フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

2010年も今日で最後

2010年12月31日 | オタクな日々

 メリークリスマス!・・・は終わったし、明けまして・・・はまだ明けてないし、どうも大晦日って中途半端ですな~。というか、今日から正月休暇ですよ。いや、ほんとは一昨日からだったんだけど、コミケは私の頭の中では休暇にカウントされない・・・。年中行事?大掃除も初詣もな~んもしないくせにな!
 というわけで、昨日おとといとコミケに行ってきました。一般参加に決まっております。入場待ちのときに凍えるといけないから(←数年前の大雪の中待ったことを忘れんぞ・・・)、とウールのパンツの下にはロングガードルと腹巻つき(爆)防寒パンツ、上は3枚重ねにダウンコート、靴下とブーツという出で立ちで行ったら(とりあえず、朝の名古屋の気温は5度だった。最高気温9度の予想)、東京はピーカン、日射しが・・・熱い!顔が・・・!顔が焼ける・・・!!
 29日の東京は、ダウンコートなんてとんでもねーという暖かさだった・・・。脱ぎたいがそんなもん持って会場を廻る余裕はない。暑い・・・汗がだくだく出る。本を買い終わって大崎駅まで出て、昼食のため店に入ってコートを脱いだときの解放感ったら・・・!至福・・・とすら思ったよ!
 早く服を全部脱いでシャワー浴びたいと思ったが、ホテルのチェックイン時間までにまだ間があったので、時間つぶしに日比谷公園でやっていたダ・ヴィンチ展へ。・・・目玉はモナリザの複製と、修復前の当初のモナリザ像の解析だと思うんだけど、あれ?これってなんかテレビの特番でやってなかったっけ?・・・そんな番組は欠かさずチェックの自分がちょっとイヤンだ・・・。なのでこれはあんま目新しい感じがせず、どっちかというと引き伸ばされた人体解剖図の方が見ものだったかなー。この人の感覚っつーのはとても15、6世紀の人間とは思えないよなあ。「人は見たいものを見たいようにしか見ない」から、同時代の他の人間が同じように人体を見ても、こうは描けなかったんじゃなかろうか・・・。あとは彼が書き残したノートの中の発明品が実物として再現された展示品かな。私は機械系がほんとに弱いので、説明を読んでもその発想のすごさがよくわからんのだが(笑)
 で、やっとホテルに入って、すぐさますっぽんぽん(爆)になって風呂に入ったさ!恐ろしいことにダウンコートに汗染みが・・・!信じられますか・・・?真冬にダウンコートにまで届くくらい汗が出てたんですぜ・・・?さすがに夕方は風が強くなって、それなりに気温が下がったんだけど・・・ホント昼間の暑さは異常だったよ。
 翌日、10時ちょい前にホテルをチェックアウト。昨日購入した本の量は宅配便に出すほどでもなく仕方なく持ったまま。しかしそれなりに重い・・・。それに昨日ほどではないが、やっぱり暖かい。また汗かくな~と憂鬱になりながら会場へ。前日より到着が遅かったにも関わらず、なぜか前日より早く入場できた。
 夏の時はすごい混雑に遭遇して、館から出ることすら出来なかったが、今回は両日ともスムーズ。もっとも、私の廻ったところが東方やヘ○リアの配置館とまるで縁がなかったからかもしれないが。しかし、夏に新幹線ギリギリだったものだから今回新幹線を遅めに予約したにも関わらず、そんなスムーズに廻れたので、時間余ったー!しかも荷物重っ!なにが重いって、栗本薫さんの同人誌4冊、計1000ページ弱!国語辞典か・・・栗本さんの同人誌といっても、二次創作じゃなくて本人の遺した未発表作品だ。商業的に発行されている作品数だけでもすごいのに、その傍らで発表のあてもなく大量の作品を書き続けて遺されているというのがすごい・・・。もう、全部読みたい!なので、こういう風に同人誌として発行していってくださるのは本当にありがたい・・・。しかし、正月中に読めるかなー
 くそ重い荷物を持ってうろつくのもいやだし、預けてどこか行くには時間が中途半端だし、東京駅でどうしたものかと思案して、すっかり筋肉痛&肩凝りの体を癒そうとマッサージ店へ。肩を重点的にやってくれ、と頼んだら、おねーさんが揉んでくれると、肩の中にごりごりした塊がいくつもあるのがわかる。ありゃなんだ?脂肪の塊・・・ってわけでもないよねえ?まるで豆のようだ・・・。枝豆が肩の中にあるのを想像して、つい笑ってしまった・・・。
 というわけで、今年もワタクシの腐女子ライフは締めくくられ、また来年も続くのでありました・・・。
 そうだ、この冬コミで、こんなことがありました。ずっと読んできた続き物の作品の完結本を購入したとき、作者の方だと思うんだけど、壁サークルさんなんですが、わざわざスペースの横に出ていらして、「やっと終わらせることができました。長い間読んでくださってありがとうございました」って頭を下げられたんですよ!もう、すっごい好きな作品で、冬コミに来た目的(サークル)の1つだったこともあいまって感激してしまって、思わず涙がこみあげてきたものだから、通りいっぺんのお礼の言葉しか返せず、もっといっぱい感謝やどれだけこの作品が好きだったかろくに伝えられずに、慌てて立ち去ったことが心残りです・・・。じっくり感想の手紙を下書きしてからメールしよう・・・。


プ・・・プリンターが・・・(涙)

2010年12月26日 | 極めて日常茶飯事

 この年の瀬も迫っているというのに、プリンターが2台とも使いものにならん・・・
 1台はモノクロレーザー、1台はカラーインクジェット使っているのですが、まずはカラープリンターは年に1回しか(いやはや、サークル活動引退してから、カラープリンターなんて使う必要ないんだもん)使わないので、去年もしましまになって何度もクリーニングしてやっと印刷したんだよね。しかし今年はもう、何度クリーニングしてもだめだ・・・。ヘッドがだめなのかカートリッジがだめなのか知らないが、どっちにしても普段使わないから買い替えたって来年は同じことの繰り返しだよなー、とスキャナー機としてのみ使用することを決意。カラー印刷はkinko'sでやるか・・・と決めた。
 おっと、その前に時間が迫っているので住所だけでも印刷しておこう、と今度はレーザープリンターで印刷しようとしたら・・・詰まる。紙詰まりしまくり。普通の上質紙はすらすら通るが、ハガキは厚いからか詰まってしまう!何度もテストプリントして通り始めたので印刷し始めたら・・・。コノヤローやっぱダメ!15枚のうち5枚失敗してムダにしてしまった!3分の1じゃん。ダメダメだあ・・・
 住所の方はエクセルとかじゃなくて年賀状作成ソフトの中のデータなので、これだけ取り出しても他のパソコンでは出力できない。仕方ないので残りは手書きにすることにした・・・。レーザープリンターはそのうち買おう・・・。修理するより安いわ。だってこのプリンター、タダでにーちゃんからもらったんだもーん
 はー・・・どっちみち年賀状追加で買ってから、kinko'sに行くしかないなあ・・・。しくしく先週今週はいいことないなあ。
 今週は、頭の悪い客と話していて頭にきた直後、今度は頭のおかしい客(口が悪いと思われるだろうが、ホントーにそうとしか言いようがないんだもん!ほんと、まともな大人が少なすぎるよ。両方とも主婦だったんだけど、お前ら社会勉強して来い!バカ過ぎる!と腹が立つっつーの)からカスタマーセンターに電話が入って、センターがそっちでなんとかしてくれと言ってきたもんだから本社とどう処理しようかと話し合っていると、同僚がメモで「さっきカスタマーセンターに連絡あった客がすぐ折り返し電話よこせって今電話入ってるよ!」と見せる始末。なんとか交渉し終えて、そいつに電話をしている最中に(もちろんまた激怒・・・しつつ、それを我慢して説得中)、さっき終わらせたはずの頭の悪い客がまた電話かけてきて、「今度は書類の書き方の指示が悪いって怒ってるよ」と注意つきで折り返し電話メモがそっと目の前に置かれたのであった。
 それらの電話を終わらせた頃には幸田の胃はすっかりシクシクと痛み、まともに歩くこともできなくなっている始末。くそう、胃潰瘍は労災で面倒みてくれないのかよ?!とよろよろしながら上司に、「済みません、事前申請してありませんが、急に残業になってしまいました・・・」と残業申請書を持っていったら、上司は印鑑押しながら、「幸田さんって残業きらいでしょ?」とのたまった・・・。嫌いだとも!サービス残業と1時間以上の残業がなー!だから2、30分などというハンパな時間残業して、タダ働きになるのが嫌で、するなら1時間して、残業代もらう!と決めている。もちろんそれ以外の日は5時の鐘とともに片付けに突入だ。
 今年は残業しすぎた・・・。源泉徴収票が配られ、それを見たら過去10年、ずっと○百万円前半の年収(税引き前)だったワタクシが、いきなり「○プラス1」百万円になっていたからだ・・・。収入が増えたのは嬉しいが、厚生年金がびっくりな金額引かれているし、健康保険も介護保険も上がったので、プラマイゼロのような気がするぜ・・・


冬眠してたわけではなくて;

2010年12月21日 | 実録!生保でワーキング~
 あーやれやれ、やっとパソコンが動いてくれたよ!
 先週まるでパソコンに電源入れなかったせいか、パソコンを起動させて何かのアプリケーションを動かそうとするとフリーズして、電源も切れなくなって頭に来て電源を無理やりオフするということばかりで、週末全くパソを使えなかったのだ。やっと今日動いたよ・・・。ブツブツ。おかげで年賀状も作ってないし、注文しようとしていたDVDも注文できてないぞ。
 まあ、それがなくてもとてものんびりブログなんか書く気分ではなかったのですが・・・。
 というのも金曜、とある苦情が入って、「も、もしかして私がやらかした?!え?そうだったら確実にワタクシ懲戒ではないの!?き、記憶があいまいでわからんが、自分がやったような気もする・・・」と真っ青になり、そのまま週末を過ごしたものだから、ほとんど半死人でした・・・その間、「このままばれないうちに退職してしまおうか・・・」とすら思いつめ、いつもは失業中の友人のために新聞やチラシの仕事情報をチェックしてあげているのだが、「あ、ここよさそう・・・」と思ったところを知らせずに、「月曜にもう1回(自分の責任かどうか)確認してからにしよう・・・」などととっておく始末。セコすぎる・・・
 月曜、その苦情のもう一方の相手方に電話をして、「もしかして、ワタシがやりましたか・・・」と訊き、「違いますよ」と断言してもらってようやく生き返った気分になりました。そのあとのワタクシが多少躁状態になってオフィスでやたら騒がしくなったところで致し方ないってもんだ!
 しかし、なんでそんなにワタクシが追いつめられた精神状態になったかといえば、つまりウチの会社があまりにもコンプライアンス(法令遵守)に厳しいからだ!いや、法律を守るのはいいことだよ。でもうっかりミスってのは人間にはあるもんだろう!それも許されず、厳格な処罰が待ってると思うと、人間萎縮しちゃうもんなんだよ!ウチはマジで特に厳しいのだ。金融庁に報告した事故件数は前年比3倍。そして金融庁に、「これは内部の問題で事故じゃないでしょ」と注意される始末。アホすぎる・・・。事故処理委員会は事故件数を多く報告することで、自分たちがいかに優秀か、しっかり仕事してるかをアピールしてるだけとしか思えん・・・。
 こういうことがあるから保険会社なんかで働くもんじゃねえな、と思うのだが、今さら転職できる年齢じゃないし、例えできても、さっき書いた「あ、ここいいな」と思った求人ですら、年収は半分近くになる。それを考えるとやめられないのだ・・・。あと20年弱、せめてあと10年はここで働かないと、私の老後が~しかしその老後も懲戒免職くらって退職金もらえなかったらパーだからな!くれぐれも気をつけなければ・・・。
 ま、客に親切にしようとか、便宜をはかってあげようとか思わないで、そもそも直接営業に関わらない業務ならそんな目にあわなくて済むんだろうなー、と思う。そうすると本社の保全業務が一番安全だよな!なにかあれば営業店に書類突っ返したり、「できません」「そちらで対応してください」って言えばいいんだもんなこの間なんか本社のチェック漏れで審査通したくせに、「そもそも営業店がチェックすべき内容」だから本社はお咎めなしっつーのはどういうわけだ・・・。そのフォローに走り回ったらその文書が審査通してないっつってこれが営業店の事故扱いにされてさー。(これは他の営業マンがやらかしたんだけど!)納得いかんわ!

ア○フィーライブで午前様

2010年12月12日 | 極めて日常茶飯事
 眠い・・・。今日の眠さは昨日っつーか今日午前帰りだったからなんだけど!
 昨日はですねー、チケット余ったから買ってくれ!という友人に連れられて、愛知県芸術大劇場(タカノリのミュージカル観に行ったトコじゃないか)へ、アル○ィーのライブへ行って参りました。
 高校からの友人は、筋金入りのア○フィーファン。アル○ィー中毒、略してアル中。・・・と言うと彼女は「名古屋に来たときだけ行くだけで、追っかけでもないしそこまでディープじゃない」と言い張るが、昨日今日と2デイズ行き、クリスマスには東京のライブにやっぱり2日行く(「今年はたまたま!」とやはり言い張っていた)というんだから立派なアル中じゃねえか・・・と私は心の中で呟くのであった。
 さて、ライブに先立ち、別に特にファンではなく、まあ好きな曲もあるよ程度なワタクシに(しかもアル○ィーのライブは大学生のとき彼女に連れて行ってもらって以来2度目。20年以上ぶり)、予習のため彼女は最新アルバムを貸してくれた。「他にもセレクトしてあげようかと思ったけど、まあどれ聴いても変わらないと思って」・・・おいおいおい、ファンのあんたが言うか!?でも、同感。何聴いても「アル○ィー節」だもんね・・・。
 会場入り前に、彼女のアル中仲間と合流。「取引先の人にアル○ィーファンがいて、彼女に紹介してもらったア○フィー仲間」とのこと。同い年で独身の看護婦さん。・・・気のせいか?うちらの学年の女子って、独身率めちゃ高くないか?それともオタクな自分の知り合いの知り合い・・・とたどっていくと、やっぱりちょっとオタクとかマニアとか何かに入れ込んでる人ばっかになっちゃうので、必然的に独身ばっかなのだろうか・・・?
 うーむ、観客層は「うちらと同年代が多いよ」とのこと。まあ、ア○フィーがブレイクしたとき高校、大学生だった人たちがそのまま持ち上がりって感じだからな。小学生くらいのこどもが目につくのは、ファンの親に連れて来られたらしい。タカノリのライブだとおばさんのワタクシは肩身が狭いが、ここでは平均じゃねえ?!
 席は11列目というすばらしいポジション。私のような者が観るにはもったいない・・・。前の席は親子4人。夫婦でアル中のようだ。3歳くらいの女の子はライブの大音響の中でも熟睡。小学生の男の子が一生懸命周りが腕を振るのにあわせて振っているのが微笑ましい。
 それにしても高○沢さんはテレビで観るよりさらに色が白い。最初骸骨メイクで登場したのかと思った(←・・・)くらい白い。昼間一歩も外に出ないのだろうか・・・。
 アンコールで、高○沢さんが脚本を書くというコントを3人で演じる。ううむ、20ウン年前はこんなのなかったなー・・・。あと桜○さんが沢田○二の「TOKIO」を歌う。○井さんの声とか声の出し方とかってジュリーに似てるよね。
 2回目(だったかな)のアンコールで「星空のディスタンス」が演奏された。おお、懐かしい・・・。私のアル○ィーの好きな曲トップ3は、「白夜」「サファイヤの瞳」「星空のディスタンス」だ。時代が偲ばれるぜ・・・。この頃私は「聖闘士☆星矢」をやっていたっけ!(年齢より何より、その頃の自分の同人ジャンルが思い浮かぶという・・・苦っ
 6時に開演して、終了は9時過ぎだった。還暦も近いというのに元気だなー。お腹が減ったので、3人で居酒屋へ行き、たらたらと食べて飲んでしゃべっていたら、11時20分になってしまった。・・・ん?終電は50分台じゃなかったか?ひょえ~!
 (と、書いている今、鳥取が!「花菱への処分を撤回しろ」って土屋に迫ったわよー!うきゃ~~!・・・あ、済みません。獣医ドリ○ルの話です
 というわけで、終電になんとか間に合ったものの、帰宅したら日にちが替わっておりました。(当たり前)午前様なんて、大学生以来だわ・・・。何しろ私ゃ品行方正だからさー!(つーか名古屋は終電早いし、睡眠削ってまで夜遊びする気なんかないよ!)

3歩歩けば鳥頭

2010年12月05日 | 日々寄る年波

 昨日、通販の荷物が届いたので、服を袋から出して縫製を確認したり、体に合うかどうかを確認した。なぜなら前に、放っておいて交換期間過ぎてから着ようと思って出したら、背中のファスナーの縫製がイマイチで、一番上のホックを止めるとそこがピョコンと後ろに飛び出すし、すぐにはずれるしで結局一度も着ないまま引き出しの肥やしになっているとか、パンツがものすごくヒップハンガーすぎて、冬物なのに中に下着のシャツを入れられないわ、ショーツがはみ出しすぎるわで、やっぱり引き出しの中で眠っているということがあったからだ・・・。(つーか、なんだあのヒップハンガーというヤツは?!ショーツはヒップを丸く包み込んで下から支えるものじゃないと、将来ケツに段がついて後悔するぞ!だからそれがはみだすようなデザインのスカートやパンツは言語道断だ!
 で、ジャケットコートを試着。ん・・・?
「きつい・・・
 最近太った自覚はある・・・。限りなく50キロに近づいたまま減る気配がなくやばいと思いつつ、今日もスーパーから帰ってからは車に乗る予定がないので、ワイン飲んで生ハム食べて、現在酔っ払いのヘロヘロ状態でこれを打っている。アカンだろ・・・アルコール入れると食欲更新しちゃうんだよなー!
 注文したのは7ARのサイズだが、秋冬ものなので当然下にセーターを着るから、パジャマの上から着てみたのだが、腕が・・・二の腕がパンパン!胸周りもきつくて、ホックを留めるのがやっと。・・・待て。私は確かにこの頃は太り気味だが、それでも身長に対する標準体重より少ないわそしてこのジャケットを、まさかシャツ1枚で着るヤツはいないだろう。なのになんでこんなきつい?!おかしいだろーっ!!
 しかし、文句を言ってもきついものはきつい。これが今の流行のスタイル、私のような吹きっさらしの冷たい風の中を、震えながら自転車で鉄道駅まで向かう田舎者は下にセーターを着ようと思うのだろうが、地下鉄駅まで徒歩何分という都会生活者はきっとヒート○ック1枚でいいからこの細さで十分なのね・・・と思い直し(←ひがみです)、サイズを取り替えてもらおうと通販会社に電話をした。
 オペレーターのお姉さんは会員番号と名前を確認するとおっしゃった。「お電話番号をお願いします」
 その瞬間、私の頭は真っ白になった。・・・えーと、固定電話の番号は・・・あれ?出て来ねえ・・・。
「ちょ、ちょっと待ってください、普段使わないのでわかりません!調べます」
 調べるってたって・・・どこに書いてあるんだよ?自分の手帳に自分の電話番号なんか書いてないし、携帯でわかるのは自分の携帯番号のみ。あわあわと家中をうろつくが思い出せない。なぜか実家を出て10年暮らしたアパート時代の電話番号なら出てくるんだが・・・。N○Tの明細書に書いてあったことを思い出し事なきを得たが、結局5分くらいおねーさんを待たしてしまった。・・・自分が客に電話番号訊くときは「自分ちの電話番号も思い出せないなんて、ボケてんじゃないの」とひどいことを思っていたものだが、自分も同じことをやらかしたことにガクゼン。40代でこれか・・・。いくら携帯ばっか使うようになっているとはいえ、これはひどすぎる・・・
 どこの会社でもそうなんだろうけど、うちの会社もあらゆる場面で「本人確認、本人確認」とうるさい。カスタマーセンターなんかは証券番号、氏名生年月日、住所電話番号を言わないと用件を訊かない。(原則そうなんだけど、それで客が怒って苦情になり、それを営業店にまわしてくるんだ・・・。本人確認できない件を営業店にまわして、こっちにどうしろってんだよ。しょーがないからこっちはもう確認しないで用件聞いちゃうよ!聞いて、絶対本人でなきゃ教えられないとか応じられないこと以外は話すし依頼に対応するよ。くそう、徹底的に自分たちは事なかれで営業店に責任転嫁しやがって・・・
 しかし、自分の体験でよくわかった。年とると、ド忘れはしょうがないんだ!最初に個人情報全部確認してからしか用件聞かないんじゃなく、用件聞いて、本人からの電話だと確実に特定できなくても、例えば今回みたいにサイズ交換なら、少なくとも手元にある商品の明細書に記載されている会員番号、商品番号まで言えて、登録された自宅に宅配業者が取りに来るわけなんだから、電話番号くらいいいじゃん!臨機応変に頼むよ!・・・と思ったわけだ。
 まー、臨機応変といえばうちの会社のカスタマーセンターもマニュアル以外の対応はいっさいやらなくて、ちょっとでもイレギュラーがあれば営業店に回すか、こっちが依頼したことをリジェクトしやがる・・・「こういう書類を送ってください」という内容を依頼ツールに入力して、備考に「これこれという説明メモもつけてあげてください」と入れて送信したら、「メモはつけられないのでそちらから送ってください」とFAX送ってきやがった・・・。そんなFAX作成して送信している暇があったら付箋にメモ内容書いて同封しとけっつーの
 まー、そういうわけで私自身は問題なければ本人確認できなくても、結構アバウトに対応してるんだけどね・・・。今の時期だと契約者の配偶者から「保険料の控除証明書再発行してください」って電話が入るけど、カスタマーセンターだと本人以外からの電話っつーことで「契約者本人からおかけ直しください」って拒否のようだが、どーせ一度郵便で送ってるんだから、もう1回送るくらいしてやるよ・・・と送っちゃう。バレたらやばいんだけど、どうせカスタマーセンターみたいに電話の内容録音されてるわけじゃなし。問題が発生しそうな場合は別だけどね。入院給付金の請求書を送ってあって、まだ入院中のはずなのに、「受取人を変更したい」って家族から電話があったりした場合ね。おいおい、本人死にそうだから家族が勝手に自分を受取人にしようとしてるんじゃないだろうな?!とか。
 ただねー、この高齢化社会、本人がすっかりボケちゃって、家族が申し出ていろいろな手続きせざるを得ない場合はすでによくあることなのよ・・・。だから本人が自分で申し出られない事情を聞くくらいのことはしないといけないと思うのね。それをカスタマーセンターは事情も聞かず「本人から電話してこい」って言っちゃって、もめて相手を激怒させた挙句こっちで対応しろってまわしてくるんだからねえ・・・。私が電話して事情を聞いたら、十分本人抜きで対応できる内容だったことはいくらでもあるよ・・・(代理人立てさせるとか)。まあカスタマーセンターの人員はリーダー以外はほぼ全員派遣社員で、マニュアルにないことはやらない(判断権限がない)からなんだろうけど・・・。
 なんだか話がそれてしまったが、要するに「ボケは40代から始まっている・・・」ということですよ!あー、そのうち住所も言えなくなるんだろうな・・・。今のところ住所はいろいろな書類に書くので忘れたことはないけど、郵便番号がときどきヤバイ・・・。その点パソコンは前に入力したこと覚えていて、勝手に候補に上げてくれてありがたいよ。・・・ん?そういう楽をしているから忘れるのか!?電話番号も携帯に登録されてるから、友人の番号もすっかり覚えなくなったもんなーやっぱ便利さは人間の能力を衰えさせるのかもね・・・