2022年1月25日10時。新潟動物画像診断センター(以後、AICと表記)へ行く。これまでの経過の聞き取りをした医師は、腸の腫瘍の疑いと聞いているので、まずは血液検査、X線、CT、超音波検査を行い、場合によっては内視鏡検査も追加するとのこと。麻酔をかけるので、覚める時間も考えて14時頃までかかるというので、コータを預けていったん帰宅した。買い物と昼食を済ませて再びAICへ行くと、まずは検査結果を説明された。結論としては、腸重積を起こしているという。腸重積とは、腸官の一部が連続する腸管の内部に入り込んでしまい、腸閉塞を起こす病気だという。内視鏡で重積部分を押し出そうとしたが、けっこう深く入り込んでいてできなかった、と内視鏡で撮った写真を見せてくれた。
「この青黒い部分が入り込んでいる小腸で、少ししか腸の中に隙間がありません。今は出血はありませんが、血便については、たまたま重積部分が傷ついて出血したためと思われます。この部分から細胞を取りましたので、病理検査に回します。それより問題なのは、もう腸が塞がって腸閉塞を起こしそうですし、そうなれば命にかかわります。重積部分が黒っぽいですが、壊死していると思われるので、もし破裂したら確実に死にます。今日にでも破れるかもしれないので、すぐに手術が必要です」
すぐ手術させますよね?と問われ、はいっ、もちろん、と即答した。
医師はH病院に電話してくれた。その日の夜は他の手術予定が入っているが、その前にやる、と受けてくれたとのことで、麻酔の覚めたコータを連れ、H病院に向かった。
休憩時間中のH病院に着くとあわただしく手術同意書に記入し、すっかり帰れるものと思ってニャーニャー鳴くコータを泣く泣く預けた。ガンかどうか判明しないまま手術に突入だったが、むしろ重積のせいで具合が悪かったのであって、ガンなんかじゃない可能性もあるよね?と勝手な楽観も浮かんでいた。
検査代は内視鏡検査が一番高く40,000円、次がCTで35,000円、その他諸々合計177,100円だった。もちろんカードで支払った。
「この青黒い部分が入り込んでいる小腸で、少ししか腸の中に隙間がありません。今は出血はありませんが、血便については、たまたま重積部分が傷ついて出血したためと思われます。この部分から細胞を取りましたので、病理検査に回します。それより問題なのは、もう腸が塞がって腸閉塞を起こしそうですし、そうなれば命にかかわります。重積部分が黒っぽいですが、壊死していると思われるので、もし破裂したら確実に死にます。今日にでも破れるかもしれないので、すぐに手術が必要です」
すぐ手術させますよね?と問われ、はいっ、もちろん、と即答した。
医師はH病院に電話してくれた。その日の夜は他の手術予定が入っているが、その前にやる、と受けてくれたとのことで、麻酔の覚めたコータを連れ、H病院に向かった。
休憩時間中のH病院に着くとあわただしく手術同意書に記入し、すっかり帰れるものと思ってニャーニャー鳴くコータを泣く泣く預けた。ガンかどうか判明しないまま手術に突入だったが、むしろ重積のせいで具合が悪かったのであって、ガンなんかじゃない可能性もあるよね?と勝手な楽観も浮かんでいた。
検査代は内視鏡検査が一番高く40,000円、次がCTで35,000円、その他諸々合計177,100円だった。もちろんカードで支払った。