フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

秋といえば栗きんとん

2012年09月30日 | 極めて日常茶飯事
 昨日は最近知り合った男と食事に行った。そこでもらった名刺を見てのけぞる。ど、同業者かよ!とりあえずアヒルの会社じゃなくて良かった・・・。アヒルだったら「てめーは敵だ!」と言わなくてはならないところだったよ。(いや、言わないけどさ!うちの会社が一方的にライバル視してるだけだしね・・・)
 まあそれはさておき、飲んでるときにその人から不思議だ、と言われたのが、「どうしてこっちの地方の人は、みんな栗きんとんを食べたがるの?僕はこっちへ来るまで栗きんとんというものの存在すら知らなかったよ」ということであった・・・。
 その人は横浜出身だった。え・・・栗きんとんって全国的にある和菓子じゃなかったんですか・・・?とむしろ私の方が驚いたよ!ワタクシ的には秋にお土産として持参するなら栗きんとん!もらってうれしい栗きんとん!栗きんとんを一度も食べずに秋は終われない!っつーくらいのものだが。秋の訪れと同時に名古屋駅の構内には栗きんとんの出店が設けられ、中津川(栗の生産地で、栗きんとん発祥の地と言われている)の有名店の栗きんとんが仕事帰りに買えるし。
 タイミングがいいことに、その人が今度中津川の蕎麦屋に連れて行ってくれるというので、ついでに現地でしか売っていない「栗きんとんめぐり」(いろいろなお店の栗きんとんが1個ずつ詰め合わせされたお土産。あ、正確な名前は「栗きんとんめぐり」じゃあないかもしれん)を買ってこようっと。
 ところで男っつーのはなぜそばが好きなんだ。会社でも「退職したら自分でそばを打ってそば屋を開く」と言っていた営業マンがいたし、単身赴任してきて「料理は一切しない」ので、鍋釜フライパンはひとつも持っておらず、台所にはやかんがあるだけと言っていた管理職は、休みの日にそばを自ら打ち、近所の独身あるいは単身赴任の部下や同僚にふるまっていたし。わけがわからん・・・。私もそばは嫌いじゃないが、どっちかっつーと一緒に食べる天ぷらの方がメインっつーか・・・。
 うーむ、食についての男女間、地域間の溝は深いぜ・・・。
 
 

知覚過敏どころじゃない話

2012年09月28日 | 日々寄る年波

 歯というのはとても堅い。しかし酸には弱い。物を食べたあとの口の中は酸性だ。だから食後すぐ歯磨きなどしてはイカンのだ。
 ・・・って言ったってねー、朝歯磨きせずに会社行くわけにはいかないし、昼だってサラリーマンは昼休み中に食事と歯磨きと諸々の私用を済まさなきゃいかんのだ。夜だけは寝る前に磨くから、まあいいかな・・・という習慣を続けていたせいなのかどうなのか、ワタクシの歯は「磨きすぎ」によりすり減って、知覚過敏どころじゃなく、減った部分に特殊なペーストを厚塗りして固めているのだ。その数5本。穴が開いたところを埋めているわけじゃないので、この塗っただけのものがしょっちゅう取れる。今日も今日とて、7月にやったばかりのが取れて、熱いもの冷たいもの歯ブラシ、すべてが痛くてたまらん!と、いつもの歯医者に飛び込む。
「あれ?こんなに歯石がたまってる。前に来たのいつだっけ?」
 お盆前だよ!コ○ケ行く前に治療を済ませようと思ったからな!
「たった2か月でこの状態?幸田さんに、歯磨きの仕方指導したことあった?」
「ないっすね。今、あちこち知覚過敏で痛いから、歯磨きも手抜きしがちなんですよ・・・」
「歯ブラシ、柔らかいの使ってる?」
「柔らかいかどうか・・・電動歯ブラシですから」
「あー、電動歯ブラシって、ちゃんと使えてる人少ないんですよ。今度来るとき持ってきて。教えるから」
「わかりました・・・」
 ううう、歯磨き指導など小学生か、私は!と自分で突っ込む。
 しかし、確かにこの間愛用していた電動歯ブラシが壊れ、新しいのを買ったのだが、同じメーカーのやつなのに、回転スピードが前のより断然速い!とビックリして前より磨く時間を短めにしているのだが(歯がすり減るのも怖いしな)、それで歯石が溜まるようになってしまったのだろうか・・・。
 それにしても、歯の治療というのはなぜ、治療した歯より、麻酔注射した歯茎のほうがあとあと痛むのだろうか。不思議だ・・・。


腐女子会

2012年09月18日 | オタクな日々
 昨日は友人M子と同僚S子ちゃんが我が家にやって来て、酒を飲みながらDVDを見る、腐女子会を開催した・・・。
 「るろ剣」の映画を観に行って、佐藤健くんの魅力に目覚めたM子。そこで「龍馬伝」の健くん演じる岡田以蔵の拷問シーンを見ようじゃないか!というわけで(つーか、拷問シーン限定なのか・・・)、DVDをレンタルしての鑑賞会となったわけだ。
 S子ちゃんは、先日私が、「黒○のバスケ22話は萌えるシーンがあったよ~」とコーフンして話したので、「見てみたい!」というわけで、黒子を読んだことも見たこともないのに、録画を見に来ることになったのだ。
 先にM子がやって来て2人で観賞。「・・・あれ?Wikiによると25話で死ぬとか書いてあったのに、死ななかったね・・・?」とガーン処刑は26話だったか?無念!
 その後昼飯を食べて、ワインを飲みつつ録画してあった鉄腕DASHなど見ているとS子ちゃん到着。駆けつけ1杯、ということで彼女はビール、私たちはワインで乾杯。早速黒子22話を見始める。2人とも原作、アニメとも知らないので、簡単に設定と人物関係を説明し、「じゃ、どこで私が萌えたか、探しながら見るように!あとでテストに出すよ」(←アホです)
  しかし、さすがふたりとも年季の入った腐女子。「(ありとあらゆる場面で)必ず火神の隣に当然のように黒子がいるね」と鋭いチェックが入る。そして例の場面・・・「ウッ・・・」とふたりが反応。さすがだ!「当然のように飲んだよ?!」
M子「ねえ、前の回はないの?」
私「何回かは残ってるんじゃないかな・・・」
M子「コミックス持ってるって言ってたよね。どこ?」
私「小さいほうの書庫」
 M子はコミックスを取ってきて、読み始める。読みながらアニメも見る。
M子「うん、人間関係が把握できてきたよ」
私「それは良かった・・・」
 どうやらM子は黒子にはまったらしい・・・。
 その後はS子ちゃんがタカノリのDVDが見たいと言うので、タカノリ観賞会となる。S子ちゃんは東北人、酒量がハンパない・・・。缶ビールを4本飲んだ後、持参した1リットル入りワインをほぼ1人で空けてしまう・・・。
 M子は寄りたいところがあるから、と先に帰宅。道がわかるところまで送って戻ってみると、まだS子ちゃんはトイレにこもったまま。具合悪いんかいな~と心配していると、トイレのドアをドンドン叩く音と、「幸田さん~、幸田さん~」という声が。大丈夫か?!とドアを開けると(鍵がかかってないよ・・・)、S子ちゃんが「幸田さん~、私、1時間くらい閉じ込められてましたよね?ドアが開かなくって」「いや、10分くらいだよ」相当酔っ払っているから、トイレの中で一瞬眠っちゃったのかな、と思ったが、「ねえ、幸田さん、ここ、もう1人誰かいますよね?」「は?」「言っちゃいけないかな・・・言わないほうがいいかな・・・。でも、もう1人いますよ」ちょ、ちょ、ちょっと待て!怖いこと言うんじゃねえ!
 S子ちゃんはベロンベロンに酔っててまともに歩けないようなので、泊まっていくか、もうちょっと休んでから帰れ、と言ったのだが、帰ると言い張るので、仕方なく駅まで送っていこうとしたのだが・・・おいおい、私が腕を離したら全然歩けないじゃん!なんとか説得して引き返し、リビングに布団を敷いてやったら、即爆睡・・・。
 結局、しばらくして目が覚めたら、さっきよりまともになっていたので、明日会社だし、本人も遠慮したので帰らせた。
 今日、私だったらあれだけ酔ってたら(あそこまで酔ったことはないけど!)絶対二日酔いで電車なんか乗れねえ・・・と思ったのに、ピンシャンして出社。「二日酔い?全くないですよ!」彼女の肝臓はどうなっているのだ・・・。そして、昨日の発言を確認してみたが、そんなことを言った記憶はないとのことだった・・・。ううむ、酔っ払いのたわ言と思いたいが、昨日は彼女たちを待っている間に、性懲りもなく「新耳袋第3巻」を読み終わったばかりだったので、シャレにならんわ!

舞台をはしご

2012年09月17日 | オタクな日々
 今日(9/16)は舞台「THE NEWSPAPER」と「すうねるところ」をはしご。忙しい・・・。14:00から中日劇場、16:30から名鉄ホール。先に「ニュースペーパー」のチケットを取っていたので、2時間くらいで終わるはず!と考えて「すうねるところ」のチケットも取ったのだ。先に「すうねる」を取っていたら「ニュース」は買わなかったよ・・・こんな綱渡り!
 結果としては5分の余裕で間に合ったけど、両方の出入り口、交通経路、地下街を知り尽くしている+速歩でなけりゃ無理だっつーの。トイレに行く暇もない・・・
 「THE NEWSPAPER」は前回(私が行った去年の9月のこと。そのあともう1回公演あったと思うけど)よりおもしろかった。ちょうど自民党総裁選と民主党代表戦が目前、というタイムリーなネタがあったし、不謹慎だけど領土問題でお隣2国ともめてるしね!前回もちょうど民主党代表戦で、開演前にお客さんに「自分なら誰に投票するか」というアンケートとって、そのとき野田氏にはたった4票しか入らなかったんだけどねえ・・・(トップは前原氏だった)。今回自民党代表の予想アンケートがあって、トップは石破氏。さて、実際はどうなることやら。谷垣氏の石原氏に対するボヤキが一番おかしかった
 さて、「すうねるところ」・・・じつは村井良大くん目当て。彼のことは「戦国鍋TV」でファンになったのだ・・・。彼が実は仮面○イダーア○トに出ていたと知ったのは割と最近。仮○ライダーオタ(つーか石ノ森章太郎オタ)の友人が家に来たとき、例によって戦国鍋の録画を見せたら(我が家へ来た人は、布教活動のため否応なく見せられるのだ・・・)、「この人・・・なんか見たことある」と言っていたので、調べたらそうだった。(彼女はニュース以外のテレビは「堂○兄弟」(アルフィーファンでもあるのだ)か「仮面○イダー」しか見ないのだ・・・)
 で、話は、それぞれの事情で吸血鬼になった3人(薬師丸ひろ子、篠井英介、萩原聖人)は夜しか開いていないパン屋を営みつつ、迷子だったのを拾ってしまった人間のこども(村井)を育てている。が、そのこどももう高校生。自分の家がおかしいことに気づき、反抗期を迎えている。・・・まあその辺のまじめな感想とか評論?とかは、演劇好きな人のブログを読んでください・・・。(私は舞台が好きなんじゃなくて、オタク&腐女子趣味の一環で舞台も観に行ってるだけですから!)
 自分が生きている気がしない、どうせこのままじゃどうしようもない人生を送って死ぬだけだ、だったら人間じゃなくて吸血鬼になりたい、と自暴自棄なマリオ(この名前さー・・・そもそも吸血鬼が人間のこどもを育てるという設定聞いた時点で、「は?『メリーベルと銀のばら』?」とか思っちゃったんですけど、まさか、メリーベル→メリー→マリー→マリオ(男だから)じゃあるまいな・・・?)に押し切られ、彼の血を吸うことにした3人。「おばあちゃんは、なんかヤダ」(篠井さんはなんと、「おばあちゃんの吸血鬼」役!)「おねえちゃん(薬師丸)は生々しいじゃん」で、萩原さん演じる夏彦が吸うことになったのだが・・・
 「おばあちゃん?ないわー・・・。おねえちゃん?女かー・・・。えっ、マリオ拒否?!つーことは夏彦!?ナイス!ナイスな脚本だっ!!」と心の中で万歳三唱しました・・・。ためらったり、「しばらく吸ってないから吸血鬼の感じを思い出そうと」したり、うろうろしたあげく、やっと、正座して待つマリオの背後に立つ夏彦。その首を少し傾けさせて・・・
 うぎゃー!!見てられねえー!!じたばたじたばた(←心の中で床を転げて悶えている・・・)1キュン2キュン3キュンー!!(注※「ガッテン」ならぬ「胸キュン」ボタンを叩く音)
 ・・・と、ここまで盛り上がりまくったというのに、肩透かしを喰らうワタクシ・・・。いや、わかっていたよ。ストーリー上、マリオが吸血鬼にならずにここを出て行くことは・・・。しかし、「そのとき地震が起こった」はないだろう!こらーっご都合過ぎじゃー!!
 ・・・はあはあ・・・えーと、私ならですね、最初にマリオが迷子になったきっかけをちゃんと設定しておいてですね、そう、両親が交通事故に遭い、奇跡的に助かった彼はぼうっとしたまま事故現場を離れてしまって、街中をうろついているときに夏彦に拾われる。夏彦に血を吸われかけたときに、店のすぐそばで事故が起こり、その音、振動、悲鳴でその記憶を思い出す。「そうだ・・・俺は父さん母さんの死から逃げて・・・でもどこへも行くところがなくて・・・誰もひとりぼっちの俺を見ない振りして通り過ぎていって・・・でも・・・夏彦だけが俺を見つけて、でも、俺を見つけた夏彦のほうが、俺よりもっと行き場のない哀しい目をしていて・・・それで俺が、『来る?』って訊いたら、夏彦が『うん』って答えたんだ・・・」(夏彦の記憶の中では、自分がマリオに「来る?」と訊いて、マリオが「うん」と答えて駆け寄ってきたことになっているが、実際には逆だったという設定になってます。だったらさ~、もっとこう、さ~・・・
 で、なんだかんだあって、夏彦に恋していたマリオと(おいっ)とマリオを愛していた夏彦(おいっっ)は、手に手をとって(無論、そのときに、マリオ「来る?」夏彦「うん」というやりとりがあるわけだ!あ、マリオ攻めの夏彦受けか~)、死ぬこともない、なにもかも変わらない、生きているか死んでいるかわからない「こちらの世界」から、出て行くのであった・・・。
 残されたアザミ(薬師丸)とこがね(篠井)は、いつものようにちゃぶ台でお茶をすすりながら、「さびしくなっちゃったわね~」「そうね。でもそのうちまた仲間に出会うわよ。私たちが出会ったみたいにさ。だって結構吸血鬼には生きやすい世の中になったし、どこへ行くのも何をするのも、わたしら自由だし、時間はたっぷりあるし」「・・・そうね。みんな死んじゃっても、わたしたちは死なないもんね」などという会話を交わすのであった・・・。
 どう?これで良くないですかねー??いやー、惜しいなーっ、もうちょっとナニをナニすれば吸血鬼ものBLという好みの話になったのになー・・・(←脚本家にあやまれ!)

TOKIOの初ライブ

2012年09月12日 | 極めて日常茶飯事
 昨日は初めてTOKIOのライブに行ってきました~。
 ううむ、私自身はTOKIOをアイドルとか思ってなくて、バンドグループだという認識だったのですが、客席のカラフルなペンライトの群れに、「おお、ジャニ系!」と感じたことでございますよ。
 みんなわりとステージ衣装っぽくない地味な服装だったのですが、リーダーだけラメラメだったりロングベストだったりエクステ付けてたり、「どこのロッカー・・・?」みたいな格好だったのはなぜ・・・?他のメンバーに「グッチ○三」とか言われてたりして(笑)いやでもそのと~りなんだけど!(爆)
 あ、太一くんが歌ったときだけ振りをしながらステージ中を踊っていたりして、ちょっとアイドルっぽかったよ!松岡くんはやっぱドラムやっているから上半身、特に肩まわりの筋肉ががっちりついていて、双眼鏡でガン見してしまった・・・。山口くんは歌もしゃべりも上手くて何でもそつなくこなすバランスのいい人という印象。MCとしていろんな番組に出ているのもうなずける。長瀬くんは・・・ううむ、遠目で見てもアップで見ても(双眼鏡最大30倍じゃ!)上から見ても(2階席だからな・・・)ハンサムはどこから見てもハンサムじゃの~。そしてリーダー。初めてソロの歌聞きましたが、上手くてびっくり。(←ごめ・・・にわかファンだからアルバムの1枚も持ってなくってさ)そしてメンバーみんなにいじられて、愛されてて(?)ほほえましいことだ・・・。
 しかし、双眼鏡なのに見えにくいな~、と思ったら、右目が今使っている眼鏡ではほとんど矯正されていないことにびっくりだ。視力落ちまくっている・・・。老眼が入ってきて見えにくいのかと思っていたら、それだけじゃなかったみたい。ううむ、ひどすぎる・・・0.01より下がるって、もう計測不可能じゃねえ?とりあえず新しい眼鏡作る前に、眼科へ行かねば。白内障か緑内障かもしれん・・・ 

踊らされる私

2012年09月09日 | オタクな日々
 アニメ「黒○のバスケ」第22Q、合宿の終わりに海常×桐皇の試合を観に行く途中、歩きながらペットボトルの水を飲んだ黒子はそれを火神に差し出し、火神は受け取って飲むと黒子に返し、黒子はキャップをしめて鞄にしまったのであった・・・。
 ・・・ちょっとー!ナニコレこの演出!ロングカットでさりげなくいちゃくらする火神と黒子だと?腐女子へのサービス以外の何物でもないでしょ!(無論原作にそんなシーンはない)
 なのに・・・こんな見え見えのサービスに踊らされて鼻息荒くしてる自分が哀れ・・・。その上、次週予告のあとの「See you next week!」のイラストが、まるでダブルカップリングのよう・・・(火神×黒子、緑間×高尾・・・)かつ、真ん中の黒子と高尾が受け同士のレズ(?)カップルみたいやないけーっ黒子が受け受けしすぎる・・・絵がBL小説の挿絵のようにちょいお耽美入ってるしさ!思わず噴いちゃいそうだったぜ
 いかんいかん、ペットボトルの回し飲みくらいで公式から公認されたような気になっちゃ・・・!奴らはオレたちを踊らそうとしているだけなんだ・・・そしてDVDとゲームとコミックスを買わせようと(もうコミックス買ってるけど)しているだけなんだ・・・!!なのに踊らされてしまう・・・ああ、なんて簡単なオレ・・・!
 ペットボトルを差し出すときに会話はあったのかしら。伏線でその直前に自分のシャツで汗を拭う火神、というのがあったので、黒子はそれを見て喉が渇いているに違いないと気づく。それで自分が持っていた水をあげようと思うが、いろいろ自分が気を回したり、常に見ていたりするのを彼がうざがる(緑間が火神にアドバイズしてやったのを陰で聞いていたことを火神に「うぜえ」と言われ、ちょっぴり傷ついているのではないかしらん。あと、黒子は彼が好きなので(←すみません、妄想です・・・)ついついいつも目で追ってしまっているので、それを知られたくないのであった)だろうと、自分が飲みたかったから水を出した、そのついでにあげた、という風を装ったのであろう。だから、「火神くん、飲む?」と訊いたんじゃないかなー、会話ありパターンの場合。ということは、まだ黒子は自分の片思いだと思っていて、火神はバスケで頭がいっぱいで、黒子への感情が恋になるのはまだ先か、気づいていないかってとこかなー。
 で、会話なしパターンは、もう2人は出来上がっているので、ふたりで回し飲みなんてしょっちゅう。(この場合、他のチームメイトには回さないのだ・・・。きっとみんな、気を使ってふたりの無意識のイチャクラぶりを見ない振りしているに違いない)だから黒子は黙って差し出し、火神も当然のように飲んで「サンキュ」と返すだけ・・・!それもまた萌ゆる・・・!
 ああ、たったこれだけで妄想高速回転なオレ・・・。いいさ、どれだけだって踊ってやるさ、赤い靴を履いたバレリーナのようにな・・・!

カペタ29巻

2012年09月09日 | オタクな日々

 マカオでの予選1回目、順位ボードに奈臣(5位)と自分の名前が並んでいるのを見、さらに自分が6位にくい込んだことより奈臣の名前を見てぶるっと体を震わせ、スタンドまで出しちゃうカペタ(なんか背中からぼうぼう出てるよ!笑)。フリー走行で事故ったカペタに対し、あやうく巻き込まれそうになったカニンガムが逆恨みして殴り込んで来たとき、「カニンガムはフリー走行6位、予選2回目で調子をあげてくればオレと順位を争うかもしれない」だから「ここでオレに殴りかかったら出場停止くらうはず」と自ら殴られに行ったカペタの内心のセリフ「オレと源との間に、これ以上余計な奴を入れてたまるか。オマエなんか、ここで消えればいい」・・・おいおい、どんだけ自分&奈臣のみにこだわってるんだ、カペタ!2人のために世界(レース)はあるの~・・・こいつ、まじ肉食です。やっぱカペタ総攻めやの~~~
 28巻の感想で、「ノブはアメリカに留学中だから、そうふらふらとマカオに来られないんだから」と書いた私がアホみたいに、なんと、ノブ登場。・・・おいっ、今11月だぞ?!クリスマス休暇でもないのになんでふらふらとマカオくんだりまで来とるんじゃ!学校はどうした!・・・ノブの進級が心配です・・・。つーか、こうしてみるとノブんちは相当お金持ちなんだということがわかるぞ。親は留学費用のみならず、小遣いもたっぷり出しているようだ・・・(まあバイトもしてるのかもしれないが・・・こんなしょっちゅうどっか行ってばかりじゃバイトも長続きしないんじゃないか?)
 パドックで話し合うカペタとノブを見て、なんか疎外感と孤独感を感じつつも「オレはオレや」と振り切るナオミ。な~んて強がっておいてその直後にモナミからで電話で「(カペタではなく)ナオミを100%応援してるよ」と言われて落ち込みから浮上。割と単純・・・(プッ)。いやいや、ここはこれでいいよ私は!ナオミモナミ、カペタ秦さん、で。でも、それはそれ、これ(ナオミ、カペタ、ノブの三角関係)はこれ・・・。なんてったって、モナミも「カッちゃんにはノブがいるし・・・」と言ってるじゃないか!そのあと「自分はもうチームカペタの監督じゃないから」100%応援する、となるんだけど、いや、そんなこと言い訳しなくていいんだよ?!つまり「もうカペタにはノブがいるから、私がいなくても大丈夫。だから心置きなくナオミを100%応援できるよ」ってことだよね?!しかしこれ、恋愛感情込みで言ってるのに、それと同列にされるカペタとノブって・・・


怪を語れば・・・

2012年09月08日 | 極めて日常茶飯事
 こんにちは。「あなたの知らない世界」の時間がやってまいりました。
 霊感はない!だって見たことないもん!と言い切るワタクシですが、だからといって怖い目に遭ったことがないわけではない・・・。たいていのことは気のせいで済ませているが(金縛りは脳が目覚めて体が眠っているせい!エレベーターが自分の押した階で止まらず勝手に真っ暗で無人の地下倉庫階まで行っちゃったのも機械の不調!←これは超怖かった・・・。残業して夜遅かったときだからさー・・・。「ひえ~」と心の中で叫びながら「閉」ボタンを押し続けたことだよ)、たまにそういう「気のせい」の怖い目に遭う・・・。
 先日私は突発的に「にーちゃん、『新耳袋』を再読したくなった。貸してくれ」と実家へ行った。そうしたら春から借りそこなっていたその他の実録怪談本もたんまり貸してくれた・・・。(兄と私は怖い話が大好きなのだ。テレビの怪奇・心霊特集は必ず見る。見ながら「これはやらせだ」「これは何度も見たよ。いーかげん新ネタ持ってこい」などとあれこれ文句を言いつつ見るのが好きだ・・・)そして『新耳袋』1巻を読み終わったその夜・・・
 暑いので私はベッドの頭側の腰窓を開け、カーテンだけ閉めて寝ていた。寝室のドアは猫が通れるように半分ほど開けてある。猫は私のベッドで一緒に寝ていた。ほとんど風はなく、カーテンはそよとも動かず寝苦しく、うとうとしていた私は目が覚めてしまった。覚めたらひどい耳鳴り。耳鳴りで目が覚めたのか、目が覚めてから耳鳴りが始まったのかわからないが、最初近所のエアコンとか何か電気製品が音を出しているのかと思ったくらいうるさい。キーンと甲高い音で、カーテンを開けて確かめたがどうも外から聞こえているわけではないようで、これは耳鳴りだと判断。つばを飲み込んだり鼻をつまんで空気を耳から抜けさせても直らない。なんだろな、うるせえな、とごろごろしていたら突然、
 バタン!と寝室のドアが閉まった。
 え?何?と入り口を見ると、間違いなくドアが閉まっている。なんで閉まる?猫は私の横にいるし、風もない。つーか、風があったら窓からドア側に流れるから、逆に開くでしょ・・・。(ドアは廊下側に開くようになっている)かといって、家の中の窓は他に開けていないし換気扇も回していないので、廊下側から私の部屋へ向かって空気の流れがあるとも思えない。もちろんうちの家が勝手にドアが開いたり閉じたりするほど傾いていることはないぞ!
 なぜだ・・・。私はドアをもう1度開ける気にはならず、そのまま寝てしまおうと思ったが、なぜか猫が「開けろ」とドアをかりかりする。「なんでこういうときにトイレへ行こうとするんだよ」とむっとしつつ、しょうがないので明かりをつけ、こわごわドアをちょっとだけ開けた。なのに猫はドアの向こうをじっと見たまま出て行こうとしない。「てめーが開けろっていったんだろうが」と私は猫の尻を押して無理やり廊下に追い出したのであった・・・。(ひどい飼い主だな!)
 猫がトイレから戻ってきたのでドアを閉め、窓も閉めてエアコンを入れて、照明はつけたまま寝た。耳鳴りはいつの間にか消えていた。
 翌日、昨日のことがあったので窓を閉め、暑い・・・とベッドの上で猫と一緒に眠れないまま30分ほどうだうだしていると、またいきなりバタン!と勢いよくドアが閉まる。今度こそ私は「げーっ!」と飛び起きて、明かりを付けた。その後はドアは閉めたまま、明かりもつけたまま寝た・・・。
 怪異はその2晩だけだったが、どー考えてもこれは「呼び寄せちゃった」んだな、としか思えない・・・。やっぱ『新耳袋』はすげえ。前にもこのブログで怪異に遭ったことを書いたが(2008.11~12)、あれも『新耳袋』を読んでいる最中に始まって、1か月ほど悩まされたっけな・・・。数日経ってまた懲りずに別の怪談本を読んでいたら(さすがに耳袋は避けた・・・)、「(怪異の前に)ひどい耳鳴りがした」という記述があって、げんなり・・・。
 基本的には「気の持ちようや精神状態に関すること」は客観証拠じゃないので、これは眉唾で読み流してくれていいが、最初の晩以来どうにも家の中が暗く感じるし、この出来事をブログに書こうとするとなんかいやな気配がして何度もPCの電源を入れては書かずに切る、ということを繰り返していたのだが、おととい、気分を変えようと愛するタカノリのDVDを見始めたら・・・
 あらら、不思議!なんだか部屋の中が明るくなっていくような感じがするし、いやな気配も消えていくわ!愛の力は偉大ね!タカノリにそういう力があるのか、それともタカノリへの愛が私にパワーを与えてくれるのか(ドーパミンが脳に影響しただけともいう・・・)、やっと明かりを消して眠れるようになりました
 結論。やっぱ『新耳袋』とタカノリは本物だ、ということで。(それが結論かい!あっ、空き缶を投げないで!)
 

るろ剣観に行ってきましたv

2012年09月02日 | オタクな日々

 『黒○のバスケ』コミックス17巻181ページ、火神が黒子に向かって言ったセリフ・・・
「タツヤとの過去とお前との未来じゃ、どっちが大切かなんて決まってらあ」
 の「ら」を、そっと心の中で修正液で消してみる・・・そんな今日この頃。みなさまは残暑をいかがお過ごしでしょうか。
 さて、昨日は友人と映画「るろうに剣心」を観に行ってきたでござるよ。私・・・「アニメは何回か見た記憶があるが・・・あの語尾しか覚えてねえ・・・。映画は健クン目当てだよ~ん。三浦春馬くんとは親友なんだって。ゲヘヘ」友人M子・・・「マンガは全部読んだ。けど、佐藤健って誰?」友人S・・・「アニメは全部見てたよ。健くんかっこいいーっ。龍馬伝の拷問シーンはめちゃくちゃ色っぺーよ!」
 はああ・・・映画は期待していたよりずっと良かった!健くんの剣心は、普段おとなしそうで品がある、って感じなのに、戦いのときには色気ムンムン!長い前髪の下から上目遣いに相手を見据える目がたまらん!!おおお、オレの脳はドーパミン飽和状態~
 そのせいであろうか、武田観柳(香川照之)ってば、降参のふりをして両手を挙げて出てきた剣心を見て、いきなり「服を脱げ」ですよ!席でひっくり返りそうになりましたが、「いやいや待て待て、他に武器を隠していないか確認のためかもしれないじゃないか」とその場は自分に言い聞かせました。・・・が、さきほどネットでるろ剣の関連記事を検索していたら、あれはアドリブだったとのこと。「あの時代の観柳だったら脱がしたいだろうと思って」・・・って、香川氏がなりきった観柳が脱がしたくなるほど、美青年だったってことですね!すばらしい役作りです、香川さん・・・!
 鵜堂刃衛(吉川晃司)も、剣心の使っていた刀を後生大事にずーっと愛用していたり、行方不明の剣心を探し出して戦うためだけに抜刀斎を名乗って人斬りしたり、自分を戦闘不能にしただけで殺そうとしない剣心に「まだ戦いは終わっていない!」とか言っちゃって、自分を自分の剣で刺して自害しちゃったり(まー要するに「お前が直接手を下さなくっても、お前がオレを殺したんだー!」と主張したわけですね・・・)、おいおい、どんだけ剣心に殺されたかったの?てなもんです。剣心ストーカー以外の何者でもない・・・
 そうそう、そういえばマイ・スィートハートの窪田正孝君が出ていてびっくり!全然前知識なしに観に行ったもんだから、「あれ、この役者窪田くんそっくり・・・。やーね、私ったら、窪田くんLOVEなあまり似た人までそう見えちゃうのかしら」と思ったのですが、クレジットを見ていて名前が出てきたので見間違いではなかったことが判明。やっぱり私と窪田くんは赤い糸・・・じゃあずーずーし過ぎるので、紫の糸で結ばれているのね。キャッ(←死んでこい)・・・しかし、暗殺者だったころの剣心に3度も斬られ、最後にゃ串刺しにされる役・・・いやいや、剣心の頬の傷のひとつをつけた、剣心が忘れられない相手という意味では重要な役だけど、夜の場面だったからほとんど顔がわからねえ~
 ともあれ、必殺技というジャ○プの病気を排して(まー、原作ファンはそういうところが気に入らないかもしれないけど)、幕末から明治という時代の転換期に生きざるを得ない男たちのあがき、もがく様を描いた時代劇としても、緋村剣心という狂気と優しさの二面性を持った人物の魅力を描いたキャラクター劇としても、満足できる作品です。おすすめ!・・・うふふ、DVD買っちゃおう・・・