3×歳以上は通常の健診にプラスして成人病健診もあるのだ。つまり胃のX線検査と、婦人病検査。胃のX線を撮るときは、バリウムを飲まねばならない。我が社では3×歳を過ぎた初めての健診を、「バリウムデビュー」と呼んでいる。しかし私は20代の時に慢性胃炎になり、胃のX線も胃カメラも大腸のX線検査(バリウムを下から入れるんだよ(爆))も経験済みであった。
昔は錠剤を飲むのが苦手で、医者に錠剤と粉薬とどっちがいい?と訊かれれば、「粉!」と叫んでいた私。でかい粒がどうしても喉を通らなかったのだ。錠剤しかないときは大量の水でなんとか飲んでいたが、胃のX線を撮るときは、そんなことは許されない。まず発泡剤を、ほんのちょっとの(それこそコーヒーに入れるポーションくらいの)水で、飲み込まねばならないのだ!これ、錠剤ではありません。粉です・・・。ふつーの胃薬くらいの量あります。
なので、初めての検査のときは、本当に涙が出るほどつらかった・・・。看護士さんには「こどもだって飲めるんですよ!」と怒られるし、口の中で発泡剤が溶けちゃうからむせるし・・・。でもね、薬飲むの苦手なのは子供も大人も関係ないよー!こどもだって、薬を水なしで飲むのが得意な子はいるし!(ほんとは危険なのでやっちゃいけません☆)
そしてバリウム。食べ物じゃない液体を飲むことがこんなにつらいとは、経験した人しかわからないであろう・・・。今は飲む量、昔の半分くらいで大丈夫になったけど、私が初めてX線検査を受けたときは、マックのドリンクLサイズくらいの紙コップになみなみ注がれていた・・・。これをゲップが出そうなのを我慢して、それだけでつらい胃に流し込めと・・・?・・・つーか、そもそも胃が悪いんだよ!吐き気がして物が食えないって言ってる患者にそりゃねーだろ?!
と、泣きながら検査を受けていた私も、その後の1年もの投薬生活と、数度のX線検査や胃カメラ検査(これもこのごろは細くなったわよねーっ。私の頃は・・・ブツブツ)を経験し、「発泡剤?ポーションの半分の水で飲めるわよっ」というつわものとなりました・・・。
今日もバリウムは息もつがずに一気飲み。一旦休むと飲めなくなる、という経験から、途中で苦しくなっても息継ぎなど決してしてはいけない!味を感じる前に、腰に手をあて、一気呵成に飲み干すのだ!
・・・ふふふ、今日の私はなかなか男前だった・・・(いや、バリウムで男前を発揮してもな・・・)
そうだ、いつも同じことばかり指摘されるだけで(べつに病気じゃないので放置OKなのだ)ほぼ健康体のワタクシですが、ひとつだけ新しい指摘が・・・。超音波検査を受けているときは、技師の方が画面見ながら説明してくれるのですが、「腎臓に・・・固いものがありますね。石かどうかわかりませんが・・・」・・・なにィー!それはもしや腎臓結石の可能性あり?水分取らなさ過ぎですか?(それは猫の場合だろう・・・)げげっ、どうか再検査になりませんように!
あー、でもちょうど9月から自社の新商品の医療保険に入ったんだよな。もし結石でも超音波破砕手術なら給付金もらえるなー・・・と皮算用する私。しかし、早期請求は調査が入る可能性大。自分の会社に調査入られることになったら間抜けだ・・・。