フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

庭のキモかわいくない奴

2020年03月31日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 先週末、庭の草除けシートをはがした。
 リフォーム中は工事車両を駐車していた場所なので、シートを留める金具が地面にめりこんで、取るのに苦労した。夫は「パワーショベルで掘り返すからいいよ~」と言うが、それでは土と混じってしまう!と私がムキになって錆びた鎌(落ちてた・・・)でほじくっていると、ふと目の端に動くものが。
「ひえ~~~!キモッ、キモッ!」
 と、つい京都伏見の御堂筋くん(※)のように叫んでしまった。
 群青がかった黒い色、頭がT字で長さ10センチほどの扁平の細長い軟体動物が、地面になめくじのような跡を残しながら近づいてくる。
 プラナリア…?それにしちゃあ、色が不吉だし顔がかわいくない!(プラナリアで画像検索してください・・・。切っても切っても再生する気持ち悪い生態ですが、顔はゆるキャラのような間抜けで愛嬌があります)つか、顔ないし。真っ黒だから。
 持っていた鎌でぶち殺そうかと(おい)思ったが、切っても増えるだけだしな・・・と、鎌に引っ掛けて側溝に流してさよならした。あー、やだやだ私は陸上生物では、脚がない奴と脚が10本以上ある奴が生理的に受け付けないのだ。
 その後ネットで先ほど見たプラナリア?を検索。どうやら私が見たのは「コウガイビル」という扁形生物で、プラナリアの仲間らしい。やっぱ切ったら増えるんだな。英語だとHammerhead worm。見たまんまじゃないか。ナメクジ、カタツムリ、ミミズ等を捕食。あー、みんな庭にいっぱいいるよ!ミミズはともかく、畑を始めたらナメクジとカタツムリを減らさないと、こいつも減らないな。ナメクジも嫌いだが、こいつのビジュアルは気持ち悪すぎるわ!

※『弱虫ペダル』に出てくる主人公のライバルの1人、京都伏見高校自転車部の御堂筋翔のこと。何かというと「キモッ」と言うが、本人の方がキモい・・・(しかし腐女子には「キモかわいい」と人気)。スパートをかけると舌が50センチほど垂れ下がり、よだれを飛ばしまくるので、できれば彼の後方50m以内では走りたくない・・・。
 

静けさや・・・

2020年03月31日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 近所の保育所が卒園式後春休みに入ってしまい、時間時間の音楽や子供たちの声が聞こえなくなって大変寂しい・・・。
 夏には1か月、運動会に披露するお遊戯の練習らしく、毎日毎日嵐の「夏疾風」が流れていたものだから、気が付くと口ずさんでしまっていたものだよ(選曲は保育士さんの趣味だな!)
 都会では幼稚園保育園は「うるさい」という苦情が入る迷惑施設だそうで・・・そういう人たちからは信じられないだろうなあ、ここでは近所の山に設置されたスピーカーから朝、昼、夕方と時間を知らせる音楽が流れてくる。でも、それ以外音なんて、時々通る車が側溝の蓋をガタガタ言わせるくらい。あとは鳥のさえずり(と、うちの猫のいびき。どうでもいいが、私はこの冬、鶴が「クエークエー」と飛んでいくところを初めて目撃した・・・鶴って渡り鳥だってわかっちゃいたけど、テレビで見るのは鶴の飛来地の池の映像しかないからな~。騒がしく鳴きながら飛んでいく鶴・・・なんとなくシュールだったことだよ・・・)。それ以外車の音も電車の音も人の声も、とにかく都会にあふれている音は何もない。
 私が引っ越し前に済んでいたのはJR、名鉄、地下鉄が乗り入れるターミナル駅徒歩5分のところだったので、窓を開ければ引っ切りなしに電車や車の走る音、飲食店のおいしそうな匂い(笑)にあふれていて、静かだ、と思うのは夜中の3時あたりの一瞬だけだったな~。ここではいつ目が覚めても、常に静か(笑)うるさいと思うのは、でっかいあられが窓に当たって「窓割れるんじゃないか?」と心配するときだけ!あ、あと、隣の夫のいびきかな!
 
 

またまた雪

2020年03月29日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 関東地方は雪だそうですが、新潟も雪になりました・・・。
 でもまあ、積雪は5センチくらいだし主要道路は消雪パイプが張り巡らされているので、運転するとしても冬用タイヤじゃなくても近場なら問題なし。ただ、やっぱり冬の雪と違って気温が高いから水っぽいべちゃべちゃの雪で、傘がないとコートが濡れてしまう。
 
 ご近所の敷地、「生えまくってるな~」と毎日感心していたつくしも、雪に埋もれております。あ、もう一度チャレンジするつもりだったつくし料理、やる気を失って作っておりません。美味いよ!という予想がついていればやる気も出るというものですが、「まあ食べられます」くらいだろうという予想なのでねえ・・・やる気出ない・・・。
 
 信濃川岸壁の遊歩道の桜。あと1週間くらいで開花かなあ?これも雪に埋もれつつ。
 飼っている柴犬の抜け毛がすごくて、夫は「バリカンで全部一度刈ってしまえば、夏毛に生え変わる」とバリカンを買いに行くことを主張しているが、誰が刈るんだ。「オレが押さえてるから、ママが刈って」とか言うし。え~~、変な姿になるくらいはいいけど、うっかり皮膚まで切ってしまったら、ただでさえあまり懐かれていないのに、恨まれるんじゃないか?それはいかがなものか・・・
 

つくしは食べない?

2020年03月26日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 そこら中に生えているつくしにロックオンしたワタクシ・・・。
 体操教室にも行かず、スーパーへ買い物も明日行く予定、ということで暇になった。
「よし、今こそ実行に移すとき・・・!」
 私はざるを持って自宅の庭(という名のただの空き地)に行った。隣の空き家の梅が満開で、白い花びらが枯草の上に散る・・・。早くこの荒れ放題の庭を何とかしなくては、と思いつつ、つくしを摘み始める。むむっ、長い奴は穂がはぜちゃってるし、はぜてない奴は茎が短すぎるぞ。食べるところが少ないじゃないか。
 とせっせと採っていると、前を通りかかった近所の犬見知り(向こうも犬を飼っているので、散歩のときによく会う顔見知り。でも名前は知らない・・・)の奥さんが、「あら珍しい、仕事してるの?」と声をかけてきた。
「仕事じゃありませんよ~」と答えたが、どういう意味だ・・・。おめーのところはいつも草ボーボーだな、珍しく手入れしてるのか?という意味か?それとも、こちらの慣用句で、他に意味があるのだろうか・・・わからん。
 あんまりいい大きさのがないなーと、隣の空き家の、うち以上に荒れ放題の庭が目に入る。
 いい大きさだ・・・
 我が家との境界あたり、日陰になっているおかげで、まだ若いつくしも茎が長~く伸びている。それもたくさん。
 夫は夏、隣の空き家の草刈りも勝手にやっていると言っていたっけ。(でないと虫や蛇が増えてうちに被害が及ぶ)じゃあ、その一環だよな。
 というわけで、私は隣家のつくしをいただくことにした。
  
 大量大量。このはかまを取って(慣れてくるとコツがわかって早くなる)、水洗いして灰汁抜き。クッ〇パッドではコメのとぎ汁か重曹でやっている。お米を研ぐのは夕飯の支度のときだから、重曹でやる。てきとーに入れて(おい)煮る。
 
 すげえ色だな!胞子の緑色のせいだ。5分ほど煮た後(くったくたになってしまったが、煮過ぎか?)、何度か水で洗って、佃煮に。だしの素と醤油とみりんと酒で味付け。これもテキトー。何のためにクッ〇パッドを見たのだ・・・。
 
 出来上がり。適当な割には不味くはない・・・が、美味しいかと言われれば、う~ん、私の味覚では美味しいのレベルではない。うまいものしか食べていない新潟県民が食べようとしないのは理解した。自分の家庭菜園で(とにかくみんな自宅の敷地面積が広いんだよ)野菜は作れるし、キノコ、タケノコ、ウドなら山まで採りに行くけど、庭に生える雑草なんか食べる価値(フキノトウも雑草扱い・・・)ないよなー。
 というわけで、来年は作らなくてもいいかー。それに、いま生えているところは人工芝敷いてドッグランにするつもりだしな!
 めでたしめでたし(?)と思ったが、よくよくクッ〇パッドを見ると、みんな、むしろ穂先がはぜてしまったつくしを使っている。あれ?はぜてない奴を食べる、というのは私の思い込みだったか?確かに、色やえぐみは胞子のせいじゃないかという気がする・・・ウィキなんかは「穂先は取って茎を食べる」なんて書いてるしー。あれ?
 ・・・仕方ない。明日晴れたら、あえて摘まなかった穂がはぜたものを摘んできて、穂も取ってしまって、茎部分だけで挑戦だ!

本日、雪

2020年03月24日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 昨日タイヤ交換したら今日は明け方から雪。まあ、道路に積もるほどではないからいいんだけど。でも、屋根と地面は白い。その後曇り→あられ→晴れ→雨→晴れ、と目まぐるしく天気が変わる。雪国ってやつは・・・
 今日は予定通り総合病院へ。引っ越してきてから、体調が良好だったためしがない。それは置いといて、この病院に来るたび気になるのが、自動精算機。機械が処理中に音楽が流れるのだが、その音がなぜか「湘〇美容外科」のテレビCMの音楽と同じ・・・。あれ、この機械ってCM流れるのかな、ときょろきょろしてしまう。(自販機じゃないって)
 運動不足と体重増加対策に、中高年女性向けの体操教室に通っているのだが、昼頃に夫から「市内で感染者が出たから体操行くの禁止ね」とメールが来た。フィリピン帰りのおっさんと接触する機会などないわ!とブーブー言うが、夫は心配性。ここは譲るか・・・教室の先生も「休会手続きもできますよ」と言っていたし。ああ、もう体重増加に歯止めがない!!

タイヤ交換

2020年03月23日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 本日、我が家のカネオのタイヤをスタッドレスから普通のに交換した。
 カネオとは、夫の車のことだ。無論、私が命名。
 私自身は結婚前は長らく軽自動車に乗っていたし、サンデードライバーなのでガソリンもほとんど使わず、経費があまりかからなかった。(マンションの駐車場代が一番痛かったな・・・)
 ところが夫は3年前に「憧れだった」という某外車を購入していた。その値段を聞いただけで「ローンの3分の1が払えたわ」という代物。しかもハイオクしか受け付けず、燃費も悪いったらありゃしない。
 で、乗るたびに「この金食い虫」と呼んでは夫に「頼むからその呼び方はやめてくれ」と泣かれた(よく考えたら酷い嫁だな)ので、「じゃあ、カネオでどう?」(いつも二人で観ているテレビ番組のキャラ・・・)「まあ、それなら」というやり取りがあり、我が家の車の愛称は「カネオ」となったのだ。
 おそらく通常ならもっと遅くにならないと普通タイヤには戻さないのだろうが、今年はもう雪は積もらないだろうな~と、オートバックスに持って行った。
 普通タイヤに戻すのは結構タイミングずれるけど、スタッドレスにするタイミングは割と一斉なので、去年の秋、電話してから予約が取れたのは2週間以上先だったんだよな~。その間に雪が降らないかとヒヤヒヤしたっけ。今年は気をつけねば・・・。
 
 

オーバー50からの婚活・プロローグ

2020年03月22日 | オーバー50からの婚活覚え書き
 初めて婚活をしたのは37か8歳くらいのことだったと思う。ご多分に漏れず、「40になったらこども産めなくなっちゃう」「それで後悔しないか?するかもしれないから、努力はしてみよう」「女一人独身で生きていくのは結局厳しいしな・・・」という理由だった。本当に結婚したいか、家庭を持ちたいのかと問えば、そこまでの確固たる信念はなかったと思う。
 その前準備のため、コンプレックスだった出っ歯を35歳から2年かかって歯列矯正で見られる程度に直した。(そういうやる気と計画性だけはある・・・)そして満を持して(?)某結婚相談所に入会した。
 そこのシステムは、性格チェックと双方の条件でマッチングした会員の紹介状を月〇人(忘れた。6人くらいだったかな)出してくれ、紹介状のプロフィール、性格、自己紹介を読んで会ってみたければお見合い希望を出し、相手もOKならば日時を調整してくれ、会社の事務所で30分間のお見合いをする、というもの。紹介状に写真はないので、写真を見て判断したければ事務所へ直接行けば見せてもらえるが、私は顔で判断したくなかったので(人の顔をとやかく言える顔でもないしな・・・)、それはしなかった。
 ほかに自分から申し込む方法があった気がするが、記憶がない。活用しなかったからだ。
 その相談所では結局3人とお見合いし、2人目3人目と交際開始となったが、数回のデートをしてこちらからお断りをした。相手に不満があったわけではない。3人目などはとてもいい人で、向こうも私をいいなと思っているのを感じたし、大みそかには家に泊まりに来てもらって一緒に年越しそばを食べたりした。
 が、お正月休み明け、私はお断りをして、さらに相談所自体も退会した。なぜか?
 このまま交際を続けていけば、すんなりその人と結婚するという話になるだろう。お互い条件も性格も合っているし、いい人だな、好きになれそうだな、とも思った。しかし、自分が何とか断る理由を探しているのに気が付いたからだ。つまり私は、その人云々じゃなくて、そもそも本当は結婚なんかしたくないのだと気が付いたのだ。
 入会からわずか3か月だった。子どもを産まない人生でも仕方ない、親には申し訳ないが、姉が2人甥っ子を産んでくれているので、勘弁してくれ・・・。
 そう決めると、身も心も軽くなった。彼氏いない歴=年齢だったので、婚活するにあたり「ここまで来たら結婚するまで清らかでいよう(笑)」と思っていたが、それもやめだやめだー!!だいたい私はそれほど道徳的な人間じゃないのに、無理してたぜ!
 というわけで、出っ歯を直したおかげで10代からくっきりしていたほうれい線も薄くなり、自分の外見コンプレックスが弱くなった私は、その後約10年、出会い系サイトを活用して「結婚はしないけど継続的なお付き合い希望」「割り切り」の両方で男性とお付き合いしたりしつつ、「結婚しない人生」を送っていた。
 

パラノ的食欲

2020年03月21日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 川原泉のマンガに、「空の食欲魔人」がある。主人公の夫がカレーだったりきしめんだったり、1つのメニューばかり食べるパラノ的食欲の持ち主なのだが、うちの夫もそうである。
 結婚してすぐに彼が私に頼んだのは、「金曜日はカレーの日にして」ということだった。
 以来、カレーの具をちょっとずつ変えて毎週作り続けているのだが(シチュー、グラタン、ドリアも好きだと言うので、途中からそれらも混ぜてはいる)、カレーを作ると翌日の昼、夜もカレーになってしまう・・・。
「飽きない?」「全然」
 いや、私は飽きるよ。さすがに毎週じゃあ・・・。
 そんな彼、先日「1品足りないが、手をかけるのもなあ」と出した居酒屋メニューの「キャベツの塩昆布とごま油あえ」がひどく気に入ったらしい。
「明日も作って」「いいけど(簡単だから)」
 と、それ以来、毎夕食どころか、昨日などは休日なので、昼と夜にそれぞれボウルいっぱい食べた。
 飽きる・・・と、しそふりかけを混ぜたり海苔の佃煮を混ぜたり味変を試みるが、「どれも美味しいよ。でも、塩昆布とごま油だけでいいよ」むしろ、その方がいいんかい
 というわけで、買っても買ってもキャベツが足りない。昨日買ったばかりなのに今夜で使い切ってしまう。かといってキャベツだけのためにスーパーに行くのもなあ
 お向かいの家の畑には、冬越しのキャベツが3、4個大きく育っている。先週大根をくれたが、キャベツはくれないかな
 と、今週は犬の散歩に行くたびに眺めていると、「ポニョ、なんでもロックオンするのはやめてくれ」と隣で夫がおののく。いつもご近所さんの庭(つーか、空き地というか)で「あ、ふきのとう出てる。取らないのかねえ」「つくし生え放題じゃん。みんな珍しくもないから食べないんだねえ」とよだれを垂らして見るたびに、彼は「頼む、ロックオンしないでくれ~」と言って私(と犬)を引きずっていくのだ・・・。
 そもそも、おめーのパラノ的食欲のせいだっちゅーの(キャベツに関しては)。
 去年の秋、庭に試しに白菜とリーフレタスを植えたら、時期が遅くて白菜2つはとうが立ってしまって失敗したけど、3つは大きなおいしい白菜ができて鍋に重宝したし、レタスもサラダを作るときにちょっとずつ必要な分だけ収穫すると、めっちゃ新鮮で美味しかった。今年はもう少し面積広げてやるつもりだ。なので、春植えのキャベツを植えて、夏には収穫できるようにしようかな。それまではスーパーで毎週買わないとな!・・・つか、このキャベツメニュー、いつまで続くんだろう・・・
 

春の嵐

2020年03月20日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 今日は風が強かったですね~~。天気も荒れまくって、晴れ→雨→晴れ→雨→晴れ→曇り、合間に突風って感じでした。
 新潟の冬はとにかく天気の変化が激しくて、太平洋側のように1日中晴れるということはほとんどない。つーか、太平洋側の冬って、晴れが多くて乾燥しているけど、日本海側はどんよりが基本で湿度高い・・・。リフォームしたばっかなのに窓の桟のプラスチック部分にカビが生えてしまったただ、雪が積もってしまえば逆に湿気は減るそうだけど、あいにく今年は雪が積もらなかったので、本当かどうか確認できなかったなあ。
 昨日は義兄を連れて、ショッピングセンター内にあるソ〇トバンクへ行った。で、用事が済んでご飯を食べて駐車場へ向かう途中、その中にあるケーキ屋さんでトドさんの足が止まった。ショーケースにはイチゴのロールケーキが。おいおい!私への「いいこと」用に買うつもりか?!
「奥さん、ケーキいらない?」
「いらないってば」
「じゃあいいよ。オレは食べるから」
 ムムッ。どうしても買うつもりだな。しかし、それならロールケーキは避けたい。だって堂島ロール食べたばっかりだもん!
「じゃあ、シュークリームにしようよ」
「これがいいよ。イチゴいっぱいだよ」
 そのロールケーキは、表面にイチゴのスライスがびっしり貼られている。が、ワタクシの勘では、見た目よりイチゴの量は少ないと見た。それに、私はこのお店の米粉シュークリームを一度食べてみたいと思っていた。(5個セットでしか売らないので、今まで買う機会がなかったのだ)
「シュークリームより、ロールケーキの方がいいって」
 ええい、私が遠慮して安い方を選んだと思ってるな?そうじゃないんだけど、そう言っても「またまた、奥さんてば遠慮して」としか思わないんだろうなあ。
「はいはい、あなたの好きなもの買ってください・・・」
「いいこと」は明日じゃなくて今日に前倒しになったらしい。ま、いいけど。
 で、翌日の今日は、予定通り朝日酒造へ。この間在庫切れだった「香里音premium」(720ml 950円税別)を購入。そして、「高いよ~、一升瓶しか売ってないよ~」と先日諦めた「久保田 萬壽 無濾過生原酒」(9900円税別)を夫が購入。「オレ、日本酒は好きじゃないけど(新潟生まれとは思えない、ほぼ下戸な彼・・・)、これは美味しかったんや」私が先日試飲で買ったものを、彼にも1口飲ませてあげていたのだ。
「昨日、バキュバン(飲みかけのワインを真空にして保存するやつ)買ったでしょ?炭酸水用って言ったけど、ほんとはこれ用にしようと思ってたんや」
 確かに、一升瓶じゃあうちの場合、飲み切るのに時間かかるもんね。
 あとは瓶詰の貝柱味噌と、酒まんじゅう(結局また甘いものを買っている・・・)を購入。
 ショップにはまだまだ買いたいもの(日本酒入りケーキとか、リンゴ丸ごとバウムクーヘンとか、日本酒入りアイスクリームとか・・・。あ、菓子ばっかじゃん酒のあてもいっぱいあるんだけどな!)があるので、また来なくては。
「これで、あなたがほしいと言っていたものは揃ったでしょ。良かった良かった」
 生原酒、自分がほしいから、と言ってたけど、高くて無理~買わないよ!と言っていた私のために、そういうことにして買ってくれたんだろうな・・・。もしかして、「いいこと」はこの生原酒のことだったのかも。酒以外って、私が買おうとしていた香里音以外、という意味だったのかな。
 どちらにせよ、優しい夫に感謝。全く、私はいい人と巡り合ってよかったな!(こればっか
 

夫婦の呼称問題

2020年03月19日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 テレビで雛形あきこ夫妻を見ていた夫が、「うちと一緒だね~」と言った。全くだ・・・。
 夫の天野さんは、妻のことを「ママ~」と呼ぶ。雛形さんは夫のことを「坊ちゃん」扱い。なんとなく母子関係。
 ネットでどんな記事を読もうと、夫婦が「パパ、ママ」「お父さん、お母さん」と呼びあうことは推奨していない。私の子どもの頃は夫婦がお互いを名前で呼ぶことの方が珍しかったから、隔世の感だ。
 確かに、「パパ、ママ」と呼び合うと、お互いが夫婦であり男女である意識が薄れてしまう気がするし、だいたいもう子供もできないから、「パパ、ママ」と呼びあうことはないだろうな~とも思っていた。しかし、名前呼びはちょっと恥ずかしいぞ(年齢=彼氏いない歴の、筋金入りの非モテ人生だったからさ!)できればあだ名呼びはできないかな~。でも、前に子どもの頃のあだ名訊いたら、いまいちだったしな・・・。
 と思っていたところ、婚前旅行で行った温泉旅館、お風呂から出てきた私が見たのは、座布団を枕に、畳に横向きに寝っ転がっている彼。その姿は・・・まさに陸に上がったトド!
 私は爆笑。
「トドが・・・!トドが転がってる・・・!」
 今度から、あなたのことは「トドさん」と呼びます、と言った私に、「じゃあ、オレは〇ちゃんのこと何て呼べばいいの?」と口をとがらせて彼が言うので、「ん~、じゃあ、私のことはポニョと呼んでください」
 長らく「食べても太らない体質」と豪語していたワタクシだが、更年期に入ると体質が一転、何を食べても太るようになってしまい、それもお肉が全部下っ腹につき、ぽっこりお腹に。なので、いつも風呂の中で自分の下っ腹を眺めながら自虐的に「まんまるお腹の女の子」と歌っていたのだ。ポニョ・・・我ながらぴったりじゃないか。
 というわけで、それ以降「トドさん」「ポニョ」と呼び合うようになったのだが、問題は、私が猫、彼が犬を飼っていることだった。動物を飼っていると、どうしても動物から見た自分を「親」と意識しているので、私も猫に向かって「お母さんはね」と話しかけるし、彼も私のことを自分が飼っている犬のママ認識。犬に成り代わってメールを送ってくるときも、「ママ~!僕、こんなに大きくなったよ~」と写真にコメントを付けてくる始末。
 一緒に暮らし始めるとそれはもう顕著で、しかも彼はややマザコン。(まあ、男は基本そうだ)最初は「ポニョ」「〇ちゃん」だったが、だんだん「ママ、ママさん」が混じるようになってしまった。それもどうも、犬と同じ目線じゃねえか?という感覚がプンプン。まあ、いいんだけどね・・・。10年以上前に母親を亡くしてるし、子どもの頃から両親に冷遇されて十分甘えられなかったんだろうし、今、甘える相手ができたからそうなっちゃうんだろうな。
 
 昨日、「お義兄さんに言っておいて」とした件、今朝になって「オレ、やっぱりママに迎えに来てもらえると嬉しいな」と言い出した。こんにゃろう、昨日お義兄さんに言えなかったんだな。しかし、目尻を下げてニカニカッとしながらゆるキャラのような愛嬌のある顔で言われちゃうと、私も甘いので「しょーがねーな・・・」と行くことにした。
「行くと何かいいことあるの?」「あるよ~。明日」「明日?朝日酒造に行く予定でしょ?」「そうだけど、お酒以外にいいことあるよ」何を思いついたことやら。昨日やたらスマホを触っていたので、何か探していたのかしら。しかし、「ポニョには甘いものを与えておけば間違いない」と思い込んでいるらしいので、ケーキ屋につれていかれそうで不安だ。「ケーキは1か月に1回」と決めているのに、今月は結婚1周年だから特別、と食べ過ぎて自分史上最高体重を更新中なので、これ以上ケーキは食べないぞ!
 でもあの顔で「だってポニョが嬉しそうに食べているのを見るのがオレの幸せなんや」とか言われちゃうと、「いらないから!」とは言えなくなっちゃうんだよな~