フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

Go To トラブル・・・

2020年07月22日 | お出かけ
 果たして割引されるのかされないのか、さっぱりわからないまま、飛行機とホテルのパッケージ旅行に申し込んだ。介護施設に入所している母親に会いに行くためだが、もし割引されなかったら目も当てられないな!なぜなら、私は航空会社の株主優待券を持っているので、日程と飛行機会社の選択によっては予約したプランより安く行けるのだ!しかし35%戻ってくるという前提で最低料金になるように選んだので、本当は1泊2日で行きたいところ、わざわざ2泊3日にしたのだ。(その方が安くなるって、どういうこっちゃ・・・
 27日からGo To トラベルキャンペーン商品が販売されるというが、そこまで待っていられない。だって28日出発なんだも~ん飛行機の座席がなくなるじゃないか。旦那は2晩も私が不在ということで、すっかり拗ねている。「ポニョがいない家なんて、寂しくて仕方ない」とぶつぶつ言っている。今となっては灯りの点いていない家に帰ってくるのが耐えられないそうだ。私にはそういう感覚ないなあ。夫が異動する前は出張もある部署だったので、たまには泊りの出張行ってくれないかな~(ご飯作らなくていいし、ゆっくり1人で長風呂できるし!)と思っていたのに、中国出張は部下を行かせ、福岡出張すら、後始末を部下に任せて日帰りで帰ってきおった!全くもう・・・ブツブツ。

いなかあるある・・・つか、新潟あるある?

2020年07月03日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 庭に植えておいた野イチゴの実が赤く熟して来たので、「明日旦那と一緒に食べよう」と思っていたのに、翌日、消えてなくなった。なぜだ?
 購入したときからすでに実がたくさんついていたブルーベリーの木、庭に植えて1か月、だんだん紫に変わって来たので熟した実から取ってヨーグルトに入れて食べていたのだが、残りの実が、熟す前にだんだん消えてなくなる(雨や風で落ちたかと思ったが、落ちた実も見当たらない)のはなぜだ?
 ムッとしながら黒く色づき始めたブラックベリーを毎日少しずつ収穫して、冷凍している。これまで消え始めたら私は本当に犯人捜しをするぞ!第一候補はカラス、第二候補はハクビシン(私は見たことはないがいるらしい)、第三候補は隣の家の孫だ・・・。
 いや、それが「いなかあるある」ではなくて、引っ越してきて間もなく1年、都会人の私が「あ~・・・これがいなかか・・・」と思った出来事を書き連ねてみようかと思う。

①「ありとあらゆるところに旦那の知り合い(親が世話になった人、学校の同級生、後輩、先輩、あるいは会社の同僚、ご近所さん(およびその家族)がいて、そのコネやツテで仕事を依頼したり個人的に何か頼んだり、融通してもらう」
 夫の顔が広いと言うべきなのか、いなかの世間が狭すぎると言うべきなのか・・・。便利なこともあるが、たまに「公共機関なのにいいのか?」と思わないこともないし、「いや、そこはドライに近くの業者か全国チェーンの会社に頼もうよ、安いから!」という私の考えは「昔からのつきあい(または恩)がある」という彼の言い分で却下されることもあるので、良し悪しだ。
②「新聞に県内のクマ目撃情報が載っている、市の防災メールで市内のクマ目撃情報が届く」
 自然が豊かなのでね・・・我が家でも今の季節、夜はカエルの大合唱だし、カラスがモズのヒナを襲って食っているのを目撃するし、うちはまだ出てないけどモグラが家庭菜園の野菜を食べるし、犬を散歩させればカエルを踏まないように気を付けて歩かなければいけないし、ヘビがその辺にいくらでもいるから草むらには入れないし(車庫のシャッターを開けっぱなしにしていたら、夫に「ヘビが入るから閉めて」と注意された)。
③「家庭菜園を始めたら、ご近所さんから受け入れられた」
 庭で農作業をしていると、通りがかりの人から声をかけられる。夫は「お宅の嫁さん、都会から来たのに良くやっているね、とポニョのこと褒められる」とご近所さんからの評判を教えてくれる。自宅で野菜を作ってこそコミュニティーの一員と認められるらしい・・・。まあ、私は単なる趣味と実益のために始めただけなんだけど、まあいいか。
④「地元愛が強烈」
 「大好き!新潟」「新潟は力強く、美しい」「One Team 新潟」「当社はTeam Eco※メンバーです」・・・毎日毎日、テレビでも新聞でもこれらの言葉を見たり聞いたりしない日はない。自分の出身愛知県でそんな言葉、出てくるかな?と考えると、「ま、ねえな!」と思う。だいたい名古屋市民は名古屋市民という自負はあるが、愛知県民という意識は薄いし、愛知県民が「愛知県大好き!」と思ってるかな?県外に出れば郷土愛(というかプライド)が出てくるけど、住んでいてそんなこと呼び掛けたり主張したりすることはありえないよなあ・・・。特に新潟総合テレビの番組の合間に必ず流れる「大好き!にいがた!」のキャンペーンソングは、洗脳されそうになる・・・。気がつくと頭の中で「だ~いすき、にいがた♪だいすきにいがた♪」というサビが流れている・・・
⑤「噂が流れるのが早い。ここだけの話はここだけでは終わらない」
 市内でコロナ第一号が発生したとき、市長が市役所で会見するより早く、患者さんの勤務先、どこで感染したか等などの情報が、夫からメールで届いた。その人が夫の勤務先の取引先の会社に勤めていたからだが・・・。おそらくこの調子で人から人へ、市長発表より前に全市民がすでに知っていたことであろう怖いですね~。

※新潟テレビの環境プロジェクト。新潟テレビの地元企業提供CMで、新潟の自然の映像(数パターン)を背景に社名が流れ、「〇〇はTeamEcoメンバーです」で終わるものが結構多く流れるのだが、お正月期間には多くの地元企業が提供するものだから、延々と社名だけ違う同じようなCMが流れて、気が狂いそうになった。(私だけか?)

産婦人科医との闘い

2020年07月01日 | 日々寄る年波
 先日『更年期はつらいよ』で書いた通り、体中の関節が痛い・・・。痛くないのは首から骨盤までの関節だけだ。
 関節リウマチではないと診断した病院は診断しただけなので、今後の治療については紹介元の病院に返され、しかしその整形外科には「湿布と痛み止め欲しい?」と言われ、「いらんわ!」と腹を立てて帰ったワタクシ。更年期障害なら婦人科だろうが、なんと、市内には産婦人科が1つしかない!!
 とりあえず、子宮がん検診の結果を聞きにその病院へ行ったときに、これまでの経過を話し、更年期障害ではないか?ホルモン補充療法を受けられないか?と聞いた。しかしその医者は、
「全身の関節が痛い?更年期障害でそんなこと聞いたことないなあ。整形外科行ったら?」
 おいーっ整形外科から病名わからないから鎮痛剤しかもらえないって話しただろ!
「じゃあ、温めると楽になる?それとも冷やした方が楽?」
「温めた時です」
「じゃあ、これ飲んでみて。2週間飲めば、その薬が合っているかどうかわかるから。そこで良くならなかったら別の薬処方します」
 と処方されたのは、ツムラの漢方薬だった。・・・最初の病院でも漢方薬出されたけど、効かなかったんだよなとがっかりして帰宅。看護師の友人に愚痴ったら、「私なんて更年期の症状何もなかったけど、出してくれって言ったらホルモン剤くれたよ。友人も、ほてりの症状だけだったけど、婦人科行ったらすんなりもらえたって」さすが、都会の病院は違うな!婦人科医の意識が「ホルモン療法当たり前、女性ホルモン減少に伴う不利益を予防するためにホルモン療法をするのも当たり前」に転換されている。
 一応、1週間は漢方薬を飲んでみた。しかし、症状は悪化するばかり。隣町の婦人科医に行くべきか、と口コミでサイトでチェックするが、紹介無しで行ける個人病院の口コミが、なかなかのものばかり・・・
 すばらしい口コミの産婦人科医院は、逆側の隣町にあった。車で40分・・・。ううむ、通うとなると冬は行けないぞ。(同じ「隣町」と言っても、こちらは山道を通るから
 というわけで、どうにかして今の病院でホルモン剤を出してもらわなければならない。
 2週間後の予約を無視して、1週間後に病院へ。
「先生、良くなるどころか悪化しています。ホルモン療法をやってみたいんです」
「更年期障害は漢方薬が基本だよ」
「試しにやってみてもいいんじゃないですか?」
「整形外科へ行った方がいいんじゃない?更年期障害じゃないと思うよ」
「だーかーらー・・・」
 という押し問答を繰り返しやっと、
「試しね。試しで出してみてもいいですけど。ホルモン療法と言うのは・・・」
 と、ネットで調べられるようなことを説明する。
「まあ、効かないかもしれないけどね」
 と捨て台詞を言われつつ、診察終了。おい、子宮がん、乳がん検査が事前に必要なんじゃないか?子宮がん検査はしてあるからいいけどさー。大丈夫かこの医者。確実にヤブだな・・・。
 というわけで、やっと女性ホルモンの飲み薬を調剤窓口で渡された。パッチタイプの方が副作用少ないって聞いたけど、そういうことも聞かれなかったし説明もなかったな良くなるかどうかわからないけど、正直、いい機会なので、症状関係なくこの先も続けたいと思っている。なぜならホルモン補充療法は、ホルモン不足による骨粗しょう症、認知症、高コレステロール症、糖尿病などの予防に有効だからだ。(日本産婦人科学会でも言っている)
 薬ひとつもらうのにこんなに苦労するとは。ふー・・・やれやれ