フルール・ダンテルディ

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コータ闘病日記2022.6.6~抗がん剤治療3クール目

2023年02月10日 | 猫ばか日記
 今回からやっっっと3クール目に突入。抗がん剤投与が2週間おきになったので、私もコータも少し負担が減って体もお財布も楽になるだろう・・・多分
 6月6日、血液検査の結果は相変わらず貧血と、腎不全の兆候あり。抗がん剤の影響かもしれないが、今後も数値が良くならなければ、腎不全の治療を開始しなければならないだろうと言われた。「もう年齢が年齢ですし、腎臓が悪くなってもおかしくはないですね」
 もともと、若いころに尿管結石を患って以来ずっと療法食を食べさせていたが、抗がん剤の治療が始まってからは食欲優先で、療法食はSTOPしていたからなあ・・・。ガックリ_| ̄|○
 ビンクリスチン、制吐剤、点滴で33,000円。体重は3.3キロ。なかなか増えないなあ。
 6月8日、副作用か、朝胃液を吐く。ご飯もおやつも食べなかったが、しばらくしたらチュールを食べた。夕方にも胃液を吐いたが、ウェットフードは食べる。次の通院までの2週間の間、朝や日中、胃液を吐くことが多かった。食欲はそれほど落ちていなかったので、リンパ腫や抗がん剤が原因というより、腎不全の症状かもしれない。空腹になると吐くという症状は、腎不全で亡くなった猫もそうだったからだ。
 6月20日、血液検査、シクロフォスファミド投与、点滴と利尿剤で29,700円。血液検査で腎臓の数値が悪化しており、治療は早めに始めたほうがいい、と勧められる。AICは高度医療専門なので、通常治療はH病院へ行かなくてはならない。というわけで、帰りに血液検査の結果を持ってH病院へ寄った。クレアチニン、リン、尿素窒素が正常値オーバーだったため、やはり腎臓病治療をしたほうがいい、と言われた。抗がん剤を打ったばかりのため、翌週から飲み薬の投与を始めることになった。
 コータはまあまあ調子は良さそうだったが、毎日1回は吐くようになった。27日、H病院で尿検査。尿蛋白は陰性なので、高血圧の治療は不要だろうと、ラプロスという腎臓の薬と、タガメットという吐き気止めを処方された。腎臓病は治癒はしない。進行を遅らせるだけなので、1日2回、一生飲み続けることになる。薬嫌いのコータに飲ませるのは可哀そうだけれど、仕方がないこの日の支払いは診察、検査、薬1週間分で5,280円。
 それにしても、猫の腎不全の薬がいつの間にかできていたことにはびっくりだ。平成27年に愛猫を腎不全で亡くした時は、薬はないから食餌療法と、点滴でとにかく尿と一緒に毒素を出させるしかないと言われたのだが・・・。調べたらラプロスは2017年に認可されたらしい。しかし、それ以前から猫の腎不全で蛋白尿や高血圧に対応する薬はあったみたいだぞ?前の時(当時は名古屋に住んでいて、一番近い動物病院に通っていた)は何で処方されなかった?たんぱく尿出てたぞ。その前からどーもこいつヤブだヤブだと思っていたが、やっぱりヤブ医者だったか!