらも微笑み返しの、ほのぼのラブラブシーンが・・・!ああ、幸せ・・・
 最後に、またもや再登場キャラが。星史郎さん、ご登場~。もしかして、この先昴と神威も再登場するのか?!・・・こっちもサクラと小狼に負けず、殺伐(としてるのは星史郎さんと小狼だけだが)とした愛憎関係だよな(呆)
 ということで、以下次号!封真と星史郎の似てない兄弟ごた~いめ~ん、かな?

通販ご利用の方へ

2007年10月09日 | お知らせ
 うーん、ここを見ていらっしゃる可能性は低いのですが、先月通販申込みされた方2名から立て続けに「受付確認メールが届かない」という連絡があったので・・・。
 メールは届かなければエラーメッセージがこっちに戻ってくるので、確実に届いているはずで、考えられるのは迷惑メールに振り分けられているか、家族と共有アドにしている場合、家族が読んじゃって、削除したか開封済みフォルダに入れちゃったかですね。もう1回送信しましたけど、迷惑メールフィルタに引っかかっているなら、何度送ってもそちらのフォルダの中まで確認してくれない限りどうしようもないです。
 私は通販事務用にyahooの無料メルアド利用してますが、SPAMメールが受信箱に入ることはあっても、迷惑メールフォルダに一般のメールが振り分けられることは今のところないので、(一応ざっと中を確認してから消去するようにはしてます)割とyahooの振り分け能力は信用しているのですが、他社はわかりません・・・。個人的にフィルタや拒否設定をしていると、もっと危ないかも。
 もしここをご覧になられていたら、迷惑フォルダ内もご確認ください。よろしくお願い致します。

今月のCapeta:第3部スタート!

2007年10月08日 | オタクな日々
 お休みはさんで第3部開始です・・・って、いきなりFステ3戦終わってるよしかも3連勝・・・ってことは、3回ともミッコを下したってわけで・・・オイオイッ!カペタ・・・まじ天才というか、化け物というか・・・いやいや、早くしないとF1までたどり着かないからな!とゆーか、ホントはF1での奈臣や世界を相手にしたレースがメインなんだよね?そうなると、けっこー長期連載ですな・・・。望むところですが!
 実を言うと、カペタがF1レーサーになる、というところで連載終了とかになるんじゃないかと予想してたりするのですが・・・更にもっと前の、連載初期には、人気でなかったら「将来この少年は──戦場(F1)に征く!」などというナレーションで始まったものの、カートのチャンピオンを最終レースで奈臣と争って、まあどっちが勝つかは別として、そこで連載終了しちゃうんじゃなかろーかと冷や冷やしていたりして。まあそれはなかったので一安心。Fステ3戦っすっ飛ばしたってことは、F1やる気だな!とワクワクしております
 まあ、ついつい連載というと十何巻で終了だろ、と予想しちゃうのは、私が少女マンガをメインに読んでいるせいでしょうな。少女マンガで20巻超える連載って、そうそう多くない・・・(この頃はそうでもないけど)。理由としては、少年マンガと少女マンガの構成の違いだと思う。少年マンガの主流はやっぱ「戦い」で、簡単に言うと「甲子園」なのだ。だから、ライバルや大会がある限り続いちゃうし、途中で引き伸ばしも可能(笑)。対する少女マンガは、基本「ドラマ」で、長期連載は「大河ドラマ」ってとこかな。話の流れ、構成、結末までの枠組みが決まってる。だから「伸ばせ」と言われても、そんなことをしたら1本の作品としての流れがめちゃくちゃになるのでできない。せいぜいサイドストーリーをはさんだり、過去(登場人物の、あるいは今描かれている時間よりも前の出来事・発端とか)の話を世界観を広げるために入れたりとかできるぐらい。
 その点カペタは少年マンガの基本にのっとっているので、人気さえあれば、長くやってくれるさ!「はじめの一歩」とは言わないが、せめて「バリバリ伝説」(全38巻)くらいやってほしい・・・。(「頭文字D」の方がメジャーかと思ったけど、Dは読んでないし、まだ連載中だしな・・・。・・・一歩はどこまで続ける気なのか・・・。私の本棚3段分が、青と赤の背表紙で占領されつつある・・・。こんなに1作品で場所とってるのは、「一歩」と「グイン・サーガ」くらいだ
 ↓本棚の一部分・・・。スペース節約のため、寝かして入れてあったり
 
 話がそれましたが。というわけで、イタリアへ行ってしまった奈臣との約束「俺が3戦全勝して、お前を優勝させてみせる」(ほら、オートレースって、シーズン通じてのポイント制だから、イタリアへ行く前の奈臣はポイントリーダーで、残りの試合、途中参戦でどうやっても優勝無理なカペタが残りレース全部のポイント取っちゃえば、誰も奈臣のポイントを上回ることができないとわかっていたわけ)を果たしたカペタ。・・・この約束したときの2人が頬赤く染めちゃって、妻「あなたの留守はしっかり守ってみせます!」夫「おう、頼んだぜ!」って雰囲気とゆーか、そういう会話でございました・・・ノブが口煩いかかあ天下(ワタクシ基本はカペ×ノブなんです・・・が、ノブ×カペのリバーシブルでも、このカップルは可(爆))で、カペタが尻に敷かれているなら、奈臣は無口で無愛想だけど、実は情の深い亭主、カペタは芯のしっかりしたかわいい女房、でも怒ると強烈怖い(笑)、って感じですね←フィルター激しくかかってます・・・
 しょっぱなからF3に乗って、またもや非凡振りを発揮するカペタですが・・・。さて、これで見初められて(爆)F3へステップアップか?!ところでミッコと駒沢がF3テストドライバーに選ばれているけど、華々しく雨の榛名で名勝負を演じ、Fステにも正規合格したリョウは1コマどころか話題にものぼりませんが・・・やはりリョウは単なる当て馬だったのか?!(ひど・・・)いいヤツだったのに、ご愁傷さまです・・(脇役はつらいよ・・・
 というわけで、これが少年ジャ○プならカペタが優勝した3戦を、最低2年はかけて連載するところ(だって、榛名戦は連載10回分あったもーん)、いさぎよく省略して(そういや、小学生だった第1部から中学生の第2部へ行くときもすっ飛ばしたよな・・・。すてきだ、曽田先生&月刊マガジン編集部・・・!)始まった第3部は、F3デビューと活躍が展開するのではないかと期待しております!奈臣には、常にカペタの一歩先を行って、再戦するのはF1で!がいいな!
 ・・・同様に、一歩が宮田君と再戦するのは、いっそ世界チャンピオンの座を争ってがいいな・・・ちーとも一歩×宮田が供給されず、飢えている腐女子の独り言です・・・
 

たまにはヒッキーを返上してみよう・・・

2007年10月06日 | 極めて日常茶飯事

 休みというと、近所のスーパーとホームセンターへ行く以外家から一歩も出ない、半ヒッキーなワタクシ。「3日あるんだから1日くらいは外へ出てみようか・・・」と呟いた私に、同僚Gちゃんは「ぶっ」と吹き出した。「2日は引きこもるつもりなんだ・・・」そのとーりでございます・・・。
 で、外へ出るぞ!と決心した本日。ここに引っ越してからずーっと一度は行ってみたいと思いつつ、出不精のため8年間行かなかったのですが、やっと重い腰をあげました。
 普通電車でのこのこと向かった先は「ごんぎつねのふる里」こと、新美南吉の故郷。「ごんぎつね」に登場する兵十さんが、うなぎをとった矢勝川。この堤防は彼岸花の名所なのだ。彼岸花は好きな花だ。堤防が真っ赤な絨緞になるほどだと聞いていたので、見たいとずーっと思っていたのだ。それに、「ごんぎつね」は一番好きな童話でもある。好き、というとちょっと違うかな・・・。読むと号泣。最後を思い出すだけで胸にウッとこみ上げる、悲しい物語だ・・・。ごんが可哀そうで愛おしくて、福井弁で言うと「かわいー」なのだ!出身が福井の母が伯母たちと話していると出てくる言葉なのだが、いわゆる「可愛い」という意味ではなく、こどもや年下の相手が、けなげだとか、可哀そうで愛おしいという、「可哀そう」というニュアンスが入る言葉なのだ。
 というわけで、日焼けしそうないい天気の中、半袖で出かけました。
 
 今週雨の日があったので、ちょっと色褪せていました。多分先週の週末がいちばんきれいだったんじゃないかな。
       
 白い彼岸花も一部植えられていました。でもやっぱ、白より赤だよね。
 その後「新美南吉記念館」へ行き、ちょうど今月は「ごんぎつね」の10分くらいの人形アニメを上映していたので、他に誰もいない(途中で女の子が1人入ってきたけど)上映室で見て、ごんが死んで、兵十が「ごん~~」と号泣するところでやはりぐっときて目がうるんでしまった・・・。今思い出しただけでうるうるきちゃったぞ!ああ、なんでこんなにこの話に弱いんだ・・・。

 駅に戻ってさらに知多半田駅まで移動。今日明日は半田山車まつりなのだ。山車にはすべて、からくり人形が乗っている。前に住んでいた岩倉市も、山車というと、江戸時代から守ってきたからくり山車だった。高山には負けないぜ!(生まれも育ちも名古屋だけど、岩倉には就職してから8年住んでいたので、第二の故郷という愛着がある・・・)今住んでいるところも今日明日はからくり山車が出る祭りがあるのだが、いつでも見られると思って、未だに行ったことがない・・・。
 半田市は駅前がとても整備されていた・・・。名鉄の駅からJR駅にかけてと市役所まで、全面歩行者天国で楽ちんびっしり屋台も並んで、久しぶりに祭りに来た~!って感じ。山車が揃い踏みしてのからくり人形の演技には時間的に間に合わなかったので、9代目玉屋庄兵衛さんのからくり人形実演へ。行列していて結局40分待ちで見学できた。
   
   
 弓曳き童子。矢を射たあとの得意そうな表情(ちょっと首を傾げて顎を上げただけで、そう見えるのだ。芸が細かいぜ!)がラブリー
 その後、広場から出てきた山車を見物。若者は元気でいいのう・・・。
        
 前部に乗って叫ぶヤンキーな兄ちゃん2人。日頃はバイクに乗って爆走していそうな強面だ。(法被にさらし巻いているのにグラサンとか、キャップ被ってたりとか。ミスマッチ・・・)是非この二日間、暴走するエネルギーを発散して青春を謳歌してほしいものだ(笑)
 そしてどこへ旅行しても幸田が必ず買うもの・・・それは地元の酒。知多半島内の地元の酒屋さんとかでは売っているらしいが、めんどーなので酒もスーパーで買う私は見かけたことがない。ので、商工会議所だか市役所だかのスペースで売られていた知多のぶどうで作った(うちの市内にも、ちょこちょこぶどう直売所があります・・・)ワイン。
  
 横向きですみません・・・。直すのがめんどー「デラウェアで作ったでら(名古屋弁でとても、すごく、の意)甘い」酒というダジャレな名前。ラベルの鯛はこれも知多半島先端の豊浜町の「鯛まつり」だな。ごんぎつねの姿もあります。今飲みかけ(さすがにフルボトルを一度に飲んだりはできません・・・)のワインを飲み終わったら口開けよーっと。

 というわけで、ヒッキーを(1日)返上したので、明日からはまた元通り。ああ、面倒だけど植木の手入れ(単に雑草を抜いて伸びた枝を切るだけ)もそろそろしないと、いいかげん見苦しいよな・・・。