木曜に同僚から風邪ウィルスをもらい、連休だというのに体調不良なワタクシです。こたつに入ってテレビを見ているだけです・・・って、いつもと一緒じゃん!
不可解なのは、同僚は胃腸かぜで食べられないと嘆いていたのに、私は食欲もりもり、ひたすら咳・鼻づまり・頭痛・微熱だけということだ。ティッシュ・ボックスとブリーズ○イトは手放せない。こんな状態でも、このひと冬分の銀杏を買い込み、こたつの上でひたすら剥く。今年は銀杏割り器を購入。(そこまでして・・・)1200円もしたが、去年の金づちとは比較にならない効率のよさ。グッジョブ
←ペンチのような銀杏割り器。今冬分の銀杏は、愛知県祖父江町産、500g。銀杏は食べ過ぎると中毒になるぞ!良い子は一度にたくさん食べちゃだめだぞ
さて、先々週は、去年大阪へ転勤した友人YとUSJへ遊びに行った。期間限定イベントの「ホラーナイト」を見たかったのだ。夜6時になると、園内の一部が仕切られ、「ホラーエリア」(だっけ?)となって、ゾンビが徘徊する恐怖空間になるのだ。といっても私たちはちょうどその時間、Yが「お腹が空いた」というので、ゾンビに目もくれずレストランを求めてエリアを2周・・・。「この時間、ゾンビから逃げられないように(おいおい)店は全部閉めちゃうんじゃないの・・・?」「とにかく入れる店がないよね」と仕方なくエリア外へ移動し、ハンバーガーショップに入る。(あとから行ったら店は開いていた。一時的に閉めただけらしい・・・が、だったら何時から開けるとか書いといてくれよ・・・)私たちがいる席の、通路を挟んだテーブルに、カップルが「タワー・ハンバーガー」という巨大な(つーか具が高く積み上げられた)ハンバーガーを持ってきて座り、盛り上がっていた。私たちも「すげー」と眺めていたら、写真を撮ってくれと頼まれる。・・・1人で出かけても、女友達と旅行していても、なぜかいつもカップルから写真を頼まれる・・・。それは「カメラ扱うのに慣れていない年寄りでもなく、自分たちだけで盛り上がっている学生集団でもなく、邪魔しちゃ悪そうなカップルでもない」からか?まあそうなのだろうなあ・・・。
そのあと再びホラーエリアに戻り、目が合ったゾンビに追いかけられたりして90分待ちのJAWSに並び、出てきたところでちょうど9時となった。その日はYのマンション泊。
翌日、「同人誌が読みたいんじゃー!」と来月コ○ケ行きを控えているにもかかわらず、日本橋のオタロードへ。腐ってないけどある方面ではオタ(ア○フィーと特撮。「ウィ○ードもおもしろいけど、今期は戦隊物のゴーバ○ターズもおもしろいから見てるよ」だそうだ)のYも行ってみたいと同行。同人本屋で、自分が昔買った同人誌がウン万円で売られていて、仰天。え?この人今、そんなに人気あるんですか・・・。市販のBL本ほとんど買わないから知らなかったよ。ま、売らないけど!
中古本フロアでは目当ての本が見つからず、がっくり。新刊同人フロアでは最初、平積みが少なくてどう探していいのかとまどう。だってイベントとかだと平積みだし、普通の本も新刊コーナーでばっか買うから基本平積みだし。いちいち棚から見本誌を引っ張り出して帯の説明を読まねばならないのがめんどう・・・とぶつぶつ言いながらも、気がつくともう片手では重くて持てなくなっていたのでレジへ。どんどん増えていくレジの値段表示に、「ヤバイ・・・。万札1枚しかない・・・」いざとなったらYから借りようと思ったが、カード払い可だったので無事購入。いかんいかん、同人本屋で買うとイベント価格より3割増しなんだよな!手数料高いからさー。
そのあと難波駅へ戻る途中で、メイド喫茶へ。「50円プラスでオムライスにケチャップでなんか書いてもらえるよ・・・。頼めよ・・・」「やだ。私カレーにするから」「私だってミックスフライ定食が食べたいんだよ」・・・と、結局他人が頼むだろうから(店内の女子は私たちとオタカップルの一方だけだ)、それを見物しよーぜ、ということにした。
メイドさんは入ると「いらっしゃいませ、ご主人様(お嬢様)」と挨拶し、帰るときは店外まで出てお見送りしてくれる。常連らしい男性には「○○さん、久しぶりだねー」と声をかける。私たちの席はレジのすぐ近くだったので、メイドさんたちが「××さん、いつものネクタイと違うね」などと話している内容も聞こえてきた。名前覚えられたり、ネクタイの柄覚えられるほど頻繁に来てんのかよ!そもそもいつもどんな柄のネクタイなんだ?!と私たちは小声で突っ込む。私たちはフツーに注文し、フツーに運んでもらったが(注文するときは手を上げたり声をかけたりするんじゃなくて、ベルを振るんだけどさ)、ほとんどの男性はメイドさんがテーブルに来るたび何かしら話しかけて会話を楽しんでいる。なるほど、これが正しいメイド喫茶の利用方法なのだな。しかし私らは別に話しかけることなんかない・・・ので、ひたすら食べるのとマンウォッチングに励む。
「萬里、後ろ見て。ケチャップ来たよ!」
ぐるん、と振り返るワタクシ。どうせ彼らはメイドさん以外目に入ってないさ!と大胆に見物。「なんだよー、黙ってかけずに、『愛情たっぷりおかけしま~す』とか『一緒に萌え萌え』とか言ってくれないかな」
「この店はそんなディープじゃなくて、割りとおとなしめなんだと思うよ」
ううむ、写真もオムライス撮ってるだけで、メイドさんとツーショットとかしないのな。それとも禁止なのかもしれん。やっぱメイドさんの顔がネットとかにアップされると危険だもんな。
Yからはメイドさんのエプロンの、ボールペンとか挿しておくポケットがこすれて汚れているという厳しい指摘が入る。「やっぱ白いフリルのエプロンは飽くまでも白くなくちゃ」女中頭か、キミは・・・。
私がケーキが食いたいと主張したので、支払いをして店を出たのだが、例によってメイドさんがお見送り。通行人もいて結構恥ずかしいぞ、とそそくさと行こうとしたら、Yがメイドさんに「すみません、この近くにケーキ屋さんありませんか?」と尋ねた。「そうですね~私もあまり詳しくないんですけど」とメイドさんが考え込む。おいおい!これじゃまるで「メイドさんとおしゃべりしたくて話しかけてる」みたいに見えるじゃないか!OH!NO~とムンクの叫びをしながらじりじりと友人とメイドさんから離れるワタクシ。(←おい・・・)2人は商店街マップみたいなのを店の前で開きながら話をしている。せ、せめてレジで聞いてくれれば・・・!と私は大胆な友人に向かって心の中で叫んだが、さんざん通行人と店の中からの男たちの視線を集めていた友人は、何事もなかったように「じゃ、行こか」と歩き始めたのであった・・・。さすがだな、Y・・・。
結局教えてもらったケーキ屋は人気店だったようで30分待ちで、待ってたら遅くなっちゃう、とあきらめて難波駅へ戻る。「清水さんの『秘密』買った?」「まだ。この頃本屋なかなか行く時間なくて」「青木がさ~、ほんと鈍チンでさ~、私ゃじれったくてじれったくて悶絶したよ」などと喫茶店で話し、これから『秘密』を買いに行くわ、というYと別れ、私は近鉄で帰路についた。
ちなみに、購入した同人誌はすべて黒子の火×黒でございます・・・。コ○ケではこの10倍買ってやる!(肩抜けるってばよ・・・)とますます萌え燃えるワタクシなのでございました。
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たしなむ程度です。