フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

紅葉狩りに行ってきました

2007年11月25日 | お出かけ
 まるでどこかの土産物のようなタイトルだ・・・(「○○に行ってきました」ってヤツ)
 11月24日、私と橘は奈良県へ日帰りドライブに出かけた。メインの行き先は紅葉の名所談山神社。名目は紅葉狩りだが、動機はやや不純。
 大人になってから日本史に興味が出てきた私だが、思い出せば学生時代、日本史の試験は嫌いだったが(なにしろ全く年号が覚えられなかったのだ・・・)、授業自体は好きだった。中でも古墳時代から奈良・平安時代が好きだった。人間関係が複雑なところがイイのだ。異母兄妹はOKだけど同母はだめだとか、近親婚が多いところとか、萌える・・・(←あほだ)マンガでもその辺りの時代を題材にした長岡良子さんの作品が大好きで、特に藤原不比等(鎌足の息子)やその前後の時代を扱った一連の作品はとてもおもしろい。
 で、談山神社はその裏にある多武峰で中臣鎌足と中大兄皇子とが大化の改新の計画を話し合い、鎌足の墓所もあるという、私の歴史趣味と腐女子心をくすぐる場所である。(腐女子心が何の関係があるのかは後で)それでずっと行ってみたかったのだが、どうせ行くなら紅葉の季節にしよう、というのが今回の旅の動機だった。どこまでもオタク魂は健在である・・・。
 方向音痴の私と地図の苦手な橘が車で出かけると、順調に行けたためしがない。ナビも付けてないし持って行くのはマップル全国地図中部版。名阪自動車道の針ICを降りて榛原市に向かい、165号から370号に入ろうとして榛原駅前の住宅地に迷い込み、ぐるりと回ってなんかさっき通ったよこの交差点・・・と呟き、370号の分岐点で間違えてUターン、さらに166号に入りそこねてUターン。全くうちらって・・・
 談山神社へ行く前に天王山古墳へ寄り道。ここは自由に中に入れるというナイスな古墳だ。懐中電灯が必要だというので、前日に電池切れした懐中電灯の代わりにペンライトを持ってきたのだが、なめてました・・・。こんなもんじゃ全然見えない。石室の入口付近は外の光でなんとかなるが、奥の石棺がある場所は真っ暗で何も見えず、断念。(下の写真は石室入口と、内部入口付近。フラッシュで明るく見えますが、実際には奥は真っ暗で何も見えません)
 
 
                         
 でも田んぼの中にあって畦道をたどって行くのどかな、なかなかいい遺跡です。青大将まで出没するし(踏まなくてよかった・・・)。誰も来そうにないところがなおGOOD(笑)。今度は大型懐中電灯を持参してリベンジしたいもんです。
 さて、そんなマイナーなところへ行ったため、車のすれ違いも苦しい(ちゃんと舗装はされている)倉橋溜池沿いの道を通って、談山神社へ行く一本道へ合流。後から考えると、とっても渋滞していたその道を半分ショートカットして来れたわけで、ラッキー
 駐車場がいっぱいで、道路は談山神社に行きたい車が数珠繋ぎ。私たちも結局30分くらい待った(その間、某BLマンガのドラマCDを聴いて、Hシーンで悶絶していた)。
 拝殿には有名な「多武峰縁起」の絵巻物の複製が展示されている。教科書に載っていた、中大兄皇子が皇極天皇の前で蘇我入鹿の首を斬る場面があるものだ。それを眺める橘の後ろで、怪しく囁く声が・・・。「中臣鎌足は、中大兄皇子が蹴鞠の最中に飛ばしてしまった靴を拾って、ナンパしたんだよ・・・。「お嬢さん、ハンカチ落としましたよ」くらい古典的なナンパだね・・・」(そもそも飛鳥時代なんだから、古典的じゃなくて最新のナンパ術と言うべきかもしれん)この裏の多武峰は、2人が入鹿を殺す計画を話し合ったことから、「談い(かたらい)山」と呼ばれるようになったのだ。「2人で山で逢引きしてたんだよ・・・。愛を語らっていたんだね・・・」歴史趣味の腐女子の妄想は、藤原鎌足×中大兄皇子だ・・・。
 というわけで、2人が語らった(爆)場所も訪れつつ、日頃の運動不足を痛感し、息を切らして山を登ること約20分、鎌足墓所へ。「ミラージュツアー※以来だよ、こんな山登り・・・」ぼやく私たち。 ※コバルト文庫『炎の蜃気楼(ミラージュ)』に関連する場所を訪れる腐女子ツアーのこと。戦国時代の史跡がメインなので、城跡のある山登りが中心である・・・。
 腐女子心を満足させたあとは私の趣味で大神神社へ。桜井駅周辺で迷い、「交差点の名前を表示しろーっ」と叫びつつ、行き止まりに入り込んで泣く泣くバックで戻る(Uターンすらできん・・・)私。「な、なんとか見えてきた・・・」と家々の上に巨大な鳥居を見つけほっとする。
 ここはBLゲーム「星のまほろば」の舞台と推定されるところ。祭神は裏の三輪山そのもので、三輪山の神の化身は蛇なので、あちこちに卵や酒が供えてある。・・・こんな大量の卵、どーすんだろ・・・(大きなお世話である)。
 神社の前の酒屋で地酒を購入し、最後に長谷寺へ向かう。「こう行くと最短なんじゃない?」とまた裏道を行こうとし、「大型車通れませんって書いてあるよ・・・」「軽だから通れる!」お前ら、懲りるということを知らないのか・・・と自分で突っ込みつつ、しかし、合っていたらしく、ちゃんと目指す道に出て、無事に長谷寺に着いた。近所の人が副業でやっているらしい民間の駐車場に車を置き(500円也)、のこのこ歩いて向かう。土産物屋ではこれまでの葛やそうめんの切れ端や「ふ」に加えて、名物らしい草餅が実演販売されている。ちゃっかり試食。
 ここは純粋に(笑)紅葉狩り。うーむ、なかなかいい写真が撮れた。「あなたと奈良大和路※」の宣伝に使用してもらいたいくらいだ。 ※近鉄電車のキャンペーンのキャッチコピー
         
 参道のお店でにゅうめんと胡麻豆腐を食べて、帰宅の途へ。亀山から四日市まで渋滞で90分という表示が。うう、自然渋滞なら仕方ない・・・連休だもんなー。大阪方面が事故渋滞でえらいことになっていたのに比べればまだまし・・・と、気晴らしにまたBLドラマCDをかけて、恥ずかしいセリフに2人して突っ込みを入れるのであった。長谷寺を5時に出て、8時に名古屋着。まあ1時間程度の遅れで済んだかな?
 暖かくなったら次回、今度は古墳めぐりに行きたい私です。(懐中電灯持参で!)または20年ぶりに明日香村めぐりもいいかもしんない・・・。なお、長岡良子の作品についてはそのうち「萌え少女漫画」で触れるでしょう(笑)
    

萌え少女漫画回想録:第3回

2007年11月17日 | 行き当たりばったり的萌え少女漫画回想録

 今回はファンタジー、SF少女マンガの描き手としても、私が愛してやまない作家、今は亡き花郁悠紀子(かいゆきこ)さん。『雨柳堂シリーズ』の波津彬子さんは彼女の妹です。
 妖精や魔法が出てくるファンタジーの描き手では、めるへんめーかーや中山星香(『妖精国の騎士』の前まで・・・『ファンタムーシュ』とか『はい、どうぞ!』みたいなのが好きなんだ・・・)も好きですが、その中でBL要素のあるのは彼女だけ。
 1976年にデビューし、1980年にガンで亡くなったため活動期間は短く、コミックス10冊(1冊は波津さんのセレクトによる作品集なので、実質9冊)と作品数は少ないが、萌え作品は多い(笑)
 『秋の時うつり』は10年も離れて暮らしていた兄と弟の「危険的兄弟愛」(爆)と、弟と馬の異種族間禁断愛(爆・爆)の話。多分『遠野物語』のオシラサマの話が念頭にあったんじゃないかな。ま、この話では兄の弟への愛の強さに(きゃ☆)、馬は弟をあきらめるのですが。
 『幻の花恋』・・・これはですねー、一応オチは少年と少女の純愛話なのですが、裏にはBL話が隠されているのだ!
 戦後間もない時代が舞台。山村に引っ越した司は、そこで鬼姫と呼ばれている美しくりりしい(笑)少女すずかと、彼女にそっくりな双子の弟夜叉と出会う。彼らは父親がアメリカ人だったため、村人たちから孤立し、ふたりきりで身を寄せ合って生きていた。すずかと司は互いに惹かれあうが、すずかは結核に冒されていた。司と、ふたりの恋を認めない夜叉は諍いを起こし、はずみで司は夜叉を滝に突き落としてしまう。彼が死んでしまったと思い込んだ司は、その罪の意識ですずかに会えないままでいるうち、母の死により東京へ戻ることになってしまった。出発の前夜、すずかが司に会いにくる。「私はもう行かねばならぬ。(この言葉で、司はすずかが自分の死を覚悟していることを知る)けれどかならずおまえに会いにゆく」そうしてすずかは司に口づけをして去っていく。20年後、司は夜叉の消息と、あの時すずかは既に死んでいて、会いに来たのは実は夜叉だったと気づく。
 ・・・この世にお互いだけを頼りに生きていた姉弟だから、弟は死んでしまった姉の代わりに姉の想いを伝えてやろうとしたと一応解釈されますが、しかし、なんでキスする必要があったんだ?!しかも、司からしたならともかく、夜叉の方から!!もちろん彼は姉を愛していたので(この辺もけっこー危険的姉弟愛v)姉をとられそうになって司に突っかかったりしたが、偏見にとらわれず「鬼なら鬼でもいい。すずかが好きだ」と言う司に、彼もまた惹かれていたのでは?自分が姉だったなら、自分が司に愛されたのかもしれない、という思いもあったのではないか、というのが私の解釈です。
 次に具体的に何かあるわけではないが、全編耽美な雰囲気の漂う『カルキのくる日』。事の発端は、弟のダナエが父ラムファードに犯されたことを知った異母兄のジュノーが父を殺そうとし、銃の暴発で死んだことだった。彼の代わりに父と、そして自分を含めて父の血を引く者すべてを滅ぼすことを決意した、ダナエの復讐劇。
 その舞台であるラムファードの城へ、刑事のステファンが、ラムファードと結婚した直後に死んだ恋人ディアナの死の真相を求めてやって来て、それに巻き込まれる。ダナエがステファンに急速に惹かれた(勝手に決めつけてる・・・が、そうとしか思えん)理由は、きっと呪われた血と運命を受け継ぐ自分とは全く違う明るさ、健全さ、未来と同時に、無意識に彼が自分のやろうとしていることに気づいて、止めてくれることを願っていたからだろう。
 城の夜の中庭で、「この花(蓮)は朝にしか咲かない。ぼくには見られない」と言うダナエに、ステファンはなぜ、と問う。「蓮は聖なる花です。ぼくには見られない」と答え、ダナエは彼にすがりつく。(このすぐあとのコマが、離れて背を向けるダナエとそれを横目に見るステファンという構図なのだが、ほんとはステファンがどういう反応をしたのか、体を離すときのダナエの表情とかのコマがあったら良いのですが!この作品全体展開が早いし、コマもキツキツに詰め込んでいて、明らかにページ足りなくて省いているのが惜しい!!)
 口論して出ていけ、とダナエはステファンに怒鳴るが、去ろうとした彼にダナエは一転「行かないでください!」と叫ぶシーンとか。ダナエが父や姉妹を殺したことを知ったステファンに「あなたと一緒に、ここを出て行きたかった・・・」と告げ、城もろとも自殺するシーンとか!
 どろどろした設定、人間関係にも関わらず、西洋と東洋の融合したモチーフ使いと繊細で美しい絵とがあいまって、とても耽美でミステリアスな雰囲気の作品。
 『不死の花』・・・能のシテ方の家に生まれた主人公が、次に舞う作品「藤」の舞台を訪ねる旅で見た過去の物語。世阿弥に命を救われた申楽一座の侍童、藤若(世阿弥が自分の名を与えた)の、世阿弥への一途なプラトニックラブ(と書くと軽くなってしまうのですが!)がたまりません。ワタクシ、結構おっさん×美少年、好きです
 おっさん×美少年で思い出した。このカップリングの私にとっての最高傑作は、上杉可南子の『魚鱗』(多分・・・)という作品。後に彼女が描く鬼夜叉──言わずと知れた世阿弥──ではないかと思われる美童に惚れた初老の武士が、一夜だけでもと望むが、すでに身分高い方(やっぱ足利義満でしょう!)の寵愛を受ける身であるのに、お前のような者など相手にするわけがない、と少年の従者たちに嘲られる。それでも彼のあとを追い、山中の小屋で夜を明かしていた男のもとに、その童が現れる。少年は「私はお前が想っているその小姓ではない」と否定し、男と契りを交わす。翌朝出て行った童を見送り、男は「私のためを思って身を偽ってくださったが、私にはもう思い残すことはない」と自害する、という話。ひえーっ、胸きゅんですな!(初期の上杉さんは日本の古典文学とか能とかを題材にして、和テイストの美しい、実に雅で色っぽい雰囲気の作品を描かれる方で(世阿弥の少年時代の話『飛花落葉』では、魔性の美少年っぷりがしんぼうたまらん!)、大好きな作家さんだったのですが、途中からレディコミに移って作風が変わってしまったのが残念です・・・)世阿弥は義満の稚児だったという史実があるので、腐女子には格好の妄想材料。木原敏江の『夢幻花伝』にはしっかりHシーンもありますv・・・でも、ちゃんと少女マンガなので、世阿弥(藤若)は幼なじみの少女と最後まで相思相愛ですが。
 『平家物語』の『敦盛』も私のツボなおっさん×美少年話ですが、古典の教科書でこれを読んだときは、「教科書にこんなホモを載せていいのか?!」と思いました。もちろん直接的なBLシーンはないけど、男と男の恋とゆーか、おっさんの純愛だよねぇ?
 さらに古典といえば『源氏物語』。これも教科書で、確か須磨の話だったと思うけど、突然の雨に源氏が神に嵐を治めてくれるよう祈る場面で、源氏の手が白くて女のように美しい、と男たちが見蕩れるという描写があり(あれ?これ、私の頭の中の妄想?源氏の原本も翻訳本も持ってないので確認できません・・・)、「源氏の従者にはホモしかおらんのか・・・?それとも源氏が魔性の受けなのか?」と思ったっけ。日本の古典文学は楽しいな・・・。(←腐女子限定)
 話がすっかり横道に逸れてしまいましたが、花郁さんのここで取り上げなかった作品でも、性がなかったり(『フェネラ』)、女性が男装していたり(「男装は萌えねー」とか言っていた私でも、最後がどーしても男と男がフォーマル着てワルツ踊っているようにしか見えない『踊って死神さん』。ネタ明かしのドレス姿こそ、実は女装だったというオチはないのか・・・?)、みなどこかしら腐女子の感性を刺激します。特に彼女の描かれる東洋系美青年は絶品です本当に、もっとたくさん作品を読みたかった・・・。


作品データ(幸田所有本データ)
『魚鱗』 上杉可南子 1988年 小学館 プチフラワー4月号
(『うすげしょう』 1988年 初版 小学館 プチフラワーコミックス)
『飛花落葉』 上杉可南子 1988年 小学館 プチフラワー8月号
(『飛天の舞』 1990年 初版 小学館 プチフラワーコミックス)
『夢幻花伝』 木原敏江 1979年 白泉社 LaLa9・10月号
(『夢幻花伝』 1980年 初版 白泉社 花とゆめコミックス)
以下、すべて花郁悠紀子(秋田書店 プリンセスコミックス)
『秋の時うつり』 1976年 秋田書店 ビバ・プリンセス秋季号
(『四季つづり』 1979年 初版)  
『幻の花恋』 1977年 秋田書店 ビバ・プリンセス春季号
『不死の花』 1979年 秋田書店 プリンセス8月号
(『幻の花恋』 1981年 初版)
『フェネラ』 1977年 秋田書店 プリンセス7~9月号
(『フェネラ』 1977年 初版)
『カルキのくる日』 1978年 秋田書店 プリンセス11~12月号
(『カルキのくる日』 1981年 初版)
『踊って死神さん』 1979年 秋田書店 ボニータ秋季号
(『踊って死神さん』 1981年 初版)



予定狂った(涙)

2007年11月17日 | 極めて日常茶飯事

 今日は本当は紅葉狩りに行く予定だったのに、延期になってしまった・・・。というのも、本当は昨日の夜からうちに泊まって一緒に行くはずだった橘が、昨日の6時過ぎに電話してきて、お月様が来て体調悪いから行けない、と言うので、仕方なく来週に延ばしたからだ・・・。
 おーい、確か1ヵ月前に、連休だと高速道路も何もかも混むから、今週にしようって決めたんだよなー・・・?結局連休に行くのかよ・・・。いいけどさー、今日行く予定だから、わたしゃそれに合わせてMホームとの打ち合わせを今日じゃなくて明日にしたんだぜ?で、Mホームが日曜になったから、日曜がいいって言ったSリフォームとの相談日を来週にせざるを得なくなったんだぜ?最初から来週に行く予定なら、今日Mホーム、明日Sリフォーム、と詰められたのにさー、なんか釈然としないんだけど・・・(涙)
 それに、自分だけなら朝食はまだ残ってる古い食パンで済ますけど、彼女が来ると思ってデパ地下でおいしいパンを買ったり、おやつ用にミスドのドーナツ買って帰ったりしたのにさー、この2人分のドーナツどうすりゃいいの。もったいないから食べるけど、この量・・・うう、なんつー高カロリー
 お月様だから仕方ないと思おうとするんだけど、コミケやツアー旅行なら行くくせにさー・・・、てめー、何年女やってんだ?!そうそう毎月動けないくらいひどいなら、医者に行け!「恥ずかしいからいやだ」などと十代の小娘みたいなこと言ってんじゃねー!と叫びたくなる私だ・・・。
 というわけで、わかっちゃいるけどどうにも釈然とせず姉にグチったら、「あんた、前にも橘さんにドタキャンされて怒ってたよね・・・2回は聞いたよ」と言われてしまった。言われてみればそんな記憶も・・・。まあ長いつきあいだから、お互いに腹を立てることはあるさ。でもまあ、むかつくけどそれで友人やめようとは思わないのは、それはそれ、いいところもあるからさ。(どこが、と聞かれても思いつかないが(爆笑))私は結構根に持つタイプなので、何年経っても過去のことを思い出してまた怒るということがあるけど、橘に関してだけは忘れるし、思い出してもそれで腹が立つこともないので、どうしてなのか理由はよくわからないが、それが相性がいいってことなんだろう・・・。腐れ縁という名の絆(爆)で結ばれているのかもしれん・・・
 などとこーんなことを書けるのも、奴が絶対私のブログなんぞ読んでいないことを知っているからだ。おたく同士のくせにそれもすごい話だ(笑)。彼女がもしブログやってたら、私はチェックするけどね。しかし奴は徹底的にマイウェイの人で、他人に興味がない人だから、興味があること(好きなサークルやゲームのHPとか)以外は見ないのよ。(私もややその傾向があるけど、やっぱ知り合いの近況は知りたいと思うけどね。たとえ疎遠になっちゃった人でも、今はネットという知る方法があるしねー。)その代わり、興味があることへのこまめなチェックぶりはすごい。基本めんどくさがりな私は呆れ・・・いや、驚嘆するばかりだ(笑)彼女のような人を真のオタクと言うのだな・・・。(と言うといつも「君の方がオタクだよ!」と言い返される。その根拠は何・・・?)


胃、胃がいてぇ・・・

2007年11月11日 | 極めて日常茶飯事
 今日、庭の草むしりなどしていたら、のこのことスーツのおじさんが近づいてきて、(何だ、日曜だというのにセールスか?ご苦労さんなこった)と思ったら、「大○建託のものですが、今度ここにアパートを建てることになりまして・・・」ここ、というのはうちの西隣の、近所の会社の駐車場だ。「また建て始める前にご挨拶させていただきます」「あ、そーですか・・・」その間私は、柵にからまった蔓と格闘し続けていた・・・。
 ま、夏の西日が遮られて、暑さはもう少しましになるかもしれないが、アパートの窓の位置によってはこっちの窓は開けられなくなるなあ・・・。ううむ。

 夕方のニュースを見ていたら、某市役所の職員が中抜け(出退勤のときだけ来て、間は家でさぼっている)をしていて、それを周りは見て見ぬふりをしているという実態を取材していた。・・・私が担当する某市役所もいるよなー。7月に印洩れの申込書を職員に返したのだが、1名、何度催促文書を送っても、どうしても押して戻してこないヤツがいる。しょうがないので職場に電話したら、いつかけてもいない。「明日は出勤されますか?」「明日ですか?」ぼそぼそと背後で会話を交わす声。「明日は休みにはなっていません」「・・・?じゃ、明日電話します」翌日、こっちがかける前に、当の本人からかかってきた。ん?なんかバックからテレビの声。自宅?結局今日も休みなのか?休みの連絡を職場に入れたときに、私の話聞いたのかな・・・。まあいいや、とさんざん話をし(その間のムカツク会話ははぶく)、「紛失していらっしゃらないなら、同じ印を押して戻してくださいますか?」「印は職場にあるから・・・」「ですから、職場に出勤なさったら、すぐ押して封筒に入れていただければ5分もかかりませんから」「俺、あまり職場に行かないから・・・」「は?検針員でいらっしゃるのですか?」「そうじゃないけど・・・」
 ・・・わかったよ。職場の同僚の変な対応、出勤だと聞いたに自宅にいること、本人の洩らした言葉。こいつ・・・さぼり職員だ。中抜けどころかろくに出勤してないな?でもちゃんと給料は払われているわけね。奈良や大阪であんなに問題になったのに、某市役所はまだ放置かよ全く、お役所ってところはろくでもないところだ。さぼってるヤツも、それを見逃している同僚・上司も税金ドロボーだね!

 夕方くらいから、なぜか胃が痛くなってしまった。明日から会社だからか?(笑)なので、今日は「萌え少女マンガ」の更新はパス・・・。下書きはするけど、打つとき結構修正入れるから時間かかるので・・・。
 一応予告。次回は「花郁悠紀子」を取り上げます

オタク卒業は難しい・・・;

2007年11月10日 | オタクな日々

 今週は月マガ発売だったので「Capeta」を立ち読みし、ノブの「なんかあの二人似合ってるんだよな」(しっくりくるだったか、イイ感じだったかもしれん)のセリフに「こらー!ジジィ×カペタは許さん!・・・でもないけど・・・このおっさん(名前忘れた・・・)かっこいいよな・・・ゴニョゴニョ・・・じゃなくて、カペ×ノブ(逆も可)なんだから、ぼーっと見てんじゃない!」とコンビニで叫びそうになる私。いやいや、落ちつけ私!「これは、未来のチーム・カペタの一員になる人かも・・・?」カペタめ・・・。その才能と、走ることに貪欲な悪魔っぷりと、なのにおまぬけなかわいこちゃんっぷりで、こうして着々とチーム・カペタの人材を集めつつあるな?ニヤリ。
 カペタが孤立するのを見るのはつらいよ!と思った途端にこういう助っ人が現れて、ほんとにカペタは「人」に恵まれてる。ノブはもちろん、安達記者も、新河選手やFステの田中さんもだよね。それもみんなカペタ自身の魅力によるものだよねー!
 マガニャンの「ツバサ」はまだ「小狼」(原作にならって本体は「」付けにします)と星史郎さんがバトル中。私の「『小狼』は小狼の経験も自分のものにできるのかな?」という疑問に「小狼の技も使えるのか」と早速答えてくれてありがとう、星史郎さん・・・

 日に日に痴呆が進むこの頃・・・。「なんだか髪がきしむなあ。トリートメントしなきゃ・・・」と呟きつつボディシャンプーで洗髪し、朝食はいつもヨーグルトと牛乳なのだが、ヨーグルト用のガラスの鉢に牛乳を注ぎ、せっかく作った弁当は持っていくのを忘れるワタクシ。お迎えも近い・・・。(←この頃の口癖)
 脳細胞のみならず体にガタが来ているらしく、客宛ての連絡文書を書いていたら、突然右てのひらに痺れるような痛みが起こり、ボールペンを持っていられなくなった。け、腱鞘炎・・・?しかし、家でPCに触るのは週一に減らしたから、前よりずっと負担減っているはずだぞ?もしかしたら、10年以上ある手首の良性腫瘍が神経に触ったのか?(整形外科には「日常生活に支障がなければ放っておけばいい」と言われて放ってある。確かに日常には困らないが、これのせいで腕立て伏せや、手をついて立ち上がることは痛くてできない)いい加減手術した方がいいのだろうか・・・。しかし手術すると2、3日は風呂や洗面が難しくなると思うと、二の足を踏んでしまう。第一、半休取って病院へ行くのがめんどくさい・・・。
 と、うだうだしていたら、そのあとはそんなことも起こらなかったので、行くのをやめた。だいたい、病院行くとこの頃は初診だと3、4千円かかるし、行ったあげく「たいしたことありません」だの「それでどうしたいんですか?」などと言われるのもムカツクしな!(病院でそういう経験ばっかしてきたので、疑心暗鬼になっている・・・)

 そうそう、冬コミに申し込んでいた橘から、「受かったよ。原稿書いて」というメールが来た。「まじっすか・・・。骸×ヒバリじゃだめ?」と返したら「69×18はコピー本にして、59×27を書いて」と来た。私ゃ何の暗号だと思ったね。しばらく考えて「あ、ム(6)ク(9)ロとヒ(1)バ(8)リ、ゴ(5)ク(9)デラとツ(2)ナ(7)か」とわかった。すっかり同人から遠ざかっている私に対し、橘はすっかり骨の髄までリボーンにはまっているようだ。・・・それより、この文面だと、まさか・・・。「コピー本でいいんだよね?」「ううん、せっかくスペース取れたんだから、オフにしようと思って」・・・ちょっと待て!コピーだと思ってたから、短いのをクリスマスまでに書けばいいかとのんびりしていたのに、とんでもねぇ!印刷会社の〆切いつだよ?!
 というわけで、足抜けしたはずなのに、巻き込まれるはめになって茫然とする私です・・・


こたつは人を堕落させる・・・

2007年11月05日 | 極めて日常茶飯事
 土曜にMホームがやってきて、見積書を提示された。Mホームとの打ち合わせはこれで3度目だが・・・おい、初回はいつだった?梅雨時じゃなかったか・・・?催促しない私も悪いけど、やる気あんのか?と試す意味もあった。はいはい、どーせたいした金額でもない(私にしてみりゃ新車買うより高いぞ?)客なんか、後回しなんだろー・・・と思いつつ、「別に急ぎませんからいいですよ」なーんて言っておく。性格悪いねー
 うーん、なんか私の言ったとーりに設計してきて、いや、基本はそうなんだろうけど、何も工夫ないね・・・。私が「ほう!そういうのもいいね」と思うようなアイデアを出してみてもいいんじゃないの・・・。しかも、ここはこれじゃ邪魔だとか、住む人のこと考えれば、もっと違うプランや工夫を提示できるんじゃないの、ここまで時間かけたならさー(多分放っておいただけなんだろうけど!)とがっかりしつつ。
 とりあえず材料のグレード落としたり、修正後の再見積もりを依頼して帰ってもらったけど、わたしゃその間に他の建築業者にも相談するつもりだ。Mホームとはさくっと契約してやらねーぞ。
 などと土曜が潰れ、日曜、またも庭いじりをして、伸び放題のローズマリーの仲間の低木(私が容赦なく切っているので低いままな気もするが)を、結局これも抜いてしまった。さすがに木だけあって根を掘り出すのが大変だった。おかげで腰が痛くて、どーにもならん。空いた空間に1年草の花でも植えようかと思い、ビオラかジュリアンがいいかなーとホームセンターへ行ってさんざん悩んだものの、その横に植わっている葉物が和風(なぜ・・・?)なので「どーも合わん・・・」と買わずに帰ってきてしまった。葉物も植え替えた方がいいだろうか・・・。
 その後、時にはダイニングテーブル、ときには書斎机の万年こたつに、こたつ布団をかけた。まだ出さなくてもよかったかもしれないが、なんだかこの先土日が慌しくなりそうなので、今のうち、と今年買った掛け布団カバーをつけて、下にも布団を敷いて設置。猫たちは大喜びだ。さっそく寒くもないのに中に潜り込んで出てこない。私もやれやれ、一息つこうと座椅子に座って本を読んでいたら、猫2匹が膝の上に乗ってきて眠ってしまった。お、重い・・・。2匹あわせて10キロ超えるっつーの!しかし、これがあったかいんですなーっ。眠気に耐え切れず眠ってしまい、目が覚めたら真っ暗。ああ、週末が終わってしまった・・・しかし夜も猫たちとこたつでぐーたらとテレビを見つつお茶を飲んで過ごす。(フィギュアスケート、中野友加里さんが素晴らしいフリーで巻き返して2位で嬉しー!私は彼女の大ファンだ)何もする気がしない。・・・こたつは人を堕落させる・・・(猫は最初からだらけきっているから今更だ)。猫たちは「こたつねこ」となり、私はこたつから生えている「こたつきのこ」と成り下がっている・・・。
 というわけで、週末に更新するつもりだった「萌え少女漫画」はお休みしてしまった。それにつられてツバサ感想もお休み。(ま、たいした進展はない。あ、でも、セレスから日本国へ移動したとき、黒様のけがに取り乱してファイが泣いていたことがわかって胸キュンですよ!泣いてるファイ、かーわいー)今日は月マガ発売だったが、雨が降ってきたのに傘がなかった私はコンビニに寄らず、一目散に自転車こいで帰宅してしまった。明日立ち読みに行こう・・・。