先週、上妻宏光のコンサート「生一丁!」に行ってきました。津軽三味線のコンサートは2、3年くらい前に吉田兄弟に行ったことがあって、そのときはマイクなしの音を聞いてほしい、と最後に生音で演奏してくれたのですが、大きなホールでしかも後ろの方の席ということで、それほどの感触はなかったのですが、今回は約400席という小さいホール、8列目のド真ん中といういい席だったおかげで、マイクなしとは信じられないくらい、目の前で演奏されているような迫力の音!三味線ってこんな大きい音なんだー、と圧倒されました・・・。しかも近いので手元とかも見える。
ワタクシ素人なので、弾き方とか全く知らないのですが、撥の動き以上の音が複数聞こえるのが不思議で、初めて左手の指でも同時に弾くと知りました・・・。バイオリンだと指で弾くときは弓使わないし。ギターはどうなの?左手は音階作るために弦を押さえたりビブラートかけたりする以外に、メロディー奏でたりする?しない気がする・・・。
というわけで、今月発売の『ましろのおと』4巻。太棹の音をちゃんと聴いて、弾き方が洋楽器とは違うんだな~とようやく(4巻まで来て!)わかってから読むと、なんとなくマンガでの三味線の音の表現が理解できるような気がいたします・・・。
登場から性格悪そ~な緒方がほんとに性格悪くて(笑い方がどれもこれも「にっ」とか「にやり」とか「にたり」とか擬音つけたくなるようなのばっか・・・
)、しかも愛用の楽器に名前つけて「きれいだよ
」とかうっとりしちゃうオタク(オタクはよくパソとか台車に名前つけるよね・・・)と判明し、あああ、もっと雪と絡んでえ~ッ!
と叫ばずにはいられない・・・。いやいや、腐れな意味ではなく、好敵手?同士のせめぎあいっつーか、お互いを触媒にして高みへ昇って行く、っつー展開が好きなだけなんですよ!(それが一番エロいとも言う・・・)それにどっちも攻めっぽいしさ・・・。(←オイ)
次の巻で雪は、最初のライバルとなるだろう田沼総一と「運命の邂逅」(と予告に書いてある・・・
)をして、なぜか「お友達からお願いしますっ
」と告白されるらしい・・・。(←多少脚色アリ)
次、遅ればせながら7月発売の『Capeta』25巻。
金田に惚れられて(は?)いるのに全く気づかないニブいカペタ・・・。しかし「あなたのことは好きだけど、一緒にいるだけじゃダメなの。私、ステップアップのために勉強に行くわ!」と恋人が旅立ってしまってから、身近な女(秦さん)とよろしくしている間に、恋人は異国の地でライバルの男と急接近!嫉妬にメラメラだー・・・という展開の巻でありました。(相当脚色済みです・・・)
でもそんな感じだよね!どう見ても!
ユーロ3で表彰台に立った奈臣とがっちり手を取り合っているノブの写真を見てしまい、その写真を思い出してムラッときて(この擬音は原作通りですよ!)「ノブ、おまえはオレのパートナーだろ~~~」とぐわんぐわん(この擬音も原作通り)とショックが蘇ったりしてるんですが、「オレの」というセリフにものすごい独占欲感じますね~~~!このプレッシャー感じる場面で(予選2位で終わり、本戦直前)ノブにそばにいてほしいのに、自分のそばでなくて奈臣のそばにいる(しかもアメリカにいるはずなのに、夏休みでヨーロッパ行ってるだけなんて知らないから、余計疑心暗鬼なのであろう・・・)なんて・・・と頭の中嫉妬と疑問でぐるぐるですよ!ふふふ・・・恋の三角関係ですよ・・・
あと、ノブが一緒に来たという友達ってのも気にかかる。つーか妄想のタネ。同じ高校の同級生で、ノブに一目惚れの彼(仮にマイクとでもしておこう・・・)は、夏休み、ノブがヨーロッパに行くというので「オレも一緒に行くよ!ノブはイタリア語はわからないだろ?オレはフランス語とイタリア語ができるから助けてやれるぜ!」とか言って、ふたりっきりの旅行中にチャンスがないかと下心満々。何も知らないノブは「ありがとう、マイク。お前っていいヤツだな」などと何も警戒せずに旅行に出かけたのであった。
ノブをノンケと信じているマイクは、肩を抱き寄せたり腕を摑んで歩いたりしかできないでいたが、ノブが奈臣に会いに来た(のかねえ?まあレース観戦のついで・・・)と知り、「あ、あの男はなんだ?!ああっ、あんなに近づいて!」と嫉妬メラメラ、しかも「こんなところまで会いに来る行くなんて、あいつはもしやノブの恋人なのか?!」とノブもゲイと誤解し、「だったら絶対にこの旅行中にノブをものにする!」と固く決意するのであった・・・。危うし、ノブ!
で、奈臣と食事をして遅くなった帰り、迎えに来たマイクに「ノブ、お前はあいつが好きなのか?」「は?(細かいニュアンスがわからないノブ)ナオミのことか?うん、まあ好きだよ。けっこーいい奴だし・・・」「・・・ノブ、オレだってお前のことが好きなんだ!アメリカにいる間はオレをステディにしてくれないか?!」「は?」ぽかんとするノブに、強引にキスしようとするマイク。(この名前萎えるなー・・・。もうちょっと違う名前にしとけばよかった)そこへ、ノブの忘れ物を届けに戻ってきた奈臣が。「おい!なにしてる
」マイクを殴りつけ、止めに入るノブを引っ張って自分の宿舎に連れ帰る奈臣。
落ち込むノブの相談に適当に相槌やアドバイスを返しながら、奈臣は、キスされているノブを見たときの反射的な怒りや、今の自分のもやもやとした気分が何なのかわからず、途惑うのであった・・・。
・・・お前、妄想しすぎだろ!と自分で自分に突っ込むよ!なんかもー、あんまり妄想暴走させると引かれちゃいそうなのでこの辺で!