フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

いつでも同じ、秋の夕暮れ

2011年09月26日 | オタクな日々
 どうですか。フォーゼ観てますか。主人公とクール君(いい加減名前覚えろ)のカラミが少なくて、テレビの前で「また女とからむのか・・・しかし全く色気がないところが救いだ・・・っっ」とハンカチを噛む幸田です。(目の前でダラリと寝る猫を噛まないところは理性)
 ブックオン(仮名)にダンボール1箱本を売ったのに、同じくブックオンから買った本がダンボール2箱届いて倒れそうになりました。バカ?私、馬鹿杉?
 それなのに1週間前に不快本屋さん(仮名)に頼んだ兎虎本が届かず、イライラしております。2営業日後に発送じゃねえのかよ?!しかし、「注文が集中した場合は数日遅れることがあります」と書いてあるので、理性で「まだ?早くしてよ!」とメールを送るのを我慢しております。でないと「こいつ、どんだけバニ×タイ18禁本が読みたいんだよ・・・」と思われるかもしれないからな・・・
 なので明日にも届くんじゃないかと、明日の約束なんぞキャンセルして早く帰りたい!と断りのメールを入れるのを必死で我慢しております。あれですな、人としてそれはどうよ・・・となけなしの理性が諭すもので。しつこいようだが男よりバニ×タイ18禁本・・・。
 くそう、明日ポストに不在配達票が入っていたらすげームカつきそうだ・・・。そんな自分の腐れ加減にちょっぴり遠い目になってしまうのであった・・・。

片付けをして人生にときめく・・・か?

2011年09月24日 | オタクな日々
 なんか世間では人生がときめくようになるお片付けが流行っているらしい・・・。
 ま、ときめかなくてもいーんだが、むしろ新しい本を買うために古い本を何とかしたい・・・&棺おけに片足突っ込んでからは片付けられなかろう、おひとりさまはいつ死んでも家族のめーわくにならんように、いらんものは処分しておかねばな、と思ったので、まずはどうせ見られないビデオテープ(!)と聴かないカセットテープ(!!)を燃えるゴミ(私の住む町では萌える・・・じゃない、つーかなんでナチュラルにオタク的変換・・・燃えるゴミ扱いなのさ。高性能焼却炉完備)に出し、本とCDを某ブックオン(仮名)に売るべく箱に詰めた。そして集荷の手配をしたところで、うっかりそのまま検索して、昔友人から借りて読んだマンガがどーしても読みたくなって、大人買い。約1万8千円也。(・・・アレ?売った本より買った本のが多くね?)
 そして今や猫の昼寝場所となっている文具棚も整理。ペンと筆はもういらない・・・。ワープロ用紙?使い道ない・・・。トーンもページ番号シール(昔、ワープロ時代はページ番号印刷機能がなかったんだよ・・・)もいらん。紙見本帳・・・はとっておこうか・・・。(私信:nao.ちゃん、いらないかい?)あ、小説用同人誌原稿用紙が100枚以上もある!使わないけど・・・(もう今やWordでもデータ入稿できるしな。いやいや、もう同人誌なんて出さないから)しかし・・・新品だもんなー。もったいない・・・。とっておこう・・・というのは未練か?
 大量の便箋やポストカード(無論、同人のイラスト入り)も出てきた。うわー、好きだったサークルのインフォメペーパーがとってある!あーこのサークル、いつも1ページマンガ載せてておもしろかったんだよなーっ、などと懐かしく読み返してから、雑紙としてまとめて廃棄。だけどどーしても好きな作家さんのポストカードだけは残した・・・。
 ここまでやったらもう疲れたので、今回の片付けは終了。年寄りは集中力が続かん・・・
 というわけで、ちっともときめかないオタクの片付けであった・・・。次は同人誌だな。某不快本屋さん(仮名)でタイバニ本ウン万円も買っちゃったから、本棚にスペース作らないとね!あ、これはときめくわー片付けじゃなくて買う方にだけど!(ダメじゃん・・・

今月のマンガ2011.09

2011年09月18日 | オタクな日々
 先週、上妻宏光のコンサート「生一丁!」に行ってきました。津軽三味線のコンサートは2、3年くらい前に吉田兄弟に行ったことがあって、そのときはマイクなしの音を聞いてほしい、と最後に生音で演奏してくれたのですが、大きなホールでしかも後ろの方の席ということで、それほどの感触はなかったのですが、今回は約400席という小さいホール、8列目のド真ん中といういい席だったおかげで、マイクなしとは信じられないくらい、目の前で演奏されているような迫力の音!三味線ってこんな大きい音なんだー、と圧倒されました・・・。しかも近いので手元とかも見える。
 ワタクシ素人なので、弾き方とか全く知らないのですが、撥の動き以上の音が複数聞こえるのが不思議で、初めて左手の指でも同時に弾くと知りました・・・。バイオリンだと指で弾くときは弓使わないし。ギターはどうなの?左手は音階作るために弦を押さえたりビブラートかけたりする以外に、メロディー奏でたりする?しない気がする・・・。
 というわけで、今月発売の『ましろのおと』4巻。太棹の音をちゃんと聴いて、弾き方が洋楽器とは違うんだな~とようやく(4巻まで来て!)わかってから読むと、なんとなくマンガでの三味線の音の表現が理解できるような気がいたします・・・。
 登場から性格悪そ~な緒方がほんとに性格悪くて(笑い方がどれもこれも「にっ」とか「にやり」とか「にたり」とか擬音つけたくなるようなのばっか・・・)、しかも愛用の楽器に名前つけて「きれいだよ」とかうっとりしちゃうオタク(オタクはよくパソとか台車に名前つけるよね・・・)と判明し、あああ、もっと雪と絡んでえ~ッ!と叫ばずにはいられない・・・。いやいや、腐れな意味ではなく、好敵手?同士のせめぎあいっつーか、お互いを触媒にして高みへ昇って行く、っつー展開が好きなだけなんですよ!(それが一番エロいとも言う・・・)それにどっちも攻めっぽいしさ・・・。(←オイ)
 次の巻で雪は、最初のライバルとなるだろう田沼総一と「運命の邂逅」(と予告に書いてある・・・)をして、なぜか「お友達からお願いしますっ」と告白されるらしい・・・。(←多少脚色アリ)
     
 次、遅ればせながら7月発売の『Capeta』25巻。
 金田に惚れられて(は?)いるのに全く気づかないニブいカペタ・・・。しかし「あなたのことは好きだけど、一緒にいるだけじゃダメなの。私、ステップアップのために勉強に行くわ!」と恋人が旅立ってしまってから、身近な女(秦さん)とよろしくしている間に、恋人は異国の地でライバルの男と急接近!嫉妬にメラメラだー・・・という展開の巻でありました。(相当脚色済みです・・・)
 でもそんな感じだよね!どう見ても!ユーロ3で表彰台に立った奈臣とがっちり手を取り合っているノブの写真を見てしまい、その写真を思い出してムラッときて(この擬音は原作通りですよ!)「ノブ、おまえはオレのパートナーだろ~~~」とぐわんぐわん(この擬音も原作通り)とショックが蘇ったりしてるんですが、「オレの」というセリフにものすごい独占欲感じますね~~~!このプレッシャー感じる場面で(予選2位で終わり、本戦直前)ノブにそばにいてほしいのに、自分のそばでなくて奈臣のそばにいる(しかもアメリカにいるはずなのに、夏休みでヨーロッパ行ってるだけなんて知らないから、余計疑心暗鬼なのであろう・・・)なんて・・・と頭の中嫉妬と疑問でぐるぐるですよ!ふふふ・・・恋の三角関係ですよ・・・
 あと、ノブが一緒に来たという友達ってのも気にかかる。つーか妄想のタネ。同じ高校の同級生で、ノブに一目惚れの彼(仮にマイクとでもしておこう・・・)は、夏休み、ノブがヨーロッパに行くというので「オレも一緒に行くよ!ノブはイタリア語はわからないだろ?オレはフランス語とイタリア語ができるから助けてやれるぜ!」とか言って、ふたりっきりの旅行中にチャンスがないかと下心満々。何も知らないノブは「ありがとう、マイク。お前っていいヤツだな」などと何も警戒せずに旅行に出かけたのであった。
 ノブをノンケと信じているマイクは、肩を抱き寄せたり腕を摑んで歩いたりしかできないでいたが、ノブが奈臣に会いに来た(のかねえ?まあレース観戦のついで・・・)と知り、「あ、あの男はなんだ?!ああっ、あんなに近づいて!」と嫉妬メラメラ、しかも「こんなところまで会いに来る行くなんて、あいつはもしやノブの恋人なのか?!」とノブもゲイと誤解し、「だったら絶対にこの旅行中にノブをものにする!」と固く決意するのであった・・・。危うし、ノブ!
 で、奈臣と食事をして遅くなった帰り、迎えに来たマイクに「ノブ、お前はあいつが好きなのか?」「は?(細かいニュアンスがわからないノブ)ナオミのことか?うん、まあ好きだよ。けっこーいい奴だし・・・」「・・・ノブ、オレだってお前のことが好きなんだ!アメリカにいる間はオレをステディにしてくれないか?!」「は?」ぽかんとするノブに、強引にキスしようとするマイク。(この名前萎えるなー・・・。もうちょっと違う名前にしとけばよかった)そこへ、ノブの忘れ物を届けに戻ってきた奈臣が。「おい!なにしてる」マイクを殴りつけ、止めに入るノブを引っ張って自分の宿舎に連れ帰る奈臣。
 落ち込むノブの相談に適当に相槌やアドバイスを返しながら、奈臣は、キスされているノブを見たときの反射的な怒りや、今の自分のもやもやとした気分が何なのかわからず、途惑うのであった・・・。
 ・・・お前、妄想しすぎだろ!と自分で自分に突っ込むよ!なんかもー、あんまり妄想暴走させると引かれちゃいそうなのでこの辺で!

「キミノウタ」ロケ地探訪の旅その4

2011年09月18日 | お出かけ

 ダイビングや温泉めぐりで疲れきって、夕食後爆睡し、翌朝目が覚めたら雨。「ゆうべはすごい降ってたよ」と言われたが気がつかなかったよ!と朝食を食べ終わるころにはなんとか曇りに。私たちは宿でレンタルサイクルと傘を借り、荷物を預けて最後の目的地、羽伏浦海岸へ向かった。新島空港の横を通り、海岸沿い(と言っても例によって海は崖の下)に出た。左へ道なりに進めばサーフスポットのメインゲートだが、右の農道の入口に小さく「シークレットポイント」の矢印があった。たぶんサーフィンに絶好の場所なのであろう・・・と我々はとりあえずメインゲートへ向かった。
 探していたのは、PVの中で、メンバーのふたりが上りながら途中地震に遭う階段と、その周辺の白い断崖。メインゲートへ向かう道は、緩やかだが長い下り道だった。おお、自転車を漕がなくてもいい、楽チンだ~(ここまで来るのにも結構アップダウンあって大変だった)と、メインゲートに着くと、曇り空、強風の天気のせいで、本日遊泳禁止。ただでさえサーフィンするほどの波が押し寄せる海岸が、大変荒れまくっていた。自転車を止めた私たちに、ライフセーバーらしい真っ黒に日焼けした若者が「こんにちは!」と声をかける。さわやかだ・・・が、天気が悪すぎて人が誰もいないので(当たり前・・・)、彼らの役目も今日はこんな日に海に入ろうとする奴がいないか見張ることしかなく暇なのであろう・・・。
「ううむ・・・ここじゃない・・・」
 私は海岸沿いのどこかということは、メインゲートから行けるところだろうと予想していたのだが、見渡す限り崖に造られたコンクリートの階段など見当たらない。
「まさか・・・シークレットポイントというところがそうなのか?」
 ロケの階段は、島の観光ポスターにもなって宿に貼ってあったくらいなので、メジャーなイメージが刷り込まれてしまったのだが、実はシークレットはシークレットではなかったのか?!私は宿の人にポスターの場所がどこか訊かなかったことを悔やんだが、後の祭り。
「Y・・・多分シークレットポイントというところだ・・・。戻らないと・・・」
「・・・ここまで、結構長い下り坂だったよね。ということはその上り坂を自転車で戻るわけ・・・?」
「それしかないじゃん」(←行き当たりばったりで行動している反省がない)
「違っていたらどうするの・・・?」
「多分あってる!・・・はず」(何の根拠もない)
「・・・・・・」
 坂道はきつかったが、なんとしてもあの階段が見たい!と根性で自転車を漕ぎ、農道までたどり着いた。農道といっても舗装してあるし、ここから先はあまり起伏はなく楽だった。しかし行けども行けども「シークレットポイント」にたどり着かない。まさか、標識ないんじゃないだろうな・・・?まさか通り過ぎた?と不安になってきた頃、向かいから徒歩の(徒歩?この距離を?)地元のおじさんがやってきたのでこれ幸い、と訊いてみたら、もうすぐそこだ、とのことで、その通り、小さな矢印の標識が立っていた。
 道路に自転車を置いて左右から木が覆い被さるような細い道を抜けていくと、途中ちょっと広くなった場所に軽自動車が置いてあった。こんなところに車突っ込むんかい、帰るとき入ってくる車があったらどうするんだ・・・と驚いていると、藪の中から水着にショートパンツ姿のお姉さんが現れた。「こんにちは!」「こんにちは・・・」あの格好でこの藪道を?つーか水着で何しに来たんだ・・・と首を捻ったが、おそらく彼女も海岸の監視員で、サーファーが泳いでいないか確認に来たのであろう・・・。
 細い藪道を抜けると、海と空が広がった。ここだー!と感動が押し寄せる。これが青空と青い海ならもっとすばらしかっただろうが、それが想像できる眺めだった。
  
 Yは「待ってるから行ってきなよ・・・」と傍観を決めこもうとしたが、「君が降りてくれなきゃ誰が私の写真撮るの?」(←ひどい!)と階段(途中崩れている・・・)を降りさせた。
 このあたりは白い火山灰層の崖が続いていて、晴れていればさぞかし眩しくきれいだろうと思われる。曇り空で本当に残念!
 メイキングでは、ここでの撮影はないタカノリも来ていて、「すごいとこ連れてこられたなー」と呟き、崖下を散歩している。「ここをタカノリが歩いていたのね~」「ここ、バックに写っていたわ!」とまたもやウロウロと感動しながら歩き回り、写真を撮るワタクシ・・・。

 

 

 

 



 さあ、これで目的地はすべてコンプリートした・・・。やや下り坂の農道を戻り、Yは「疲れた・・・」と宿へ帰るというので、別れて私は流人の墓がある共同墓地へ向かった。するとメインゲート辺りで雨がぽつぽつ降り始め、あっという間に本降りに。やべー、と思ったが今さら宿へ戻るのもほぼ同じ距離。だったらせっかくだから行こう!と上り坂を片手で傘を持ち、片手で運転するのは無理、ということで、自転車をひきずってひたすら歩く。新島グランドホテルを通り過ぎて少し行くと下り坂になり、自転車に乗った。どこで曲がるかわからず一度通り過ぎてしまい、戻る・・・。
 共同墓地は村の方々の墓地だが、下に羽伏浦海岸から運んだ白い砂が敷きつめられ、そのせいか明るくてきれいな場所。ちょっと足が沈んで歩きにくいけど
 そこを出て海岸沿いの道路を走るころには土砂降りとなり、雷まで鳴り出す始末。雨宿りしようにも海岸沿いの道には何もない・・・。ほとんど車が通らないのは、よろよろ走っている私にはありがたかった。(片手運転が死ぬほど下手なのだ)露天風呂を過ぎるころには少し小止みになり、上りのため自転車を引いて歩いている私を一台の車が追い抜き、止まった。ロッジの車だった。ロッジの方が自転車で出かけた私たちを心配して、探しに来てくれたのだった。いい人たちやー・・・。
 車は自転車と私を乗せてロッジに戻った。一足先に拾われて戻っていたYとともに風呂場で着替え、新島港まで送ってもらった。
 港につく頃には雨も上がり、私たちは11:25発の熱海行きの船に乗った。熱海港には船の時間に合わせて熱海駅行きの乗船客専用のバスが待っていて、無料で駅まで送ってもらえた。ありがたや・・・。
 新幹線の中でお弁当を食べ、ひと眠りしたらあっという間に名古屋に着いていた。Yは「夕ご飯作るの面倒・・・」と高○屋の食品街へ向かい、ここでお別れとなった。
 こうして3日間の旅は無事終了。目的はほぼ果たし、大変有意義で楽しい旅だった。友人は途中体力を使い果たしてダウンしていたようだが・・・。常日頃は元スポーツウーマンということで私と比べものにならない身体能力のあるYだが、必要なときにはアドレナリン大放出で動き回るオタクの特殊な体質にはついていけなかったようだ・・・。運動なんて高校卒業してからしたことないわ、腰痛でろくに立ってもいられないわ、というワタクシだが、コ○ケのときは同人誌を詰め込んだ巨大なカバンを持って何時間も歩き回るからな・・・。

 新島も式根島も、とてもいいところでした。いい人たちばかりだったし、まさしく島時間というべき空気が流れているのがたまらない。また是非行きたいと思わせるところでした!ありがとう!それから島へ行くきっかけを作ってくれたタカノリと、オタクな私に付き合ってくれたYにも感謝!また次のオタク旅行に出かけられることを希望しつつ・・・「キミノウタ」ロケ地探訪の旅、これにて完!

 【参考】
 新幹線 名古屋⇔熱海@7350(チケット屋で回数券購入)×2
 西武バス 熱海→熱海港@220 
 東海汽船 熱海⇔新島@5550(ネット割引適用)×2
 新島温泉ロッジ@8925×2
 連絡船 新島⇔式根島@820(往復運賃)
 1ビーチダイビング @10600(まけてくれた!)
 レンタサイクル @100(短時間だから・・・と、まけてくれた!)
 ロケ地めぐり 体力&プライスレス(笑)


天性のハンター猫

2011年09月11日 | 猫ばか日記
 昨日(つーか今朝)の夜中、リビングの電灯を消して私が寝室に引き取ると、間もなく猫たちの運動会が始まり何かが落ちる音が。ほっておこうかと思ったが、壊れ物だったら困るなあと、うだうだ眼鏡をかけ、リビングへ。灯りを点けると猫どもは叱られるのがいやだものだからさっさと物陰に隠れている。まったくよー・・・
 何が落ちたのかと探すと、ワインのビンが床に転がっていた。オープンの食器棚の一番下に置いておいたやつだ。それを戻すと、その手前の床になにやら灰色のものが落ちているのに気づいた。フェルトのネズミのおもちゃかな・・・と顔を近づけて見ると(超近眼のため、眼鏡をかけていてもよく見えない)、細い足がある。・・・ネズミのおもちゃってそんな凝っていたっけ・・・と手に取ろうとして、
「ち、違う・・・!これ、コウモリだ・・・!」
 お、おいーっ!またうちの奴らはいらん殺生を・・・!とトイレットペーパーを取ってきてそうっと持ち上げようとすると、手・・・つーか羽をわずかに動かした。生きてる!けど、弱りきっている。単に気絶してるだけなのか、瀕死なのかわからん。怪我はないように見えるが、前に鳥を捕まえたときはショック死か窒息死してたもんなあ。でも、私にもどうにもできん・・・。家のどこに置いておいても猫がいるし、かといってどこかに隔離したら、目が覚めて逃げようとしても逃げられなくてかわいそう・・・。仕方ないのでベランダにそっと置いておいた。朝までに死んじゃったらそれはそれでもうしょうがないし、ショックを受けているだけで時間が経って飛べるほど回復したら、勝手に逃げるだろう・・・。
 しかし、このコウモリ、どこから?もし今狩ったのなら、まさか、屋根裏の換気扇を猫どもがぶっ壊したのか?と確認したが別になんともなかった。ということは、私が寝るときベランダの窓を閉めるより前に、中に入っていたということだが、そんな気配はなかった。・・・つーことは、どいつかがベランダで狩ってリビングに持ち込んで、どこかに置いておいたか逃げられたのだろう。そーいや、すごくコーフンして互いに追い駆けっこしまくっていたっけ。あの時か?
 全く・・・食わないくせにいつも昆虫だの鳥だの狩りおって(食われてもこまるが・・・)コウモリは長年の店子(10年近く軒先を貸している・・・。同じ家族が代々住みついているのだろうか?)だから、多少愛情がないこともないので、大変心苦しい。無事だといいが・・・。
 朝、ベランダにコウモリの姿はなかった。よくよく考えたら、朝まであのままだともしかしたらカラスに狙われて危険だったかもしれないと思いついたのは、朝目が覚めてからだ。元気になって逃げていったのならよいが、知りようがない・・・。
 ううむ、済まぬ。あと、うちに帰ってくるときは、最後まで高度を保ってくれ・・・。 

たまには特撮

2011年09月05日 | オタクな日々
 このブログ、特撮のジャンル分けに悩むなあ・・・。テレビ・ラジオ→ドラマとか選択すると、なんかオタク・トークと合わない気がする。というわけで、コミック/アニメに突っ込んでしまおう。
 ま、そんなことはどうでもいいのだが、昨日から始まった仮面ライダーフォーゼ。(これ、メタモルフォーゼで変身っつー意味だよな。そのまんまじゃん)朝早く起きて(つーか猫のメシ寄こせ催促に負けた)新聞を見たら、あらまあ新番組じゃん。いつのまに前のライダー終わったんだ?さぞかし友人Y(この前の記事にも登場)ががっかりしていることだろう・・・、と何の気なしに見始めたら・・・
 あらまあ、結構おもしろいじゃん!高校生の学園ものなのね。青春だわー。かっこよい外見だもんだから女生徒があこがれる、でも性格よろしくない、性格が斜めに歪んでる男子高校生。多分頭いいんだろうな、と思われるが、真面目でもない。平気で授業サボる。こいつが主人公?と思っていたら、見た目はヤンキー風で不良っぽいけど、中身は熱血正義感溢れるちょい単純な3枚目転校生登場。怪人が学校を襲ってきても、クール君は体が弱くて戦えず、「どうして俺はこんな体なんだ・・・!」と床に倒れたまま歯噛みしたりして。その彼から強引に変身装置を奪ってライダーに変身して怪人に挑み、だけど上手く能力を使いこなせない熱血くんを、クール君は結局は嫌々ムッとしながらサポート(つーか指図っつーか)。この先、どうやらいろいろ事情を知っているらしいクール君が、体力だけは有り余ってそうな熱血くんを指示して、他の仲間や友人達とともに敵と戦っていくという構図になりそう。
 多分クール君は熱血君の無鉄砲だったり計画とか指示とか無視して突っ込んでいくところにかっかしながらも、一緒に戦ううちにやがて絆が生まれる・・・とかなるんだろうなあ!くっくっくっ・・・(←よからぬ妄想中)「熱血純情攻×ツンツン態度Lサイズ受」ってとこかしら!!
 前のWのときも、「ふたりで1人のライダーなんて、エロい設定だなあ・・・」と思ったものだが、今度は学園BLか(違う)。
 つーわけで、日曜朝8時は、N○Kの「やさいの時間」から「仮面ライダーフォーゼ」へ変更。猫が起こしてくれるから見そびれることはあるまい・・・。

「キミノウタ」ロケ地探訪の旅その3

2011年09月04日 | お出かけ

 7/25月曜。昨日とは打って変わった快晴。今日は隣りの式根島でダイビング&温泉めぐりということで、連絡船に乗った。港まで送ってくれたロッジのおじさんは、「くれぐれも帰りの船に乗り遅れないで」と注意。連絡船は1日3往復。最後の船に乗り遅れたら、その日は新島に戻ってこられないのだ。
 新島港から、浮き輪を持ったこども連れの家族や、多分ダイビング目的の外国人2人やら10人ほどと一緒に、式根島からやってきた人々と入れ替わりに船に乗る。約10分で到着。こんな小さな港なのに、パトカーが停まって警戒中。新島に着いたときも港にパトカーが停まっていて、「何警戒してるのかなー」と不思議に思ったものだ。
 港にダイビングサービスが迎えにきているはずだが見当たらず、携帯から電話。前日の夜、携帯にショップのご主人から電話があって、今のうちに車にウェットスーツとフィンを積むからと、Yと私のサイズを訊かれ、そのときに「港に車が待っているから」と指示されたのだ。
 電話には奥さんらしい人が出て、「あれー?朝の船だった?今、朝の予約客と潜ってる最中だから、私が行きますね」
 おいおい、昨日船の時間伝えたぜ!だいたい早朝の客と一緒にスーツとか積んでったんだから、朝の便に決まってるじゃん。
 すぐにやって来た奥さんの車で一旦ダイビングショップへ。と言っても普通の民家。庭に大量のタンクが並び、ウェットスーツが干されているのでそうなんだなーとわかるだけ。
 庭のテーブルで申込書と誓約書に記入し、貴重品を預けて今度はダイビングする中の浦海岸へ送ってもらう。「もうすぐ上がってくるはずだから」と奥さんからご主人の写真を見せてもらい、急な坂を下りていくと、青い空、青い海、小さな海の家(つーかお店。パラソルのレンタルしたり、浮き輪とか軽食を売ってる)、数十人(と言っても20人くらいかね・・・少なっ)の海水浴客が見えてきた。こじんまりして隠れ家的ないい海岸だ。ただしトイレがあるだけで着替えやシャワーの施設はなし。地元の人とか泊まり客以外は使いにくいだろうなあ。
 シュノーケリングやダイビングに向いている、砂の海岸からすぐ岩場になるビーチ。砂は真っ白で、まるで南の島のようだ。海岸に下りる道の途中に、ダイビングサービスの軽トラが置いてあったので、そこに服と靴を置いて(水着は宿から着てきた)海岸へ。暑い。昨日もそこそこ蒸し暑かったけど、ギンギンに太陽が照りつけて、焦げる!
 7年ぶり(ログ・ブックで確認した。ログ・ブックというのは、ダイビングしたときに場所、気温、水温、タンク圧、潜水深度等を記録する手帳のこと)の海水浴&ダイビングっつーことで、まだ前の組が潜っている間にシュノーケルしよう、とマスクをつけてビーサンのまま水に入ると・・・。
「か、海藻だらけできしょい・・・」
 とんでもなく大量の海藻が海岸付近に打ち寄せられている。いつもこうなのだろうか・・・と海岸あたりをうろうろ浮いていたが(もと水泳部のYはさくっと沖まで行ってしまった・・・)、水の中はキレイ。魚もいっぱい、青い小さな魚もいて、本州の海とは違って熱帯っぽい。
 やがて前の組が上がってきたので、私たちもあとを追いかけて軽トラへ。一緒に潜っていたご主人の息子さんが車で彼ら(どこかの大学生のグループらしかった)を送って行き、私たちはご主人と一緒に潜ることに。ご主人は60歳過ぎだという。スゲー!日に焼けて筋肉もバッチリ、海の男って感じ。
 海藻は天草(寒天のもとね・・・)で、先週の台風の影響で大量に打ち上げられているだけで、普段はこんなことはないという。そーか、昨日の夕飯のところてんの材料はこれか!ところてんは地元で作ったものだと言ってたもんな。
 私たちは久しぶりのダイビングということで、体験ダイビングと一般のダイビングの中間、リフレッシュコースを申し込んでいたのだが、7年ぶりだと聞くとご主人は「それじゃあビギナー同然だな・・・」と、普通は湾の出口の遊泳限度のブイのところまで連れて行くそうだが、その手前までのコースをとった。これだと10メートルも潜らない。・・・あの、一応最初のライセンス取る講習のときでも15メートルくらい潜ってるんですけど・・・。
 しかし、ダイビングをするとなぜ猛烈に尿意に襲われるのだろう・・・。毎度毎度必ずそうで、私はたいてい最後の10分くらいは「早く上がらせて~~~!」しか考えていないので、魚も何も見ていない・・・
 というわけで、ダイビングが終了して帰るという段になって、てっきりまた奥さんが迎えに来るのかと思っていたら、ご主人は「じゃ、後ろに乗って」と言う・・・。は?この軽トラの荷台っスか・・・。タンクとかジャケットとかフィンとかウェットスーツとかごろごろしているのはまあいいとして、捕まるところなーんもないここに座って、あの坂を上るんスか・・・?
「うちらは小学生か・・・」
 私の脳裏には、遊びつかれた孫たちを荷台に乗せて、田んぼの中の農道を走る、じいちゃんが運転する軽トラ・・・という光景が浮かんだ・・・。
「し~え~」
 ジェットコースターの昇りのような坂道を、軽トラはアクセルふかして登って行く。「むしろ、この坂を車で走ることの方に驚くよ・・・!」とYが叫ぶ。
 坂を上り切った車は狭い道を走り出す。照りつける太陽と吹きっさらしの風が気持ちいい。私たちは「これ、道路交通法違反じゃねーっ?」「もし事故ったら完全に投げ出されて死ぬね!」とげらげら笑いながら揺られていった。
 ショップ(しつこいようだがただの民家)に着き、荷物を受け取った私たちは、庭の奥のシャワーブースで海水を流し、服を着替えた。と言っても更衣室があるわけではない・・・。シャワーブースにもカーテンはない。まあ家の陰なので道からは見えないけど、外ですっぽんぽんだ。完全に小学生が親戚の家で海水浴、というシチュエーションだな・・・。つか、恥じらいというものはないのか?!まあこの年になると結構どうでもいい・・・。それより、先のグループは男女混合だった(しかも若い)んだが、どうしたんだろう・・・。この島に泊まっているんだろうから、宿へ戻ってから着替えたのかな。
 ご主人は、体験ダイビングほど手間はかからず、しかし通常のダイビングほど長時間ではなかったということで、料金を2000円も安くしてくれた。ラッキー
「これからどうするの?」という奥さんに、温泉めぐりをすると答えたら、奥さんは島の地図を持ってきてくれた。一応ロッジに置いてあったパンフレットを持ってきてはいたが、紙1枚の方が見やすいのでありがたくいただき、来る前はレンタサイクルを借りるつもりだったが、来てみたらほとんどの道が坂なので、徒歩で出発。まずは目的の、中の浦海岸とは逆の島の南海岸にある海中露天風呂へ向かった。その途中の「季節営業」の食堂に入る。
 季節営業ということは、夏の観光シーズンにだけ営業しているのであろう。おじいさんが1人でやっている中華の食堂で、私はオムライス(中華、関係ない・・・)、Yは中華飯を食べる。他に客はなく、おじいさんは料理を出すと暇になって食堂の椅子に座り、N○Kの昼のドラマを見つつ、私たちにあれこれお話しかけたりなどする。そしてハエが飛ぶのが気になるのか、ハエ叩きを持ち出して狙うが、なかなか当たらない。一生懸命なので「今そこに留まってますよ」「あ、こっち飛んできたので無理です」と教えてあげる・・・。その甲斐あってか、私たちが食べ終わるまでに2匹とも仕留めることができたのであった・・・。
 などとおじいさんと交流を深め、私たちは途中商店でカップアイスを買い、歩き食いしつつ(私だけだが。だって死にそうに暑くてたまらんかったんだもん!)、途中「真実の穴」ならぬ「湯加減の穴」(この温度で露天風呂の今日の温度がわかると言われている。中は蒸気が噴き出している)に、お約束で手を突っ込み、地鉈温泉到着。
  
 ん・・・?ほんとは地鉈温泉ではなく、松が下雅湯に行くつもりだったのだが・・・?と地図を見直すと、「憩いの家」(公共浴場)のところで海岸に向かって曲がらなければならなかったのに、通り過ぎてしまったようだ。松が下には更衣室があるので、そこで水着に着替えるつもりだったのだが・・・。戻るのも面倒だ、と私たちは人がいないのをいいことに、公衆トイレの裏で着替え(いい年した大人がすることではない・・・)、海岸へと降りていった。
「暑い・・・」
 絶好の海水浴日和と言うべきなのだろうが、山道を昇り降りするにはきつい。なにしろ小さな島だから、アップダウン激しいのだ。
 
 地鉈温泉の名の由来、地面を鉈で真っ二つに割ったような、というそのままの光景。この海岸に温泉がわいているのだ。高い&遠い・・・。
 たどり着いた海岸は、日射しだけでなく岩までもが触れないほど熱くて、このまま全身こんがり焼き鳥になりそうだ・・・。岩が熱いのは地熱のせいもあるのかもしれない。私たちが行ったときは干潮で、満潮だと海中に沈むこともあるとかいうから干潮がいいと思っていたが、とんでもない!湧き出しているお湯が熱すぎて、海水で埋めないと入れない!誰が置いたのか、バケツ代わりの塗料かなんかのでっかいプラスチックの入れ物があったけど、それで海水をせっせと汲むほどの気力はない・・・。
 →手前にちょっと写っている黄色くにごった水溜りが温泉。もっと手前の温泉は岩が湯の花のようなオレンジ色の物質で覆われて、水ももっと濃い黄色。茶色い岩は温泉で染まったもの。満潮の時はいちばん海側の岩を超えて海水が温泉に混じり、入れる温度になると思われる。夜間はライトもつけられるので、満潮時に来るのもいいかもしれないが、道は超険しい。あと落石多し
 あきらめきれないYは、「ここなら熱くないんじゃない?」とこのあと(写真参照)海に入っていたが、「ぬるいけど・・・日光で温められて温かいのか、温泉が温かいのかわからない・・・」と呟いていた・・・。
 うーむ、がっくり・・・とまた崖を昇り、今度は隣りの足付温泉を目指す。地図を頼りに、多分行ける・・・と当たりをつけた遊歩道に入ったが、全く整備されていなくて「け、けもの道?誰も使ってないんじゃ・・・」と蚊に刺されつつ進む。
 地図は正しかったらしく、ちゃんと着いた。こちらは人がけっこういて、大学生らしい男の子達が「熱すぎるよ!無理無理!」と楽しそうに騒いでいる・・・。
 こちらは海岸からはちょっと離れた、一見すると潮溜まりみたいな、透明なお湯。たしかに熱めで、私は腰まででもう結構!という感じだったが、Yは「さっきのに比べると全然イケるよ」と肩まで浸かっていた。良かったね!無理やり連れてきた(この旅行、ダイビング以外彼女の希望は一切聞いていない・・・)甲斐があったというものだ。 
 地鉈温泉と足付温泉は天然の温泉だが、もうひとつの松が下雅温泉は、地鉈温泉からお湯を引いた人工の温泉で、更衣室もある。なのでそこへ行って着替えるか、それとも「憩いの家」へ行って着替えるかなのだが、とにかく暑くてグロッキーなので、涼める「憩いの家」へ向かった。
 その道はとても急な昇り坂・・・。途中で立ち止まってペットボトルのお茶を何度も飲むワタクシ。やっと着いたら・・・あれ?「本日、介護サービスに利用のため休業」
 島の地図にも「月曜休業」と書いていった・・・。休暇だから曜日の感覚なんかなかったよ・・・。
「どーしようか。あの坂を下りてまた上るのはやだよ・・・」
 窓からヘルパーらしい女性の姿が見えた。Yはコンコン、と窓を叩いた。気づいた彼女にYは、外の水道を貸してほしいのと、着替える場所がないので、脱衣所で着替えさせてほしいと頼んでくれた。女性は上司らしい人に訊いて、入口を開けてくれた。
 我々は外にある庭用の水道で体を流し、浴場の脱衣室で服に着替えることができた。頼りになるぜ、Y!・・・しかし、Yがこの行動に出たわけは、ひたすらあの道を戻りたくないためであった・・・。
 またトロトロと歩いて昔の井戸の痕(今は新島から水道が引かれている)を見学し、喫茶店でカキ氷を食べ、島を縦断し、その途中で「新島に戻ったら商店行けないから」とペットボトルと酒(これは私だけ)を買い込み、北側にある遠浅の美しい白砂の泊海岸でぼーっと船の時間までを過ごした。
   
 16時、式根島から連絡線で新島へ戻った。歩きでの帰り道、再び海岸の崖の上の待合所をちょうど通りかかったとき、車が次々と止まり、中からおばちゃんたちがポットやお盆(!)を持って下りてきた。そして待合所に座っておしゃべりを始めた・・・。
「ハッテン場じゃなくって、島民全体の井戸端会議場なのか・・・?」
 Yの疑問が解けて良かったな!ちょっぴり残念だけど!なぜわざわざここに来るのか?という疑問は残ったままだが。
 ロッジに戻り、早速私たちはお風呂へ。まだ風呂を張ったばかりのそこに入ろうとしたら・・・
「あちーっ!」
 熱くて入れねえ!よくよく見れば、浴槽の上に蛇口は2つ。1つは水道、1つは温泉。貼ってある紙には「源泉は60度あります」60度・・・地鉈温泉といっしょだな!いや、そんなことより、今、水道からは全く水が出ていない・・・。おいおいー!!
 うわーん、風呂に入らせてくれーっ、と、水をがんがん入れつつ、必死に湯をかき回す棒で混ぜまくるワタクシであった・・・。

 タイトルに偽りありの1日を長々と済みませぬ。最終日はタイトル通りになる・・・はず、というか、ロケ地残り1か所!

   
 おまけ。式根島の野伏港で、船が来るまでの間、道端で眠るY。体力の限界だったらしい・・・。どおりで「憩いの家」でがんばったわけだ。よほど坂道を戻りたくなかったのねー